ヴェニスの商人 (新潮文庫)
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ヴェニスの商人の感想・レビュー(298)
初めての戯曲。登場人物をメモして読めばよかったと激しく後悔!掛け合いが多く、把握できませんでした…。意外な逆転劇。なるほどと思いました。是非演劇として見てみたいです
物語の原型は1378年頃の作とある(解説)。当時のベネツィアはイスラム勢力の拡大やペストでの人口激減の余韻等で、不景気かつ暗い世相であった。さらに同年、ジェノバ勢との戦争が起こる。また、シェイクスピアが戯曲として完成させた1578年頃には、イングランド方面の貿易はほぼ皆無だ。おそらく物語の登場人物達は、ペスト以前1300年前後、最も機知に富む商人で賑わった時代のヴェネツィア人だったろう。約300年前のヴェネツィア人をモチーフに描かれた演劇を観て、16世紀のヴェネツィア人は何を思ったのだろう。
解題や解説ではシャイロックに悲劇的解釈を加える事を非難していたが、私はどうも腑に落ちなかった。「慈悲を持て」と言ったポーシャも一転して示談を求めたシャイロックに対し無慈悲な判決を下したし、何度読んでもどうも悲劇的要素を含んでいるように思える。当時の世間の意思も考慮した上での作品だとは思うが、それだけではない別の意図を汲み取ろうとするのも面白い物語だとも思った。
人肉裁判があまりにも有名なシェイクスピア喜劇。シャイロックがあまりにも排斥されていたため「おや?」と思ったけれど、解題を読んで納得しました。喜劇だけれど喜劇のみに収まらないおもしろさがあります。悲劇に比べて軽い気分で読めるのが良い。
【★★★★☆】福田さんの解題にあるように、「人生に~」に対する「作品における役割(≒ストーリーの"犠牲者"、"噛ませ犬"とか典型)」を下に見る見方は当然の批判点として身につけてしまっているので、その自明さを揺らがされたのがまた作品自体への読取に深みを与えてくれました。時代背景や作品の作りを知らずに、「今」の視点で見るとシャイロックの不憫さは否めない。それが「喜劇」として処理されるしねー。/あと、ポーシャがうざかわいかったw人肉裁判とそれ以後もそうだが、箱選びの表の顔と裏の顔とかね。女性は恐ろしや
シャイロックかわいそすぎる。ポーシャがしっかり可愛い為か全体的に、男性陣がだらしない印象。そもそも大事になった理由は君らのノーテンキすぎるどんぶり勘定のせいだろ~。と何度かツッコミたくなった。
あらすじからもっとおどろおどろしい話を想像してたら意外と読みやすかった。バサーニオーが「指輪がなくなったら命も去る」的なことを言っていたからそのまま家には帰らずに悲劇になるのでは!?っと思ったらあっさり帰って言い訳するんですね(笑)やはり喜劇でした。 そこまでわかっていて尻に敷くことに成功しているポーシャ様さすがです。 裁判のところの「定められた掟は動かすことができない」という言い回しがこんな昔にされていたことと、そこからの巻き返しがすごかった。
はじめてのシェイクスピア。名作と呼ばれる所以は読めば分かる。箱選びとか、裁判での知略、単純な情景をここまで魅力的なものに仕上げたのを読んでると、舞台で見てみたくなる。読んでるだけで、彼らが活き活きと演じてるのを思い浮かべられるけど。
アントーニオは恋に悩む友人バサーニオのために自分の胸の肉を担保に彼を憎むシャイロックから借金してしまう。借金を返せなくなってしまったアントーニオの運命は如何に!というおはなし。アントーニオがバサーニオになぜあそこまでするのかわからなくて、敬虔なキリスト教徒だからなのかとも思ったんですが「あの男はただバサーニオのためにだけ生きているのだろう」という一文があったので一応納得。友情に理屈はないのですよね。ポーシア男前だし茶目っ気もあって非常に可愛いです。
射手座の天使あきちゃん
おぉ、シェークスピア 古典ですねぇ、この時代 早くもユダヤ人が経済を牛耳っていたことに対する強烈な皮肉が込められた物語ですねぇ、怖いですぅ!! <(^_^;
ナイス!
