オセロー (新潮文庫)
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オセローの感想・レビュー(225)
シェイクスピア3作目。リア王、ハムレットより読みやすい気がしたのは、詩の量が少なかったからというのもあるかも。それにしても、どんだけ騙されてるんだよー的なストーリー展開なのがちょっと気になる。イアーゴーをそれだけ認めているということか。うーん。
解説にもあったように他のシェイクスピア作品に比べて超自然的な要素が際立って少ない(全くない?)ので、物語を身近に感じやすかった。ただ騙されるばかりのオセローよりもイアーゴーに、私は魅力を感じた。
再読。愚者達の織りなすドラマとして、この悲劇は重い。特に主人公二人がそう感じられる。二人とも、本来最もそうしなくてはならない相手に対して、話すべきことを話していないように思われるのだ。「愛することを知らずして愛しすぎた…」というオセローの一言が、あまりにも切ない。また、再読してみて、エミリアについて考えるようになった。彼女はまあすれっからしの女ではあるのだが、そうであるが故に、またそれを自身でも知っているが故に、デズデモーナの純真さに、ある種の救いとして憧れたように見える。
四大悲劇の一角、愛するがゆえの悲劇。オセローというタイトルではあるもののやはりイアーゴーが裏主役かと。台詞回しが他の悲劇に比べると多少俗っぽい気がしました。復讐や王位簒奪といったことに比べるとテーマが身近だからなのでしょうか。
シェイクスピアの四大悲劇のひとつ。ずぶずぶと追い詰めていく展開の上手さ、キャラクターの個性の強さはさすがです。やはり舞台で見るのに比べると盛り上がらないですが、文章は文章で、時代背景を調べつつ読み解ける楽しみもあります。この気持ちが冷めないうちに、映像で見たいな。
家庭悲劇。なぜオセローは真実であるかどうかを本人たち(デズデモーナとキャシオー)に確認することを怠ったのだろう。「マクベス」と「ハムレット」は自らの妄想にかられて堕ちていくのに対して、この「オセロー」はイアーゴーの言葉だけを信じている。オセローこそ誠実な人だなと思った。
他のウェブで見た質問箱では当時のヴェニス共和国において、要職をムーア人のような他国の人間に任せることは無かったようです。あくまでもイギリス人のシェイクスピア側から見たヴェネツィアのイメージ。白と黒の取り合わせが舞台設定として面白い。内容も単純な内容で妙に人物関係を考え込むこともなく、さらりと読むことが出来た。イアーゴーの妻のエミリアは共犯なのか、ただの愚か者なのか、前提となる役割設定で物語の筋の読み方も変わってくる。
シェイクスピア四大悲劇再読第一作。これで将軍が務まるのかと、ちょっと思わなくもないが、記憶にあるより、登場人物たちが人間くさくて憎めない印象でした。
読まずに死ねるか!で、悲劇2作目。確かにマクベスとは設定の規模が異なり、それ故むしろ現実味がある。しかし、皆さんご指摘のようにこんなに上手くだますのはなかなか難しいでしょう。
これにて4大悲劇読了。周囲から頼りにされる勇敢なムーア人の将軍オセローとその妻で美しく誠実なデズデモーナ。2人の仲を裂くことでオセローに復讐しようとするイアーゴの姦計にはめられたオセローは自ら破滅へと向かってゆく。なんで奥さんよりもイアーゴの言うことをそんなに簡単に信じてしまうのでしょう!オセローは自分がムーア人で、もうあまり若くないことに引け目を感じでいたのでしょう。デズデモーナが愛する自分にどうして自信を持っていられなかったのでしょう!あまりの悲劇に胸が苦しい。エミリアが的を射過ぎでドキドキしました!
