逍遥の季節
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逍遥の季節の感想・レビュー(22)
06/12:ばばんちょ
05/26:hattuann
03/28:tamegorou
芸に生きる女たちが普通の幸せとの狭間で揺れる様、それでも芸の道が己を支えて生きているという矜持を、たくましく潔く描いていて好感が持てる。この時代に生きた、ある種の女性のアイデンティティ小説。美しい作品だが、主人公たちの境遇が似ているため、読み終わってみるとそれぞれの主人公の個性が残らない。個の悩みを持ち精一杯生きる女たちでも、結局強烈な顔はないということなのかもしれないし、それは時代のせいでもないのかもしれないが、全体としてどうもぼんやりした印象になってしまうのは残念だった。
主人公はみな女性。そして仕事を持っている。江戸では特殊なほうに入るであろう女性たちのさまざまな姿をえがいた作品集。どこか硬めな文体が乙川作品らしいです。
芸事に生きる人たちを通して、「生き方」を描いた作品。これしかないと、これで生きていくとストイックな半面、奔放な精神を持った芸に生きる人たちの芯の強さと危うさを感じました。
03/04:海 都
01/31:imaco
01/09:ひろみ
11/14:三十郎椿
11/07:sarnin512
11/03:nabe
11/02:iwiw
短編集のもう1つのテーマは芸ではないでしょうか。 三味線・染色・茶の湯・活け花・踊り・髪結などを通して女性の生き方が描かれています。 男の庇護を受けざるを得ない生活ですがる芸もあれば、自立するために磨く芸もあるでしょう。その中で恋もあれば、男女を超えた関係もある…。 静かに端正に描かれた物語であるけれど、確かな力強さと切実な思いを感じる作品でありました。 やはり乙川さんの作品は好きだわ~。
10/29:トラキチ
10/27:ユウコ
横着者の無芸大食を反省する訳ではないが、芸道小説が好きだ。「かたが無いのはかたなし、かたを究めそこから新たな発見をするのが型破り」と団十郎は言ったとか。ひとつ事に打ち込む人の肝のすわり方に憧れる。
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