ジェニィ (新潮文庫)

ジェニィ (新潮文庫)
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ジェニィの感想・レビュー(206)

何よりも驚かされたのはギャリコのその猫に対する観察眼の鋭さ。まるでギャリコ自身が猫であったかのようなち密な描写は彼がいかに猫好きであったかを示しているなあと感じた。着想が特に優れているのは、人間の心と猫の心両方を持つピーターが主人公であることなんじゃないんだろうか。同じモノを見ていても猫と人間ではこうも違うのか、ということをまざまざと感じた。それはもちろん、当たり前のことなんだろうけど。いつも見ている世界を違った視点からみる面白さを体感した気分。 とてもきれいで、少し物悲しくもある、まさに大人の童話。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/16

すごくよかったです。いま、失われつつあるものが美しく描かれていました。ピーターとジェニィのまっすぐな素直さが愛おしくなります。古沢安二郎さんの訳している、飾らない素直な日本語もこの物語にぴったり。改めて、日本語のもつあたたかさを感じて、癒されます。 子どもたちにも感じて欲しいなぁと、寝る前のよみきかせ中です。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/12

★★★☆西澤保彦の「いつか、ふたりは二匹」を読んでこの作品が「ジェニイ」のオマージュ作品だと知って読んでみました。 交通事故にあった8歳の男の子ピーターが突然子猫になっちゃう話。 ジェニイはそんな子猫になっちゃったピーターに色々なネコとしての作法を教えてあげる雌猫でほぼ全編ネコ目線で書かれていて面白かったです。 これだけ動物目線の作品って稀有だと思うな。 読んだ後はネコの習性を改めてじっくり見たくなっちゃったよ(笑) きっとネコ好きには堪らない作品だと思うな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 02/03
ゆう
私も「いつか、ふたりは二匹」→「ジェニィ」で読みました。そしたらまた「いつか~」を読みたくなってます。
ナイス!ナイス! - 02/13 09:02

白い風
ゆうさん、コメントアリガトウございます! ゆうさんも「いつか~」→「ジェニィ」の順に読まれたんだね。 この作品はネコ好きな方、子供たちにも読んで欲しいね。
ナイス!ナイス! - 02/13 12:45


再読しました。やっぱりギャリコは美味しい…じゃなくて、面白い。猫になったピーターの心理・感覚描写にリアリティがあり、ギャリコは本当に猫になったことがあるんじゃないのかと思う程。読んでいくうちに心がピーターと重なって、三毛猫のジェニィがいつしか魅力的な女性に見えてくるのが不思議。グリムズさんの家にもう1度訪れる場面は遣る瀬無くて心が痛んだ。終わり方は切なくも温かく、優しく、ギャリコらしいなと。ルルウの辺りだけは本に顔を突っ込んでピーターを怒鳴りつけたい気持ちになりましたが(笑)全体的に共感できる内容でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/26

猫になった少年が学ばなければならないこと。猫の行動や流儀など。作者はどれだけ猫好きなんだよ(笑)観察しすぎ。とても面白かったけど、終わり方はあまり好きじゃないかな。母の中にジェニィを感じたからハッピーエンドって少し違う気がしてしまう。

感動の物語でした

何度読んでも幸せになれるお話し。男の子だったピーターが猫になって、初めて猫の気持ちがわかったり、猫として生きるために人間と違うところを学んでいったり、まるで自分も猫になったみたいな気分になる。飼っている猫のしっぽをもてあそんでいたけれど、この本を読んでちょっと反省した。辱めを受けたような気分にさせてごめんよ。笑 お気に入りの毛布をもみもみしながら喉を鳴らしているときの気持ちは、一匹の猫がお母さん猫からもらえる一生を通じた愛のプレゼントなんだな。どんなに幸せな気持ちなことだろう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/07

☆猫になってしまったピーター君が、素敵な雌猫ジェニィと出会って冒険する。恋もする。楽しかったです〜(*^^*)☆表紙の黒にゃんこは誰なのかと思ったのに…表紙は関係なかったのか

なんとも可愛くてワクワクするお話だったー!猫好きではないけれど、猫が気になってしまう一冊であります!私はこれからのジェニィが気になるなぁ〜。ジェニィはどうしたのかしら。また会いたくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/23

猫の雑作は、はっとするほど人に似ている。餌を求めて切なげに鳴きながら近寄ってきたときの潤んだ瞳には落とされた。道端で寛いでいた猫としばし目を合わせた上でそっぽを向いて立ち去る気高さには振られたあとみたいに悄げるなにかがあった。タンブラーで回ってきた猫の顔をした門下一同の"人間"関係に笑ったのを思い出した。ネコ科の動物の本性は、ネズミを嬉々として刈り取る衝動そのものだ。でもそれだけじゃ、猫の顔そのままに物語を創るなど出来やしまい。家畜でもなく、使役するわけでもないのに人とともに長くいる理由なんだろうな。

