椿姫 (新潮文庫)

椿姫の感想・レビュー(495)

これは愛と憎悪、善意と悪意など様々のものが高い水準で書かれた普及の名作に思う。マルグリットの生き様はそれまでの自らの罪を愛と信仰とによって浄化していき、そうして狭き門へと至るようでとても美しい。それと対極をなすようなアルマンの生き方――愛と嫉妬とによって生き、最終的にはマルグリットの崇高さに気づく、それは最終的には狭き門へと通じるだろう――僕はこれに大いに共感する。
★1 - コメント(0) - 3月18日

☆☆☆☆☆ 過去最高!ありがとう♪
★9 - コメント(0) - 3月4日

オペラの内容よりも、より深く現実との葛藤に苦しむふたりの愛を感じた。実際した高級娼婦の話と言われているが、現実にあったのならば美しい愛だなあ
- コメント(0) - 3月1日

何年ぶりかの再読。なんて美しくて気高いマルグリット。後半の彼女の手紙にはほんとうに読んでいて悲しくなってしまう。読者の私まで彼女に魅了されて彼女の死が恐ろしいくらい悲しい。まったく、アルマンめ!「あたしを好きだって人の言うことを一々聞いてなきゃならないんじゃ、それこそご飯を食べるひまだってありゃしないわ」は、名言だと思います。まじで。
★2 - コメント(0) - 2月16日

ひとことで言ってしまうと身分違いの恋の物語ってことなんだろうけど、亡くなってからそうとう経ったお墓を掘り起こしてまで会いたいというのは、なかなかにすごいと思いました。なお、とても読みやすいです!
★2 - コメント(0) - 2月3日

再読。「高級娼婦」ってもう言葉から、存在そのものがドラマチック。ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーで妄想。
★1 - コメント(0) - 1月25日

ああ、なんて可哀想なマルグリッド!!せっかく人並みの幸せを手に入れられたと思ったのに。私ならばアルマンの父が訪ねてきても別れる事なんてできない。マルグリッドもそうすべきだったんじゃないかな。あんなに悲しい最後なんて。一緒にいないことで幸せになれた人なんて誰もいやしないのに。
★19 - コメント(0) - 1月22日

授業で【La Dame aux camélias】と言う言葉を聞きこの本を読み始めました意味はフランス語で椿の淑女だそうですデュマが若かりし頃、パリ社交界で有名だった高級娼婦のマリに恋をし、この椿姫のヒロインのモデルとして書いたらしい。とても難しかったです!!オペラ座の怪人にちょっと似ている
★2 - コメント(0) - 1月12日

後半は一気読み。
★1 - コメント(0) - 1月8日

デュマ・フィスが1848年に書き上げた彼の実体験を基にした小説。父親は、"巌窟王"や"三銃士"で知られるアレクサンドル・デュマ。本書を原作にしたヴェルディのオペラが有名なので、そちらを知ってる人が多そうです。青年アルマン(デュマ・フィス)と高級娼婦マルグリット(マリー・デュプレシ)の恋愛模様を綴った悲しい物語です。アルマンの昔語りという体裁で話が進み、読者は結末を知った上で彼らに何が起こったのかを読み進めます。後半のマルグリットの手記は胸に響きます。何度か映画にもなっており、古い映画ですが、おすすめです。
★21 - コメント(0) - 2013年12月26日

S.K
アルマンとマルグリットの悲しい恋物語。読者は読み出してすぐに恋の結末を知る。その結末に向かって、物語が進んでいく。2人の互いを愛する気持ちの大きさが伝わってくる。定期的にこの作品を読めば、自分のパートナーに対して自分の行動が相手をいたわったものになるのではないか。
- コメント(0) - 2013年11月15日

高校時代からの愛読書。ロマンティックで切ない恋愛小説。マルグリットもアルマンも相手を気遣うあまりすれ違う様が悲しい。
- コメント(0) - 2013年11月15日

有名な椿姫を初めて読みました。椿姫ってこんなにも悲しいお話だったのですね。マルグリットの気持ちも解らなくもないですが、もうちょっとなんとかならなかったのかと読んでいてイライラしました。こんな感想を書く私には、この小説の真の良さが理解できていないのかもしれません。それでも、愛ゆえの自己犠牲には胸が熱くなりました。
★66 - コメント(2) - 2013年10月17日

出て来る男主人公に呆れるばかり。親の脛かじって得た弁護士の資格など全く使わず娼婦に夢中。お金に困ると賭博で稼ぐ!?同情の余地皆無!昭和25年初版なので仕方が無いけど、表現も現代離れし過ぎて感情移入しにくい。若くて美しい女性に「あたしへたばっちまいますわ」「ねえちょいと」って言われても・・。新訳版でもあれば印象が変わるかも。二人の主人公に言いたい。「全うに働け。それから一人前の口を利け。」
- コメント(0) - 2013年10月13日

