サクリファイス
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サクリファイスの感想・レビュー(1851)
読まなかったら絶対後悔する。そんな気がする。後半。電車の中で読んでいなかったら、たぶん泣いていた。『サクリファイス』。本を閉じて。余韻ばかりの胸の中にそのタイトルの意味が深く響く。そしてまた、涙腺が緩む。ロードレースというスポーツの過酷さと残酷さ。そして人間の罪深さと信念の強さ。あぁ、読み終わったばかりの今。放心状態でうまい言葉が見つからないけれど。ただただ読めてよかった。それだけは言える。
良本に出会った。初近藤史恵作品。とても私好みの作品で、面白く読めた。スポーツと青春とサスペンスがいい案配に融合している。切なくて爽やか。第10章で、石尾さんのかっこよさにうるっとした。続き読もう。
うぉー面白い!チームスポーツであるロードレースの物語。熱く青く美しい。シンプルで研ぎ澄まされた文章、揺れ動く心理描写、突き進む情熱。続編も読まなきゃ♪
再読。ほとんど忘れていて、情けない。でも初回と同じ位ドキドキして、泣ける・・「サヴァイヴ」の後の再読、おすすめです。
この本を読んでなければ、今こんなに本を読んでいない。初めて貪り読んだ本です。ハマる本ってあるんだと気付いた一冊。
冒頭の凄惨なシーンが、いつ、誰に降りかかってくるんだろうと、ドキドキしてながらも、テンポのあるストーリーの流れに乗って、一気に最後まで読めた。ロードレースも、素人にもわかりやすく描かれていた。最後の最後まで二転三転して、読者を惹き付ける完成度の高い作品だと思った。読後に気づいたけれど「sacrifice」とは、犠牲とか犠牲的行為という意味だったんですね。しかし、これって限りなく犯罪に近いと思うけれど、何もなく終わっていいんだろうか?香乃の「彼もすごくショックを受けている」というのも、嘘だったんだろうな。
タイトルに興味を持ったので読んでみた。ロードレースの事は全く知らなかったので、勝って表彰されるのは個人なのにチームプレーって珍しい競技だなあと思った。 アシストが好きだと言う、勝つ事のみを求めていない、淡々としたチカの性格にひかれます。そして犠牲になるのはチカなんだろうな、嫌だなと思いながら読んでたので結末には驚いた。石尾さんからのバトンを受け取ったチカは彼のようなエースにはならないけれど、追い越していくのでしょう。 続きがあるみたいなのでそっちも楽しみです。
始終ドキドキしっぱななしでした。「本番」がレース中なので、「見せ場」では台詞よりも地文(白石の考え)が多い…というより、そちらが主体。声なきやり取りの中にある、白石自身の想いはもちろん、石尾さん、伊庭の想いを想像するのが面白かった。石尾さんは、恐ろしいほどひたすらに、ロードレースに全てを掛けていたのだなぁ。何を思っていたのだろう。笑った時、未来のためにどうするかを決めた時。白石視点で話を読み進めたためか、同じように悲しみよりも喪失感に近い。どこからやりなおしたとしても、石尾さんの生き方は変わらないのだろう
ロードレーサーのように無駄な肉をそぎ落としたシンプルな作品。サクサクと読めるし、アスリートならではの選手生命を賭けた生存競争はもちろん、その中から生まれる強固なチームワーク、人間模様が描かれている。サクリファイス、普段小説を読まない人にも気軽にお勧めできそうな作品だ
驚いたのは、作者の近藤史恵さんはロードレースを見たことがないのに、こんなに楽しい小説を書いたこと。 ロードレースを知らないと最初はなかなか入り込めないが、すぐにロードレースのチームの魅力にどっぷり漬かることができること請け合いです。
完成度の高い本です。ページ数は少ないけど、読書の良さをいろいろ楽しめる。いつもあまり読書しない友人に薦めるたい本だな。この本第5回本屋大賞2位(1位は『ゴールデン・スランバー』)だったようだけど、これを推した書店員はさぞや悔しかっただろう。
冒頭のシーンで挫けてしまいそうだったけど、最後まで読んでよかった。ロードレース中のアシスト、次の世代へのアシスト。でも、アシスト以上にサクリファイスというタイトルがしっくりくる。悲しいけれど清々しさが残るいい作品。
スポーツ物として、ちょっと他に読んだ本があったんですが、そちらは文が軽すぎて「ん?」ってなってしまってましたが、近藤さんの文は読みやすいながらしっかり風景が書かれていて、入り込みやすい感じがします。こんな世界があるって事を楽しみながら読んでたら、しっかり謎→真相って流れがあって、逆にびっくりしました。読まなくてもまぁいいかって思って先延ばしにしてたけど、読んでよかった。
再読。シリーズ3冊目『サヴァイヴ』で、石尾の新人時代から『サクリファイス』に至るまでの成長や生き様・赤城との絆が深まる様子を纏めて読んだらたまらなくなって。初読時は冒頭の衝撃的シーンから、事故の被害者は誰で原因は何だったのかずっと気にしながら読んだけど、今回は「彼」の真意がわかっているので言動のひとつひとつをじっくり味わい涙する。でも細部は忘れてたので最後の謎解き部分はしっかり振り回され、倍楽しめた^^;レースで最もキーとなる伊豆ステージでは、チカと石尾だけでなく伊庭や赤城も何気にカッコよかったんだなぁ…
目が離せなくなるとはこういうことかと思い知る、文字を追わずにいられない作品。一気に読破してしまった(^o^) ロードレースという決してメジャーとはいえない世界も、この作品を読むと知っているのが当たり前のような気になり、無性に自転車にまたがって風を受けたくなる。(ママチャリでもOK( ´艸`)) 狭き世界故の生き残りをかけた人間関係は恐ろしくもあり、切なくもある。タイトルの意味が気になり調べて納得。しかし決して美談にしてはいけないところがまた考えさせられるところだ
