羊たちの沈黙 (新潮文庫)
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羊たちの沈黙の感想・レビュー(574)
エレガントで野蛮なレクター博士が大好き!と思って開いたら、クリフォードもなかなか色気のある男でした。がんばるクラリスたんがおじ様方からもてもてのお話。 この小説の登場人物を二分するとすれば、容姿の美醜でも富めるものかそうでないかでもなく、もちろん頭の良し悪しでもなく、品の良し悪しのような気がします。
独特の和訳で読みにくかったけど、それに慣れたころにはストーリーにぐいぐい引き込まれました。鬼才・レクター博士の脱走方法はとんでもない。彼以外にあれを出来る人はいないと思います。なにより、その方法を考え付いた作者がすごいです。
最近ホラーもしくはサスペンスものは読んでなかった。その理由は人の恐怖心をあらぬ方向にばかり駆り立てるものが多かったからだ。しかし今作品はその点全く正反対であった。理解できるはずなのに常人には理解しがたい世界を描く。それは読者にぎこちなさを抱かせるが、それこそがサスペンドであると私は感じた。
今更ながら読んでみました。面白かった。尋常じゃない洞察力をもつ精神異常者・レクター博士のぶっ飛び振りに多少食われちゃってますが中心となる事件の真犯人の趣味嗜好、事件の解決へと繋がる"蛾"の使われ方。どれも狂ってます。そんな中、見習い捜査官・スターリングが徐々にその有能さを周囲に認められつつ葛藤を繰り返しながら真相に迫っていく姿は心ひかれるものがありました。続編も出ているそうで。是非読んでみたい!
頭のいい人を書くヒトってどんな人なんだろう。それがスゴイ。。。辛い経験や状況を仕事に持ち込まない冷静で頭のいいクラリスやジャック、、バーニィも愛すべきキャラでした
何回目の再読かわかんないけど、何回読んでも面白いー!次は自動的にハンニバルを読む。これはもう絶対。訳文が読みづらいと感じたことはなかったけど…。訳書も色々読んでるから慣れてしまったのかね?レクター博士かっこよす!早くハンニバル読もうw
繭や羊といったキィワードが編み物のように連なってひとつの模様になっている。下にもあるように、確かに優れた訳文だけど独特で読みづらいかも
積読ならぬ埋読になっていたのを掘り出した。レクター博士、スターリング、バッファロゥ・ビル、不気味な蛾、そして「羊たち」。鮮烈なモチーフが収まりよくまとまっている。構成絵のような小説だ。ただ訳文が独特で最後までモヤモヤしてしまった。特にカタカナ表記。「ミスタ・クローフォド」とか「ピーナット」とか……
映画も凄けりゃ原作が残念なわけないわな。監房の中にいても妙な圧力と、何かされそうな不安があるようなレクター博士が小説の中にもいた。バッファロゥ・ビルに近付いていくまでの展開が気持ちいい。なにげに密室からの脱出トリックがあるけど、中盤のあれはレクター博士にしか出来ないよなぁ。
常に映像を想像させられるような臨場感があり、会話のテンポも気持ちいい。訳文に慣れるとぐいぐい引き込まれます。慣れるまでに読んだ部分は、再読時の楽しみとして取って置こうかな。そのうち映画も見てみたいです。
映画は原作に割りと忠実で役者も脚本も出来栄えも物凄く素晴らし過ぎたけれど・・・ 殺人シーンが惨いけれど・・・ それでも、この本を読んでおかないと 次回作「ハンニバル」は読めません^^; もちろん、この本だけでも素晴らしい完璧な小説です^^
登場人物、背景の描写がとても繊細で、本当に自分がその場に居合わせているような臨場感が味わえる。ただ、翻訳ものにありがちな文章の読みづらさが所々見えるのが少々残念。先に映画を見て、その補完として読むといいでしょう。映画版との違いを探してみるのも面白いですよ。
全体的に皮剥ぎや蛾、物分かりの悪い人々など雑然として不気味な舞台装置がそろっているなかで、効果的にはさまれるレクター博士の助言が印象的だった。最後の疾走感や緊迫感もよかったと思う。前作は、クロフォードとレクターのエピソードなのだろうか?すこし読んでみたくなった。
