マドンナ・ヴェルデ
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マドンナ・ヴェルデの感想・レビュー(1428)
女性の卵子は35歳までに冷凍保存しなければ悪化の一途だそうです、NHKでやってました!それを知らずに晩婚化してから子供を授かるのは至難の業なのだと知りました。
ジーン・ワルツは未読ですが、読んでも理恵先生がクールすぎて共感できないだろうなぁ。代理出産を通して実現しようとしていることは間違ってないと思うけど、もうちょっと周囲(特にみどり)のことも考えてほしい…。
前日にジーンワルツを読了。みどりさんは争いごとは避けたい、だから理恵先生に押し切られ結局従うという印象で、確かに物語前半もそうだった。だけどみどりは意志をもって感情を主張するようになる。それは普通の人が普通に持ちうる感情。でも理恵にも医者としての論理的な主張があって、さて、子ども達にとって「正しい」道はどっちなのか…。「どっち」という選択肢は正しい道を見落とす問いかけだなぁと思いました。私自身が、感情か論理、正しいのはどっちかって考えましたから。
『ジーン・ワルツ』の姉妹編。理恵の母親で彼女の子どもたちの代理母でもあるみどりの視点での物語。…なのだけど、これって分けて出す必要あったのかなあ?みどりにも理恵にも感情を寄せることなく読了。理恵のみどりに対する感情がイマイチよくわからず。『ジーン…』にその辺のエピソードあったっけ?うーん、覚えてないぞσ(^_^;)この双子のその後もいつか描かれるのかなあ?と思っていたら、既に『医学のたまご』で描かれていたとは。すごいぞ桜宮サーガ!相関図ないとついていけない!(笑)
日本には「生みの親より育ての親」という言い回しがあるように、生物学的な親よりも、お腹の中で育てて産んだほうが親として認められるのだな。それにしても理屈っぽい親子だこと(笑)。こんな人達に育てられた子供達の「医学の卵」を読んでみたいと思った。
『ジーンワルツ』と比べながら読んだら、最も面白かったかも。生まれた子の一人が『医学のたまご』の薫くんで、料理の上手な家政婦さんがみどりさんだったのかと思うと、なんだかしみじみしてしまいました。
「ジーンワルツ」を理恵先生の母親であるみどりの立場から描いた作品。ジーンワルツを読んだ時にも感じたけど、やはり理恵先生のしたことには賛同できない。なぜ清川先生との受精卵をみどりさんだけでなく、他人夫婦にまで?そして最後に双子を一人ずつ引き取った経緯もいまいち理解出来ない。でも大切なのは子供たちの未来という結論に至ったのでまぁ、よしとしよう。ユミちゃんえらい!!生命の誕生って本当に奇跡的ですごいことなんだなぁという感動は前作と変わらない。そして産婦人科の現状が少しでも好転してくれたらと心から思う。
『ジーン・ワルツ』の裏編。子宮の奇形で子供が産めなくなった娘(女医)は母親に代理母出産を依頼する。母親は一瞬躊躇するものの娘のためと思い引き受けるが、娘の考え方に疑問を抱く。女医の代理母出産に対する考え方は、母親には理解できない。娘の育て方を間違えたかと悩む。そして母親の取った行動は……。 「母親の力強さ」や「母親の思い」とか、女性の信念や母子の繋がりを感じさせられた。
ドラマが好きだった!ドラマのかなり前に『ジーン・ワルツ』は読んでいたが、こちらは未読だったので、一度読んでみたいと思っていた。読んで一番思ったこと。ドラマの方が私は好きだった!俳句講師の丸山さんが大好きだったので、原作ではなんとも影が薄く、悲しかった。あんなに素敵に膨らませてくれた脚本家さんに拍手したい!話の展開もドラマの方がよかったなあ。『アリアドネ・・・』も、ドラマの方が好きだったんだよね~。海堂さん、昔は好きだったんだけど・・・・・・。今もファンの方、ごめんなさい。
