あしながおじさん (続) (新潮文庫)
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あしながおじさん 続巻の感想・レビュー(153)
「あしながおじさん」は一切お話にからんでこないのにこの邦題…。夫婦間の友情、すてきだ!!個人的には、ジュディ達夫婦よりこちらのカップルの関係が理想!
ケンカップル、これぞケンカップル! イチャイチャ目線だとこの一言尽きる、サリーの孤児院院長奮戦記。最後の手紙はやっぱりいいなー。頬が緩む緩む。
久しぶりに再読。そしてやっぱり面白い。これまで孤児院と関わりがなかったサリーが、いきなり孤児院の院長として100人を越す孤児たちの母親となり奮闘する様子が手紙だけで語られていて、楽しい。サリーによって少しずつ変わっていく孤児院の様子や、サリーの考え方、それにサリーを取り巻く人々の様子なども書かれていて、詳しく書かれていない部分などを勝手に想像するのも楽しい。書簡集だからこそ語られない部分というのがたくさんあるけれど、それも込みで楽しめる作品。
面白くてあっという間に読んでしまった。でもスコットランド訛りの訳が「~だすな」とかはやめて欲しい。せっかくのロマンス成分がそれで大分薄れてしまっている……。
サリー・マクブライドの孤児院経営奮闘書簡集。ペンデルトン夫人となったジュディからジョン・グリア孤児院を任されたサリーの奮戦ぶりがユーモアと共に伝わってくる作品でした。スコットランド訛りの表現が京言葉風に訳されているのに少々苦笑しましたが、ラストまで一気に読み通せる面白さ。サリーは秀逸なのですが、ジュディのキャラクターがあまり好きじゃないかも。いかにも金持ちの奥さんになってしまった感じがして少々寂しい気分でした。
「あなたとごいっしょなら、年をとるのなんか平気です 。」 人生このまま終わっていいのか?もっと有意義な事出来るんじゃないの?っていう焦りのない生き方、やりがいのある仕事とパートナー(愛しの敵さんねw)。羨ましい。
久し振りに読みたくなったんだけど、すぽーんと忘れていたのが笑っちゃう程の差別描写。執筆された年代を思えばやむを得ない事ながら、これはきちんと「過去の時代の物語」と理解して読むべき。 そういった意味でも、この嫋やかな言葉遣いの翻訳がとても効いていて魅力的で、大好き。
『Dear Enemy=愛しの敵様、憎いお方』とせっかくロマンチックな訳があるのに、タイトルに使われなかったのが残念。多少気になる部分もなくはないけど、思想や習慣が移りかわりつつある時代だったんだなと思うと興味深い。
【図書館】『あしながおじさん』が大好きだからこそ、続編を読むのはためらった。孤児院が舞台というのも要因の一つ。いや~な子供に嫌がらせをさせられるのではと、心配になったから。でもそんなこともなく、本当におもしろかった。サリーが孤児院を改善していく様はもちろん、恋愛面も満足。最後の一文が好き!
サリーと一緒になって、あれこれ悩んだり孤児院の改善に胸を躍らせました。ジュディが好きになるだけあって、本当にサリーは素敵な人でした。前作よりも恋愛色が強く感じ、始終にやにやしながら読んでいました。素直になれない二人とか、最初は誤解していたけれど次第にお互いを理解していき好きになる、という展開がとても好きなので、ラストを読んだ時私は叫びだしたいくらいに興奮しました。前作も素晴らしかったけれど、続であるこちらも好きです。Dear Enemyという原題がぴったりです。
【図書館】
前作あしながおじさんがとても素晴らしかったので、多大なる期待を胸に抱いて読みましたが…ほんとに裏切らない!続編ではジュディの親友サリーが孤児院改革のため孤軍奮闘します。時が経つにつれ、最初は嫌でしょうがなかった院長の仕事に意欲を燃やし子ども達を愛しはじめるサリーに、前作よりもずっと魅力を感じました。
あしながおじさんの続編。前作でシンデレラガールとなったジュディが、親友サリーへ孤児院の経営を託すところから話は始まります。サリーはお嬢様育ちなのに驚くべきキャリアウーマン精神で孤児院をどんどん改造します。仕事のできないスタッフをバッサバサと解雇してゆき、子供たちのために次から次へとアイデアを捻り出し突っ走るサリーにはちょっと違和感を感じてしまいました。しかも予想通りの恋愛模様。スタッフに嫌われたんじゃ・・・といらぬ心配をしてしまう(笑)。終始サリーの書いた手紙形式ですが、文章がおもしろくて読みやすいです。
『あしながおじさん』の「ジャーヴィ坊ちゃま」や、本作の「ドクトル」といった大人の男性は不器用さを持ちつつも魅力的に書かれています。しかし男の子はやんちゃ坊主くらいにしか書かれていない。結構ひどい扱いです。面白く読みましたが。
続編は初めて読んだ。エミリーのお話。ジュディと違う文体のお手紙。だけど2人がとても仲が良く、気が合っていたんだなと推察できる。きっとサリーの孤児院は素敵になったんだろうなぁ。
突然与えられた大役に奮闘する女性であるサリーの姿に元気をもらいました。文句を言いながらも投げない、その責任感と、楽しみを見つける力が素敵。あと、ドクターはわかりづらすぎ&不器用すぎます。幸せになってね…!
