楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァスの感想・レビュー(6398)

巻末の参考文献が多い作品にハズレなしという自分の中の判断基準があるのだけれど、本作も基準に漏れず素晴らしい。知的好奇心がくすぐられる良ミステリー。
★15 - コメント(3) - 7月29日

まぁ、ミステリーではないかなというのが本音。美術館にもそうそう行くことは無いし、絵を鑑賞することもほとんど無いと言っていい。でも作中の『夢をみた』に登場するルソーとヤドヴィガを見ていたら、表紙の『夢』を 不思議と見つめてしまった。引き込まれる絵画の魅力はそこに息づく画家の情熱にある。一概に絵画と小説が同じ面を持つとは言えないけれど、少なくとも情熱をこの本から感じ取ることは無かった。なーんか入りきれんかったなぁ。
★21 - コメント(0) - 7月29日

スケールの大きな国際ロマン派ミステリーというところ。私にとってルソーは、正直大好きな画家、ではないのだけど、パリ、ワシントンDC、そして東京で観たルソーとピカソの各作品を思い出しながら(画集なども眺めながら)読み終えました。突っ込ませていただければ、TimとTom、これはビジネスレターの常識、個人名と団体名の間に必ずオフィシャルなタイトルが入るわけで、このあいまいさをラスト近くまで持ち込むのはあり得ない。いくつか腑に落ちない点はさておき、久しぶりに、私を美術の世界に引き込んでくれたこの作品に感謝、です。
★618 - コメント(14) - 7月29日

初原田マハさんです。かなりおもしろかった。芸術音痴の私でも楽しめました。
★27 - コメント(0) - 7月28日

なんか、ダメだった。ルソーに興味ないのに、目の前でルソー好きに熱く語られてポカーン、みたいな。「夢」にそっくりな「夢をみる」があった、もしかしたらその絵の下にはピカソの絵があるかも、という部分には興味をそそられたけど、そこは作者の創作だしその謎解きの話でもないから、この小説の「核」がどこにあるのか、どこを読むべき小説なのか、掴めないままだった。TomとTim、確かに一文字違いだけどそうそう間違えないと思うんだよねー。だから最後のオチも全然意外じゃなかったし・・・その他にも底が浅いと感じることしばしばでした
★10 - コメント(0) - 7月28日

原田さんの本は「シネマの神様」「本日は、お日柄もよく」に続いて三作目なんですが何れもジャンルが違い彼女の引き出しの多さに敬服します。 アマゾンでの高評価と山本周五郎賞受賞に魅かれ購入したんですが、これってミステリーなんでしょうか? 出だしは非常に好調で興味を持って読んでました。実際、作家になる前に美術館等で勤務された関係上絵画にも詳しく、美術に縁遠い私でも面白く後半はどのように展開していくのかな?と期待しましたがイマイチぐっと胸に迫るものがなかったかなー まあ、楽しく読ませて頂きましたが星5つ中3.5。
★22 - コメント(1) - 7月28日

冒頭から先日Bunkamuraで観たシャヴァンヌの『幻想』が出てきて、気をよくして読み進める。大原美術館にはじまり、ニューヨーク、ヨーロッパ、終いにインターポールまで巻き込むスケールの大きなお話。正直ルソーはあまり好きな画家ではないのだが、ちょいちょい出てくるブーグローなどの名前にニヤニヤしてしまう。マハさんってMoMAのキュレーターだったんだ…ほかの作品も読んでみたい!
★17 - コメント(4) - 7月28日

☆☆☆☆☆
★7 - コメント(0) - 7月27日

面白かったー!!
★17 - コメント(1) - 7月26日

芸術家は、なんて崇高な方々なんだろうと思います。己の中の情熱を目に見える形で表現し、人の心をも動かしてしまうのですから。彼らは、他のどんな生き物よりも「人間」であると感じました。感情の深さは、彼らにはかないません。
★30 - コメント(0) - 7月26日

