夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)
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夏の夜の夢・あらしの感想・レビュー(212)
再読。音楽に溢れている。言葉は、歌となり、仕草は踊りになる。風の音はオーケストラとなり、嵐は交響曲になる。恋は魔法になり、雪は花になり、吹雪は暖かな陽射しになる。「われわれ人間は夢と同じもので作られている」さあ、覚めない魔法を。
「夏の夜の夢」楽しいですね~(^‐^)メンデルスゾーンの夏の夜の夢(←結婚行進曲が有名。なんと17才で作曲したと!)を聴きながら読むと、さらにハイテンション&ハッピーになれること請け合い。なんという楽しさなのでしょう。そしてとても清々しくなれる。シェイクスピアの数ある作品のなかでも特にオススメ。
初のシェイクスピア喜劇。悲劇では主人公含めたくさんの人が死んでいったのに喜劇では誰も死なない!夏の夜の夢のドタバタでロマンチックな展開にニヤニヤしっぱなしでした。こういうの憧れる。
初戯曲、初シェイクスピア。ステキな表紙と妖精、魔法等のファンタジー要素に惹かれて。2つとも(特にあらしの)登場人物が覚えられず読むのが大変だった。〈夏の夜の夢〉面白かった。劇をするシーンは演劇で観れば面白いんだろうけど、文章で読む分には??な感じ。〈あらし〉復讐にしては簡単に許しちゃって拍子抜け。エピローグは良かった。イマイチ理解できてないところがあるのでもう1回読んでみたい。
「夏の夜の夢」読んでて一番楽しいのはパックの台詞。演るとなると一番の難役なんだよねぇ。「あらし」プロスペローの復讐劇なのかな。回りくどい台詞に飲まれて、よくわからなくなっちゃった。も一回読まな。
表紙が素敵ですが、まずは「あらし」のみ読了.翻訳が文語体っぽいからでしょうか、やたら勇ましく、凛々しく、語気が強そうに聞こえます.言葉遊びや比喩の画像がぽんぽん浮かびます.それに比べて、キャラクターの動作や感情の揺れはあまり目に留まりませぬ.
初シェイクスピア。舞台の脚本なためかいささか読みづらく感じたのですが、人々の生活の中で妖精が息づいている世界観がなんともファンタジーらしいです。今度は舞台としてこの目に収めておきたいものです。
妖精と魔法のファンタジー色濃いシェイクスピア作品2編。どちらも大団円ではあるものの「夏の夜の夢」にはない悲哀のこもった人間関係が「あらし」にはあります。その点ではシェイクスピア最後の作品である「あらし」の方がより深い。単純に楽しむのなら前者の方がだんとつに良いのですが。ボトムの迷役者っぷりが最高におかしいです。シェイクスピアって難しそう・・・と敬遠している方にぜひおすすめしたい1冊。
映画「テンペスト」を観たので、忘れないうちに原作を読む。ミランダの台詞「ああ、不思議な事が!こんなに大勢、綺麗なお人形のよう!これ程美しいとは思わなかった、人間というものが!ああ、素晴らしい、新しい世界が目の前に、こういう人たちが棲んでいるのね、そこには!」が、とても素直で、希望に満ちていて、いいなぁ。
「夏の夜の夢」この幻想的なタイトルが良い!瞼に垂らして目が覚めたとき最初に見た者に恋をするという媚薬。妖精の悪戯で登場人物の恋愛関係がアベコベになる。恋に酔った台詞も相手を貶す台詞もたった一夜のまやかしなのよ。 「あらし」悲劇?復讐劇?と思いきや喜劇とな! どちらも読んでて声に出して笑いそうになった(笑)ドタバタ劇が丸く収まって、なんて楽しい読了感!
ファンタスティックな【真夏の夜の夢】とシェークスピアの最後の名作【嵐(テンペスト)】が一冊に収録されてます。最高♪表紙も美しい。
どちらも妖精が出てくる話。よくRPG なんかで出てくるタイターニアとかオーベロンは夏の夜の夢が元ネタなのかと納得。表紙の絵もとてもきれい。
面白かったというか、良かった。すごく良かった。同名の劇付随音楽の序曲が脳内再生される。舌裂けヘビのあの合唱曲はそのまま出てきた。そしてこの表紙、最高過ぎる。
初シェイクスピア。今までシェイクスピア作品はなんとなく敬遠していたのですが、後悔しました。単純明快、恋愛喜劇、小中学生にも親しめる内容ですね!
