ロスト・トレイン
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ロスト・トレインの感想・レビュー(241)
ミステリー仕立てで、途中飽きることなく読めました。異次元への誘惑は、動機としては単純かなと感じましたが、軽便鉄道のディテールが細かく描かれており、実は本当にあったのではと一瞬感じてしまいました。
ミステリとファンタジーの入り混じった作品でした。 「幻の廃線跡」の謎が気になってどんどん読み進められました。 テツについてはよくわかりませんが、平間さんやのような思いを持ってる人もいるのでしょうか...。 牧村の最後の選択は納得できるのですが、菜月はあまり好きになれません。
多くの人が、自分の居場所だとか、生まれてきた意味だとか、 探りたいときがあると思う。 軽便鉄道とか廃線跡とかぞくぞくしながら、読み終えた。 ぜひ、映像化したものを見てみたい作品だ。
人生を投げ出したくなるような挫折感、人間関係の難しさなどを感じたことが有ったとしても私はこの列車には乗りたくありません。と言うのが読後に一番感じたこと。肉親や親しい人々と別れることが辛いし、正規のダイヤにそって紆余曲折があったとしても自然に老いてそれなりの人生を全うしたい。あらためてそう感じさせてくれた点においては読んで良かったなと…
鉄道をテーマにした長編。ぶっちゃけテツではないので細かい箇所は分からんが、幻想的な雰囲気が作中にあり、テツではない人でも読みやすいと思う。この人の小説はいつの間にか、幻想的な世界に連れて行ってくれるので、悪くはないと思う
テツではないのですが、廃墟や廃線にはかなり惹きつけられました。天使の歩廊の世界観があまりにも良かったので、この本はどうかなぁと心配でしたが、期待を裏切らない世界が待っていてくれました。お話自体はストレートなので、予想通りに進んでいきますが、謎めいていてミステリー仕立てになっているので、どんどんと読み進められます。ミステリー、ファンタジー、恋愛のバランスも良く、おまけにノスタルジックで幻想的な雰囲気も味わえます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/27
幻想的で 最後まで飽きない一冊でした。 最後が どうなるのか気になって… 菜月は 最終的には あっちの世界へ行ってしまうのでしょうか? 平間さん紳士的で穏やかな人なのに あちらの世界へ行ってしまい残念です。が幸せになるなら仕方ないですね
読んでるだけで、幻想的な空間に連れて行かれたような不思議な空気を感じました。ラストがちょっと…どうなんでしょ?彼女には自分の居場所は自分で作るものだと気付いて欲しい。でも…こういう場所がどこかにあるなら、この世界でしっかり生きた後に冒険しに行きたいなぁとも思ってしまう。
其処と此処を繋ぐレールを辿る。「幻の廃線跡・・・誰も知らない廃線跡を最初から最後まで辿ると奇跡が起こる」奇跡とは何?本当の居場所?逃げ場所?彼岸はそれほど美しく映るのか・・・。惹かれてしまった者に現実の声は届かないのかもしれない~そんなの、哀しすぎるでしょう。
牧村が廃線跡で出会った平間の行方を探すうちに出会う「幻の廃線跡」の噂とテツ子の菜月。ついに幻の廃線跡を見つけ、2人で歩いた先に現れた奇跡とは!?最初は鉄道の蘊蓄が披露され、中盤は平間と幻の廃線跡を探すミステリーになり、最後は幻想的な展開になりました。
私の家の近くにも廃線があって、たまに散歩に出かけたものだが、あの独特の、ある種の結界のような異界のような雰囲気が作品を際立たせている。ふわふわした穏やかな雰囲気が多少苦手ではあったのだが、最後の数ページが個人的にはとても秀逸に感じられた。フィクションを読む私はいつも現実と虚構の狭間にゆられて、ときに向こう側の世界に頭までつかってしまいたいと感じる。それが逃避なのか追求なのかは定かではないが、人は自分の大切な何かを、そうしたまわりの世界へ取り逃がしてしまわないようにつなぎとめているのかもしれない。
あまり期待せずに読み始めたけど一気読みでした。最初はリアリティ、中盤ミステリー、後半ファンタジーって感じ。
おもしろかった〜。鉄道、廃線、廃墟どれにも全く興味がないので説明部分を読むのは大変だったけれど、それでも引き込まれた。読んでいる間、キリコノモリにたどり着くまでは寒気がし、着いてからは暖かくなった気がした。幻想的な森が目の前に広がって、その中を本でしかみたことのない汽車が走って…この世界のどこかにそんな場所があるんじゃないか。自分がそこへ行ったらどうするのだろう。1人なら、特に理由なくそのまま行ってしまうんじゃないか。今日はキリコノモリの夢がみれたらいいと思う。
鉄オタではないけれど、電車や汽車は好きだな。只、主人公のような廃線巡りが趣味になるとは思わなかったよ。けれどもそれって意外に幻想的でもあるよね。廃線の上を只ひたすら歩く。錆びたレールに朽ち果てた枕木と駅、そのまま終着駅に着くとそこには・・・。物思いに耽るには丁度良い本だ。
ゆめわかば@灯れ松明の火
このお話は個人的にツボです♪中村弦さんは他に『天使の歩廊』の一作品しかないので、新作を待ち焦がれています。『天使の…』は読まれましたか?こちらは建築をモチーフにした、幻想的な物語です。よろしければゼヒ(^_-)-☆
ナイス!