一枚の絵を巡る対立の最前線に立つ織絵とティム。背景にはルソーとピカソという軸。対立の中で物語は緊張の度合いを高めていくが、実はどちらの軸も相手を心から尊敬し理解し精神を高め合う存在である。対立が一本の道になっていく様に救われる思いがする。ラスト近くでヤドヴィガの掌中にある天国の鍵は、やはり「情熱」なのだろうか。「情熱」という無心で一心不乱な姿、それが芸術的営みで、絵画がその産物だとしたらこの物語もまた、その熱にあてられた作者の、鋭く冷静で熱い「情熱」の生み出した作品として一つの芸術的産物だと言いたい。
★34 - コメント(0) - 7月25日

★★★★ 5点満点 読み応えありました。300ページを切る容量なのに,しっかりと人物,背景,ストーリー,伏線回収が書き込まれていて,読み終わったあと,思わず,頷いてしまった!別の作品も読んでみたいかな・・・。
★33 - コメント(0) - 7月25日

マハですわ。ええ、とっても。出てくる絵画をいちいち調べながら読み進んだので何か良かったわけで。ただ、心に残るかと問われれば、そうでもなかったなぁ△
★23 - コメント(0) - 7月25日

これぞマハさんの真骨頂なのでしょう!元キュレーターのマハさんの経験と知識と絵画への深い愛情がこんなに素晴らしい作品を生み出させたのでしょう。絵画に疎い私が読んでも、すんなりと理解できるし、グングン引き込まれてしまいます。iPadで作中の絵画を検索しながら読んだので、視覚的にも理解出来て本当に楽しい読書時間でした。マハさんありがとうございました。
★46 - コメント(0) - 7月24日

とても良かった。また読みたい。
★17 - コメント(0) - 7月24日

面白かった。どこまでが史実にまつわり、どこからがフィクションなのか、自然に物語に引き込まれていきました。原田さんの絵画にまつわる作品は絵画に対する興味とストーリーの面白さに読みたい心を掻き立てられる、大好きです。
★35 - コメント(0) - 7月24日

ずっと読みたくて読みたくて。何だかわからないけど惹かれることがある。絵…モノ、人、事。立ち尽くしてしまう事ってある。理屈がついてくると安心するのかもしれない。分析したくなるのかもしれない。でも理屈抜きの感覚…大事にしたい。
★30 - コメント(0) - 7月24日

情熱を…私の情熱の、すべてを/画家の情熱、それを愛し支えたいと願う情熱。残された絵を守り、後の世に伝えようとする情熱…ルソーと彼を愛する人たちの、時空を超える強く純粋な絆…それこそが、永遠を生きるということ…ピカソの声が聞こえる。我知らず涙がこぼれた。/好きなんだけど、知識もセンスもなく近付き難い絵の世界を、こんなにも夢中で読ませてくれたマハさんに感謝です。アートを理解するということは、この世を理解するということ。アートを愛するということは、この世界を愛するということ。/未読の方、オススメの一冊です!
★103 - コメント(4) - 7月23日

絵画に縁遠い自分でしたが、引き込まれてしまい一気読みしてしまいました。ルソーさんのことは全く知らず、表紙の絵を見ても、サッパリでしたが、読むうちに感情移入。ピカソさんの不思議な絵のことも知りませんでしたが、美しいとは何ぞや?という彼の悩みになるほどと思いました。そして破壊して生まれるという激しい情熱に美を感じました。大原美術館に行きたくなりました(笑)。惹かれて見つめ続けて入り込んでしまうような友人に会いたい。近場がいいですが…^_^。
★28 - コメント(0) - 7月23日

絵画にそれほど詳しくないが、大変面白く、読みやすく、引き込まれた。ネットで絵を検索しながら読むのも楽しみの一つ。登場人物達の絵画への愛情と情熱が、最後には甘酸っぱい形で昇華したように感じた。途中から「これはあの人かも?」と思わせる段階から、話しに深みが加わる。
★28 - コメント(0) - 7月22日