基本的にはこのシリーズのファンではあるが、今回は「みどり」以外あまりに登場人物の背景の書き込みが薄く、ただただ姉妹作『ジーンワルツ』のつじつま合わせでしかないように感じ、一つの小説としてはどうなんだろう?と疑問が残った。 代理母の難しさより、『ジーンワルツ』の姉妹作と知らずに読んだ人にはずいぶん偏った作品に思えたろうなという不親切さを先に感じてしまう当たり、完成度がいまいちのような・・・。個人的には『ジーンワルツ』のみでで十分色々なことが訴えられていた気がする。
法律は医学にあわせて自然に変わるものではなく、変えようとしなければかわらないもの。誰かが傷付かなければ変わらないのでしょう。代理母というのは本当にただの代理ではないんだろうと思いました。子供を生むことと母親になることは、きっと同じことではないのでしょうね。想像しか出来ないですが。
ジーンワルツの理恵が実母みどりに代理出産を依頼する。一年以上前に読んだジーンワルツとクロスオーバーし、記憶をたどりながら読みました。神の領域に踏み込む医療技術の進歩、これに追いつけない法整備、倫理感…『正解のない深過ぎる課題!』というのが素直な印象です。しかし強引な着地点だなと思ってしまう(←ネタバレ自粛)。日本では永遠に法整備できないだろうな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/02
おっとりしていて、欲の無い人として描かれていたみどりさんですが、理恵さん以上にクールウィッチだった。自分の娘婿と婚姻関係を結ぼうとするあたり、親子はどこまでも、親子だった。聖霊によって身ごもる聖母マリア。確かに彼女は代理母の頂点でしたね。まるで歳時記を読んでる様な、季節感のある食事風景が美しい。更に様々な個人の思惑を越えた、産まれてくる命に対する、平等な慈愛に満ちた著者の眼差しが心にしみる。「生物は自分の子孫ではなく、自分の遺伝子を残そうとする」というリチャード・ドーキンスの話を知り、人間も生物なのだと。
ジーンワルツを思い出しながら、、、出産と云うのは、圧倒的に母親のものなんですね、今更ですが。医療の進歩とその恩恵を受ける患者、論理と感情。人は自分の遺伝子をそんなに残したいものか?一般的にはそうなのかな。地球は子供達を欲しがっているのかな??
ジーン・ワルツの理恵先生の母親である、みどりの目線から描かれていた。描き方が変わるとこんなにも変わるのだなぁって思いました。 とても面白かったです。
ジーンワルツの理恵先生のお母さん、みどりさん目線のお話。50歳過ぎて代理母を引き受けた気持ちって。。。私も娘がおりますが、さすがに無理でしょう!理恵先生が子どもを欲しがった理由も分かるけれど、納得いかないし。クールウィッチと呼ばれるゆえんがわかりました。 ユミさんは、結構深く関わっていたのね~、と思いました。しのぶちゃんも今後出てくるのかしら?楽しみです。
ジーンワルツが理恵先生の物語なら、こちらは産みの親みどりの物語でした。前作の対極の話で、やっと消化された感じです。医学のたまご→ジーンワルツ→マドンナヴェルデと読みましたが、また医学のたまごを読み直すと、また違った感じで読めるかと思います。
代理母問題…私は双方が納得してリスクも何もかもを背負う覚悟があるのなら、ありだと思います。ただやはり問題点はいくつか出てくるとは思います。ですから理恵、みどり、しのぶ、かおるがこれから先どういう人生を歩んでいくのか見届けてみたいです。
ジーンワルツで理恵の考えが好きになれなかったけれど、ますます嫌でした。母に対するその態度・・・とても自分勝手!みどりがかわいそう!!だと思いました。けれど、最後の解決方法を意外とお互いにすんなり受け入れてびっくり。分け合えばOKなのか?
もしも、自分の娘に代理母を頼まれたら、私はどうするんだろう?そう考えた瞬間グイグイと本に引き込まれた。理恵のいささかご都合主義の勝手なお願いにおされる形で引き受けたみどり。子供も産んだ身としては、お腹で育てた赤ちゃんを、生まれてすぐに手放す代理母の気持ちは図り知れないな。それが娘の子なら…。どうなんだろ?
