いっちばん
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いっちばんの感想・レビュー(1107)
鳴家のかわいさにきゅいきゅいしてしまう。袖にもぐりこんだり、膝にのぼったりするのはもちろん、若旦那の具合が悪いのかと羊羹をあげようとしたり、薬にいろんなものをいれたり。結果はアレだったけど(笑)若旦那は鳴家はもちろん、他の妖たちにも愛されてるなぁ。優しい一太郎さんだからかな。
5つのお話しからなる「いっちばん」
ひなのちよがみが一番好きかな。これは「おまけのこ」を読んでから読むのがいいかと。んー、面白かった。
若旦那も少しずつ大人になっているけれど、周りの友人のほうがそのスピードは速くて、少しあせりモード。 でも悠久の時を生きる若旦那の回りの妖たちにはその気持ちがわからない。このずれが今後大きくなっていかなきゃいいんだけど。 まあ、実は懐が深い若旦那だから何とかうまくやっていくかな。
若旦那が鳴家を着物の袖にいれどこにでも一緒にいるさまは妖しを愛おしく思っているのだろうね。病弱で過保護に兄やたちに甘やかされる若旦那だけど段々と成長してるな。
和菓子屋へ修行に出た栄吉のエピソード『餡は甘いか』が良かった。後からはじめた人に追い抜かれてしまう無力感、よくわかる。挫折しそうになったけれど、やっぱり好きだからやり続けたい、栄吉のその気持ちがうれしかった。「やり続けることも才のひとつ」という主の言葉がいいですね。懐かしいあの人と再会できた『いっぷく』、鳴家たちが若だんなを喜ばそうと贈り物を考える『いっちばん』もおもしろかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/21
馴染みの妖たちが魅力的。若だんなを思う気持ちが、どこかずれて発揮されてしまうのには、くすりとさせられる。中でも兄やたちの過保護っぷりは健在。幼なじみの栄吉がメインの【餡子は甘いか】が他の作品と少し違い、ほろりとさせられ一番おもしろかった。一度は菓子作りを辞める決意をし涙する栄吉。それを黙って見守る若だんな。二人の関係を表す場面であり、印象的だった。やり続ける事が出来る才を持っている栄吉がんばれ!
相も変わらず病弱な若だんなと、相も変わらず過保護な兄や達、さらに相も変わらずズレてる妖達に癒されました♪
今回は【餡子は甘いか】の栄吉の話が一番好きです。頑張りつづける才能って、何かを成し遂げる上で一番大事かも。要領悪くても出来が悪くても、栄吉みたいな職人が作る菓子が食べたいな〜(^^)がんばれ、栄吉!
既読。『いっちばん』での妖たちの相変わらず微妙に全力でずれてくところが微笑ましい。『いっぷく』では冬吉との再開がうれしいねぇ。七之助こんにゃろうと思うと鳴家がかわりに攻撃してくれるからまぁヨシ。『天狗の使い魔』悪い奴じゃないけど天狗さん。若旦那を巻き込むなよぅ。『餡子は甘いか』と『ひなのちよがみ』はじんわりきた。兄やたちはたまに響くことを言う。
今回はお馴染みの妖がオールキャストというだけあり、微笑ましく読めた。[餡子は甘いか]での、『諦めたらその時、おしまいになる。己を疑うな。大丈夫だ』 [ひなのちよがみ]での、『しくじりは何回してもいいんです。次に繋げて行けばいい。大丈夫ですよ』 二つの言葉が胸に響いた。
表題の「いっちばん」の、すりのからくりがイマイチよく分からなかったのが、もやもや。登場妖し(人物?)も多くて、春画のカップルが絡む必要性を感じなかったり…。ちょっとだけ、ストーリーのほころびを感じてしまいました。全5作の中で、今の気持ちに一番響いたのは、三春屋の栄吉の物語。自分よりも秀でた人がいれば胸が騒ぐし比較して落ち込んだりもする、そういう苦しさがジンジン伝わってきました。それでも自分の道を見据えて一歩を踏み出せてよかった。がんばれと思います。
若旦那はいいな~。皆(妖含め)が若旦那一番に考える。人とは考え方がちょっとずれているけど気持ちは一緒。「いっぷく」は冬吉が一太郎にあったとたん泣き出した理由を思うと切ない。七之助が良い兄ということが分かったので、若旦那への無礼な態度を許してやろう・・・と思う私も立派に若旦那一番と思っている一人だな。「餡子は甘いか」では栄吉の男気が書かれていて「ひなのちよがみ」ではお雛さんの女っぷりがあがった。そして私はこのしゃばけシリーズに出て来る人たち(妖含む)を愛おしく思うのだ。
