愛は苦手
愛は苦手を追加
愛は苦手の感想・レビュー(319)
もう、山本さんたら男なのになんでこうも女の気持ちがわかってるの?それぞれ短いお話なのにキチンと最後には自然と笑顔になってしまう終わり方でさすがですね〜
初山本幸久でした。惚れちゃいました。日常何処にでもありそうな事を書けるって凄い。読んでる間中、顔が笑ってる?ニヤケテル?感じ。人物の気持ちも伝わってきて8編とも面白かった!良い作家さんに出会えた。「もっとやさしくして」の表紙もいい。 町子さんの庭の ひとにいらついたり、腹を立てたり、怒ってるばかりじゃ駄目だぜ、深町可憐。 の一文に 「はいそうですね。」です。
また山本幸久先生に癒されてしまった。ありがとうございます。癒しを意図的に外部から補給できる、わたしにとっての唯一の手段。癒しは買えるんだな。
★★★★ ありそうでないような、でも気持はわかってクスっと笑えるようなところが随所にあり、読んでる間中、楽しく暖かい気持になれた。
表紙の彫刻の子が持つ「もっとやさしくして」のプラカードに惹かれて。40代の女性の短編集。既婚、独身、愛人、妊娠中、等様々な境遇。わかりやすくイライラさせてくれる人がいるので、共感できて面白かった。明るい40代になりたいわ! 義父と「がんばろう」と終わる妊婦真紀の「象を数える」、同性愛者の遥の恋人に刺される洋服お直し店で働くモエの「愛は苦手」がよかった。
山本氏の短編集。うまく掬っているなあ、何気ない日常を。政治家の愛人や同僚の彼に刺されることは日常ではないが、それぞれの物語の主人公の気持ちの有り様が頷けるものばかり。爽やかな読後感もいい。すぐに忘れそうだけど。
アラフォー女性の生活を描く短編集。「いろんな生活があるもんだなぁ」と思いつつ、なんだか他人事でなく思えて、「こうはなりたくないな」などと一部顔を歪めながら読んだ。「象を数える」のお義父さんが好きだ。「象を数える」のラストを読むと、煩い人付き合いが嫌で結婚したくないと考えている私も「こんなお義父さんがいるなら、結婚も悪くないなぁ」と思えた。また、ミシンを使えるようになど、新たなスキルを身に付けたくなる一冊だった。
立て続けに6冊目の、ただ今山本幸久まつり中!「アヒルバス~」で辛口批評してしまったが、これは面白かった。かなり短めの短編だが、どれも入り口が軽快でテンポよくちょっとトウの立ったアラフォー女性の描写が上手い。
40代の女性が生きてきたからこそ獲得した、たくましさやしたたかさと、いくつになっても変わらない乙女のような戸惑いや人を羨む気持ちなどよく描かれていた。なんだか、年の近い友だちと久しぶりにおしゃべりを楽しんだような8編だった。
愛を忘れた女性たちの短編集。 最後には自分の愛の形をみんな気付くのがよかった。 私は「買い替え妻」が一番印象的だった。 私も好きな人の元カノとかすごく気にして嫉妬するタイプ。 でもその嫉妬してるパワーがあるなら、自分を選んでくれた人のためにそのパワーを使おうと思わせてくれた一冊。
山本幸久、初めて読んだ。読みやす~い。中でも「象を数える」の義父がよかった~。「一生懸命働くことが世界平和につながる」に激しく同意。釘を一本打つたび、かんなをかけるたび、世界が平和になっていく…そんなわけはないが、分かる!と思った。他の話もよかったんだけど、この話が心に引っかかっちゃって…。
結構ひねくれてると思いきや、なんだか割と良くあるタイプに思えてしまうのは自分が主人公たちの年齢をはるかに超えてしまってるからだろう。 でも山本先生一箇所だけどうしても気になる個所がある。転んで右肘を擦り剥いたのを舐めたとの記述がありますが、右肘を自分で舐めるのはかなり無理かと、いやほぼ人間業じゃない。右膝なら可能なんだが。
アラフォーをとうに過ぎた私でも違和感なく読める内容でした。特に「象を数える」には途中少しホロリとさせられ、最後には明るい気分に成れました。山本幸久作品では今のところハズレはないですね。
8作からなる短編集。今の生活に不安や不満のある女性達…。読んでいて悲しい気持ちになりそうだったけど、そこで終わらなかったのが良かった。「象を数える」が1番印象に残りました。
おもしろかったー。どの話もこれから始まる終わり方で続きが気になったけど、爽やかな読後感。「象を数える」の義父との関係、良いな。夫がダメだが。そして表紙が可愛い。これお店で売ってたら買うよ。
とにかく表紙がかわいい山本幸久作品だったので借りてきました。なんてことはないアラフォー女子の短編集なのだけど、ちょっと笑えたりそうかと思うと軽い文章の中にもグッとくるものがあったり。サラっと描かれているけれどどこか深い。どの話も読了後の後味がいい。読みやすくて大好きな山本作品にはハズレなしです。
