ロミオとジュリエット (新潮文庫)
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ロミオとジュリエットの感想・レビュー(355)
久々のシェイクスピア。といってもこの有名な作品は初めてでしたが。おおよそのあらすじは知っていたのですが、最後がこう締め括られるとは知らなかったので感動…!やっぱり戯曲は面白いです。あとは端書きや注から訳者さんの意気も凄い伝わってきました。ただ祈り文句(?)は、南無〜にしないで音を書いて注釈で説明すればいいような気が。あとこの表紙とてもいいです…。
ビリビリきた。これがロミオとジュリエットか。なぜあなたはロミオなの?というセリフと両者が悲劇の死を遂げるまでの流れがわかり名作ということを目の当たりにした。頭の奥がチリチリするほど悲劇的で打ちのめされた感がある。原文やミュージカルにも手を伸ばしたい。
日常生活では絶対に聞けないような情熱的なセリフのオンパレード。悲劇というが、ロミオとジュリエットは、むしろ喜んで死を選んだように見えた 。これだけ迷いのない恋愛ができるなんて、ある意味では幸せなんだろう。
とにかく、展開がはやい。でも、ついていける。僧がカッコイイ、彼も中心人物。ロミオが初めから全開すぎるが、そうでなくては、短くまとめる事が出来ない。よく、この厚さでまとめきった。と思う。
ロミオは友人とキャピュレットのパーティに忍び込む。そこでジュリエットに出会い、恋におちる。密かに結婚をした直後、ロミオは争いで親友を殺される。逆上したロミオはキャピュレット夫人の甥を殺し、追放。キャピュレットは悲しむ娘にパリスとの結婚を命じる。ジュリエットに助けを求められたロレンスは、仮死の毒を使った計略を立てる。だが計画はロミオに伝わらず、ジュリエットが死んだと思ったロミオは彼女の墓で毒を飲んで死に、仮死状態から目覚めたジュリエットもロミオの剣で後を追う。展開は単純。意味は深い。そんな作品だと思います。
再読。二人の熱病のような性急さを中心に据えるか、家という宿痾を中心に据えるかで読み取り方も変わってくる本書。熱病故に、不在を感じる時間もなく最期に向かって疾走する。スピード感ばかりが目につくが、予定調和の破錠もなく綺麗に収束しているのは構成の力。光が増せば増すほど、影は消えてしまうが、完全に消えてしまった訳ではない。眩しい光にまどわされて存在に気がつかないだけなのだ。
最近の小説が伏線やらを張りすぎているせいか展開は単純に思えたが、独特の言葉遣いは面白いと感じた。そういった細やかな部分を堪能したいなら有りかもしれないけど、起承転結みたいな所で期待すると、話の大体を知らない人は殆どいない今、楽しめる人は少ないかも。
この分量でこの構成にしては素晴らしい。ただし、私にとっては、誇張と比喩が織り交ぜて血気盛んな江戸っ子をも思わせる訳が悲劇であった。原文を読むべし!
あらすじは知っていたけどこんな話だったとは。ボタンの掛け違いの生んだ悲劇。どうしても避けられない運命ってあるんだよな。訳には苦心してるが、なんまんだぶとか南無はないだろう。アーメンアーメン言ってる箇所もあるのに。
○原著で読まないとダメだね。というのも、脚注の文章をみる限り、訳者がいかに訳すのに苦労したのかがわかる。とくに、英語で韻を踏んでいる部分。結末と有名なセリフのみ知っている状態で読んだが、中盤の展開は予想外だった。高貴な身分とは対称的に非常に低俗なコトで悲劇を迎えることになるとは…ロミオとジュリエットの恥ずかしいセリフが多く、読んでいて違和感を感じた。こんなことを言い合って恋をしていたとは…劇場で楽しんだ方がいいと思った。『恋がもし盲目なら、恋の屋はいつもはずれるはず。』『人の言葉は善意にとれよ、』
ヴェロナの街で敵対するモンターギュ家とキャピュレット家。失恋中のロミオがやけっぱちで紛れ込んだ敵であるところの仮面舞踏会でそこの一人娘ジュリエットと双方熱烈な恋に落ちる。月下のやりとりは至高といってよいでしょう。読み進めると、ジュリエット父が「娘にこの上ない縁談持ってきたのに思い通りにいかない」とキレてたり、ジュリエット乳母がやたら下ネタ多い(台詞の8割がそういう関係ってどうだ!)でも憎めない、市井の様子が細かく活写されてる、行き違いの構成の妙など感嘆するばかり。あらゆる意味で最強の原本を読みたい!