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04/14 17:22
このお話は個人的にツボです♪中村弦さんは他に『天使の歩廊』の一作品しかないので、新作を待ち焦がれています。『天使の…』は読まれましたか?こちらは建築をモチーフにした、幻想的な物語です。よろしければゼヒ(^_-)-☆
ナイス!
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04/14 17:22
とても穏やかな印象のファンタジー。まぼろしの廃線にひかれて、何がおこるのかわくわくして読みました。平間さんはなぜ行ってしまったのでしょう。そんなに現実に失望していたのか、軽い気持ちの現実逃避だったのか。自分の本当の居場所なんて、きっと誰にもわからない。だからその居場所を探して現実を生きるのです。
前作『天使の歩廊』が坂井泉二による「此岸と彼岸」をつなぐ「創造」の話であるとしたら、本作は「此岸と彼岸」をつなぐ「夢の跡」の話。私は鉄道趣味でも廃線趣味でもあるのでぐいぐいと作品に引き込まれていった。ラストがややご都合主義であった感は否めなくもないが、それでも、線路の向こうには何かある、という幼い頃からの夢想を思い出させてくれた。平間氏や行方不明者が彼岸で何をしているかは此岸の私たちには永遠に不可知なのだろう。だが、知りえないものがあるから現実は輝く。「この地平には、まだ私たちの知らない世界があるのです」
とても幻想的だと思います。 廃線になった駅や線路が残ってるって知らない世界みたいでなんだか不思議でちょっと怖い、そういうのひっくるめたドキドキがあってとても面白く読めました。
私も電車の旅は大好きだけど、鉄道オタクではないので、そんな話?と読み進めていくうちに、すごく引き込まれていった。平間さんを探しに行く、まぼろしの廃線跡を見つけに行くという目的の中で、目的とは違うことを見つける。途中から急にファンタジーっちっくになり、やはりどこか銀河鉄道を思い出させる。とても不思議な流れに。意外な展開にやられました。面白かったです。好きです、こういうの。
まあ面白かった。主要な登場人物は3人。牧村と菜月、行方不明の平間さん年輩。最初は主人公牧村と平間との交流、人間関係とテツ話題で引っ張り、次に平間の失踪と、「まぼろしの廃線跡」の謎で驚かせる。そして、菜月とのロードムービー的探索。ディテールがよく効いている。勉強になりました。
こういう不思議なストーリー展開は好きです。見つけた先に待っているのが桃源郷なのか不気味な魔の棲家なのか。一方は魅了され、他方は恐怖を感じ、それでも同じ道を選んだものの、一度魅入られたものを完全に忘れ去るということは難しいでしょう。疲れてるときに読むといってしまいたくなりますよ、きっと。
中盤にかけて一気に読まされました。幻の廃線跡が現実味を帯びてリンクしてくるところが、ドキドキして大好き。本当にそういうのには弱いです。後半は自分の生き方を問われる訳ですが、私も最後までは行かないだろうなぁ。
いつも気になっていたけど、ずっと手にしなかった本をついに。ファンタジーは苦手だったけど、この物語は頭からファンタジーじゃなくて、抵抗なくその世界に入っていけた。好きかも。
☆7 軽く、ファンタジーにもミステリにもなっているけど、それ以外の要素もよく読ませてくれるいい作品だった。人物の設定が少しずつ唐突ではあったけれども、深みがないわけではない。行動しながらも変わっていく心境と、その後の彼らの生き方に思いをはせることができる。現実は醜い、けれども捨てたもんではないと思う。それでも夢の世界に旅立ちたい気持ちもわかるなー。私は、このトレインに乗って現実に降りてこられるのか、夢の世界に逃げていくのか、どうなんだろう。でも、この余韻のような責任を持つのは辛そうだ。
ミステリーとファンタジーどちらともいえない話。行方不明になった知り合いは幻の廃線に関係している…。好きな話ではないのに結構読めた。他にどういった話を書くのかが気になる。
鉄道好きなので、釣られて読みました。あと、中村航さんの作品だと完全に勘違い・・・。読んで手もタッチがちがうし、そりゃそだね。オカルトっぽい展開は苦手で、どきどきというより、びくびくしながら読みました。誰も知らない廃線跡を探す旅。そして、そこを踏破するとステキな事が起こるらしい。けど、それは本当は異世界との・・・。現実逃避なのか、そこが本当の居場所なのか。今いる自分のポジションと考え方が問われます! 最後まで微妙な余韻を残して、生きる苦しさも描く。そんな作品でした
