ユダヤ警官同盟〈上〉 (新潮文庫)
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ユダヤ警官同盟〈上〉の感想・レビュー(324)
各所で結構批判的な意見を聞いていたんですが……今のところかなり面白いんですけど……! あぁでもヒューゴーとかSFの賞を受賞してるけど、宗教だとかそういうものが根付いてない日本ではそんな風には感じませんわねぇ。最終的にどうなるか楽しみです。
なにこれ、面白い!最初は名前が覚えにくかったり、ベルリンに核爆発が落ちたという架空のお話に悩まされたりして、読みにくい!と思って敬遠していました。一年くらい本棚の肥やしにしていました。しかし導入部分を三度ほど読み返す内に、読みやすくなりました。体重100kgの人物が普通に登場し、カルチャーショックが続く時もありました。でもそれ以上に、皮肉なおしゃれな表現、情景描写が面白い。頽廃した雰囲気が何とも言えず、頁をめくりたい気持ちが押さえられません!下巻の展開に期待!
ハードボイルドとかユダヤとかごっちゃ。どちらもよくは知らない世界というのもあり、楽しく読めた。ラビにいいイメージがないのはキリスト教に影響受けすぎだけれど。
映像が目に浮かぶ描写の数々、そのためか、物語が動き出すまでにかなりの文章を割かなければならなかったのがなんだか惜しい。動き出し始めてからはノンストップで読み進められそうな雰囲気なのだけれど。
アラスカのユダヤ人国家のうらびれたホテルで、その時代の「義の教師」になりえたかもしれない青年の射殺体が発見されるところから始まる本格的ハードボイルド。全編に酒とタバコと麻薬と排泄物と娼婦の安化粧の臭いが充満、ハメットやチャンドラー、ロス・マクのファンにはこたえられない逸品だ。「スペイドという人が、月曜日か、遅くとも水曜日にやってくる」というハメットファンをくすぐるセリフもある。もっとも、預言者らしき風貌を持った老人たちや犬が登場するなど、「救世主物語」の匂いもぷんぷん。ワクワクドキドキの上巻だ。
アラスカがユダヤ人の居留地となった、もうひとつの世界。そこで起こった殺人事件を、武骨な刑事が追っていく。今のところ、改変歴史ものであるということ以外、SF味は感じられず、ハードボイルド小説を読んでいる感じ。2分冊のまだ上巻ということもあり、主人公のランツマンはまだ真相に近づいていない印象で、そのカギとなる人物の一人に接触を試みようとしている段階。最初は、キャラクターたちの過去がカットバックされていたが、後半は時系列で物語が進み、描写も丁寧で頭にイメージしやすい。
うーん、イスラエルが建国されていない世界のアラスカのユダヤ人自治区のお話、というのは忘れてしまって結構。満州国が残ってたり、ベルリンに核が落ちてたり、どうにもいろいろ歴史がいじられているっぽいけどその辺はくすぐりなので興味のない人はスルーしてもいいかと。彼らがユダヤ人であること、それは常に意識のそこに息づいているので忘れようがない。何者であるのかというアイデンティティーが通奏低音として聞こえてくるのだけれども、上下巻の常か、いまいちその辺はまだ見えてこない。下巻半ばくらいから面白くなってくるので我慢だ。
アラスカにユダヤの国が形成されているフィクションの設定。もう少し架空の歴史背景とかが描かれていたら物語に入り込めたかも。まだまだ助走のような展開でこれから下巻で面白くなってくるのか期待。頑張って読もうと思う。
イスラエルが建国されなかった架空の世界。アラスカのユダヤ人自治区が舞台。謎の青年の死を追うやさぐれた中年刑事と閉塞感のある灰色がかった街の描写が印象的。コーエン兄弟が映画にするそうだけど、まさにそんな雰囲気。(^^)
上下巻を6つに分けるとすれば、2/6から3/6あたりがとてつもなく読みづらく、面白くない。ユダヤに関する知識が相当ないとつらい。しかし、ここを乗り切ればなんとかなりそうだ。上巻を読んだ時点であきらめず、下巻を読まれることをおすすめする。
SFとしては全く面白くない。ただ、ユダヤ的メンタリティはそりゃ嫌われるわと改めて思わされる作品ではあり、その意味では極めてリアルな「シオニストではないユダヤ人」を描いているとは言えるかもしれない。
