穂足(ほたる)のチカラ
穂足のチカラを追加
穂足のチカラの感想・レビュー(112)
【リストラ寸前の父、パチンコ依存症の母、引きこもりの高校生の長男、未婚の母の長女、認知症の祖父。冴えない海野一家だが、唯一の救いは、愛らしい三歳児・穂足の存在だった。穂足が大怪我で入院した時から奇蹟としか思えない出来事が起こり出す】 ちょいとご都合主義的ではあるが、家族全員が各自それぞれの特殊能力に頼りきりにならないで、そんなことより穂足の方が大切だと思って動くところは良かった。穂足のまさかの出生の秘密・・・長女が一番辛い事が多いなぁ。身篭った時の周囲からの視線も、特殊能力も気持ち悪い思いばかりしたし。
前半の生々しい現実から、不思議な力で家族全員が良い方向に行き始めたのは良かった!だけど、このあとどうするの??と本当に心配。黒いネバネバと戦い続けるのだったら本当のハッピーエンドではないような。何かを成し遂げるには犠牲が必要なのかな。
想像してたのとは違う展開になっていって、少々ついていけなかった…。力が伝わらなくても握手は心地良いものだよね。人類みな善人という世界、一体どんなものだろう…?
握手によって世界平和を導くという夢のような話。海野家が中心となって幸せを広めていくのだが、途中まではとても面白く読めた。が、後半位からすごい展開になってきて ついていけなくなった部分あり。でも、やはり面白いストーリーで一気読み。
前半のいやな気分が嘘のように吹き飛ぶ爽やかさ。それでいてチカラに溺れることもないように主人公たちがちゃんと自覚するところがいい。やっぱり物語はこのくらい変化があっていいな。
おもしろかった! ペイフォワードという映画を思い出して、結末を心配したけれど、ハッピーエンドで安心しました。 互いを思いやり、感謝して生きていく幸せの世界。 SFでありながら現実的なお話でした。 かわいいほたるちゃん 忘れがたい主人公です。
家長でありながら、家族に顧みられないさえない営業マンの父親、認知症状のあるその父、母親はパチンコ依存症でサラ金に付きまとわれ、長女は未婚の母、長男引きこもり高校生。ただ一人、皆から愛されている穂足(ホタル)。ホタルが事故にあったことをきっかけに、まず父親が、そして、家族の皆が変わっていく。握手で悪意を消しさり、コンプレックスが解消されるなら、握手してもらいたい。結構いろいろな作品にフーテンさんがでてくるんですね。
途中でネタは割れるけど、そこはカジシン、見事な仕上げになっている。あらすじは単純、その中の物語というか想いを読み解いていくところにおもしろさがあるし、満足感がえられる。
結構な厚さで、読むのに意外と時間がかかってしまった・・・。バラバラだった家族が、三歳の男の子穂足の不思議な力を世界に広めるため、そして穂足自身を世間から守るために一つになるという物語です。穂足君は、神なる存在による「人類皆善人化計画」を実行するために、熊本県のとある女子高生のおなかに宿された存在ですが、その力がある日の交通事故をきっかけに家族の知るところとなります。個人的には、人類が全員善人になるのは、いかがなものかと思います。いろんな人がいてこその、この世界だと思いました。
四世帯同居ながら家庭崩壊まであと一歩という海野家が、とある事故をきっかけに再生の道を歩み出す――ってのが話の本筋で、当然そこでカジシン的SF不思議話が展開する。「家族の絆小説」と読むか「超能力SF話」と読むか、或いは「愛は地球を救う的啓蒙譚」と読むか、人によって様々な受け取り方がありそうです。私にとっては「コンプレックス克服小説」といった側面が、一番面白かったし共感出来た。キャラ立ちも良いんで、これまた読む人によって贔屓の人物は分かれそう。因みに私は十三郎ジイちゃんが一番好きです。