とっても面白かった。幻の作品『夢をみた』の真贋を巡るアートミステリー。美術に造詣が深くないので不安でしたが、読み始めると止まらなくなりあっという間に読了。作中に登場する絵画や画家をネットで調べながら読み進めるのも楽しかった。読了時には、満足した気持ちになれた。キュレーターでもあった著者ならではの作品。この著者の美術を題材にした他の作品があればぜひ読んでみたい。いつか、MoMAでアンリ・ルソーの『夢』を見てみたいな。
★47 - コメント(1) - 7月22日

美術の知識無しでも読めるって書いてあったから、大好きな原田ハマさんの作品だし、挑戦してみたら、思いのほかストーリーに吸い寄せられた。美術館に行きたくなった。一つのことに全身全霊をかけて夢中になれる人って世界一の幸せ者だなって思った。
★40 - コメント(0) - 7月22日

おもしろかった。アンリ・ルソー、そしてピカソをめぐる謎と情熱の物語。知的好奇心をくすぐられる物語でした。
★26 - コメント(0) - 7月22日

良い読み物でした。一枚の絵、一人の絵にここまで入り込み戻って来れないくらいにハマる。羨ましい絵画鑑賞能力。さて久しぶりに美術館にいってみよう。でも私は水の風景画がすきです。
★27 - コメント(1) - 7月22日

本好きの方にご紹介いただきました、久しぶりの原田マハさん。美術ものは初めてです。とても面白い一冊でした。読書メーターの読友さんのどなたかが書かれていましたが、ダ・ヴィンチ・コードの美術版のような、謎解きの面白さがまずありました。さらに著者が登場人物たちに託した画家への深い愛情がしみじみと感じられる一冊でもありました。恥ずかしながら画家アンリ・ルソーの作品は、砂漠に横たわる女性とライオン、夜空に浮かぶ白い月を描いた作品(眠れるジプシー女というそうです)しか知らず、本作で取り上げられた「夢」という作品は、表紙
★43 - コメント(5) - 7月21日

原田マハさん2冊目こちらも上手い。なるほど美術館勤務経験があるんですね。
★18 - コメント(0) - 7月21日

絵画と物語の時を越えた邂逅。こんな作品が大好きです。逆風のなかにあっても溢れる情熱を持ち続け、やがて後の世で"新時代を切り拓いた者"と讃えられることとなったルソー。その生き様に心打たれます。創造とはつまり破壊なんだなぁ。新しいものが生まれるとき、きっとそこには喪われていく何かがあるんだと思う。【25満点】
★45 - コメント(0) - 7月21日

アンリ・ルソー最晩年の代表作『夢』を巡るアートミステリー。形あるものはいつか滅びる。けれど、画家が己の命と情熱を持って描き出した作品は永遠の時を生きることになる。そういった作品を目の前にした時、自分は何を感じるのか。彼らのメッセージをきちんと感じ取れるのか。テレビや雑誌からではなく、直にこの目で作品を観賞したくなりました。MoMAことニューヨーク近代美術館にもいつか行ってみたいです。
★45 - コメント(4) - 7月20日

絵を見に行きたくなります。情熱の余韻。
★21 - コメント(0) - 7月20日

フランスの画家アンリ・ルソーの幻の作品「夢をみた」の真贋にふたりのルソー研究者ティムと織絵が迫るお話。作中に登場するルソーとピカソ、ヤドヴィガのお話をふたりが読み進めながら少しずつ打ち解けて行くのがいい感じ。そしてふたりを鑑定に招いたバイラーの正体、本当にこんなことがあったら?と思うとドキドキさせられる。
★155 - コメント(2) - 7月20日