歴史改変による設定があるから、本国アメリカではSFの位置づけらしいのですが、 ぜんぜんSFのカタストロフィーは無く、 ただただダメ中年の刑事が汗まみれになりながら意地で捜査を進めていくという お話を縦軸に、ユダヤ人の歴史と宗教とが横軸に織り込まれたお話。 (しいて言えばルグインのオルシニア物語ちっくか…) なかなかストーリーが進まないし、ユダヤ人の名前が覚えづらくて読みにくい小 説ですが、二人の汗臭い刑事たちが愛おしい作品。殺されてしまった奇跡の子供(かつての)の生前の話が読んでみたい。
各地で評判なのと、星雲賞ノミネート作品ということで読んでみましたがつまらん。退屈なハードボイルド。いろいろパラレルワールド的なキーワードが出てくるんだけど、もっと説明してほしかった。多分、後編読まないPart2。
歴史改変 SF ? ミステリー? ハードボイルド? 悶々とした暗い話が、 スローペースで鬱々と続く。 ユダヤ、 それとチェスについての知識がある程度無いと、 非常にわかり辛い小説である。 コーエン兄弟による、 映画化の話があるらしい。 2007 年ネビュラ賞長篇小説部門受賞作品。 2008 年ローカス賞 SF 長篇部門受賞作品。 2008 年ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品。 何とトリプルクラウン。 SF 系で評価されるのが、 私にはよくわかりません。
人生そこそこ幸せかと思っていたんだけど一つ崩れるといろんなことがうまくいかなくなってくるもの。細かく設定された複雑な世界を読み進める楽しみが味わえる。
2007年、合衆国への返還間近いアラスカ州ユダヤ人特別区。この改変世界の人と街の、現在と歴史とを世界をじっくり書いていて、読み応えがあります。知らないで読み落としていることがいくつもあると思うけれど、それでも楽しめた。多彩な人物と街の描写でおなかいっぱい。
期待していた割にえらく展開が遅くてイラッときた。舞台であるシトカ・ユダヤ人特別行政区の他、独ソ戦でソ連が降伏していたり、1946年にベルリンに原爆が投下されたり、満州国が存続していたりするあたりは、SF者としては○
帯のヒューゴー賞、ネビュラ賞につられて。予想していたSFとは違うけど、面白い。比喩を駆使した語り口がちょっと読みづらかったり、主要な人物全員が奥歯にもののはさまったような回りくどい会話をするけど、それがハードボイルドの良いところ。
アラスカにあるユダヤ人の自治区、というSF的架空設定がぜったい効いてくる! というのだけが楽しみなんだけど、上巻はこれがユダヤ人だろうが日本人だろうが誰でもいいような感じでまだおもしろくならない。っていうか、助走が長いよ。上巻はぜんぶ助走だよね?
読み終わるまで結構しんどかった(チャイルド44とは大違い) ユダヤ、手強いなあ。ラスカーの正体がわかってからやっとエンジン温まってきた感じだが、基本法廷速度で進むようなこのお話。後半より一層のスピードUPを望みたいw風の便りにアッチ系のミステリーと聞いたが…私大丈夫だろうかw帯裏の「主要登場人物表」がなぜか微妙に読みにくかったのは私だけ?
★★☆☆☆ ユダヤ関連の知識がないと、読むのに苦労すると思う。シオニズム、ハシディズム派など小難しい用語が色々出てくるのでwikiとかで調べながら読むと時間がかかる。なかなか進展しない展開+難しい内容なので油断をすると眠くなってしまう。ハードボイルドというよりは文学的要素のほうが多い、312ページとページ数は少ないが物凄く疲れる本でした。全くユダヤ知識がない自分には勉強に等しい読書だった。ユダヤ文化のことが少し理解できただろうか?
ユダヤ警官同盟〈上〉の
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感想・レビュー:112件















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