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07/10 23:35
おぉ、シェークスピア 古典ですねぇ、この時代 早くもユダヤ人が経済を牛耳っていたことに対する強烈な皮肉が込められた物語ですねぇ、怖いですぅ!! <(^_^;
ナイス!
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07/10 23:35
シェイクスピア曰く・・でおなじみのシェイクスピアさんの作品です。中身はある程度知っていたので、物語の展開に驚きはありませんでしたが、最初から最後まで通しで読んで満足です。なんとなく賢くなった気がしました。多分気のせいだけど。
芝居ならではの、生き生きとリズミカルな台詞に引き込まれました。有名な裁判のシーンの他にも、金の箱銀の箱鉛の箱など面白いやりとりがいっぱい!
勧善懲悪の代名詞となっていて、時代的に仕方がないのかもしれないけれど、読めば読むほどシャイロックが完全なる悪として描かれているのが悲哀を誘う。しかし、このどんでん返しを400年近く前に作っていたのかと思うと圧巻。
初シェイクスピア。『ヴェニスの商人の資本論』と合わせて読んでみようと計画中。15世紀~16世紀のヴェネツィアが舞台なので『金と香辛料』なども当て嵌まる。 今の世の中、キリスト教徒の高利貸なんていくらでもいるだろうに。
恥ずかしながら初シェークスピア。ユダヤ人の扱い云々でその内容はおぼろげながら知っていたけれど、それよりも後半のテンポのよさに引き込まれた。この時代から男ときたらこんな感じなのか。
悲劇よりも読みやすい。
一休さんばりの機転で恩人の危機を救うばかりか指輪を使って旦那を尻に敷くなんてしたたかなお嬢様だ。一生頭が上がらないだろうな。
とにかく快活であること。分かりやすいなあ。そして裁判のシーンの畳みかける感じがなんとも言いようのない素晴らしさ。シャイロック嫌いじゃないです。
ロミオとジュリエットは全く楽しめなかったけどこれは大変面白かった。一度くらいは舞台でも観てみたいもの。古典名作にはありがちなことだけれども、裏表紙で壮絶にネタバレしてくるのはなんとかならないものだろうか。
★★★★☆ 久しぶりに読み返した。ユダヤ人を悪としたクリスト教徒を善とした構図の分かりやすい作品。個人的には作品中徹底的にたたかれるシャイロックを応援したくなってしまう。ポーシャ扮する博士の活躍シーン、最後の指輪をめぐるほのぼのとしたシーンが印象に残っている。
初めてこーいったジャンルを読みました。途中、ユダヤ人頑張れ!って思ってしまった。友情は素晴らしいけど、借りたものは返しましょう。
これまで読んだシェイクスピアの中で一番面白い本でした。まず、善人と悪人の区別が明確でストーリーが理解しやすかったです。また、法の平等の精神など、現在でも重要とされる考えが当時のヴェニスにあったんだと感心しました。
以前映画で観て、本で読み直し。第三幕冒頭でのユダヤ人高利貸しシャイロックの嘆きを聞くと、どうしても彼に感情移入せざるを得ない。この作品自体は「喜劇」だが、娘も財産も失った彼にとっては「悲劇」でしかないのだから。この話を強引に喜劇にしたのは、当時の腑に落ちないユダヤ人迫害に対するシェイクスピアからのメッセージか。
独特な比喩表現がセリフの至るところに使われていて、ストーリー自体よりもそっちの方が楽しめました。ストーリーに関して言うと、あのハッピーエンド風の終わり方にいまいち納得がいきません。すごい違和感を感じました。
強欲な悪徳金貸しの代名詞となっているシャイロックですが、改めて読んでみるとユダヤ人に対する当時のヨーロッパの風当たりを強く感じさせます。普段は蔑み、自分が困れば利用し、金を借りておいて相手を非難する。「ユダヤ人は目なし、手なし、臓腑なし、感覚・感情・情熱、すべて無し。何もかもキリスト教徒とは違うとでも言うのかな? 」このセリフ、ぐっときます。
ヴェニスの商人の
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感想・レビュー:69件
















