「赤頭巾ちゃん気をつけて」でやたらと褒められていたので気になって読んでみた。結果は、残念なものだった。貴族の社交界の妾と庶民の男性の恋の物語であるが、この内容や文章にまったくときめかない。
★3 - コメント(0) - 2013年10月4日

2O
独特な書き方に戸惑いました。いつの時代も世間体とか職業の差別とかあって、そして自分もそれに踊らされてる一人だと再認識してしまいました。
★3 - コメント(0) - 2013年9月22日

アルマンのために全てを改めたマルグリッドの悲劇に涙しつつ、もう少し2人とも辛抱強くなれなかったのか、お互いの今後を冷静に話し合えなかったのか、とどうしても考えてしまう。でも、それは第三者目線だから言えることで、誰かを好きになっているとき、それが一番難しいんだろうな…。◆社交界の中で、心の底から2人の味方になってくれる人は誰もいなくて、あの華やかな世界は残酷なほど冷淡で、ただ社会の仕組みに支えられているということが怖かった。◆そして、何といっても訳文のすばらしさ!仏文学ということを完全に忘れられた。
★11 - コメント(4) - 2013年9月14日

すれ違いながらも、相手を想うということ。
★1 - コメント(0) - 2013年8月22日

アルマンの弱さとマルグリッドの強さのすれ違いが哀しい二人の熱く純粋な恋。椿のようにきれいなまま落ちるように死んでいくマルグリッドが切ない。
★1 - コメント(0) - 2013年8月11日

純粋な青年アルマンと高級娼婦マルグリットの美しく悲しい恋。表紙のすれ違う二人のイラストも素晴らしい。恋は叶わないからこそ美しいって誰かが言ってたな。自らの娼婦としての身の上を理解して生きるマルグリットのアルマンへの想いが刺さる。アルマンだけを一途に想い、彼の幸せを考えるからこそ身を引き、自己犠牲を貫く。恋と愛と、それと結婚ってそれぞれ違うパラダイムで語られるべき事柄なんだろうな。
★1 - コメント(0) - 2013年8月8日

マルグリットの心情になると辛い、ものすごく辛い。どんな気持ちで息を引き取り、どんな気持ちで手紙を書いたんだろう。
★2 - コメント(0) - 2013年8月8日

純朴な青年アルマンと娼婦マルグリットの悲しい恋の物語。2人の純粋で熱い想い。真っすぐな気持ちでお互いを愛し平和な生活を送る。しかし、世の中は冷たい。やっぱり娼婦は蔑まれた目で見られる。私の周りでそのような人に会っても止めるかもしれない。偏見だと分かってはいるけど、幸せそうだとは考えられないだろう。それでも、アルマンのことを一途に想い、アルマンの幸せを考えるからこその自己犠牲に胸が痛くなった。私もマルグリットのような高尚な女性になりたいと思った。
★1 - コメント(0) - 2013年7月3日

美しくいられるのは今だけ。
- コメント(0) - 2013年6月29日

娼婦マルグリットと貴族の青年アルマンとの悲恋。娼婦に対する偏見を受け入れ、当時の借金にアルマンを係わらせず、アルマンと別れる事になってもアルマンから嫌がらせされても彼の幸せを選ぶ、マルグリットの強さが愛しくて哀しい。偏見が実態より優位に立つ社会が腹立たしい。アルマンはもう少ししっかりしたら良いと思う。「苦手な翻訳ものも有名どころは押さえよう企画第一弾」と称して読んだのだが、これまでに読んだ翻訳ものの中では一番読み易かった。
★3 - コメント(0) - 2013年6月18日

オペラを見に行くために予習で読んだ。ひたすらにマルグリットの恋が切ない。
- コメント(0) - 2013年6月13日

純情青年のアルマンと高級娼婦のマルグリットの燃えるような恋のお話。例え二人の恋愛が純粋なものであったとしても、周囲から見れば前途有望な若者が住む世界の違う高級娼婦に入れあげて、身を滅ぼそうとしているようにしか見えない。ただ愛し合っているだけではどうにもならない悲劇。最後のマルグリットの手記は本当に胸を打ちます。すれ違う二人を描いた表紙のデザインもセンスがあってとてもいいと思います。
★1 - コメント(0) - 2013年6月9日

無邪気な恋愛を垣間見たい時向け。恋と愛と結婚を比べたい人も。
- コメント(0) - 2013年5月30日

 アルマンとマルグリット、どうしても比べてしまうのですが、身分も低く罪を背負った悲しきマルグリットの方がずっと高尚で洗練されているように感じる。アルマンがもう少し大人だったらなぁ。娼婦である事を理解して手に入れた女性のはず。アルマンには最後までマルグリットを信じて手を離さずにいて欲しかった。  二人の悲恋物語にやきもきさせられますが、そこが魅力の一つでもあり、あっという間に読み終えてしまいました。
★5 - コメント(0) - 2013年5月14日