《図書館》可愛くてたくましい二匹の猫の、いろいろな仕草にキュンとしました。この前見かけた野良猫も、おしゃべりしたり、大変な冒険をしたりするのかしら。想像すると楽しいです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/20

猫になってしまった8歳の男の子のピーターと、可愛いて知的な雌猫ジェニィの出会いの物語。猫の世界の掟や、猫の生活としぐさの描写は細やかで、本当に作者が猫好きなことがひしひしと伝わってきます。変わった船員ばかりの船での楽しい一時、ピーターの手に汗握る決闘はかなり好き。そして何より大胆で包容力と素直さを兼ね備えたジェニィの愛くるしさは格別です。ラストは大団円とはちょっと違う気もするけれど、猫としての生活はかけがえのない美しいものだったことには変わりないでしょう。楽しい読書の時間を過ごさせて貰いました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/13

ジェニィの行動は完全に猫なんだけど、それがだんだん一人の(一匹の?)異性として魅力的に思えてくる不思議。 トマシーナが「不思議な力」が介在してるのかしてないのか最後まで曖昧に通したのに対して、こっちは最初と最後だけ明確に謎の力が出てくる。 ハッピーエンドとは言いづらいちょっぴり寂しい結末だけど、かわりに無いと思っていたものを最初から持っていたと気付けるのでちょっぴり幸せでもある…かな。 ギャリコは読者の心を猫にする魔法を使う、というとちょっとくさいかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/01

まあ、なんて素敵な物語なんでしょう。私もすっかり猫になった気分です。それにしてもなんて細やかな観察眼と空想力。猫のいろんなしぐさや行動がはっきりと目に浮かんで、そうか、こんなことを考えていたのか、なんて思わずうふふとにやけてしまう。猫好きにはたまりませんね~。そしてただの猫の冒険物語ではなくピーターの成長の物語であるところも素敵です。視点によっていろいろな読み方が出来る奥深い作品ですね。何はともあれ、やっぱり猫が好き♪
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/30

「猫語の教科書」で有名(?)なポール・ギャリコの猫への敬愛に溢れたファンタジー。甘ったれだったピーター少年は逞しく、成長する過程やジェニィの自由な生活を好みながらも安心のある生活へと戻ることを決心したりする描写は女性のことをしっかりと捉えています。最後でピーター少年はジェニィのことを思い出せなくなるが色々な解釈ができそうです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/20

作者の丁寧な観察と豊かな空想力が合わさってとても生き生きとした猫の描写がされている。ジェニィのお世辞に満足げな猫たちの様子が妙にそれらしかった。人間の脇役達もそれぞれに魅力的。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/08

かなりの時間をかけて読んだ。後半の勢いが凄い。私的、この作品は「このことを伝えたい!」という気持ちよりも「女性の考え方」や「猫の世界の捉え方」といったようなものに焦点を当てている気がした。自分の犠牲を相手の為なら苦しくない、など女性の典型的な考え方だと思う。終わり方が不思議の国のアリス風味だったのが少し残念。ジェニィは母親をうつした像って解釈でいいのかな? と悩む所です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/04

主人公ではなく、猫として一緒にすごし、猫のすべてを教えてくれて、豊かな愛情を捧げてくれた雌猫ジェニィの名前が題名になっているところにこの物語の視点の優しさを感じる。ジェニィとの別れは悲しく、自分でもびっくりするくらい喪失感を抱えたが、この物語の閉じかたは、一辺倒の哀しみで終わらず、読んでいたわたし自身がジェニィ・ボウルドリンのぬくもりに包まれているゆうに思える。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/30

ネコとしてのノウハウを勉強するお話。 わざわざ人間の男の子をネコに変身させる必要ないんじゃない?て思ったけど、ラストを読むとなんとなく、まぁこういうのもアリかなぁと。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/29

猫が好きで、猫好きの人が好きな人向けのファンタジーですね。文章にぎこちなさがありますが、原作も翻訳も古いので、両方のせいかと思います。まだるっこしい言い方をするので、ちょっと読んでいていらいらすることもあるかも。それでも、奇妙な魅力と寂しさが秘められた、楽しい本です。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/17

猫好きでもなんでもないんだけど、ジェニィは魅力的だった。ラストも予想と少し違っていて、逆に心に残った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/16