沙翁の書く脇役ってなんでこんなに泣けるんだろうか。この人間らしい脇役がいないと、神のような寛容も成り立たないんだと思う
夏の夜の夢面白かったです!シェイクスピアのコメディは天然ボケの香りが…。言葉の美しさに酔いますね。
シェイクスピア最後の傑作を再読。
ファーディナンド「遊び事も物によっては苦痛が伴う、その辛さも内に楽しみがあれば忘れられもしよう、卑しい仕事も誇りを以て堪え得る場合がある、そうなれば、どんな詰まらぬ事でも立派な実を結ぶというもの」p.180
どちらも大団円。微笑ましい喜劇。「あらし」のプロスペローの寛容さが心に残った。解説で福田氏が「原文の詩の美しさが、他国語に翻訳し得る限界を遙に越えている」といっているので、いずれ原文でも読んでみたい。いつになるか分からないけど…
<真夏の夜の夢>アセンズ大公と婚約者、恋する若者たち、演劇を披露する為集まった街の職人たち、森の妖精らに翻弄され一夜のドタバタ恋愛演じ最後はHappyEnd。シェイクスピア喜劇を大いに楽しむ。<あらし>難破した王たちを待つのは魔法を使い怪人と妖精を悪魔ごとき操り執念の復讐に燃ゆるもと王と無垢な一人娘。ぁ~また同じよな復習劇か・・、妖精操る難解な文言にふと凹む。が、しかし、終演に向かいまったく予想に反した展開にニコニコ。『あらし』は最後の作品だという、エピローグが感慨深い。次は『じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ』
「慕えば慕うほど、あたしを嫌うの」・・・400年も前の恋人たちのせりふに共感できるところがあってびっくりした。『あらし』は『リア王』と深く関わっているそうなので、次は『リア王』を読もうかな。『夏の夜の夢』も『あらし』もタイトルとエピローグがいい。『あらし』はシェイクスピア最後の作品らしい。
☆5 「夏の夜の夢」は結構好きな感じだった。悲劇なんだけどあほらしい雰囲気も漂っていて、短い夏の夜というのが伝わってくる。「あらし」のほうはちょっとあわなかったかも。
惚れ薬によって、本来好きではなかった相手を、恋い慕うようになる【ロバ男に恋する妖精女王ティターニア・浮気草の汁を搾って瞼の上にかける・父親は娘のもの】(再読)
「夏の世の夢」妖精によって右往左往する人間のおかしさ。実は悲劇的、意にそぐわぬシーンですら底抜けの明るさに包まれる喜劇に転じてしまうのは皮肉でもある。ヘレナのド Mっぷりが素晴らしい。「あらし」最初から物語世界を統治するプロスペローという存在が全てである。それでも不確定要素(ミランダとファーディナンド)と不穏要素(アントーニオーとセバスティアン)を抱える辺り、そこに現実の世界を見る。 最後、観客へと語り掛けるメタ的な展開において、自由を得ようとしたのは果たして。
台本としての書き方が自分には合わなかった。「夏の夜の夢」はまだついていけたのだけれど、「あらし」の方はもう誰が誰だか、何が何だかわからなくなってしまった…;「夏の夜の夢」、話の中では、妖精の悪戯によって心変わりをする様子が書かれていたが…人の心なんて、元からこのくらい気まぐれなものなのかもしれないな。
『夏の夜の夢』四人の男女と妖精たちが繰り広げるラブコメディ。トリックスターの代表格パックの存在がこの戯曲を面白くさせていることは、パックの登場シーンどれを取っても納得がいく。ハッピーエンドに向けて物語が収束していく様子も幸福感が漂い、美しい。『あらし』シェイクスピア最後の傑作と言われる戯曲。個性的で利己的な登場人物も多いが、純真無垢なミランダ、彼女と恋に落ちるファーディナンドの実直さが輝く。「吾らは夢と同じ糸で織られているのだ、ささやかな一生は眠りによってその輪を閉じる」この美しく有名な台詞が印象深い。
笑いは悲しみ、そして悲しみは笑い。表裏一体の二つだから、沙翁殿はどちらをも得意としたのだろう。それにしても妖精のいたずら一つで、あっさり迷子になってしまう人間の恋という奴は……。ああ、やっぱりここでも、笑いが悲しみを誘発するのだ。話し変わって、恋の薬といえば、飲み干す類をイメージするが、このお話の中では、眠る人の瞼にぬらせる方法を取ったのが面白い。『夏の夜の夢』を見させるのだから、それを考えると最も適した手だなあと感心。
最後、観客までも夜の夢に参加させてくれるギミックが最高。シェイクスピアは漫画家で言えばきっと手塚治虫、悲劇も喜劇もなにをとっても面白い!
夏の夜の夢・あらしの
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感想・レビュー:48件














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