この時代の宗教観念や人々の生活内の強迫観念が実によくわかる。二人の恋は独り善がりの子供じみた恋愛だけど、この時代では仕方がないのかな。なんにせよ、ここまで人を愛し抜くことができるのはすごい。
最近、読み返しているシェークスピア。今度は、ロミオとジュリエット。聞くも涙語るも涙涙涙のレンアイ悲劇。ハックフィンに全く同じ構図の家庭が出て来るが(元ネタは違うみたい。ロミジュリそのもののパロも出てくる)そっちは当の本人達は駆け落ちし、残った両家が凄まじいドンパチをする。こっちは本人達は死んじゃう。若い。ロミオ&ジュリエットというワインがある。1000円くらい。恋人が出来た、夫・嫁が出来たってな友達にほいっと渡すのに手頃。大抵喜んでくれる。結末は悲劇なのにネ。ロミオとジュリエットという言葉には魔力がある。
ミュージカルを見に行った後で再読。前に読んだのはもう15年くらい前か。当時は状況とかちゃんと想像できてなかったから、権力争いっていうイメージ→静かでどろどろとした街を想像していた。だがよく考えたら、争いの大半はチンピラ同士の喧嘩だわな。
惹かれあった男女が両家の確執のため駆け落ちしようとするが、互いの行動が行き違い成就しない恋を描いた話。個人の自由よりも全体の秩序が強く優先された時代の悲劇を表わしている。___ 初めから許されない恋だと思い込んでいたので、ティボルトのせいで台無しになっていくのが余計ムカついた。有名な「あなたはなぜロミオなの?」のセリフをずっと意味不明に思っていたので、生まれた家柄の比喩だと分かってスッキリした。
知名度では四大悲劇も凌ぐであろう名作。宿世に翻弄される二人の悲恋をシェイクスピアならではの美しい筆致で描きます。お気に入りのセリフを上げれば切りがありません。
ロミオが17歳、ジュリエットが13歳というわけで、この劇の性急さというのは筆運びのそれだけではなく年齢的なものも感じられるし、激情に任せて最期を遂げるのもまた分からなくはない。これが20歳を超えていると、やや疑問を覚えるのかもしれない。いや、何にしても恋愛はいい大人でさえ馬鹿になれるものだからいいんだけど。シェイクスピアはやはり面白いなあ。ピュラモスとティスベのモチーフなんかはやはりいい類型となる。
初シェイクスピア作品。暗記して頭に留めておきたいほど秀逸な比喩が一杯だった。まぁこんな状況でそんな比喩を語ってる場合じゃないだろう、とツッコミたくなることも多々あったけどw この作品についてはあの有名なセリフくらいしか知らなかったので、ストーリー等勉強にもなった。まさかジュリエットがあんな性格だったとは。ロミオの「明るさが増せば増すほど、暗くなるのが僕たち二人の苦しみだ」というセリフが気に入った。
「おぉ、ロミオ!あなたはどうしてロミオなの?」で有名な『ロミオとジュリエット』。有名すぎて粗筋だけは知っていたけど実際に読むのは初めて。上記の台詞はロミオに向けられたものじゃなくてジュリエットの独り言だったんですね・・・。やっぱり読まないとダメだね。ロミオに放った台詞かと勘違いしてたよ。訳者泣かせの掛詞の応酬の原文のいくつかが訳注に掲載されている。日本語にはならない部分が垣間見れて楽しい
初めてのシェイクスピア。若すぎる二人の燃え上がり、燃え尽きた恋の物語。これ程に恋にまっすぐ生きることができるなんで、逆に清々しい。現代の人々はけっこうシビアに収入や年金や…を気にして、逆に愛に真摯に向き合えてないかもしれないなぁ、なんて。