上手い。ミシンと女性の関わり方とか小道具の使い方が特に。この本で描かれているような、ちょっとした機微で前向きになれる女性でありたい。
山本さんは、濱栗新奇郎?読んだ作品、内容や文体からの印象、会話、特に男言葉の使い方から、女性じゃないかな?違う?今回は、短編集。全部、これからって所で終わっていて、おい!って感じ。「町子さんの庭」なんて、これで一本書いてほしいくらい。一人じゃないから。表紙のお人形が凄く可愛い。特に、眉。お勧め。
山本さんって女性の気持ちを書くのが上手だな~と今回も思いました。どれも、さらっと読める短編集です。すぱっとした文章もまた気持ちが良い。今回は、表紙の彫刻(?)のかわいさにも惚れた(笑)
アラフォーの女性が主人公の短編集。どれも好き。どれも軽くサラリと読める。「象を数える」の「自分が一生懸命働くことが世界の平和に直結する」というくだりに襟を正される気がした。
どの短編も素敵だな。特に序盤中盤のお話はすきだ。「このお話素敵やからこれについての感想を主にして書こう」なんて思いながら読み進めると次のお話もやっぱりいいんだ。ユーモアと穏やかさが滲み出ててとても惹かれる文章。山本さんにハマってしまった!
図書館で、未読の山本作品を3冊発見。これは楽しみだ、とまず1冊。「アラフォー」という言葉もなかったあの頃、子供を産んで育ててました。50代に近い今、息子は反抗期、夫は加齢臭、家にいるのが嫌だけれど、どこにも行くところがない。寂しい日々。「もっと やさしくして」私もプラカード持ってみましょうかね。適度に感情移入でき、読みやすい本でした。
久しぶりの山本作品。女性の私よりも女性の気持ちをよく知ってるといつも感心してしまう。そして勉強になる。もちろん今回も女性が主人公の短編が8つ。どれも良かったけど「象を数える」がぐっときたな。どの作品も女性の悲しみと幸せの両方が同時に描かれており、そのどちらにも共感できた。
各編、女性が主人公のようなので、つい『ガール』と比べてしまうが、こちらはこちらで独特のスパイスが利いてて楽しめた。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/21
人間関係っていうのは、つまり全部愛なんだなと。形はいろいろだけれども。そして、どれも様々にやっかいでめんどうくさいのだけれども。男性作家とは思えない女性のリアルさ、だけども、女流作家だったらこうは書かないような気もする、という気もする。
私の好きな山本幸久さんの短編集です。私としては短編集はあまり好きではないのです。今回もなんかちょっと物足りない感じでした。登場人物の人となりがわかってさあこれからっていうところでもう終わりかー。そんな感じでした。それなりに面白かったんですけどね。65点
読み終わって作者の名前を見直した。男性が書いたと思えないぐらい、登場する女性がとてもリアル。「象を数える」がとてもよかった。
パート主婦、母親、愛人、キャリアウーマンなどなど色んな立場のアラフォー女性が主役の短編集。年齢的に主人公達と近いこともあって良かった。「カテイノキキ」「買い替え妻」「愛は苦手」が好き。特にモエ姉と琴音の友情がいいなぁ。
短編は物足りなさを感じることが多いですが、この中におさめられているお話はどれも自分のなかでは納得の終わり方。自分と同年代の女性達の人生をのぞいては、お互いがんばろうぜ~、とエールをおくりたくなりました。
男の人が書いたとは思えないほど、よくわかる。何気ない日常を少しユニークに描いていて上手いと思う。「象を数える」が気に入った。
山本さんはストーリーより心のなかでつぶやく独白を読ませる作家。特に生真面目に働く女性やよき家庭を作ろうとしている主婦が上手い。毒々しいのがなく読んでいてベンチでひなたぼっこをしているような暖かさがある。買い替え妻、町子さんの庭、象を数えるがいいな。三十路を越えた女性に読んで欲しい作家。
★5 どれも切り口が新鮮で楽しく読めた。「町子さんの庭」「象を数える」が好き。おすすめです。
作者、実は女性なのでは?という思いがますます強くなる。人に見せたり、口に出したりしないけど、40歳も過ぎると女性もいろんなことを考えるもの。さらりとしているけれど、自分でも蓋をしているところを覗かれたような、ちょっとくすぐったい感じがする。輝かしくはないけど、若くなくなることも幸せだと思えてくる。
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