オセローを原作とした舞台を見に行くので取り急ぎ。嫉妬すると見失う感覚が分かりやすくて面白かった。そう。嫉妬している時の妄想力って本当にすごい。デズテモーナもエミリアもそしてオセローも真っ直ぐなのが救われるけど、悲劇はやっぱり悲しいなー。
イアーゴーが主役に見える…異端の悲劇小説。 デスデモーナさんも、キャシオーも、オセローも、みんな純粋な人すぎて切ない。 …疑心は暗鬼を産む。
「よく囀ずる下品な悪役」と「簡単に騙される馬鹿男」が好きなら……といったところ。おもしろいはおもしろいのだろうけど、いやシェイクスピアをまだこれしか読んでない身で言うのもなんだけどさぁ、「四大悲劇」とかいって、いくらなんでも過大評価だろうそれは。他に期待。
恥ずかしながらシェイクスピアを読んだことがありませんでした。出来れば原文で読みたかったけど日本語しか読めないもので。そう言ったことも含めて今まで避けていましたが、読んでみるとすごく面白い。シェイクスピアの作品はまだまだたくさんあるので読むのが楽しみです。
「ロミオとジュリエット」を読んでシェイクスピアの印象が少し変わったのですが、この作品も今まで抱いていたイメージとはやはり少し違いました。部下の罠にはまって罪のない愛妻を殺してしまうというところはやはり悲恋ものなのですが「ロミオとジュリエット」同様、卑猥な冗談のやり取りなどが出てくる辺りはやはり大衆演劇の空気が存在しました。どんなに立派な軍人であっても恋の前にはその目も曇るという人間の心理がよく描かれている名作という印象は変わりませんが、高尚な文学として倦厭するには惜しいくらい大衆色がありました。
もっと考えてから行動するべきだなぁオセローは・・。イアーゴーの言ったことすぐに信じちゃって。純粋だったからこそ生まれてしまった悲劇なら、救いがないお話ですね。軽率だとも言えますが・・。
風刺劇なら兎も角、この作品が“悲劇”に区分されていることにやや違和感感じつつ読了。悲しいな、と感じたのは使命を終えたイアーゴーが一切の口を閉ざしたその局面。語り手に口を閉ざされてしまったら、それ以上の物語は広がりようが無い訳で。
名訳なのだけれど、うーん、やはり・・・・古臭い訳になってきてしまっていますね。気になるのは、解説など。イアーゴーを主人公だと考えることは間違いである(私もそうだとは思うんですが)とか、かなり斬っているのが気になりました。 そこまで言わなくってもねー。解釈っていくらでもあると思うよ~・・・・・。
真から純真なデスデモーナが可哀想で可哀想で「柳」という歌がますます涙を誘う。ぁあ、無垢な心ゆえの大失態、哀れオセロー死して永遠に結ばれよ。イアーゴーは憎し悪魔、哀れな人生よのう。有名だというこの一行「閃く剣を鞘におさめろ、夜露で錆びる」たしかに美しい!難しくもない文章なれど深みがあって美しく味わいある一行一行。我が頭の中では絶賛の嵐が吹き荒れている。ぉお〜、シェイクスピアよ、我が胸中に何をもたらしてくれるのでしょう。次は『リア王』
悪人イアーゴーのオセローに対する「嫉妬」が巻き起こす悲劇。河合隼雄先生は嫉妬を「可能性の疼き」と仰っていましたが、確かに何かに嫉妬する時は「自分でも実現できたかも。それ」って時かもしれません?全く可能性のないことに人は嫉妬シナイ……イアーゴーにまんまと嵌められて〜ああ〜(>_<)デスデモーナはオセローを愛していたのに!!悲劇です確かに(*u_u)話飛びますが、嫉妬妄想地獄としては、トルストイの「クロイツェル・ソナタ」も凄いです!
イアーゴーめ〜。他の悲劇(ハムレット、マクベス、リア王)と違って、物語を悲劇へ導くのが一人の悪人というのが特徴的。変にリアリティーがあるのはそのせいかな。
「ああ、呪われるがいい。結婚などというものは、好きな女を自分のものにしておきながら、その心はどうにもならぬのだ!」(シェイクスピア『オセロー』)
イアーゴーがオセローを憎く思う動機が弱くて、納得できなかった。他がみな良いひとたちばかりだったのでイアーゴーの性格の悪さが際立ち、不愉快になった。
イアーゴーの華麗なる悪辣ぶりがすてき。沙翁のはるかなる四大バカ。よそおうバカ、ハムレット。ワイコン・バカ、マクベス(ワイフ・コンプレックス)。直情でバカ、オセロー。大いなるバカ、リア王。
オセローの
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感想・レビュー:43件














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