自負と偏見 (新潮文庫)
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自負と偏見の感想・レビュー(273)
結婚観や男女の機微は今も昔も変わらないことを感じました。婚括世代なら特に共感しながら読めるのではないでしょうか。ツンデレ、バカばっか、寝取り展開などネタも豊富なので文学ユーザーからラノベユーザーまで楽しむことができると思います。
最初はだらだらとなかなかページを捲る手が進まなかったのにいつのまにか夢中になって読みふけっておりました。特に大きな展開や激動があるわけでもなく日常の些事の綴りであるのになんなんでしょうこの魅力は。登場人物の心理変化やかけひき、機智に富んだセリフなどがユーモラスに活き活きときらめいています。とても上質で英国的な小説といえましょう。
再読。「独りもので、金があるといえば、あとはきっと細君をほしがっているにちがいない、というのが、世間一般のいわば公認真理といってもよい」という有名な冒頭からわくわくしてしまう、上等な紅茶のような味わいの小説。オースティンには全幅の信頼をおいていて、どの作品も順位をつけるのが難しいくらい大好きだけど、この本も著者特有の視線の辛辣さとユーモアに満ちていて、傑作という評判に違わぬ一冊だと思います。いつものようにほかの方の翻訳も読んでみたいと思いつつ読了。
最初、「ミス」「ミセス」といった表現に慣れず、人物把握が難しかったが、後半はまさに流れるように読んだ。リジーのいたずらっ子さに愛しさを感じずにはいられない。いぢわるな彼女の言葉に対し、ひょいと納得のいく返答を投げ掛けるダーシーも素敵。もっと二人の掛け合いが見てみたかったかな。/ダーシーが夫人の話を遮ってまで、リジーの顔がよく見えるところに椅子を引っ張ってきたシーン。私 あそこすっごく好きです。ダーシーさんがとっても可愛らしい…!
どんな話か全く知らずに読んだら、ツンデレがいました。アニメで属性として記号化されたキャラクター見るならいざ知らず、19世紀初頭のイギリス文学読んでてツンデレ男。不意打ちすぎの面白すぎで中盤くらいから一気に読んでしまいました。内容的にはツンがデレになる話…なのかな(ネタバレ)。目が離せないツンデレ氏登場はP16、ツンデレ発動はP36からです(ネタバレ)。
これまでこの本を読まなかった事に後悔。イギリス文学における最高傑作!と言うのも頷ける。解説にもあるが、大した事件も起こらないのに何故かページを捲る手が止まらない。当時の階級社会を諷刺しユーモアで綴った恋愛小説。とにかく会話が多いのだが、その会話を楽しんで欲しい。翻訳が少し微妙だったが、それでも原文で読んでみたいと思わせる文章力。登場人物たちの性格と、微妙な心情をよく表現してある。とにかく作者は、対人関係をよく観察したのだなということが解る。たまにハッとさせられるセリフもあり。是非!人生の愛読書としたい。
面白かった!! 出会いは最悪でいがみ合っていたのに、そこからどんどん相手への気持ちが変わっていって・・・という過程がすごく丁寧に書かれていた。ダーシーさん最初の頃と比べたら後半、ものすごい好青年化したなぁ(笑) 面と向かって「紳士らしくしなさいよ!」って言われたのを気にしていたのね~と可愛らしく思う。エリザベスとダーシーのいい所は、自分の悪い所に気が付いて変えていったところ。 しかし無神経で常識知らずな親戚縁者がいるのはなかなかきついものだ!
タイトルのかたさと分厚さに最初びくびくして読み始めましたが、いつの間にか、読むごとに続きが気になって頁をめくるのをやめられない…。リディアの駆け落ち事件からは特にほぼ一気読みでした。エリザベスとダーシーのラブコメがすてきに楽しすぎる(笑)。ミセス・ベネットはもう何も言えない…でもミスター・ベネットも訳が分からないパパだなあ(笑)。良いお話を読みました。
四回目の再読。何度読んでも面白いし、エライザと一緒に泣いたり怒ったりニヤリとしたり、何度も感情移入してしまう。海外の古典を読むきっかけとなった、この本。いい出会いしたなぁ、と、本当に感謝。ダーシーとエリザベス、理想の組合せだな。またBBCのコリン・ファースみなきゃ。彼がまたダーシーを素敵にしてるんだよねぇ。主役二人以外なら断トツミスター・ベネットが好き。どんなにキラキラしててもPride and Prejudiceは一番好きな本。むしろキラキラしてるから?(´・ω・`)
M
オースティン自身は好きな作家で、『エマ』とか『ノーサンガー・アビー』なんかはかなり好きだし、『説得』も大好きなんです。『J.オースティンに恋して』のダーシー役、エリオット・コーワン、かっこよかったですよ^^
ナイス!
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09/17 12:28
オースティン自身は好きな作家で、『エマ』とか『ノーサンガー・アビー』なんかはかなり好きだし、『説得』も大好きなんです。『J.オースティンに恋して』のダーシー役、エリオット・コーワン、かっこよかったですよ^^
ナイス!