気高い女性ってこういうことなのか・・・それでも世間からは「娼婦」という卑しい存在としてしか見られない、これを社会悪っていうのね(ノД`)とにかく私にとっちゃここまでの純愛小説は初めてだわ。まあ私がこれまであまり本を読まなかったっていうのもあるけど。最近の恋愛ストーリーって、3人以上が多いと思う。ヒーローとヒロインとライバル、みたいな。でもこれは2人だけだったから、私には新鮮だった。
- コメント(0) - 2013年4月30日

マグリットさん、すてきだなぁ。
★1 - コメント(0) - 2013年3月21日

ファム・ファタル特集(私の中で)中なので読了。オペラで内容は知っているけれど、原作ではアルマンの若々しさや強情もマルグリットの献身も気品も、匂い立つようです。椿姫の世界にどっぷり浸かりました。恋愛の描き方は、やはりフランスの作家がどの国よりも美しいような気がします。次は作中にも出てくるマノン・レスコーを読みます。娼婦と若者の本気の恋愛・最後は女性の死で終わる、というのはこの頃のフランス文学だけではなく日本の携帯小説なんかも同じですよね。世界共通の、数世紀にわたってのトレンドなのだなと感心してしまうことも。
★7 - コメント(0) - 2013年3月8日

オペラ版が好きなので、原作にも挑戦。小説ならではの時間の流れがあり、たっぷりと情熱的な恋愛を味わうことができた。こんなにも一途に人を好きになれるなんて羨ましい…。アルマンの語り口からマルグリットを想像すると、娼婦の何がいけないんだ、とつい思ってしまうぐらい素敵な女性。でも、思ってた以上にアルマンが嫉妬深かった。それもこれも愛するが故なのだろうが、すれ違いが切ない。華の都パリの夜は色っぽい。娼婦たちの生活はなんと豪華なことか。普段は読まないが、フランス文学と純愛ものにも興味が出てきた。
★6 - コメント(0) - 2013年2月22日

小学生の時ピアノの発表会で乾杯という曲を弾いて以来気になっていた小説。曲の印象と違って随分暗い物語だった。別れた後、アルマンからの嫌がらせを相手が未だに自分の事を愛している証拠と感じるところが悲しかった。椿姫の由来を観劇の際に椿の花を持ってきたからと書かれていたけど、年を取った惨めな娼婦になる前、若い内に死んだ彼女を花のままごとりと散る椿に例えたのかな。もしも日本だったら桜姫とかになったのかもしれない
★3 - コメント(0) - 2013年2月7日

有名な恋愛小説です。物語冒頭で、マルグリットが既に故人であることがわかるため、悲恋であることは予想できましたが、単に死んでしまったから悲しい結末になってしまった、ということではないですね。娼婦であったがために、健気なマルグリットはアルマンと別れなければならなかったし、その後愛する人から憎しみをぶつけられ、寂しい晩年を過ごすことになったのは、とても悲しい。別れの理由は現代でもあり得ることなので、致し方ないのかもしれませんが…。
★3 - コメント(0) - 2013年1月29日

昔の恋愛観は、よくわからない。それに、なぜこの作品が歴史的な価値があるのかも、今の僕には理解できなかった…
★3 - コメント(0) - 2013年1月27日

アルマンの話がはじまるまでのくだりがかったるいのと、語りという形式故かところどころ描写が薄いのが気になった。マルグリットに裏切られたと思ったアルマンが彼女に復讐する場面がよかったので、ここのところをもっと詳しく書いて欲しかったが、アルマンとしてはここはさらっと流したかったんだろうなぁ……。
★4 - コメント(2) - 2013年1月17日

前半はアルマンにイライラ。後半はマルグリットの可愛らしさと深い愛にクラクラ。
★1 - コメント(0) - 2013年1月1日

娼婦が親父にコンコンと諭され聞かされ懇願されるシーンが良い。あそこでマルグリットの魂は娼婦とかいう肉体から離れてある価値を帯びるのだがそれは実際のところアルマンの妹の恋を成就させる手助けになるという常識的価値に支配されている尻尾を咥えた蛇の輪状態だっていう行き詰まった感じと一方そんなものすら明るく見えてしまう位の暗がりである娼婦の立場とがぴったり組み合わさっていてとかそんなことはどうでもよくただ健気でかわいい
★6 - コメント(0) - 2012年12月20日

椿姫の 評価:47 感想・レビュー:117
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