魅力的な誇張、比喩表現が目立つシェイクスピアの出世作。まるで現代における悲劇の原石を掘り当てたような錯覚を読後に感じた。構成も見事で第一幕、第二幕、第三幕と第四幕、第五幕を合わせたページ数は、ほぼ五〇ページ前後になる。ここにシェイクスピアの構成愛が見受けられる。とはいえ現代シナリオ的には、もう少し第一幕を削った方が良いのかもしれない。(主題提起を早める)しかしそれでもダラダラしやすい誇張、比喩表現を用いながらも、きっちりと物語の構成を保っていることは、この作品が名作と評されることと無関係ではないのだろう。
お互いに憎み合うキャピレット家とモンタギュー家。それぞれの家に生まれたロミオとジュリエットは激しく愛し合うこととなるが二人の前途には様々な苦難が待ち受けていた。とりあえずちょっとお前ら落ち着け、と言いたい。『ジュリエットの手袋になりたい』と嘆くロミオとか『一時間毎に手紙を書いてくれなきゃ駄目!』とごねるジュリエットとか、若さと恋にすっかりおつむをやられてしまった可哀相な二人がささいな行き違いから死んでしまうお話でした…強烈。ロレンスさん呆れてますがちゃんと協力してくれるあたりいい人ですよね。
初めて読んだ。なるほど、これ以降の色々な作品の基となっていそうである。登場人物の感情が激しくて分かりやすいけど意外と変な事とかも言ってたりする。
再読。新潮文庫のシェイクスピアでも、福田訳ではなくて中野好夫訳だから大丈夫かな、と思いましたが・・・他文学作品の中野訳はまだまだ読めても、シェイクスピアは厳しくなってきているという印象です。日本語自体が難しい等ではないけれど、韻などが分かりにくく、やっぱり小田島・松岡・安西訳のもののほうが読みやすいですねー。注釈が豊富で、原文にかなり触れているのが凄い!原書読む際には参考にさせていただきます。
新潮文庫さん、ピンクの帯地に丸文字で「天才劇作家が描く世界一有名な恋愛劇」とのキャッチフレーズ必要でしょうか? 昔の版のほうが遥かに趣があってよかったと思うのですが、、、なんでもかんでも大文字で、読みやすければ良いというものでもないのでは? 少なくとも新潮文庫には最後の砦であってほしいです。
これが正真正銘のベタ甘なんですねf^_^;台詞だけでこの破壊力は凄い。酔いしれました。解説が詳しくて良かったです。よく考えればたった数日の出来事。ア然としますが、だからこそこの作品は感傷を誘い魅力的なんだと思います。それにしてもシェイクスピア下ネタが…(笑)原文を読みつつ辞書引いてるとぎょっとすることが少なくありません。まぁそこが俗っぽくって好きなんですけど!
訳が古いと読みにくい。有名な悲劇だが、実際に読まないとわからない部分が多かった。ジュリエットって14歳だったとか、ロミオも人を殺してるだとか、全然知らなかった。セリフが思ったより乱暴でシャレが多用されていたのがテンポいいと感じるのか読みにくいと感じるのかは人によるのではないだろうか。
舞台を見に行くので予習に。歯の浮くような台詞に酔いしれた。下ネタが多くて戸惑ったけれど、意外にも読みやすかった。ああいう結末になったものの上人様はすごく機転の利く人だなあ。
ロミオとジュリエットの
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感想・レビュー:82件














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