ハムレット (新潮文庫)
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ハムレットの感想・レビュー(712)
初めての四大悲劇。テンポの良い台詞回しが好きです。転落というところに重きがあるのかな。悲劇といえどロミオとジュリエットのような胸にくる感じではなかった。けどやっぱり面白い。
シェイクスピアで一番好きな悲劇。狂気を装うハムレットのセリフには、深い意味を含ませていて面白い。訳もよかった。岩波を以前読んだけど、翻訳の違いを楽しむのもいいかも。一度舞台で見てみたい。
復讐の話だが、実行経緯が今の時代には冗長すぎるかもしれません。古めかしく、奥ゆかしい言葉運びにも飽きてしまい、飛ばし読みしてしまいました。人間の感情の部分だけはとても面白かったです。ハムレットの若さ、オフィーリアの白痴めいた健気さが興味深かった。
有名な話なので、いくつかのセリフや場面は見たことがあったけど、ちゃんと読むのは初めて。ハムレットが復讐を決意してから行動にうつすまでが長くて、本当に復讐する気があるのかと言いたくなった。
読まずに死ねるか、シェイクスピア4作目。狂気、芝居、復讐、死への覚悟。今回はあまり深く考えずにおこう。次は悲劇の締めくくりでリア王へ。
リア王の後に読んだからか、ちょっと読みやすかった。でも、やっぱり読みにくというのが正直なところ。リア王もそうでしたが、最後のほうは引き込まれて一気に読み切れたのですが。巻末?に解説がいくつか書かれていますが、「時間の経過」具合が明示されてはいないので個人的には唐突に感じる場面もちらほら。今の私にはこの物語の良さはつかめないようです・・・。舞台を観てみたい。
台本なので訳者の福田さんは舞台用にとちょっと五七調にノリよく訳されてらっしゃいますが、なんか歌舞伎っぽい。ローレンス・オリヴィエ主演のDVDの流れるような英語(聞き取れはしないけど)とはまた違った味わいでした。日本では信長、秀吉、家康が活躍した時代に書かれ読み継がれている古典ですが、ハムレットの台詞をかりて芝居一座のやりくりを心配してるくだりはシェイクスピアの生の声を聞いたような気がしました。悲劇は(ほぼ)人為的ではなく、運命的に描かれているのが印象的でした。
大体のあらすじは知っていたのですが、ちゃんと読むのは初めてです。みんなみんなセリフが超まわりくどくて長いです。演者さんは覚えるの大変だろうなぁ。結局ハムレットはオフィーリアのことをどう思っていたのでしょうか。彼女はなぜ死ななければならなかったのでしょうか。王妃ガートルードの真意は?レイアーティーズの行動の是非は?時代背景や当時の人々の考え方を共有することはできないので、彼らの行動を理解することは難しいのかな。セリフだけ読んでいても人物の心情は伝わりにくい。舞台を見ないと良いの悪いのとは言えないものですね。
シェイクスピア悲劇の中でこれだけがどうにも好きになれないのだけど、今回もやっぱり何か腑に落ちない。ヒロインとされるオフィーリアの扱いがあまりに身も蓋もないせいなんだけど、いったい彼女は何のためにいるんだろう?まして何で死ぬんだろう・・?
訳が面白かった。笑 少し回りくどく読みにくかったけど、後半はスラスラ読めた。 狂気が生んだ悲劇。というより、それを通り越して喜劇という印象。 舞台で観ると面白いと思う。
芳雄君の舞台予習に娘用に購入しましたが「なんか面倒臭い」というので結局私が読破。記憶があいまいな部分が多かったことに愕然。ロメオといいハムレットといいシェイクスピアに出てくる坊ちゃんは日本人なら絶対太宰にハマるタイプだなぁ。
再読。何度も読み返している、大好きな作品。予定調和とも取れる、主人公の逝く先。迷い立ち止まり、逡巡しても大きな流れに抗えないとでもいうように突き進む。デウス・エクス・マキナが起こることもなく、悲劇は進行する。最期にハムレットが口にする「The rest is silence」が一言でこの悲劇的な世界は幕を閉じる。
マクベスを先に読んでからこれを読んだ。 まず、どちらも目的が何か最初のうちからハッキリしている。ちなみに、これはロミオやマクベスもそうだと思うんだけど、その目的に対してアプローチのやり方がそれぞれの作品の主人公によって異なるんじゃないかと。ハムレットは気弱で、マクベスは器が小さい気がするし、ロミオはある意味直情的みたいな感じで、性格によって作品の展開にも空気にもなってる気がする。
読書の幅を広げようと思って読んでみたシェイクスピア作品。初めは読みにくいと思ったけど慣れてくるとスラスラ読めた。復讐にとりつかれた悲劇の話。
格調高い福田訳。運命というより役割につらぬかれた登場人物たち、ハムレットは、ポローニアスとオフィーリアという狂った演技の相手を死なせてから、本当に狂いはじめる? 王妃とオフィーリア、そしてホレイショーの役割は?