梶尾さんが好きで手に取った本なのだが、途中のみんながいい人になっていく過程に間延びを感じ、この辺をすっきりさせればもっと普通の厚さの本になったんじゃないかと思った。それと同時にみんながいい人化していく内容にちょっと違和感を感じたのだが、最後にこれが新聞に掲載された話をまとめたものだと知り、、、なら納得かな。
穂足の不運な事故をきっかけに、それぞれ不思議な力を得た海野一家の面々。それはこれから始まるできごとのほんの始まりに過ぎなかった・・・。とてつもなく壮大な背景ですね。途方もない話でびっくりしました。結果として家族が団結できたのは良しとして、穂足が救世主というオチだったとは・・・。ユートピアなのかもしれませんが、全人類に悪意がなくなった世界というのもすごいものがありそうな・・・。エンタメとしてはおもしろかったです。
★4 海野家に生まれたほたる。実はただの幼稚園児ではなかった。ほたるの不思議な力が海野家を変え、熊本中心の奇跡の渦を巻き起こすハートフルファンタジー。
現実に穂足がいたら、すばらしい世界になるでしょう。でも、サビ抜きのおすしのようで、それって本当に幸せなんだろうか?などと考えてしまいました。
★★☆梶尾さんが好きなので読んでみた。リストラ寸前親父、パチ依存症母、高校生で子供を生んだ娘、ひきこもりの息子、そして痴呆になりかけの祖父。そんな空中分解寸前の家族を、「救世主」穂足が救う話。「救世主」は世界さえも救う。のか。イマイチだった。超斜め読みしてしまった。穂足はかわいいけど、話に没頭しづらい。早く終わらないかなぁ、と思って読んでしまった。ご都合主義というか。「救世主」っていうのもなんだか。
弱気な父で仕事で失敗ばかり、パチンコ依存症の母、不登校の長男、痴呆症の祖父、妊娠して高校を中退した長女と最悪な一家に、処女懐治で穂足を産んでから、この一家を中心に世界が変わっていくストーリー。穂足が事故にあい意識を失っている間に穂足に触れた一家が各々に宿した不思議な力で、人のよこしまな心がすべて外に追いやられ、世界が思いやりのこころにあふれたすばらしい世界へと変わっていく。暗示でこれと同じことができるのか興味が沸いた。たしかにこの作品のようになれば世界はマシになるかもしれないが、みんなが同じ気持ちをもつと
「穂足のチカラ」は良いところもたくさんあるけど、世界中みんなが同じようにチカラを得たらどうなるのか...想像すると怖いです。このチカラを素晴らしいと思うか否かで、読後感は人によってかなり違うと思います。実際この後どうなるのか、続編があるのでしたらぜひ読みたいです。
海野家の幼児・ホタルに宿るフシギな力が家族の心を変え、やがて周りへと伝播して行く。 おだやかな心が伝わって、犯罪が無くなって行くなんて、本当にあればいいよね〜。 でも、画一化された人間ばかりになるようで、ちょっと怖いような気も……。読み方を変えるとホラーっぽい展開だし。 オチはやや唐突過ぎてもの足らない部分もあるけど、全体としては面白かった。
穂足の不思議な力で、家族それぞれが窮地を脱したばかりが事態が好転し、結果、バラバラだった家族が一つにまとまる奇跡の物語…なところまではすごく面白いと思ったけど、後半の展開にちょっと引っかかってしまった。こんな世界が実現したらいいですね♪
はじめはそれぞれに問題を持ち、寒々とした家族でしたが、ある事がきっかけとなり、とても温かい家族に変身していく。それだけではなく、全世界にその波が広がっていく。わたしもシェイク作戦に加わってみたいなと思いました。
穂足の不思議なチカラによって変わっていく海野家とそれを取り巻く人々。SFとしては少しインパクトが足りないが、カジシンさんらしい心暖まる幸せなドラマ。
穂足のチカラの
%
感想・レビュー:40件















ナイス!
