これは面白かった。出てくる人物が脇役から犯罪者まで非常に魅力的。表情まで浮かぶような描写で、心理の機微浮かび上がる。蛾のイメージも何とも禍々しい。殺された第一被害者の片田舎の冴えない女の悲しみ、被害者の心理を克明に追体験して行くクラリスも魅力的。
地の文が読みづらいのは訳がそうなのか元々がそうなのか分かりません;; 会話文の流れはアメリカ的会話のテンポからなのかいまいちそこに乗り切れず;; どう犯人に辿り着くのかが気になって読み進めましたが、蛾についてはちょっとよく分からないままでした・・・。少々消化不良。そして解説でクローフォドとレクター博士の因縁は前巻にあるのだと判明。ちくしょう。
序盤でチルトン、アラン、ミッグズが吐き気をもよおすほど気持ち悪くなる。ガムも非常に気持ち悪い。レクター博士という惹かれる存在がいなければ、最後まで読めなかったのでは。レクター博士もよくよく煎じ詰めれば人食いハニバルと呼ばれる異常性を秘めているのに不思議。その異常性よりもずば抜けて高い知性と感覚を評価してしまうからだろうか。個人的にはレクター博士の優雅な筆跡に惹かれた。特に最後の詩的な美しさも持つレクター博士からの手紙に心が洗われた気がする。久しぶりのミステリーにこの本は、とても刺激的だった。
映画→原作。もうね、脳内でアントニーホプキンスが自動再生されますよ。クラリスと博士の会話部分は会話劇として楽しめすぎる。
映画は既に何度か観ていたのですが小説は初めて。なので感想も映画との比較論になります。映画は良くできた抄訳だと感じました。様々なものがはぎとられレクターが浮かび上がる。それに比べて本書は様々な人物を描きながらも結果的に中央にいるレクター。これらは同じように見えてかなり違う。入り組んだ都市の中で一つの者がそれでも輝いてしまう状況が後者でスポットライトを当てられ舞台に立つのが前者。クラリスやクロフォードが鮮明に描かれている中でなお異形なレクターを小説の中に見つけました。その凄まじさを体感して欲しいと思います。
博士とクラリスの刹那の、指先だけの触れ合いにときめいた。読解力が足らず何度もページを行きつ戻りつしたけれど、2人のはじまりの物語を読めて満足。次は映画も見てみたいなぁ。
映画が怖くて観られないチキンハートなワタクシ、取りあえず原作を…と思い手に取ったのだけど…うーん、何だか読みにくい文章…。構成とかテンポとかは悪くないというか、むしろすごく巧いんだけど、この訳文とは相性が悪いのかなぁ。実に読みにくくて大変だった。個人的には、レクター博士みたいに冷静な狂人は大好き。でもってオッサンスキーだからアンソニー・ホプキンズも好物。やっぱ頑張って映画も観ようかな…。
映画のイメージ強いけれど、元々のレクターのほうが格好良いとは!うれしい驚き。個人的に、映画「ハンニバルライジング」のギャスパーウリエルの美形レクターが(アンソニーホプキンズではなく)この原作の格好良いモンスターになるのだと思うと納得。
レクター博士が出てくるものを初めて拝見しました。映画は名前だけは知っていました、いやはやレクター博士の存在感、個性はすごいですね。文章が少し読みづらい気もしましたが、それは単に自分が読みなれていないだけかなと思いました。この前の作品と後の作品両方読んでみたいです。
再読。映画が公開される前に読んだきりだから、何年ぶりだろう…でも、やっぱり面白かった。翻訳についてはロマンス小説以外の海外翻訳物もよみ慣れてるせいか、あまり気にならなかった。
有名ミステリのため購入。キャラクタがとても魅力的で、レクター博士は秀逸。心理描写や真相への迫り方もリアルで引き込まれる。仄暗い闇の中でじっと息を潜める蛾の姿が頭に残り、彼らの狂気が癖のある怖気に変わる。また、そんな話の中でも哀悼の美しさや人の心根の温かさが垣間見える作品。
羊たちの沈黙の
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感想・レビュー:116件














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