マクベスと比較すれば展開の早さはゆるやか。マクベスは迷わず突き進むのに対してハムレットは1人で悩む。同じ悲劇だけど大きく違うから面白い。ハムレットが狂ったふりをした会話にフッと笑ってしまうこともあった。
元々が劇の台本なので、これもそのようになっています。/ストーリーは、デンマークの王子ハムレットが、父を暗殺した叔父(現国王)への復讐を誓う話。そこに友人が出てきたり母親を愛しながら憎んだり狂気のふりをしたり恋人をも欺いたり……と。/あと、訳者による長い解説がついています。
シェイクスピアは難解という勝手なイメージから手に取るのを躊躇してましたが、思ったより読みやすかったです。他のも読んでみようかな。
現代でも普通に面白い内容でした。劇を見ればより面白いのかなと思います。一つのことに対する描写が無数なのに驚きます。関ヶ原の合戦をやっていたころの人の作品も普通に読めるってのは不思議な感じ。
「ハムレットの仕業ではない、ハムレットの狂気がやったのだ」とハムレットのおっしゃる通り、彼は道化だ。生か、死か、それが疑問だ云々、と呟きながらオフィーリアと対面するシーンなぞ、まさに狂気の独白。にも拘らず、叔父の殺害を躊躇ったり、しまいにはハムレットも死んだりと、ハムレットの思い通りにいかないのが、あまりにも悲劇。けれどこの書は、復讐を望む者(ハムレット)は、そのターゲット(王など)と対等に、あるいはそれ以上に悲劇を被るものだという、明確な悲劇の行方と重量を記している。読んで損はない。
登場人物はあの世で「何でこんな事になっちゃったんだろうね?」「いや、俺ァお前がろくでもない野郎だと思ってさ」とか愚痴ったり笑ったりしながら酒飲んでそう。良い人ばかりなのだが「正常な範囲での歪な部分」がありそれが悲劇的な結末へと収束してゆく。全員動機は「幸せになりたい」「こいつ、許せない」「力になりたい」とか普遍的なもの。実際それで世は事もなしなんだけど「どうしてこうなった!」となるところが悲劇だと思った オフェーリアはハムレットに「尼寺に行けって幾らなんでもあんまりよ!キーッ」と言う権利があると思う
舞台”SHOCK”でハムレットの名場面をちょこちょこ摘んでいるわけですよ。それを毎年見ているわけですよ。で、原典を読んでみたくなりまして。読みながら「あら、あの台詞はこんな場面か」とか「あれ、あの台詞はハムレットじゃなかったのか」とか、全く邪道な楽しみ方をしてしまいました。しかし、私が思い込んでたストーリとは全然違ってました。あれー、復讐物じゃなかったのかー。そんな結末ー?と思わず言ってしまったよ。ハムレットも気づけよ!みたいな(笑)。摘み食いなんかじゃなくて一度きちんと本物を見てみたいです。
初めてシェイクスピアの本を読んだが、言葉の使いまわしや登場人物のキャラクターがとても良かった。ただ、最後にあのような結末が待っているとは、思いもしなかったが……… ぜひ、劇でも見てみたいと思った。
登場人物それぞれが持つ狂気の種類が微妙に異なり、何が正常で何が異常なのか頭の中でグルグルした。ミレイの絵画「オフィーリア」を美術館で観た時のショックの理由が少し解明したかな。他作品や違う訳者のものも読んで、もっと深読みしたい衝動にかられています。
臣下に暗殺されたと明かす父親の亡霊に会うが、それが事実か自分の疑心暗鬼によるものかで判断がつかず、仇討ちに悩む皇子を描いた戯曲。いつでも仇討ちできるように冷静に策を練りながら、表面は気がふれた様にふるまう皇子から、人の性格の多面性を表わしている。___ シェイクスピアの戯曲独特の、巧みなセリフの言い回しが相変わらず面白かった。特にハムレットがガートルードを皮肉って責める所がすごかった。
初めてのシェイクスピア。私はこのような悲劇が好みだし面白かった。ハムレットが復讐に燃えるがゆえに装っていた狂気が本物になっていく・・・・ まだ台詞の意味がわからなかったりしたのでまた今度再読しようと思う。
言わずと知れたシェイクスピア四大悲劇の一角。内省的な王子の復讐劇は関係者一同を巻き込んでなんとも大変なことに。これはぜひとも舞台で観たい作品です。演じる役者によって印象がだいぶ変わるだろうなというのがありありと浮かぶ台詞回しでした。有名な「to be or not to be」も良いのですが、個人的には墓掘りとのやりとりの場面がお気に入りです。案外ころころと場面展開するので裏方さん苦労するだろうなと余計な事を考えてみたり。
最後に主だった登場人物が死んでしまう。昔の興業であったと考えれば、結末の後味の悪さは観客に満足感を与えられる物であったのだろうか? それでも解説に記載されているように物語が全くのオリジナルでなく「スペインの悲劇」や「デンマーク国民史」に記載されている内容が元にあれば、当時民間ではよく知られていた物語だったのかも。だととすると当時の人達は筋書をある程度把握した上で観劇していたことになる。"シェークスピアは如何にこの物語を巧くアレンジしてくれるのか?" そんな事を考えながら人々は劇場に向かったのでしょうか。
シェイクスピア悲劇として有名なこの作品。高校時代に英語劇で第一幕を演じたので、入りは掴めていた。
復讐の思いに駆られて狂気に囚われるハムレット。彼の周囲の者達も、その狂気に当てられて変貌していく。狂気の果てにある死は、悲劇の名に違(たが)わず、登場人物達を蝕み、死をもって復讐劇に終焉を迎えさせる。
比喩やおかしな言い回し、歌の数々は、韻を踏んであるだろうから、是非とも原文で読んでみたいと思った。
シェイクスピア二冊目。有名な物語ではあるけれど、結末を知らなかったので楽しめた。有名な一節として登場する多くの言葉が今も現代に語り継がれている。本質的には中世も現代も人は変わっていないのかもしれない。
おもしろかったというより好みだった。世界をどんな言葉で形容して賛美しようと、さっぱりしてて流せる文体が好み。翻訳の力もあるのかもしれないけど、どこを切り取っても形になる名言ばかりですね。ストーリーはあってないようなもの。
言わずと知れたシェイクスピアの4代悲劇の一つです。買ってから20年放って会ってようやく読み、感動しました。翻訳がまたすばらしいです。
ハムレットの
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