あしながおじさんの続編。あしながおじさんが主人公ジューディの成長物語で最後に王子様と結ばれるある意味王道少女漫画なのに対し、大人の女性サリーの物語は、自分の人生をかけるべき仕事を見いだし、王子様を捨ててパートナーを得るまでの物語。ジューディとジャービスは憧れるけど、一生同じ目的を一緒に追求していけるパートナーと巡り会ったサリーのほうが羨ましいかもしれない。
読み終わって原題の意味がわかりました。 『あしながおじさん』で主人公であったジュディがまったく出てこないのが意外でしたが、そのおかげでこれはサリイの話なんだということが強調されてよかったと思います。
サリーが主人公とはいえ、ジュディの結婚生活が手紙で知れる程度の登場しかないのに驚く。しかも作家活動は言及してないが離れている。書簡形式は変わらずだが、相手が複数ということで文体や想像の範囲が広がり、一つの施設の報告だけで終わらない展開が良い。ロビンとの会話で英語訛を表現するため、河内訛や京都訛を使うところが翻訳された時代を感じさせるが、逆に面白い。遺伝やら夜の換気など当時の見識で行われたことに「え?」なんて驚く。イヤイヤのくせに最初から全力投球のサリーの姿をジュディは最初から狙っていたに違いないはず。
実家に置いてあった文庫本を再読。さんざん読んだはずなのに、あんまり覚えてなかったことにびっくり(笑)。英語の訛りを日本語にされてもニュアンスがわからん…。
英語でもなまりを表記できるんだなぁというところが興味深かったです。先祖の出身がどこかっていうのは今ではどれくらい気にされているんだろうな〜
小学生のころ前作を繰り返し読んでました。初めて続編を読みましたがこの話の底辺に流れる優生学がナチスにつながっていくんだなあと興味深いです。ジュディが階級を鞍替えして全然働いてないのも印象的。いろんな意味で時代を感じます。
あしながおじさんにこんな続きがあったなんて知らなかった!一人の女性が孤児院を任されて成長して自立していくのがすがすがしく、恋愛模様ももどかしくて目が離せず、面白く読みました。主人公の考え方に時代は感じましたけど。スコットランド訛りが謎の関西弁もどきだったのでドクトルに萌えられなかったのがちょっと残念(笑)
正編より人を選ぶ話ではあるでしょうが、ノリもそうだしなにより根っこはきちんと繋がっているんだなあと納得もののお話で。内容のみならず、訳にも時代性が見えてましたけど、それはそれで中身とは別に楽しくもあり。
殺伐とした孤児院がちょっとずつ泣きながら笑いながら良くなっていく過程と、微笑ましい恋。ラストあたりの火事の件では涙が出てきちゃいました。なにって、そりゃ人の温かさに。そうなんですよね、きっかけがない善行はけっこう難しいもんです。
最初に読んだのは高校生の時、学校帰りの本屋で「続」の字を見て続きがあったんだと思い買いました。その時は単にサリーとジュディのやりとりなどの人間関係などを主にみていました。 しかし、大学在学中に再読したときは全く視点が変わり自分で驚きました。と、いうのも福祉に関する勉強をしていた為、サリーが行った改革がいかに現代的で、日本の社会福祉はまだまだサリーが思い描いている域にはまだ達していないと強く感じました。
邦題を見て、ジュディが主人公なのかと思ったら、今回はサリーの物語。前作の表紙と比較して、どんな人かは分かるけれど正体がわからないのが前作、見た目はわかるけれど中身が分からないのがこの作品なのかなぁ、なんて思いました。孤児院は馴染みの無いものですが、サリーが盛り立てていく様子はおもしろかったです。そして、時折垣間見える、ペンデルトンご夫妻の仲良しぶりがほほえましいです。
あしながおじさん 続巻の
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感想・レビュー:42件














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