いつか陽のあたる場所で
いつか陽のあたる場所でを追加
いつか陽のあたる場所での感想・レビュー(223)
読破。「こういう話なのか」と妙に納得。感想を書く上で、どうしてもこれには触れなければイケナイので、ネタバレすみません。芭子と綾香はふたりとも刑務所から出所して間もなくて、その過去を引きずりながら都会の片隅で生活を送っています。周りには、感情ボタン付きの大石の爺さんとうわさ話の大好きなボタンの奥さん、芭子に一方的に熱を上げる制服警官の高木(乃南アサさんの別シリーズの主人公らしい)など、とてもひっそり生きようとする芭子にはありがた迷惑な人ばかり。淡々と展開される起伏のないストーリーが、(続く)
七色一味@ひとり LUPC
何かを望みながらも変化を恐れる芭子の、抑えつけられた今にも弾けてしまいそうな危うい平衡感覚を示しているようで、軽く読めながらもジリジリとした焦燥感を感じる。
ナイス!
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11/27 09:55
何かを望みながらも変化を恐れる芭子の、抑えつけられた今にも弾けてしまいそうな危うい平衡感覚を示しているようで、軽く読めながらもジリジリとした焦燥感を感じる。
ナイス!
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11/27 09:55
刑務所から出てきた二人の女性の話だが、本人は苦しんでいるんだけど、淡々としてさらりと読める。読み易く設定も面白いので興味深く読めるが、読んでる方は芭子の家族側の気持ちの方がよく理解できる。タイトルの「いつか陽のあたる場所で」が物語るようになかなか胸を張って生きられるものではないのだろう。応援はしてあげたいけど、こういう人たちが側に居ることを知るとやっぱり係わりたくないというのが本音かな。
行き着くとこまで行って最後の一線を越えてしまい、あまつさえ塀の向こうにお世話になった女性達の出所後の生活が描かれている。 仕方のないことだと分かっていても芭子の家族冷たすぎと思うのは俺だけだろうか。困難な状況に陥ったときこそ助けるのが家族だと思うが甘いのかな。
刑務所で知り合った2人の女性の出所後のお話。子どもの中学の司書の先生からすすめられて読みました。2人とも好きじゃないタイプの女性だけど、これからの2人がどうなっていくのか続きがとても気になります。
おぉ・・久々の乃南氏!と思って借りてきたら、再読だった。(爆)でも一気。読後、頑張ろうと思ったり、やっぱり人の支えに人知れずなる・・っていいもんだ、と思ったり。いい感じに心にきました。
刑務所で知り合った綾香と芭子。それを隠しながら、お互い支えあっての生活。何だか応援したくなります。芭子の家族からの絶縁、分籍の話は、辛すぎるな。
刑務所で知り合った芭子と綾香。出所後の2人の暮らしやどんな罪を犯したのか。
犯罪を犯した人の視点の物語を読むのは初めてだったので、新鮮だった。
芭子は自分の罪を悔いながらも閉じこもっていたが、弟の登場によって周囲を見つめることが出来て良かった!
乃南さん、こんなに読みやすい作家さんだったなんて。二人、助け合って生きているところがとても微笑ましいというか、力強いというか。弟の手紙はジーンと来てしまいました。新しいお仕事は何になるのかなぁ。
設定に助けられているところはある。それがなかったらハコは確かにただのお嬢様、なんだろう。弟からの手紙で泣いてしまった自分は甘い。続編が読んでみたいなと思う自分も。あと無職の自分に刺さる言葉も多かった。
いつバレるかとビクビクしながら暮らすのは確かにかわいそうだとは思うが、芭子の後ろ向きというか、自分のことしか見えてないのにはイラッとした。良くも悪くも「お嬢さん」なんだよなぁ。住む場所と少なくはないお金をもらって、それでも籍を抜かれるのが嫌だなんて、いったいどういう了見なんだろうと思ってしまう。綾香が子どもを守るために罪を犯したのに対し、芭子は自分の欲望を満たすためだし。柔軟剤を知らないのは刑務所に入っていたからではなく、単に家の手伝いをしてこなかったからでしょう。話自体は面白かったんだけどなぁ。
★★★☆☆ 務所帰り・・・そんな重荷を、罪の重荷を、シャバで暮らしながら忘れることができずにいる二人。でも、必死で生きようとしている。そのひたむきさが怖い。私たちの中にある偏見も怖い。寄り添うように生きていけたらな。
アサさんの本が好きです。 なんとなく罪を背負って生きていくのはこんな感じなのかなぁと思いました。弟の手紙がちょっと心に響きました。続編読もうと思います。
綾香さん、いいです。 年下のハコちゃんの前では強気で明るく良き姉さん。かげで頑張りすぎる綾香さんを応援したくなる。 内容(「BOOK」データベースより) ご近所の噂話にビクリとし、警官の姿を見てはドキリとする。ワケあって下町は谷中で新生活を始めた芭子と綾香。二人に降りかかる霧はいつの日か晴れるのだろうか。熱烈な支持を集めた新シリーズ、単行本でいよいよ登場。