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09/17 12:28
のんたん@ひかえます
私もノーサンガー・アベイとエマ大好きです♪ 何だろう自負と偏見は、オースティンも認めるように、キラキラし過ぎてるのとか、ミセス・ベネットの発言や行動がネックとなるのでしょうか?(^-^; 今ググりました。エリオット・コーワン氏、コリン・ファースそのまんまですね!Σ(・ω・)
ナイス!
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09/17 18:23
私もノーサンガー・アベイとエマ大好きです♪ 何だろう自負と偏見は、オースティンも認めるように、キラキラし過ぎてるのとか、ミセス・ベネットの発言や行動がネックとなるのでしょうか?(^-^; 今ググりました。エリオット・コーワン氏、コリン・ファースそのまんまですね!Σ(・ω・)
ナイス!
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09/17 18:23
ずっと読みたかったんだけど古典翻訳読み切れるかどうか自信なくて諦めていたんだけど、BBC版ドラマを見てから読んだら、最後まで読み終えることが出来た。ダーシーの心境とかちらほらしか書かれていないのに、この胸にずきゅんとするトキメキは一体…。中野氏訳は堅さと読み易さがほどよく中和されているような気がします。こうなると他の訳も読んでみたくなるなー!
好きなシーンだけ斜め読み。尊大なダーシー様がとけていく様子がなんとも言えない。
堅苦しいタイトルと序盤から登場人物が混乱して、内容も何となく偏見が解けていって予定調和に終わる恋愛小説なんだろうなと思い途中で頓挫するかと思ってたけど、いやいや、とても楽しい本だった。人物描写が事細かに描かれていて秀筆であるし、人の欠点がユーモラスに書かれているので笑ってしまうし、ある意味美徳のようでもあるので、この本には嫌な登場人物が誰もいなく全員に好感が持ててしまう。ミスター.コリンズでさえも。ミセス.ベネットなんてもう…。只々、数多ある本の中からこの小説に出会えて本当に良かった。
寄生階級のほれたはれたとかどうでもいいんだよねーとか言いつつ、あれ、おかしいな、なんかページめくる手が止まらない。結末は、これ結末はどうなんの。えっ、なにこれ。認めんぞ、俺はこんな結末認めない。みんなが認めたって俺は認めない。途中からこれってもしかしておてんば風の下の3人の娘たちは労働者階級の野郎どもと自由恋愛するというアツい展開が待ってんのかなーと期待したが……。俺は婚活なんかクソくらえのメアリーこそがなんかやってくれると信じてる。革命的労働者とくっついて、その知性と情熱を持って革命運動に邁進する、と。
己を知り 相手の外見にとらわれず 内面をみることが 出来ることか 大切噂に 左右されることなく 本当のことを 自分で 確かめる勇気も 大切
物語の骨格だけを抜き出せば、シンプルだけど、飽きずに読み進められるふしぎな牽引力がある。それは小さな盛り上がりがいくつもあり、キャラクターがとっても生き生きしているからかもしれない。特に登場人物の描き分けはすばらしい。どれも変にアクの強い人ばかり。そんな人物たちから生まれるおバカな会話や、小さな誤解や、偏見やらの心理描写などが、読んでいていろいろ楽しい作品だった。
特に重大な事件が起こるわけでもなく、結婚するまでの過程を描いた作品。やっぱりエリザベスとダーシーとのやりとりが一番上手いと思う。ただ、そのやりとりが出てくるのが主に後半からなので、前半は結構退屈かもしれない
ミスター・コリンズとミセス・ベネットの台詞をついつい読み飛ばしてしまうのはご愛嬌。誉め言葉を一つ書くとしたら、とても“気が利いている”小説。人々の観察の仕方とか、誰にどんな風に話させるのか、くすりとくる笑いにピリッとくるユーモア。けっこう長い小説だけれど、海外文学初心者にもおすすめできるいい一冊です。
なんて乙女心に気持ち良く作用してくれる物語でしょ!登場人物が魅力的。ダーシーが不覚にもエリザベスに惹かれていく描写とか、エリザベスがキャサリン夫人の攻撃を思いっ切り跳ね返すところとか好きです。面白かった!
