嗤う闇―女刑事音道貴子 (新潮文庫)
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嗤う闇―女刑事音道貴子を追加
嗤う闇―女刑事音道貴子の感想・レビュー(316)
久しぶりにこのシリーズを読んだ。緊迫感のある長編とはまた違って日常の風景を描いてくれるので、短編集は良い。日常とは言ってもそこは警察なので、平穏ではないのだが。それでもそこに垣間見える新しい友人関係や、思わぬところでの滝沢との交流など、築かれる人間関係にはホッとさせられる。あとは昂一との関係かなー。
良かったです。嗤う闇は音道短編集シリーズとしては3作目なのですが、私はこの作品が短編集初。最近のなってようやく、私が音道シリーズの読む順番が間違っていることに気づきました(笑)短編集っていいですね~。さまざまな作品を通しながら、貴子の人間的な部分や登場人物の素顔を知ることができて…。その上ストーリーも面白い!大満足でした★この調子で他のシリーズも読破していきたいです。
音道シリーズを読むのは初めてでしたが、シリーズ途中から読んでも問題はありませんでした。短編ということで読みやすく、まずは短編からシリーズを辿っていこうかなと思います。普段、女性刑事が主人公の作品はあまり読まないのですが(ハードボイルド並なクールなやり手女性刑事さんや奇抜でぶっ飛んだ刑事さんなんかが結構苦手で)音道さんはカッコイイのにどこか愛らしさがあるというか好感がわく主人公でした。やはり、乃南さんの心理描写はさすがで短編ながらとても満足感のある一冊です。
様々な人物の「心の闇」がかいま見える作品。刑事モノとしては派手な事件ではないが、だからこそ、考えさせられ、味わいがある。このシリーズは、長編と短編のバランスが絶妙だと思う。
それぞれが単なる推理物ではなく人間の深層に入り込んだ短編集、でも重くはなくやりきれないところはあるがさらっと読めた、凍える牙は多分未読なのでそちらも読んで続きも読みたい
シリーズ第5弾、短編集としては3作目。貴子もやっと巡査部長に昇進し、機捜から墨田川東署刑事課に異動。なかなかに個性的な同僚たちとの新しい刑事生活が始まりました。プライベートでは恋人の昂一との交際も順調のようですね。今回はあの滝沢さんの父親としての苦悩が描かれている「木綿の部屋」が印象的でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/16
今回の短編集はやりきれない事件が多く、読んでてスカッとするものではなかったけど、やはりこの著者の場面や人物の描写はスゴい。読みやすいが決して浅くない作品です。
以前、音道シリーズは一冊だけ読んで、気楽に楽しんで読めるので、探していて、心理的状態とフィットして、楽しく読んだ。 テレビを見ない私にとって、こういう画が見えてくるお話は、ある意味新鮮。
短編という感じで読みやすかったのもあってか、音道さんにも共感して読めるようになってきました。滝沢さんファンのワタシにとっては”待ってました!!”というところもあり、音道さんの彼の人となりもちらりとわかり今後の展開が増々楽しみに‥
音道貴子も昇任して、警察内での立場も大いに変わってきているように感じました。横山秀夫などの警察内部のドロドロした警察小説に食傷気味だったから、ちょっと新鮮な気分で読み進める事が出来ました。同じ警察小説でも、音道シリーズは人間臭さを感じるんですよね。元相棒の滝沢も、自分の娘の事が絡むと、簡単に騙されちゃう所とか物凄く人間臭いじゃないですか。図々しいように見えて、繊細な所もある滝沢が結構好きです。それと、貴子と昂一との今後の展開が気になります。
短編。このシリーズにしては、大掛かりな事件がないものだった。でも刑事の日常は大体がこういう事件の繰り返しなのかな。表題の話では音道の彼が巻き込まれる。音道は微塵も疑わなかったが、過ごしてきた2人の信頼の上でのことだ。「木綿の部屋」では滝沢が出てくる。娘の言動にイライラ。旦那にはもっとイライラ。子供をお金を作る理由に使うのは許せない。かわいい部屋が痛すぎる。
久しぶりに読んだら貴子ががなり大人な雰囲気なことに少し驚いた。短編だからハプニングがなくて貴子が興奮する場面がなかったからかな?
今回の作品には、他人に見せる外見と、見せない心のとの対比が現れた話が多かった。本心で描く理想を求めて、現実社会ににおいてもそれを求めようとして悪い形でそれが露見してしまう。自分を見失わない様に生きて行くって難しい。
やっぱり音道さんは凛としてるから好き。短編も色々な話が読めて楽しいけど、感情移入するまでに時間がかかるからやはり長編に限るかな。しばらく音道シリーズは続く予定!
勧められて手に取った初の乃南作品。第3弾とは気づかずに読んだけど、そんなに違和感なく楽しめました。そこここに漂う女性ならではの視点と警察小説の取り合わせが、微妙なバランスに整ってて面白いなと思いました。4編どれも楽しめましたが、もう少し重いテーマで長編だとどうなんだろうと興味が湧いています。他の作品も読みたいなと思ってます。
★★★
音道シリーズ第3弾の短編集です。
私はやっぱりこのシリーズを読む時は短編より長編がいいです。
短編だと何だか物足りなく感じてしまいます。
この短編の中では『木綿の部屋』が一番好きです。
やっぱり主人公と滝沢のやりとりが好きなので。
またコンビを組んでほしいなぁ、と思いながら読みました。
乃南アサの話は、心理描写が上手く、読んで失敗したことがないからよく読む。このシリーズは一番好き。現実を描き出すのって、時には新しい空想世界を生み出すのよりも難しい。だから、乃南アサはすごい!・・・と、改めて感じさせた本だった。
女刑事「音道貴子」シリーズ第3弾は、短編4編で構成されている。今回は音道が隅田川東署に異動になったこともあり、下町に起きる事件もあることから、街の描写がキイにもなっている。タイトルになっている「嗤う闇」はレイプ未遂事件を題材に、都市生活の問題や性犯罪などの社会的問題と、貴子の恋人が容疑者になるという冤罪問題にも焦点をあてた、意欲作でもある。
このシリーズ以前読んでいるはずなんだけど、売ってしまった分もコンプリートしようと読み直した。なんかいろいろな話がごっちゃになって完全に忘れているが、このシリーズはとっておきたい。主人公がかっこよいのにかっこよすぎなところが素敵だわー
音道シリーズの短編集。下町の隅田川東署に転勤になってます。凍える牙、鎖の滝沢さんと再会する話もありましたが滝沢さんのプライベートは切なかった。滝沢さんの娘さんはうけつけないな。情けなさすぎる。
職場では、カタブツ・怖い女、ってくらいの「音道」さんの(笑) 下町の町並みが鮮やかに浮かび上がる、4編でした。 短編のせいか、コミカルに面白く読めました。 特に印象に残ったのは、「残りの春」。 事件はとてもささやかで、ちょっと切なくなる感じなのですが お坊ちゃま刑事補が、なんだか子供過ぎて笑ってしまうくらいなんですね。 「音道」さんに出会ってヨカッタね、って感じでした。 「木綿の部屋」では、あの「滝沢」さんがかなり個人的に出てきます。 最後、二人がしみじみ顔を見合わせるところなんて 可哀想だけど
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感想・レビュー:52件
















































