不思議の国のアリス (新潮文庫)
不思議の国のアリスを読んだ人はこんな本も読んでいます
不思議の国のアリスを追加
不思議の国のアリスの感想・レビュー(1358)
数多の文学と映画の手法がここから生まれた。時間と空間がひずみ、歪めばそこは異世界であり、映画のレンズを通して映しだされる世界は不思議の国となる。ストーリーの転用としては千と千尋の神隠しが思い当たる。村上春樹の言う世界としての辺境もまたハードボイルド・ワンダーランドであり、大江健三郎を語るにおいても『不思議の国のアリス』は欠かせない。一種の日常と非日常の境界を渡る、というのは人間の習慣性と意識が産み出した錯覚なのだけれど、どれだけ時間と場所に人が影響されやすいかをこの作品は証明している。
名前は昔から知っていましたが原作は読んだことがなかったので借りて読了。パロディ作品等で大筋は知っていたものの、原作はここまで自由奔放な文章だったとは。驚きました。奇妙な構成に振り回されながら読みましたがこんなお話だったんですね〜。この冒険は彼女の作り上げた世界でのことなのか、はたまた白昼夢か、謎がたくさんありましたが、いろいろ想像させてくれるのがまた素敵ですね。読んでよかったです。
ストーリーはめちゃくちゃで、子供に聴かせる即興話というので納得。ラストがすごくいい。女性がこれをどう感じて読むのか興味あるなあ。
映画と某ゲームのコミカライズで読んだ程度の知識しかなかったので、知らない登場人物や場面があり、面白かった。何より翻訳が肌に合っていたのかすらすら読み進められた。途中で出てくる唄も韻を踏んでいて読むのがなんだか楽しい。 多少??ってなるところがあっても、不思議の国だから仕方ない って感じで読めます。
想像していた内容とは全く違っていた。不思議の国での出来事ひとつひとつが、メルヘンな感じではなくて、大胆というか生々しいというか・・・。今度は洋書で読んでみようと思う。
シュール。まさしく不思議な国で、常識や良識が一切存在しない。映画も理解しがたかったが小説はそれを遥かに凌駕している。ただこの世界観は引き込まれるものがあるかもしれない。
題名の通り「不思議の国」だった。理解しようとすればするほどこんがらがってしまう。言葉遊びがいくつかあったので、原書と並べて読んでみたい
あまり深く考えずに、そのまま話を追って読み進めました。不思議の国なんだから、考えてもしょうがないですし。本当に不思議で、筋がよくわからないくらい。機会があれば、原典にチャレンジしたいです。言葉遊びの部分て英語ではどう書かれているのか楽しみですので。まずは『不思議の国のアリスを英語で読む』(ちくま学芸文庫)で肩慣らしでしょうか。
前に一度読んだことがあるのにあまり内容を覚えてなかった。次々といろんな変な事が起こり、まさに不思議の国。アリスといっしょに不思議の国に振り回される。
「面白いか?」と聞かれると「う~ん」と返答に困る作品だと思う。目の前で完全に理解を超えたよくわからない事が次々と起こって~という感じで「面白い」とはベクトルが違う感じ。意味不明な夢を見て、意味はわからなかったけど何か楽しかったとか、酒を飲んで誰が何を言っても楽しく感じる変なテンションの時と似ている・・・かな?自信ないけど。まさに不思議の国。文字でトリップする本だと思う。著者が子供を楽しませるために考えた話というのを聞いて妙に納得してしまった。
良く知ってるけどそういえば原作は読んだことなかったな、と思って購入。面白かったです。わくわく、へんてこで。想像していたよりも文体が軽やかで読みやすくて、語り口調がすてき。子供のための(中の)物語だけど、常に上からやさしく「少女」を見守っている物語でもあるんだなと思って、少しだけ切ないようにも思いました。
普通の少女・アリスが、服を着たウサギを追いかけて不思議の国に迷い込むというぶっちぎりの古典ファンタジー。創作のヒントを求めて購入。今までストーリーを断片的にしか知らなかったけれど、本書や映画作品などに触れて、その世界観に魅了された。ルイス・キャロルは、この話の原型を即興で語ったという。であればこそ、聞き手を飽きさせない工夫がそこかしこに見て取れる。個性的で一筋縄ではいかない不思議の国の住人達。機知に富んだ言葉遊び(原書の解説を読むとよく分かる)。こんな世界に一度行ってみたい。
