ベルリン・レクイエム (新潮文庫)
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ベルリン・レクイエムの感想・レビュー(10)
登場人物の多いスパイ小説で、中盤辺りは何がなんだかわからなかった。しかし、米軍諜報員との取引以降は、目的が徐々に明確化していき、ピンチを迎え、最後には唸る仕掛けが待っていた。
悪夢のような戦争がやっと終わったと安堵することはドイツ国民には許されていなかった 特に我らがグンターにとって喉元に突き刺さるナイフのように 常にじわじわと血をにじませている様な状態から逃れられない 一方米露英仏の其々の思惑はナチスの亡霊たちをしぶとさく 徘徊させて闇は益々深くなる この危機一髪をグンターはどう乗り切るのか ページをめくる手が止まらない
1948年のベルリンとウィーン。徹底的に破壊されたかつての帝都は米ソ対立の火薬庫となっていた。絶え間ない緊張の中で生きることを強いられた全てのドイツ人と同様、探偵業を再開していたベルンハルト・グンターもまた、冷戦初期の渦の中に巻き込まれていく。『戦争が、すべての人のすべてのことを変えた。探偵業だって、例外じゃないさ。だが、犯罪者の像を拝みたいんだったら、写真が百枚ほどあるぜ。いや、何千枚かな。みんな、戦争犯罪人だが』 名作「第三の男」へのオマージュが随所に現れるのが映画ファンにはうれしい。
09/26:Schunag
09/21:三門 優祐
08/17:ス
05/31:Coders
--/--:ntahima
--/--:Dちょ
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