鏡の国のアリス (新潮文庫)
鏡の国のアリスを読んだ人はこんな本も読んでいます
鏡の国のアリスを追加
鏡の国のアリスの感想・レビュー(367)
文体が独特なので、理解するのが難しかったが、色んな想像ができてよかった。二つの動詞を掛け合わせて新しい言葉をつくって詩をつくるところなんかが、個人的に好き。あと、作者の少女愛がよくわかる作品であった。現実の少女だったアリスは、永遠の少女として世界に名を残した。L・キャロルはロリコンの鑑である…否、師匠である。
ナンセンス、ロリータコンプレックス、ピーターパンシンドローム。キャロルよりもドジスンに興味がわいたな。現代ではマイケル・ジャクソンなら彼の心情を理解できたのかも?
考えてもよくわからない箇所がいくつかありましたが気にせずただ純粋に起こったことを読むことでこの本を楽しむことが出来るんじゃないかと読後に思いました。また今度読もうと思います。
少女アリスが鏡を通り抜けてチェスの国に迷い込むというぶっちぎりの古典ファンタジー。巻末の解説にも書かれているように、本作はチェスの規則にしたがって、きっちり構成されている(らしい)。そのため「不思議の国」に比べると、読み進めやすいと感じた。と同時に、行き当たりばったり感が薄まっているところに若干物足りなさを覚えたり。しかし相変わらずキャラクター達の掛け合いが楽しい。“ああ言えばこう言う”赤の女王が憎たらしくておかしいったら。お互いを伝説上の生き物だと思ってるアリスとユニコーンの件とかも好きです。
チェスをモチーフにした話だと聞いて読んでみたけど(チェスの対戦がメインだと思ってた)、そこまでチェスの内容は含まれてなかった。あと、アリスの性格無理。私の理解度が足らないだけかもしれないけど、私の中では奇怪な生き物にたくさんでてきて終わってしまった。私にはこの本あわなかった。
アリスの夢、ゆめ。嵐におそわれるみたいに切り替わる場面だとか、意味不明で無意味なやり取りだとか、やっぱりルイス・キャロルの夢の世界は違う。おしゃまで短気で、おてんばアリスはほんとに可愛い!
ただ、チェスがモチーフだし日本語訳だから…もっと勉強すれば楽しめるんだろうな。『不思議の国』もちゃんと読みたいな。
再読。個人的には『不思議の国』より、こちらのかっちりした構成の方が好きだ。さて、矢川訳『アリス』は、他の翻訳とは違い、註が全くなく、原文の言葉遊びを概ね日本語で再現している。故に物語を中断せずに済み、子供にも読みやすい気がした。また、好みは分かれそうだが「お兄ちゃんのお話」(個人的には小父さんだと思うが、矢川氏には「お兄ちゃん」であることに特別な意味があるのだろう)を意識した語り言葉、所謂「女の子口調」ではないアリスなど、特異な翻訳アリスだと思う。
ハンプティダンプティって鏡の国のアリスだったのかぁ…と不思議の国と鏡の国がごっちゃになっていたのが解決されたような気がした。チェスは全く知らないけれど、アリスと登場人物たちの言葉のやり取りが面白くて満足。アリスが迷い込んだ世界が不思議なのか現実と呼ばれるアリスの住んでいた世界が不思議なのかわからなくなりそうなほど鏡の世界に住む人たちの世界が生き生きとしている。どの世界も観方の問題でもあるのかも・・・と最近頭が固くなり始めた自分の脳みそをマッサージしたくなった。金子さんの描く登場人物がどれも好み!!
ハンプティ・ダンプティ「七歳と六ヶ月ねぇ!」「ぼくに相談にきてくれれば、〈七つでやめときなさい〉って忠告してあげたのに」←どう考えても作者の魂の叫び
チェスの知識がないから 全く分からなかった。もし 分かっていても 話自体を理解するのは 難しいと思う。ただ 最後の「アリス・わが愛」は 凄い。
意味はよく分からなかった(もともとないのかもしれない)が、単語だけ知っていたジャバウォックやハンプティ・ダンプティが出てきたので満足。最後の「アリス・わが愛」は見事だった。
不可思議な世界に少しずつ馴染んできたアリス。もちろん現実の世界での常識を所有しつつも、全く異なる世界観をもつ住人たちと対等に渡り合う。きっとこの鏡の国の住人たちも、それぞれが独自の価値観と行動原理をもって接している。だから、アリスと住人たちの関係はもはや現実と虚構の関係ではなく、現実と現実の、あるいは虚構と虚構のそれに思えてならない。
またまた不思議な物語。チェスのルールに詳しくなくて論理的に構成されているのか具体的に分からなかったのが残念。ただ、巻頭にあるチェスの盤面図で物語のゴールが決められていたので前作よりは読みやすかった。夢の国に舞い込むわくわくする舞台なのにコミュニケーションが成立しないのは相変わらず。むしろ論破されたり散々な扱い。アリスが女王になってもそれが変わらないのは、こどものための世界を用意しておきながら思うようにはさせない、といういやらしさを感じる。ハンプティ・ダンプティだけが他の幻想の住人と態度が違って印象的だった
一度憧れ、挫折したゲーム、チェス。盤上で検証しながら読むことなんてできない私は、とりあえずアリスの後ろにくっついて森を進んで変な詩を聞かされるわけだ。不思議の国よりもアリスは成長していて、しごく冷静にチェスの駒として歩を進めていって、なんだか頼もしい。それがちょっと寂しくもある。いつか原文で読んでみるのだ、とかたく誓う。
不思議の国が好きだったのでこっちも。意味がわからないところも多かったけど、アリスだから仕方ないかな。7歳っていうことに驚き。次読むときはチェスを準備しようと思います。
そういえば読んでなかったと、映画を期に拝読。子供時代に読んだ不思議の国よりも、大人になって読んだ鏡の国の方が、なにやら分かりやすい気がした。子供にはあまりにちんぷんかんぷんじゃないでしょうかね。
この本でアリスは7歳6ヶ月と初めて年齢がわかる。容姿はバラ曰く、「あの子の顔は、お利口とはいえないけど、ちょっとセンスあるな」この1箇所のみ。女王になった時の小道具(頭に金の王冠、手に笏)は描かれているが。『不思議の国のアリス』のアリスよりは思いやりの心も。我儘で気紛れなのは相変わらず。本当にこの2冊にはアリスの容姿、服装の描写がない。テニエルの挿画のアリス服は当時の中産階級の理想的な服装らしい。
鏡の国のアリスの
%
感想・レビュー:65件














ナイス!