ずっと気になっていました。だいたいのお話しか知らなかったので、今回しっかり読めて良かったです。私はアリス好きです。どんどん進むワンダーランドに、おいていかれそうになりました。原書で読んでみたい。無理矢理日本語にしたと思われる部分がいくつかありました(^^)
「あのう、私、ここからどの道を行けばいいか、教えていただきたいんですけど」 「そりゃ、あんたがどこへ行きたいかによるわな」とネコの答えだ。 「どこだっていいんですけど――」 「そんなら、どの道だってかまわんだろ」 「――どっかへ行きつけさえすればね」アリスがいいそえると、ネコはネコで、 「あ、そりゃ行きつけらあ。ちゃんと歩きつづけて行きさえすりゃあね」
世界で2番目に多く読まれている本。今までしっかり読んだことが無かったので手にとってみました。途切れることなく次々と現れる不思議な国の住人はどこか風刺的で、恐怖すら感じられました。今敏監督の「パプリカ」の中で描かれている、脳内では物理的なセクションを飛び越え無尽蔵のイメージが湧き出す様はもしかしたらこの作品がモデルなのでしょうか。
日本語でも話が繋がるように色々工夫はされてたけど、それでも難しかった。ディズニー映画だとか実写映画だとか重ね合わせてやっと理解できる感じ。鏡の国のアリスだったり、他の人が訳した不思議の国のアリスだったりも読んでみたいと思った。さっぱり難しかったし、内容もあまり頭に残ってないけど、たまにはこういう突拍子もなくファンタジーすぎる作品を読むもありかな。ルイスにとってルイスの世界は、フーリエにとってのフーリエの世界みたく確立されてるんだと思う。
ナンセンス文学は考えずに言葉を楽しむにかぎる。訳者矢川澄子さんの「兎穴と少女」で上手く言いくるめられてしまった感じ。「通過儀礼」と「少女の孤独」、そのような見方もあるのか。近いうちに洋書でも読みたい。
洋書で和訳に挑戦中なやつです。洋書のアリスの方がもっと自由な感じがします。アリスは本当に天衣無縫の人だな、と。ルイス・キャロルの頭を覗いてみたい!
終始意味がわからずでした。本当に不思議。でもきっとそういう不思議ではないんだろうなと。チェシャ猫とのやりとりとグリフォンとウミガメモドキとの場面が好き。
さっぱりわからん!笑。それがアリスの良い所なんでしょうね^^;まさしく"不思議"すぎて読むのが大変でした。え?なんの話?なんてしょっちゅうで、それが作者の狙いなのでしょうか?それとも私の頭がバカなだけかしら…。ともかく、アリスがイライラしていたように読み進めていくうちに私のイライラも溜まるいっぽうですww
高校生のときに「鏡の国」のほうは読んだが、「不思議の国」は全く読んでいなかったのでチャレンジしてみた。私にはこの作品の楽しさが解らなかった。多分、私には必要のない作品だったのだろう。思えば「鏡の国」を読んだときも何が楽しいのか解らなかった覚えがある。この作品が好きな方、ごめんなさい。こういう人も居るんです。
夢の国らしくブッ飛んだ感じが面白かったが、原文で読むべきなんだろうなぁ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 08/03
ウサギを追いかけて穴に潜りこむと、そこは不思議な国でした。アリスは大きくなったり、小さくなったり、たくさんの生き物と出会います。ちぐはぐでめちゃくちゃな展開ですが、それが読んでいて面白い。作者のルイス・キャロルは、親交を深めた三姉妹のためにこの物語を書いたそうです。その一人の名前が「アリス・リデル」。実在の人物がモデルだったと初めて知りました。実際のアリスの写真もとても可愛らしい。ルイスは少女の無邪気さを愛していたそうです。少女のあどけなさは、いつか失われてしまうからこそ輝くのかもしれません。
英語だからこその言葉遊びが、日本語だと上手くかみ合わないのが残念。まあ仕方ないやね。モチーフの使い方は、さすが世界、時代を超えて愛されるファンタジーのシンボル的存在なだけあって、本当にアイデアに溢れている。スゴイの一言では片付けられない。
不思議の国のアリスの
%
感想・レビュー:252件












