若だんなのシリーズで5話の短編集でした。いっちばんは妖達が若だんなに贈り物をしようとする話で、スリの犯人探しの話とも絡まって少ないページでも上手く纏まっていました。いっぷくは賽の河原で一緒だった冬吉が再登場。品比べも名より実を取った結末にニヤリとさせられました。天狗の使い魔は天狗に狐や管狐、狛犬と妖が入り乱れての戦いにワクワクしました。天狗達には酒樽を抱えて再登場して欲しいです。餡子は甘いかは修行に行った栄吉の話。栄吉がんばれ!ひなのちよがみは久しぶりにお雛が登場。今回も面白くて大満足の内容でした。
キャラが増え、それらにまつわるエピソードも増える。立場はそれほど変わらないので、まあ安心して読めるっていえばそんな感じかな。最初は話の進まないのにちょっとイラッと来たが、すっかり馴染みました。この本の短編の中では、冒頭の「いっちばん」がどたばた軽妙!?で楽しかったよ。
蒲団探偵の若だんなが大活躍のほのぼのミステリー
鳴家を一匹、自分のポケットにもいれておきたい。「しくじりは何度しても、次につなげていけばいい」も心の底にしまっておきたい。妖怪ファンタジーなのだが、人情の機微がよく描かれていると思う。これまでのシリーズの中では、もっともすてきなお話揃いだった。
しゃばけシリーズ第7弾。表題作「いっちばん」は長崎屋の妖達が活躍します。妖退治で有名な僧寛朝様もすっかりレギュラーに♪ (★★★★☆:繰り返し読みたい本)
★4 「いっぷく」黄泉の国から一緒に生還した冬吉と再会が懐かしく嬉しい。「餡子は甘いか」幼なじみ栄吉の頑張りはいつもスゴいと思う。「やり続ける事も才のひとつ」って言って貰えた時は私も一緒に嬉しくなれた。「ひなのちよがみ」では兄やが「しくじりは何回してもいい。次に繋げていけばいい」って声を掛ける所が一番心に残る。私も頑張らなきゃなぁ。
「天狗の使い魔」を読みつつ、八百万の神とはいっても一緒くたは良くないですね。神様も迷子になるらしいですよ。。今回一番好きなのは「いっぷく」。名を捨て実を取る商人らしさがきれいに決まってました。確かにお高い逸品を見て回ると、普段使いの物が買いやすく見えて財布の紐がゆるみがちだ~。
再読。「いっちばん」若だんなに喜んでもらう為に妖達は品物を探し、若だんなは通町のスリを捕まえようと親分と町に出る。「いっぷく」唐物屋小乃屋と西岡屋と品比べをすることになる。一方で鳴家を探している者がいるという噂も聞こえてくる。「天狗の使い魔」昔の友であった黄唐に会う為天狗は若だんなを誘拐する。なんとか自力で帰ろうとするが。。「餡子は甘いか」一向に菓子作りが上達しない栄吉。後から来た八助にも追い越されて行く気がして。。「ひなのちよがみ」厚化粧をとったお雛は大層可愛らしく取引先の秀二郎が縁談を持ちかけてくる。
寝込んだりさらわれたり相変わらず忙しい若だんな。そして益々妖達に愛されて和むなあ。栄吉が不器用だけど一生懸命頑張ってる姿に心があったかくなる。
若旦那はホントに妖達に好かれてますね。愛が重くって笑わせてくれます。「いっぷく」懐かしい人との出会い。冬吉が若旦那に会えて本当に良かった。あと、「天狗の使い魔」が楽しくって大好き。そして栄吉には、心からエールを送りたいと思います。
いっちばんにならなくても失敗してもいいから、そこから次につなげていくこと、一寸ずつでも前に進んでいくことが大切。栄吉の努力には頭があがりません。私もがんばらなきゃっ!「天狗の使い魔」が特に好きでした。天狗と黄唐が再びお酒を酌み交わせる日がはやく訪れますように。
栄吉、がんばってるなぁ。挫折もあるし、涙も出るけど、それでも菓子作りが好き。ここまで好きと思えることに出会えた栄吉がうらやましい。お雛ちゃんその後、も良かったです。この巻はどのお話もなんかすき。
「しくじりは、何回してもいいんです。次に繋げていけばいい。大丈夫ですよ」という、兄や達の言葉。「一寸ずつ前へ進めばいい」という若だんなの気持ちに自分が重なって、優しく背中を押されたような気分になった。ほっこりと、温かい。
その時、狛犬が目を覚ました。若だんなと鳴家を見て、事が不首尾に終わったことを悟ったのだろう地に這ったまま両の前足で器用に目を押さえ、ぼろぼろと涙を流し始める。(萌え)
いっちばんの
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