アンリー・ルソーの絵に見覚えはあるものの、この小説で始めて名前を知りました。オルセー美術館で恐らく観た気がするけど、あまり記憶にないので、読了後凄まじい後悔の念に駆られてます。美術にあまり興味がなくても、一気に引き込まれてしまうと思います。ルソーの「夢をみた」の真贋を巡って、7日間のゲームにルソー研究の世界的権威の若手2人が挑みます。
★27 - コメント(0) - 7月20日

Tai
読了後、ついついため息が出るほど面白かった。最後の終わり方もとても素敵。これからの二人はどんな素敵なストーリーを紡いでいくのでしょうか。想像するだけで幸せな気分になれます。読んでいるうちに、ルソーの「夢をみた」が本当にあるような気がしてきた。…ないよね? 【図】
★44 - コメント(2) - 7月19日

面白かったなぁ。原田マハさんの作品はこれで二作目だけど、すっかり魅力にハマってしまった。冒頭あたりはどういった切り口で来るのかこちらも窺いながら読んでいましたが、いつの間にか引き込まれていました。講評のくだりは自然と涙が出てきました。悲しい涙ではなく、熱い涙が。ちょっと出来すぎな展開なところもあったけど概ね満足です。
★23 - コメント(0) - 7月19日

初めての図書館利用。話題の本だったので、なんとなく。フラッと図書館へ行ったら、あったので借りてみた。 絵画には疎いので、片手にネットでピカソやらルソーやらの作品を調べながら読み進め。『物語』が進むにつれ、次の日には何が出て来るのかとワクワクしながら、楽しめた。買ってもよかったな^ ^史実は未知の領域だけど、ちょっと手を出したくなっちゃったな…
★25 - コメント(2) - 7月19日

前からずっと読みたくて、文庫本化を心待ちにしていた本。かなり評判が良かったので楽しみにしていたが本当に面白かった。美術についての造詣が深いわけではないが大胆な構成に引き込まれる。そこに複雑ではあるがわかりやすい人間ドラマが絡み合う壮大なストーリー。蛙の子は蛙、最後に娘の審美眼を感じさせるシーンが良かった。
★30 - コメント(0) - 7月19日

恥ずかしながら、この本で初めてルソーという画家とキュレーターという仕事を知った。絵を見ること自体は好きであったが、絵の好き嫌いは第一印象だけで判断していた。しかし、細部に注目してみるともっと楽しいのかも。ルソーの夢を見ても、なぜジャングルの中に裸の女性がいるのか、何を指差しているのか、考えだしたらきりがない。あとがきに、美術史とミステリーは相性がいい、とあったがその通りだと思った。だからこんなに夢中になって読んでしまったのだ。「あたしは、いまから、永遠を生きることにしたの」かっこいい、言ってみたい…
★37 - コメント(1) - 7月19日

久しぶりに『手元に置いておきたい!』と思える本に出会えた。
★21 - コメント(0) - 7月18日

やっぱり、アート絡みのミステリーはおもしろい。物語がすすむにつれて、とてつもない事実が少しずつ少しずつ解き明かされていく感じ、たまらない。
★20 - コメント(1) - 7月18日

友人の感想で興味をもって読んでみた。絵画はよくわからないけど、グーって引き込まれた。ルソーの『夢』に纏わる話。一枚の絵画が出来るまでを、旅をしたかのような余韻。キレイな、それでいて燃え盛るような情熱を秘めた一冊。面白かった!
★28 - コメント(0) - 7月18日

ルソーの情熱、画家の情熱、キュレーターでもある原田さんの絵画への情熱。読みながら改めてそれぞれがどんな絵だったか見たくなる。絵の真贋、裏で動く人々、不確かなティムの立場、新事実か虚構か分からない物語、最後に「夢をみた」の権利を勝ち取るのは織絵かティムか。。。人はいつか滅んでも描かれた作品は永遠に生きる。詩も文学も芸術も永遠だ。
★37 - コメント(0) - 7月17日

楽園のカンヴァスの 評価:90 感想・レビュー:2962
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