『ジーン・ワルツ』と対になる作品。こちらは母親のみどり目線で書かれたお話。『ジーン・ワルツ』よりも理恵先生のクール・ウィッチっぷりが際立っていたように思える。みどりさんは本当に普通の感覚を持った普通の人なのになぁ。ユミちゃんがなんだかんだ一番正直で一番好きかも知れないな。しかし、理恵先生本当冷酷というか、怖いなぁ。そしてこの物語が『医学のたまご』へと続くわけですね。2011/554
『ジーン・ワルツ』を読んだら、理恵の気持ちもわかるだろうか?理恵には弱腰な印象のみどりが戦えたのは、お腹に赤ちゃんがいる母の力かも。
「ジーン・ワルツ」は曽根崎理恵の視点から書かれているが、「マドンナ・ヴェルデ」は理恵の母、山咲みどりの視点から感じたこと、出来事が描かれている。理恵の元夫、伸一郎との書簡のやりとりを通して、みどりの気持ちの揺れ動くさまが描かれているのが面白い。いくら娘の子供とはいってもお腹にいると、自分の子供のような気がしてくるものなのかな・・・。実の母でもそんな風に思うなら、他人に産んでもらう代理出産ってまだ相当リスクが高いのかな、なんてちらっと思いました。
3.5 両極端な母娘 似たモノ娘夫婦 世の中いろんな人、考え方であふれてることを実感。自分に関係なければ、人それぞれですむんだろうけど。何でもありの世の中で、自分がぶれないように生きるのはたいへん。ストーリーは面白かったが、人物描写は浅かったように感じた。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/23
海堂作品は複雑な構成が肝。作品同士の綿密な関係には脱帽。この作品は『ジーン・ワルツ』の別視点で、医療から少し離れた優しい雰囲気で読みやすかった。海堂さんは執筆活動を通して、世間に現在の医療現場の現実や問題を投げ掛けてくる。代理母の問題も早急に対応すべきだと感じた。
結末はあれでよかったのだろうか。みどりが代理母だと子供になのらないならば、双子は母の所と祖母の所とにはなされた事になる。 いろいろ問題はあるだろけど、やっぱり子供が欲しいけど出来ない人がいて、授ける事が出来る技術があるのに、そうしてあげられないというのは辛いんじゃないかと思う。
「ジーン・ワルツ」がうろ覚えなのが残念。ドラマを見てたので改めて、ドラマは良くできてたなぁ。キャストがぴったり。
「ジーン・ワルツ」の姉妹本と言えるこの作品。両方読んで完結するわけですね!「ジーン・ワルツ」を読んだだけでは、只々驚くばかりだったみどり・理恵親子ですが、読んですっきりした。みどりさんは本当に良い意味で普通の人。(海堂先生シリーズでは珍しいですね)だから話は坦々と進み、後半の双子の親権の所では人が変わったみたいに頑なでびっくりした。母親ってすごいんだなぁと改めて実感。かおるとしのぶがどのように成長するのか、非常に楽しみであります。理恵と伸一郎さんについては、本当に似たもの夫婦だなと感じました。
母親のみどりさんは、普通の感覚を持った女の人だけれど、娘の理恵さんは、「クールウィッチ」と呼ばれるほどだ。生殖医療の進み方は恐ろしいと思えるほどだが、閉経後の母親が娘の子どもの代理母なんて、自然の摂理に反している。でも、どうしても子どもが欲しい人からすれば、福音なんだろうね。「女であれば子を産まなければ」という思い込みも恐ろしい。理恵はどうしても子どもが欲しいというより、医者、生殖医療の研究者としての野心も満々で、そこも気持ちが悪い。みどりさんの娘なのに、なんでこんなになるんだろう。
ドラマでやっていましたがそれは見ていませんでした。娘の子供を母親が産む・・・これを自分に当てはめて想像して見た・・・。ありえないです。
【ネタばれ含】「ジーン・ワルツ」と対になる小説/例え血がつながった親子(母娘)でも分かりあえないことがあるというのはよく分かる/娘理恵が子どもを望んだ理由と母みどりが母親に固執する理由が分かったようで分からない。娘は現在の生殖医療に問題提起を、母は子どものためには母親がというがそれでは結末でただのシッタ―になるというのは解せない/非配偶者間人工授精AIDは生物上の父親情報を全く分からないようにしているが、AIDが始まって60年近くたった今その子たちはどう人生を送ってきたのだろう
マドンナ・ヴェルデの
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