途中までは、ただただ端正な文章表現に、少し退屈さを感じた。が、後半から雲行きが怪しくなるように、サスペンス色が出てきたように思う。二転三転する予想に、真相はなんなのか、石尾さんの本当の気持ちはどんなだったのか、息が詰まる思いで読み終わりました。
2回目。この作品を読んでロードレース中継にはまりました。3部作も読み終わり、自転車競技もシーズンオフのこの時期に読み直し。自転車競技のことを何も知らずに読んだときはチカの性格がどうにももどかしかったのだけど(初恋の彼女への思いが一番うっとうしかった。)、アシストのすごさをこんなにすがすがしく描けるのはやっぱりチカの性格ありきですね。
新作『サヴァイヴ』を読む為、この1作目を再読しました。スポーツ好きの人、自転車好きの人、ロードレース好きの人、サスペンス好きの人、青春もの好きの人、根性もの好きの人、ロードレース知らない人、自転車に興味がない人、体動かさない人、Mの人、Sの人・・・ 誰が読んでも確実にハマれます。自転車に興味が持てます。ロードレースを観戦したくなります。読み終わった頃にはきっと本屋さんで自転車関連の雑誌を手に取っていることでしょう。読むのは2回目なんですが、やっぱりラストで泣きました。場所が喫茶店だったのでヤバかったです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/22
とても読ませる本だ。 いい意味で読み足りない。あっという間に読み終わってしまう。 過去現在未来とうまく繋がっている 自転車に乗りたくなる本。週末愛車を出そうかなぁ
タイトルが秀逸ですね。単なるどんでん返しや謎解きではなく、秘められた「人間の想い・執念・情熱・過去・信念」みたいなものが明らかになっていく展開。そしてその結果、登場人物の心情に変化や成長をもたらす。最初にたどり着いた真相からさらに真実にたどり着く二段構造も良かった。いやぁ、久しぶりにいいミステリを読んだ気がしました。(個人的には謎解きや犯人探しはミステリと認めていないもので…あれは単なるミステリーです)クライマックスで明かされた「犠牲」の意味が重くのしかかりました
「サヴァイヴ」を読んでからの読み返し。かなり忘れていた部分があって、改めてチカの性格の良さに感心してしまった。石尾の最後を頭に刻み付けた。
読書の醍醐味は活字の世界では一生かかっても経験できない事を経験させてくれるところ。この本を読む迄はロードレースに関して知識がなかったが、団体競技で個人を表舞台に立たせる為にここまでアシストに徹底する事を要求される競技とは思わなかった。そういった影で支えるアシスターにスポットを当てた秀逸な話だった。又、最後まで一気に読ませる展開はうまかった。タイトルの意味も納得!
読みたいなーとぼんやり長々と思っていて、ようやく読めた本。評判にたがわず面白かった!近藤作品につきもののある種の暗さも、ロードレースというまっすぐで真っ白(わたしにとっては)な素材に対しては、ちょうどいい陰影になって物語を彩っていた。ホワイダニットのミステリーではあるけれど、物語としてひたすら面白いし、ぐいぐい最後まで引っ張る力を持ってる。ロードレースのように抵抗を受けながらラストまで走りきる作品。相方の趣味でMotoGPを見ているせいか、日本が本場じゃないスポーツの悲哀をしみじみ感じたなぁ。
ほー。自転車ロードレースってこういうものなんだ。スピード感あっておもしろさ抜群!そしてこのチームで本当に起こっていたことは…。え、そうだったの!?
このところ読書が停滞していたにも関わらず、面白くて一気読み。あまり文字が詰まっていなくて、短文を重ねるように書かれているのでテンポよく読めました。爽やかで後味は悪くないし、読みやすい文章なので、ふだんあまり本を読まない人にも薦められるかも。主人公を始め、登場人物たちは皆、過剰なまでにロードレースに対して打ちこんでいるけれど、その熱さがまたぐっとくるのです。「勝利は一人だけのものではない」、自分をさまざまな立場において想像してみて味わいたい言葉です。
かなりいい。続きが読みたい。主人公の名前が良く分からないがね。
ロードレースについて全然知らなかったけれど、こちらでの評判を見て読んでみました。
面白かった!最初は何を考えているのかわからなくて、不気味だった石尾さんの印象が、後半がらりと変わりました。サクリファイスとは、そういう意味だったのか…。
読了後は、胸にずしんと重たいものが残りました。
とっても面白くて満足できた。ストーリーセラーで読んだ時はそうでもないと思って、手に取るのが遅くなってしまった。石尾さんの最後の選択には、考えが及ばず驚かされた。
スポーツが好きなのでこのようなスポーツを題材にしたミステリーは面白い。ただ、自転車ロードレースの仕組みをもう少しわかりやすく解説してくれたらもっと楽しめたと思う。
一気に読めました。まったく初の世界なのに面白くて、中継とかあれば見て見たい、と思いました。文章も読みやすく、後半の展開もスマート。人にお勧めできる本です。
自転車が趣味なのでとりあえず読んでみた。文字数が少ないので短時間で一気読み。ロードレースでのエースとアシストの関係がうまく描写されているし、自転車競技をあまり知らなくてもそれなりに楽しめると思う。後半はミステリー的な要素が多分に織り込まれており、どんでん返しの結末は全く予想できなかったし、そこで初めてサクリファイス(犠牲)の意味が分かった。 しかし現実と照らし合わせると、この展開はかなり微妙。これを読んだ人がロードレース=ドーピングみたいな悪い印象を持たなければ良いが・・・ 引き続き「エデン」に行きます。
サクリファイスの
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