めくらやなぎと眠る女
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めくらやなぎと眠る女の感想・レビュー(405)
最初の出会いは書店の立ち読みで「人食い猫」を読んだ。今回は最初からゆっくり時間をかけて読み進めた。不思議世界が満載で、この村上世界の存在感で自分の想像世界がひとまわり大きくなったのだろう。「偶然の旅人」が分かりやすくいわば普通の書き方で、村上作品として異色だった。 それぞれが印象深くどれがいいと言えないが、パラパラと見直すとイメージがさっと蘇るものとそうでないものがある。「品川猿」のイメージには驚かされた。手元に置いて、時々適当に読み直して楽しむのがいいのかな。『海辺のカフカ』に次ぐ好きな作品としよう
読みごたえがあったー。村上春樹さんの書く物語は、自分には全然意味のわからないものもあるけど、うまく言葉にできないような何かを感じる。説明するのが本当に難しい。この短編集で特に好きだったのは、ハナレイベイと偶然の旅人。象の消滅をこれから読む!
再読。本の作りがかなり好き。やっぱり新潮社装幀室すげぇ。それから、村上春樹は短編の方が好み。でも「ハンティング・ナイフ」はデッド・ヒート所収のほうが好き。
短編集『象の消滅』よりも、寄せ集めた感があった。一つ一つの短編はもちろん面白いのだが、全体としての構成はもうひとつ…。それぞれの短編が強烈すぎなのかな?新しい短編を読み始めるときの高揚感があまりなかった。他の文庫本に収められていない「人喰い猫」や「蟹」が読めるのは嬉しかったけれど。
とにかく読んでも読んでもなかなか終わりがやってこないビッグボリューム!読んだことのある長編の下地になっている作品もいくつかあって、村上ワールドをたっぷり堪能できました。作品によってはやや退屈な感じもあったけど、全体的には満足。時代を感じさせない、独特の世界。やっぱりいいなぁ。
500ページの大短編集。村上作家は完全読破を目指しているので村上作家の作品を多く読んでいる方は出版されている同じ作品がありマンネリも。500ページという多さから読み応えはあるが多少飽きが来る。
村上春樹の小説は、短編でも長編でも何度読んでも飽きないし、かなり以前に書かれた作品でも古めかしさを感じない。村上春樹の創り出す不思議で不確かな世界にどっぷり浸かって楽しめた。やっぱこの人はすごいなあ。
『レキシントンの幽霊』『東京奇譚集』が1冊に収まったという、うらやましい外国読者向け短編集(中身は日本語)。先の2冊に載った作品のほか、「バースデイ・ガール」「嘔吐1979」に◎(T)
未読の短編も多く、思いのほか新鮮な気持ちで読めた。未読だった中では「七番目の男」と「トニー滝谷」が刺さるような読後感で良い。そして何度読んでも東京奇譚集の「品川猿」へいたるまでの流れは素晴らしい。だれもかれもに読んで!と言いたくなってしまう。
他の短篇集で読んだことのあるものが多かったけど改めて面白かった。「とんがり焼の盛衰」を読んで文壇は怖いところだなあと思った。東京奇譚集のシリーズは未読だったので新鮮に思えた。
短編小説は苦手でこの本も何度か挫折してようやく読み終えたのだが、読み終わると短編小説の苦手意識は消え、数ページで展開されるストーリーに完全に引き込まれた。今まで村上春樹は長編しか読んでいなかったので、これからは他の短編小説も読んでみたい。
「象の消滅」に続きこちらを。どうも読んでいる時はうんうん、と思うが、読み終わると全てを忘れている。今回覚えているのは偶然の旅人のみ。でも長編よりは短編が好きな読者ではあるようです、村上さんには悪いけど。
不思議な一つの関数から24個の区間を取り出して、ある一点から微積分に掛けている。そんな気持ちで読みました。その関数はパラレルの様で、私が生きている関数とどこかで必ず交差しているんです。交差する度にきっと、私はもう一度この本を手に取ると思います。村上春樹の短編集を読んだのは初めてだったけど、長編より短い分自分の中に滲みやすいというか、ストンと落としやすい。そんな気がしました。
村上春樹は初めてだったのですが、ひとつひとつの短編にあまり入っていけなくて、読むのにだいぶ苦労しました…他の方の感想を見ていると、この作品に合う感性が自分にはないのかなあと思います。またいずれ挑戦したい。