移動中に読もうと一人旅のお供に持っていきました。読み始めは登場人物の多さと、特に何も起こらない話の展開のせいか、少し読んでは眠り‥というのを繰り返し、なかなか面白みを感じることはできませんでした。面白くなったのは、ダーシーの突然の告白から。後半では、表立って見えなかった人物の本質が明らかになっていき、それによって人間を見る視点が変化していく様子が明確に描かれているので、読んでいて楽しくなります。告白以降は一気に読んでしまいました。新訳でも読んでみたくなりました。
「私のこと好きだと思ったのに突然引っ越していっちゃって連絡もない。勘違いだったのかな、しょうがないよね、あの人は皆に優しい、いい人だから。」って恋と、「何よアイツ、サイテー。あんな奴、好きになるなんてありえないんだからっ!」っていう第一印象最悪で始まった恋の二本立て。解説がよく纏まっていると思った。
606ページという分量の多さから気おくれしてしまっていたけれど、読み始めたら止まらない。完全に予定調和の世界が念入りに作りこまれていて、安心して最後まで読み進めることができる。予定調和という言葉がこんなにもいい意味を持って評価できる小説はなかなかない。下手をすると退屈でありきたりな印象を与えてしまうがそうでないのは徹底した人物の作りこみがなせるのだろう。そして、この小説が後世の小説のモデルとなり続けているであろうことも充分に感じさせてくれるのだった。
おもしろい。二百年も昔に書かれたとは思えない。現代にも通じるような問題意識が描かれている。タイトルが秀逸。高慢と偏見よりは自負と偏見の方が個人的には好き
約二百年前の小説なのに、こんなに面白いなんてすごい。ダーシーへの思い違いからくる偏見が少しずつ崩されていって、エリザベスの気持ちも同時に良い方へと変わっていく。その心の動きの描写がうまくて、気づいたら良い人で気づいたら好きになっているという心の移り変わりが自然に描かれていた。ミセス・ベネットの態度の移り変わりもすごい…
ゆるゆると燃え上がる恋。ダーシーの誠実さに気付いていくエリザベスの感情に好感が持てた。古典ともとれる本作品に思わず感情移入してしまうのは、昔も今も恋愛には自負と偏見が付き物だからなのか。
一言で片付けてしまえば『よくある恋愛小説』なんでしょうが…お互い第一印象は最悪だったものの、最後にはお互い惹かれていく。単純な話なのですが私はこの話にぐいぐい引き込まれていきました。オチは読めるのにページをめくる手を止められない。これこそ作家のなせる技だと思います。最近とくに売れてるだけで、中身のない本も多いように感じます。ぜひこのような素晴らしい『作品』が多くの方の目にとまることを願います。エリザベスがダーシーを意識しだしてからは、エリザベスがとても可愛いらしかったです。時代は変わっても恋
あのモームが10大小説と認める作品ということで読んでみた。前半の退屈さからは打って変わり、中盤以降はぐいぐい読ませる。何も事件など起こらないのに、だ。ナイスガイ、ダーシーの念願が叶ったときの感動といったら…ところで、ミスター・ベネットが脳内で完全にケヴィン・スペイシーだったんだけど、これはハマりすぎだと思う。ついでに言えばミス・ベネットもアメリカン・ビューティーの奥さんのよう。いい話です。☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆「本屋の森のあかり」というマンガで登場したので、それをきっかけに読みました。全く長さを感じず読めました!手紙を読むのに若干苦労したものの…面白い!!こんなにも人の感情の機微を巧みに表現した作品は初めて。エリザベスやダーシーが魅力的なのはもちろんのこと、2人を取り巻く人々も、個性が強くキャラクターがはっきりしていてよかったです。最終的にはエリザベスとダーシーは結ばれるだろうな、と分かっていても、ギリギリまでそんな雰囲気ではなかったので、ハラハラしました。他の作品も読んでみようと思います。
モースの評がまさしくだと思う。取り立てて何も事件はない、でもページをめくらずにはいられず、めくってもやはり大きな事はない、それでもページをめくらずにはいられない。その繰り返しであっという間でした。結婚に至るまでの経過にこんなにはらはらどきどきするとは!
岩波の「高慢と偏見」二見の「&ゾンビ」と併せると再々読。やっぱり面白い。ハンズフォードの告白やペムバリーの邂逅、りディアの一件等解っているのにはらはらドキドキわくわくが止まらない。コリンズの大仰な言辞やミスター・ベネットの皮肉なんて大好き。「その心のピチピチなところ」なんて、時代を超えてどんな女性にも最高の誉め言葉だと思うわけよ。そう言われる、機知にあふれ才気に満ち、その上チャーミングで朗らかなリジーに紙の上でしか会えないけど、だからこそ200年たった今もみずみしい彼女に会える訳で、ともかくよかった。
タイトルが違うので気づかなかったものの、別の文庫で「高慢と偏見」として出版されているものと同じ内容でした。再読だし、読むのやめようかな~と思ったものの、読み始めてしまえばオースティンの世界にどっぷりです。中世イギリスの上流階級の暮らしを満喫しました。著者はデビューが遅く、早くに亡くなっているので作品が少ないのが本当に残念です。
ダーシーがエリザベスに片思いしてる時の二人の掛け合いが、妙に息があってて面白い。悪人も善人も頑固者も愚か者も、みんなそのままで、それでも一応みんな相応に幸せな結末を迎えるところはシェイクスピアのテンペストを彷彿とさせる。ラブコメだよな、それにしたって。
前半は岩波ワイド文庫で読んだ。後半は訳を比べてやはり中野好夫のほうがよかったのでこちらを。一気読み。ラブシーンのないロマンス小説という感じでその上、風刺の効いたユーモアがすごくよかった
壮大なSoap Opera.登場人物がみんな強烈なキャラクターで楽しい.2組の恋愛が話の中心で,それ以外特に大事件があるわけではないが,600ページ弱を一気に読んでしまうくらい面白い.
自負と偏見の
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感想・レビュー:96件



















































