ダンシング・ヴァニティ
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ダンシング・ヴァニティの感想・レビュー(169)
筒井氏の本を初版で買って4年も読まずに寝かせたことは初めてかもしれない。実際これは10ページほど読んでから、体力があるときに一気読みしようと決めたので、仕方がない。腹をくくって読み出すと、中盤から何故か吹き出す回数も多く、にやにやしながら読んでいたようで、まだまだこういうの面白さを感じれるのだなあと嬉しい自覚(笑)筒井氏初心者には絶対お薦めは出来ない極上の海鼠腸(このわた)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 02/06
おいおい何だよこれ、と思いながら、精神科医の川崎みたいに壁に激突したい衝動を抱えながらも、黙々と読み切りました。初、筒井康隆。最後の方、未来を感じさせる世の中の仕組みが素敵です。バーチャル世界から孫の遊び相手をさらい出したり、未来の刑を予測して処罰するとか、何かすごい。でもそんな奇想天外な反復も徐々にスピードを失い、微睡みのなか、現実も夢、夢も現実、走馬灯のなかで己の命を嘆くあたり、時間の経過や人間の老いを感じる、なかなか切ない読み物だな、と思いました。って感じの感想でいいのかも疑問だが。
記号的なというか作り物めいた記述で構成されているのに内面というか「リアル」な情動が伝わってきてしかも現代思想などの知を物語に混ぜ込む手法も鮮やかで、要するにすごい本。
まるで合わせ鏡のように、どこまでもどこまでも同じような世界が連なっていて、まるで歪んだ回廊のように世界が回りながら落ちていきます。宮沢賢治のようなオノマトペがころころと響きながら、幾つもの平行世界が動き出します。バネのネジがぶわわーっと開放されるような、そんなお話し。
テンポよく情景が繰り返されながら、話が進展する…が、どう解釈すればよいのか、いや解釈してはいけないのか。重層的に描かれる場面によって人生が紡がれてゆくが、読んでいて、その不条理さが醸し出す不安定さと設定の面白さの危うくも気持ち悪いバランスに、気付いたら筒井ワールドから抜け出せなくなっている。一種の毒ですな。
序盤は反復構造が有り得ない情景を紡ぎだし躍動感を生んでいる。逆に終盤は反復構造がパラレル・ワールドを作り出せば作り出す程に虚無を生み、収束の時を迎える。死生観の問題に着陸したのは妥当と言えば妥当だが「おまえもか」という残念感がなくもない。
久々の筒井作品。あまりの反復に最初は頭が混乱し、何回か読みながら寝てしまった(笑) でも途中慣れてくるとがっつり惹きこまれました。ラストもよかった。 やはり筒井氏は凄いと思う作品でした。さて現実の世界はどこでしょう。
この本をあのおじいさんが書いたのかぁ すごいっす 攻撃的で前衛的 かつ 感傷的な、実験小説みたいだけど とにかく読ませる “グランパ”も“七瀬”もコレも同一人物が書いたんだよねぇ すごいっす
4・7点/5点。筒井健在。読み進むと行き着く先の予想もできたりするのだが、とにかく読み手を放さない。思わず嗚咽するほどのおもしろさ。やはり天才である。中高年、読むべし。
物語がループしながらハチャメチャな場面が次々と進んでいく快感!不条理とか実験小説などでは収まらないしっかりエンタメとして楽しめました。ハチャメチャなのに物哀しい、死や諦観の匂いを感じるのは、筒井康隆がそれを強く自覚してるからだろうなぁ…。最後の一文で泣きました。
さ、最高だ…!! 筒井さん、あんた歳とってもすげえよ、テレビに出てるときは近所の爺さんみたいだけど(笑)。 筒井さんの最高傑作、とは言わないが、先鋭的かつ刺激的。
ある美術評論家の一家の日常なんですが、同じ文章が何度も何度も何度も何度も何度も繰り返されます。ウ〜ム…(^^);
説明不能…(^^);;;
まぁ筒井康隆の作品だから許されるのかな〜?(笑)
とてもついていけません。
ダンシング・ヴァニティの
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感想・レビュー:50件


















