出所しても未だ出られない「陽のあたる場所」。先に読んだ続編では、ハコは新しい仕事で自分の才能を見い出され、陽のあたる場所に押し出されようとしていた。この本では、まだまだ後ろ向きで、家族に見捨てられるクダリなど、そんなに縁て簡単に切れるものなの?と、本当に悲しくなってくる。ムショ帰りコンビが、二人寄り添って生きる姿は、決してたくましくはなく、つつましく、けなげて哀れだけど、二人が揃うとなぜか可笑しい。友情って美しい。
刑務所で知り合った二人の出所後の日常生活を描きます。犯した罪の報いを感じながら肩寄せ合って生きていく様が切ないです。特に「すてる神あれば」がやるせない。
刑務所から出所した女性が二人で色々迷いながらも少しずつ 前向きになっていく。 乃南アサは時間がかかる事が多かったんだけど、面白くて 一気に読了。 家族から突き放されてしまった所は、ホントにやるせなくてこんな つらい思いをしないといけない程、悪い事なのかなって思ったけど 弟からの手紙にほんの少しだけ救われた。
演歌歌手ハコが歌います。
「寝るときは明かりを消して欲しいのぉ〜♪」
「おねがい、お古のパンツはやめて〜♪」
とても悲しい
やってしまったことは一生消えない。逃げても償っても…世間って、噂って、人の目ってこわい。刑務所に入っていた期間を「結婚」でごまかせるなんて、女って便利だな~と妙なところで感心してしまいました。続編もぜひ読みたいです。
続編を先に読んでいて、悔しい思いをしていたら図書館で1作目のこの本を発見。こういう出会いがあると嬉しい。2作目では少し前向きに進み始めていた彼女たちが、まだ過去に縛られて進むことに憶病な姿が痛々しかった。彼女たちに陽のあたる場所が見つかるのだろうか。
芭子と綾香の2人は罪を犯し刑務所で知り合った仲間。でも2人ともけなげに生きている。下町でひっそりと暮らしている芭子。でもあまりにも臆病すぎる気がする。ストーリーはとてもよかった。綾香に救われた気分がある。
芭子と綾香の関係がよい。最後の「すてる神あれば」は、ちょとうるっときてしまった。二人の今後が気になる。谷中という街で、二人が穏やかに過ごしていけるといいな。
実際に自分の周りに前科者がいたら差別的な、批判的な、好奇の、目を向けてしまうのだろうか。
二人が心穏やかに生きていけますように。続編も楽しみ。
テーマは重いのですが、暗くなく描かれていてお話を読みながら色々な気持ちにさせてくれました。続編も絶対に読むでしょう。
ムショ帰りコンビって過去を背負った男達…と思っていたら女二人のお話。慎重派の芭子と明るく前向きな綾香のコンビが実に良い。舞台が谷中というのもピッタリ。服役中の話はちょっと女囚ものの2時間ドラマ風。「すてる神あれば」では久しぶりにあった弟が持ってきた話にグサリときた。罪は償っても償いきれないことがある。しかし弟からの手紙を読んだ芭子は、きっと次の巻で何かを見つけてくれるような気がした。続きを読むのが楽しみ。なかなか重いテーマですが、それを重くしすぎずにさっくりと読めた。
とても良かった。ムショ帰りのひと回り歳の離れた凸凹女性コンビが繰り広げる人情話の数々、あきれたり、怒ったり、泣いたり、感動したり、あらゆる感情を揺さ振られる一冊。すでに続編も出版されている。さっそく予約しよ。
ムショ帰りの女性コンビという設定は面白いと思う。ただ、主人公のどこまでも後ろ向きな姿にはいら立ちを感じる。なにかを変えたいと思いながらも、変化を嫌う姿はなにも変わりようのないことを予感させる。自分から変えなければ、なにも変わらないことを改めて教えてくれた。「いつか」なんていってたらだめで、「いま」と思わないと。家族の本質は連鎖するというけれど、なんとか断ち切る方法があると信じたい。自己反省させてくれる作品。
自分の過去の間違いを悔やみながら過去に怯えて暮らす主人公を応援したくなります。「捨てる神あれば」では涙が出てしまいました。ボタン老人と高木君はどこまで彼女と関わるのかしら?今後が気になります。
切ないですね。そして特に家族の所は残酷だなぁと思ってしまいました。それと同時に自分だけじゃないんだ。と認識。でも、やっぱり悲しいですね。エネルギッシュな友人、綾香。けれど彼女にもいろいろある。それでも、諦めず生きていく姿は素敵だなぁと思いました。高木さんとはどうなるのかな、と後半は興味津々でした。綾香はそれ以上に恋多き人ですね。現実は厳しいけれど、その中にある希望の光に二人で一緒に向かっていく所にぐっときました。
いつか陽のあたる場所での
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感想・レビュー:61件


















