読んだことのある短編ばかりですが、こうして新たな短編集としてまとめられると不思議と新鮮な感じがしました。「偶然の旅人」「七番目の男」「品川猿」はほかで最初に読んだときにはあまり印象がなかったけれども、この短編集で読み直して面白いと思いました。それと、「蛍」を読んで、あらためて「ノルウェイの森」を読み直したくなりました。
とにかくどれもこれも面白い。風格さえある。ひとつひとつはどれも読んだことがあるのだけど、これだけの量があって、最後まで飽きないというのはすごい力量だと思う。結局このひとには、書くもの全て傑作にならざるを得ないような特別な力があるのかも知れない。確かに存在するのに、説明を拒むような不思議な感覚が、とても明確に描かれている気がします。「読めば分かる」としか言いようのないものです。ともかく、文句なしに面白いです。
読んだことがある短編ばかりでしたが、読み直すと味わいが違ってまた面白かったです。書き直してある部分もあり、常に変化をしていく生き物のような物語の印象を受けました。
不思議な物語が24編。それぞれ印象に深く残るものではないのだけど、何か残るものがある。音楽や料理といったアクセントも村上さん流で、音楽が聴きたくなるし、パスタを食べたくなる。1編1編が適度な長さなのも良い。全体の構成も緩急があって良い。この不思議ワールド好きだ。
個々の短編集では既読だったが、読み直してまた格別だ。最後の「品川猿」は会社へいく途上歩きながら読み終えた。24編それぞれにコメントしたくなる内容だ。図書館本だったが購入したい。一家に一冊。『読むクスリ』というエッセイがあるが、これはさながら『読むつまみ』なんていうとVlueや品位が下がるかもしれないが、刺激がほしい夜にあるときはウィスキー、あるときはビールを片手に一編読みたくなる。
やっぱり好き。短編集はあまり読まないけど、村上さんは違う〜☆ほっこりする話だったり、気味悪い感じの話だったり、とにかく不思議な話だったり…毎回おもしろく読めます!バースデーガールが良かった。1つ1つは短いのに、村上ワールドが凝縮された感じで私はかなり好きな1冊。
昔読んだときと比べて村上春樹の短編を純粋に楽しめるようになったと実感。無理やり読み解こうとせずにあるがままを受け入れればいいんだろう。そうすれば自ずと琴線に触れるような体験ができる。やはりこの人はワンアンドオンリーだなあ
ノルウエイの森の原作になった話が載ってました。他にも短編がたくさんです。「貧乏な叔母さんの話」と「品川猿」が面白かった。とんがり焼きのとんがり鴉は評論家のメタファーらしい。七番目の男も面白かった。
かれこれ20年以上前に読んだ短編も混じって、これはこれで楽しめた(どうせ詳しく覚えている訳はないし)。短編と長編(特に最近)でこうも違うかと思うほど、短編の練り具合。でもこの短編の加減が何故か自分にはまる、隙間を埋めるように。20数年前から感性に進歩がないのかオレ。因みに一番好きな短編は昔から「午後の最後の芝生」(この本には掲載されてないが)。
どのお話もつかみどころが無い感じ。何を感じ、考えれば良いのか、頭が痛くなりそうです。短期間に続けて読むことが出来なかったし、次の話を読みたくなるまでに時間がかかりました。ただ不思議なちからはあります。それがなんだかは、まだ分かりません。もう少し経験値をあげてから、再読してみたいと思います。
読んでると ふと スティーヴン・キングだったりG・ガルシア=マルケスだったりが 浮かんできちゃいます 色んな楽しみのある24編です 死んでも猫には食べられたくな~い
平凡にみえる人生の中にも時折ちょっとした事件が起きるものだけれど、そのちょっとした事件を一冊の本にまとめたような感じ。長篇小説とはまた違う魅力がある。
めくらやなぎと眠る女の
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感想・レビュー:111件














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