表紙・タイトルともに、どストライク(o^-')b前半の「鉄分」が多目ですが、後半繰り広げられる、廃線を取り巻く異世界の雰囲気はもぅ、身悶えするほど大好物♪牧村さん、倉本さん、平間さんの3人を軸に、登場人物大勢ですが、全員がわざとらしくないしっかりした立ち位置で描かれ、物語の整合性も読みやすさも満点!同じ空間にいてもふっと視点や焦点をずらすことで重なっている異世界。廃墟・廃線好きにはたまりません(あとてっちゃんも)♪ちなみに私は途中下車タイプ。あなたは終着派?それとも途中下車派?他の作品も読んでみたいです☆
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/08
ミステリーかと思いきやファンタジー。「ファンタジー大賞」受賞作品ということをうっかり失念。廃線にひかれるのはノスタルジックか、ここではないどこかへの憧れか。ファンタジーじゃなくて、ミステリーであればかなりいい線いっていたと思うんだよなー。今いるここが自分の居場所ではないような。そんなん誰だってもってるだろうに。と、ちょっといらっともした。銀座鉄道の夜オマージュか。奇跡がおこるくだりが、うーん。チープだったなー。
誰も知らない廃線跡を最初から最後まで辿ると奇跡が起こる。廃墟好きな青年が、鉄道好きな老人と出会い、交流することから物語が始まる。老人がある日、行方不明になる。老人の知り合いの女性とともに老人の行方を探す主人公。彼らがたどり着いた場所と、奇跡とは?どこかで聞いたようなあらすじである。しかし、静謐な雰囲気と余韻が心地良かった。ただ大切なひとをいつ失うかわからない不安を主人公に抱かせたままの終わりは、ちょっと感心しなかった。狙いであるのはわかるが、ありがちな不安で終わったのが残念。
作者は鉄オタなのだろうか。「幻の廃線跡」を求めて消えた友人を探すたびに出る二人。俺はファンタジーだと思って読んだのだが、この辺りの展開は結構ミステリ的な要素が強めで、「お?」という感じだった。後半は、どちらかというとファンタジー的な展開。この前半と後半のギャップがいいと思った。日常的な色彩が強めな前半と、まるで別世界に誘われたかのような心地になってしまうファンタジックな後半。大人の青春小説という帯の文句も見事。鉄道好きが読めば二倍、いや三倍楽しめること間違いないです。もちろん鉄道ファンじゃない人にも。
ミステリーでもありファンタジーでもあるこの本は、鉄道ファンや廃線マニアであれば小躍りして喜ぶだろう。幻の廃線跡。そこの始発駅から終着駅まで歩くと奇跡が起きる。そんなマユツバ話を信じて消えた平野の後を追った牧野と鉄女の菜月。二人の道行は不思議な出来事に満ちていて。人生にはいくつかの乗り換え駅がある。そこでは出会いもあれば別れもある。自分が本当に行きたい(生きたい)場所はどこなのか。それを見つけられた者は僥倖なのだろう。静謐な筆致は何かに耐えているかのように物悲しい。どうして人は居場所を探して旅するのだろう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 11/07
幻の廃線を求めた人を追いかけて。冒険で、夢があっていいですね。電車とかに興味が出て、貴社で東北にでも出かけたくなります。最後は幻の電車に乗ったら?向こう側の世界は?それは読者の心の中にだけあればいいんですね。著者に答えを求めようとした自分の甘さにちょっと苦笑。平間さんどうしてるかな~。
平間さんを追いかける旅が自分自身を探す旅にもつながっていた。平間さんの最後の掲示板の書き込みが平間さんらしかった。静子さんの話を聞いてる時が一番引き込まれた。
平間さんがそっち側へ行ってしまった以上、主人公は彼女とずっと暮らしていくのは無理な気もする。駅の掲示板でのやり取りが洒落てて素敵。
ロスト・トレインの
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感想・レビュー:126件
















































