晴子情歌 上

晴子情歌 上
376ページ
188登録
amazon.co.jp で晴子情歌 上の詳細を見る
読書メーターにつぶやく
share

晴子情歌 上はどんな本ですか?

小説
高村薫

晴子情歌 上を追加

読んだ本に追加
読んでる本に追加
積読本に追加
読みたい本に追加

晴子情歌 上の感想・レビュー(106)

★★★★☆ 刑事もの以外の高村薫は初めて。でもやっぱり濃密で重厚な描写は変わらず。なぜ母親が実の息子に、自分の半生を何通にも分けて手紙を書かなくてはならないのだろうか。死ぬ前に、というわけでもなさそう(晴子が55才だったという場面もある。)だし、初潮や父親以外の男性との恋愛について男の息子に語るだろうか。下巻で分かるのだろうか。というか、この物語はどこへいくのか。とにかく家系図を作成しながらでなくては読み進められない。(図)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

01/29:keitaro0801
01/21:ばむろく
11/20:R.T
相変わらず緻密に積み上げられていく文章と、その向こうに見えてくる晴子の、そして彰之の人生(高村さん、彰の字お好きなのね)。初めこそ旧字体などに少々戸惑うけれど、ある時代と地域だけが持つ濃密な空気に、いつのまにかのめり込んでいる。それにしても晴子、いくら30代だとはいえ、息子に送る手紙の内容としてはこれ、生々しすぎるんじゃないの・・・?
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/06

11/06:ゆりま
11/02:kano
10/28:kiyojy
抽象画のような風景の描写と、非凡なようで平凡なような生活と、晴子のなんともかわいらしい少女らしい手紙と、寒く厳しい北の海。淡々と、ずっしりと物語はゆっくり進んで、わたしもまるで、一緒に縫い物をしていたり、漁を目の当たりに感じていたり、海風の匂いにつつまれてるような気分!下巻も楽しみです^^!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/05

戦前の昭和と冷めきった昭和を細密に描いた長編小説。先に「新リア王」を読んでほぼ同じ構成でそれほどの驚愕は味わわなかったが、じっくりと読ませる重い文体は取り込まれるような世界感を作り引き込まれる。静かな夜更けにひっそりと読むのに最も適している。しかし母親からここまでアケスケな手紙もらったら引くわーw
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/31

母から息子への手紙を挟みながら、昭和の時代が語られていく。重厚さがいい。

03/23:maeka
02/19:kg
今日の午後は強風が吹いていたのだが、少女とは程遠くなったわたしの感性はこの風をなんと言い表すだろうかとぼうっと想いを巡らせた。しかしそれは上巻を読了した感慨に邪魔されて形にはならなかったようだ。これ以前と以後では書くものが変わったということを聞いていたので、読もうかずいぶん迷ったが、晴子の綴る手紙の分量や旧かな遣いがその時代を厳しいだろうに不思議と豊かにおもわせるので手にとって良かった。ゆえに時間はかかったが眼が突っ掛かることは少なく、存外読みやすい作品なのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/18

02/17:とと
02/07:akehost
読んでいて、今の作家さんにはない重厚感を感じますが、決して不快ではないです。重いけど引きこまれてどんどん読んじゃう。旧字体だったりミステリーじゃなかったりで今まで読まなかったんですが、高村薫ワールドは健在。今までと同じ匂いです。下巻も楽しみ。

「日の名残」に続き、時空と心の流れを逍遥する小説が続いている。この頃まともに長編小説を読んでなかったので、もしかすると小説はこんなもんなのかもしれない。生まれた土地に根付き、自然の恵みを糧として、自然も運命もありのまま受け入れつつ、親から子へと命を継いでいく、動物とすれば当たり前の命の有様を象徴する晴子と彰之の人生の起伏がたんたんと描かれています。この多少触れ幅の広い人生を生きた主人公の生き様を追っていきながら私は何を感じて行くのだろうという事を背景もろくに知らぬまま手に取ったこの本に惹かれています。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/14

10/07:kiyama8110
読了までに何ヶ月もかかってしまったが、面白くなかったからではなく、むしろこの物語の世界に呑み込まれた感じでした。下巻にも期待が募ります。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/14

08/12:さらさ
07/31:林 一歩
07/27:bee38
07/17:R
06/14:ちろりん
この旧字体の心地良さは何だろう。単に用法を古くしただけではない、この独特の読字感もまた著者の技量ゆえだろう。にしても高村薫の本作における展開は物凄い。今はまだミステリーの流行作家というイメージが強いため十分には注目されないが、本格小説の書き手としての評価が今後定まるに従って、『晴子情歌』に高村が賭けたものの大きさが次第に認識されてゆくはずだ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/01

05/26:momoca
(謝辞)筒木坂 土場・江差 初山別(鰊漁) 野辺地 八戸 北転船(スケトウダラ漁) サケ・マス漁 イカ漁 遠洋マグロ漁 地誌全般 (地図) 北海道北部 青森北部・北海道南端 第1章 筒木坂 1. 晴子はこの300日、インド洋にいた息子の彰之に宛てて100通もの手紙を書き送り、息子の方はそれらを何十回も読み返して、もうほとんど文面を諳んじていた。意識の回りにガスのような暗黒が・・・。2009.11.24 赤道。モンスーンの仕組。野口の家。弟たちに、ジュール・ヴェルヌの火星旅行の話。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(59) - 05/01
i-miya@灯れ松明の火
オッター。「海ゆかば」切れ切れに聞こえる。今日は、重症だべっ。網。50トン入ったか、100トン入ったか。いき飲む瞬間である。巻き上げ、漁撈長。1年ぶりのトロール漁。安堵の笑い声、60トンだ。ストップ、ストップ。油圧ハッチ。足立。まゆみちゃんカモメ。スケトウダラ。コッド。保険の女。応対したのは初子?なら、困る。「オッター、レッコー」。短波ラジオ。大時化予報。立派なテント。トシオ。「銭ゲバ」最高だし。淳三、セザンヌ、マチスの構図の話。再び埋まる長靴。腰まで。スケトウダラ。
ナイス!ナイス! - 05/03 05:22

i-miya@灯れ松明の火
ミミズ千匹。女の舌。男。張り付く。体液。こねまわす。発光。肉柱。舐めまわす。吸盤。歯を軋ませる女。ハロゲン灯。ドラムのスリップ注意。大事故の恐れ。足立、11時間。遊びワイヤー。そのときだった。チェーン、ない。外れてる。読了
ナイス!ナイス! - 05/03 05:22


04/26:±
04/07:湯あたり
03/29:たまけみ
03/13:ここは
02/25:sumjin
戦前、戦中、戦後の、思想や文学、大自然と真っ向から対峙する農業や漁業を生業とする人々の生活、地方の名家に奉公する女の生き様・・・などなど日本の近代の空気を感じることのできる小説です。こういう小説が書ける作家さんは非常に限られているのではないでしょうか。母が他界し、幼い弟妹ととも父親の故郷青森へ赴いた晴子が「宇宙船から降りた宇宙人」のようだと感じるように、彼女の語り口はどこか第三者的だ。けれど、厳しい時代を生き抜いた晴子の強さ、「呑ん気」さはとても愛しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/19

02/12:田舎っぺ狸
01/27:キリエ
労働とは、というのがテーマなのかと思って読んでます。最初は、旧字体でなかなか進まなかったけれど、後半は、流れがつかめてきてスムーズになった。下巻に行くのが少し時間がかかりそうなので、忘れないようにしないと。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/15

もっと見る
晴子情歌 上の 評価:55 感想・レビュー:29
ログイン新規登録