春になったら莓を摘みに
春になったら莓を摘みにを追加
春になったら莓を摘みにの感想・レビュー(147)
ウエスト夫人やその下宿人たち、そして旅先で出会う人々をみつめる梨木さんの眼差しがとてもあたたかく、繊細でした。出会ったひとりひとりの人生の喜び、悲しみ、重みが伝わってくるようでした。「共感してもらいたい/つながっていたい/分かり合いたい/うちとけたい/納得したい/私たちは/本当は/みな(P.129)」本当に、そうだと思う。
01/07:みづき
友人関係がよくわからなかったし、風景描写が少なくてイメージし辛かった。個人的には読みにくかったエッセイ。ただ、読後に海外の生活とはどういうものだろうという興味をそそられた内容だった。
12/12:AsK
本当は著者の別のエッセイ『水辺にて』の方を読もうと思っていたのだけれど、隣にあった本書と読みくらべたら、こちらの方が取っつきやすそうだった。日本を出たら外人としてその国に身を置くことになるのは当たり前なんだけれど、解放されたり窮屈に感じたりいろいろの思いが真に迫って読み応えがあった。出会った人、光景、歩いた自然、動物。図らずも知ってしまった(聞かされた)友人の過去。梨木さんは歩きながらもいろんな事に思いを馳せている。それに比べ、私は何にも考えていないなあと。
10/16:高階
09/23:Tim
09/13:きさらぎ
09/13:の く
08/31:aki
08/30:いお
08/14:mi-co
村田エフェンディを読んだ後で読むと、梨木さんが村田だったのだと思います。色んな人と関われて受け入れられるウェスト夫人に憧れる。梨木さんが清々しく羨ましい。幾何学的な『綺麗』より人の字が入った『美しい』という言葉が何より似合うエッセイでした。
07/22:ほこり
07/17:_
07/12:奈多
07/01:ユウ
06/30:水波流
05/22:sumire
05/19:soramimi
04/30:むらさき
04/29:olivepreppie
04/16:gaganbo
03/27:ハルナ
03/19:maeka
03/05:風子
03/05:ようこ
03/05:ようこ
02/24:(・・|
エッセイって敬遠してたんだけど、こんなに素晴らしいんだ。ある意味小説より深く、考えさせられた。そしてとても面白かったし、ときにじんわりと涙が出た。梨木さんてこんな人だったんだ。だからああいう作品が生まれたんだなぁって素直に思えた。梨木さんはもちろんウェスト夫人にその家族、その他たくさんの魅力的な人物が出てきて楽しかった。世界にはいろんな人たちがいるんだ。
著者がイギリス留学していたころ(?)のエッセイ。いろんな考えの人たちが出てくる。海外に行きたくなる。すっきりとしていて読みやすいけれど、難しい言葉づかいのところもあった。返却期限が気になりじっくりと読むことができなかった。
01/23:さおり
12/24:はと
12/23:waterfall
どうしてだろう。なんだ無性に泣きたくなった。ひとつひとつの文章に胸が高まって、ページをめくるのがうれしくて仕方がないような、そんな作家がいるということは幸せなことだと思う。異なる文化や異なるバックグラウンド、異なる宗教、異なる倫理を持つ人々と理解し合うこと、他者を受け入れるということ。けして切り捨てようとはしない梨木さんの態度に、自分の姿勢を考えさせられた。気に入った言葉をここに記したい。でもたくさんありすぎて、選びきれない。
日々をただ地道に生きていく事の大切さ。互いに完全に理解しあうことなど、不可能だ。必要なことは、受け容れ認めること。それに尽きる。
個人主義と言われる欧米人(下宿のウェスト夫人は、在英アメリカ人とまさに欧米人だ)が、家族の絆や近所のコミュニティーを大事にしている様子が、梨木香歩の筆で活き活きと描かれている。この本を読むと、自分の意見を主張せず、人との繋がりを持ちたがらず生きてきた私たちって、なんだろう?と考えてしまう。分からない、好きではない存在も、そこにあることは、受け入れる生き方は、潔い。
08/09:とまと
淡々とした、けれど鮮やかな、物語のような日々の語りは時おり内側へ滑り込み、一見するとかわいらしいだけのようにも見えるタイトルに収斂する。これは、平和への切実な祈りの言葉なのだった。春になったら、苺を摘みに。
春になったら莓を摘みにの
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感想・レビュー:23件














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