細かい描写でとてもファンタジック 思わず愛猫を撫でてぎゅうってした シリアスながらかわいらしく雄々しく力強いと思いました もっともっと猫が好きになったような気がします 猫に生まれ変わるのもいいかもね 2/22中に読み切れなかったのが悔やまれる
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/23

ルルウの所は飛ばして読みました。あれ、ちゃんと読む人いるのかな?猫に関するさまざまは本当に面白かったですが、作者が言いたいことがよく分かりません。

最初は本の分厚さに気が引けたけど、読んでいくうちに、ジェニィが可愛くて可愛くてのめり込んでいきました。 やっぱり猫はいいですねー。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/17

大人なようで子どもっぽい(猫だから?)のジェニィが良い。長いようでそうでもなかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/02

ash
海外版『吾輩は猫である』な感じです♪ただしこっちの方がアクション多めです。そして『アルケミスト』のような、大人の為の童話です。猫っていいですよね、大好きです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/15

主人公及び相棒ジェニィの『猫』としての様々な仕草の見事な描写に驚いた。自身が『猫』としてのめり込める作品は、これをおいてないだろう。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/19

aki
始まりと終わりはよく分からなかったけど、俺もジェニィと冒険したい。ピーターにはたまにイラッっとくる
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/13

表紙のかわいらしさにも満足。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/06

すこし長かった。まぁ、猫がかわいいから良いんだけど

1つのシーンがやたらと長いので飽きる。斜め読みで十分内容を理解できた。中篇くらいにまとめてほしかったなぁ。。

ネコの細かな描写に驚きです!ついつい物語に引き込まれ、まるで自分が四本の足で駆け抜けているような‥。動作一つ一つがとても丁寧に描かれていると思いました(*^_^*)著者様のネコ好きが伝わりますね^^(笑)
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/20

最初から最後までワクワク、ドキドキ、ハラハラ、楽しく優しい気持ちで読めました。自分が突然猫になってしまってもなんとかやっていけそうな気がするほどです。特に猫好きでなくても十分楽しめます。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/05

完全にジャケット買い。はい、猫好きです♪ピーターがどうなるかは予想できたけど、ジェニィの立場はいったいどうなるんだ?それだけが消化不良。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/01

猫好き推薦の本。普通の男の子ピーターが事故で猫になり、ジェニィという雌猫と冒険を繰り広げるお話。猫の生態系や生活、仕草から考え方まで、これ以上ないくらい完璧に描かれており作者は猫なのではないかと疑わせるほど(笑)緻密な文章から猫を心から愛しているのが伝わってきて優しい気持ちにさせてくれる。ジェニィが毛繕いの仕方や獲物の取り方をピーターに伝授していくが、こちらまでピーターのようにフムフムと感心しながら聞いている気分になった。冒険小説としても秀逸な一冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/27

☆9  猫好きによる猫好きのための猫の本ですね。猫の可愛さはもちろん伝わったし,物語自体も王道だけど面白くて世界に引き込まれた。ギャリコの細やかでキュートな表現がさらに猫を魅力的にしていた。まさに癒しの一冊。猫飼いたくなった…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/28

この人は猫と話ができるに違いない。「猫語の教科書」に次ぐおもしろさ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/30

猫好きの読友さん、ファンタジーとアドベンチャーと勿論、猫のとっても、わくわくして、優しく、爽やかに心が揺さ振られます。そして、ますます猫が好きになってしまいそうな物語です。著者のP.ギャリコさんの猫への愛情が物語の中の随所に鏤められているんだなぁと思います。そして猫の魅力を飾る事無く、包み隠さずに描いており、とても素直な好感を抱かざるを得ません。読み終わると、お家の猫を優しく抱き上げて、あなたは話し掛けるでしょうね。「わたしの特別なジェニィは、あなたよ。」と。・・・読友さんの猫さんは、何てこたえましたか?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 09/23
イタリアンでこちん
一言コメント:「胸の奥がQん。」 著者のP.ギャリコさんは二十四匹の猫とグレード・デーン一頭と一緒に暮らした事があるそうです。
ナイス!ナイス! - 09/12 06:55


作者の猫への深い愛情と観察力に驚嘆。そうです。猫さまはこんなにも人間社会を観察して考えているのですよ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/02

もしうちの可愛い子猫ちゃん(キジトラ10歳メス体重5kg)がこんな大変な目にあったらどうしよう!とどうしても飼い猫中心に物事を考えてしまうバカ飼い主。どんなニャン生が猫たちにとって幸せなのかも考えさせられる。でもジェニィは幸せなのだと思う。強くそう思い願う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/17

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ジェニィの 評価:51 感想・レビュー:53
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