鎖〈下〉 (新潮文庫)
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鎖〈下〉の感想・レビュー(385)
上巻で犯人グループに捕らえられてしまった音道貴子。SITに配属されている滝沢や警察の仲間たちは僅かな手がかりを元に音道の捜索を開始するがー。音道の他、滝沢さん目線多し。もぉ~読んだ人は分かるかと思いますが終盤で音道が「星野!」と叫ぶのは鳥肌モノ!!!読み終わるといかに題名の「鎖」が大事な役目をはたしてるのか分かる。加恵子が幼少から繋がれていた鎖という何とも悲しい過去と現在。鎖から開放された加恵子はきっとまたやり直せるに違いない。そしてやはり昂一さんはめっちゃいい男だな!そして滝沢さん音道にホレてんな!!
拉致監禁された音道貴子の心理描写が秀逸。他の登場人物の描写もストーリー展開もよく出来ていて途中で本を置くことが出来ない。苦しい状況の中で気丈に耐え忍ぶ貴子の姿、堤に追い込まれボロボロになっていく女性であるが故の弱さ、そして滝沢の呼びかけに、再び不屈の音道貴子に戻っていく彼女の強さ、、、どれもこれもが丁寧に書き込まれ、本の中からリアルな一人の女性が鮮明に浮き上がってきました。 音道貴子、魅力たっぷりです。
面白かった。1日で上下を読破!(計6時間ぐらい…)貴子や犯人たちの心理描写が細かく書かれていて、ドキドキしながら読むことができた。貴子の監禁は肉体的にも、精神的にもつらいものだったと思う。でもそれを陰で支える、滝沢や加恵子の存在がなにより大きいものだったのではないだろうか。皆が無事に生きてて本当に良かった!それにしても、星野は最悪(笑)最後の最後でそのテンションで登場するか!と1人でつぶやいてしまった…。でも昴一みたいな男性が貴子のそばにいてくれてよかった!これからも刑事続けてください★
監禁状態の恐怖、空腹感、緊迫感、ものすごい迫力。 音道にとっての加恵子の存在の気持ちの変化はよく分かる。 強姦・・・女に生まれた以上、いつ何時襲い掛かかられるか 分からない恐怖である、たとえ未遂でも。 滝さんの音道に対する思いや励ましは、仲間以上の感情を超えた絆を感じた。こういう人間関係に憧れる。もちろん、昂一の懐の広さにも音道の彼として本当にいい人と出会えたんだな~って羨ましかった。 監禁の描写が鮮明で重くて、夜が当分コワイ。
音道刑事最大の危機の連続だった。神経がすりへる監禁状態の中で読んでる自分も気持ちの持って行き場がない閉そく感。唯一の救いはけっして仲がいいわけではない滝沢刑事。ペンギンおやじがとても頼もしく思える活躍ぶりでした。
ハラハラドキドキ面白かった。凍える牙を読んでからずいぶんたってしまたが、滝沢さんのイメージが徐々によみがえって、熱くなった。彼がやさしく支えてくれててよかった。ちゃんと復帰できるかなぁ?
依然として犯人グループに監禁されている貴子。そんな貴子を救出するため懸命に捜索を続ける特殊班。早く彼女を助けてあげて!と、息詰まる展開にドキドキしながら一気に読みました。単なる犯人vs警察の図式ではなく、心ならずも犯人グループの一味となってしまった薄幸な女、加恵子の存在が物語に厚みを加えていますね。生命の危機にさらされた恐怖と屈辱の一週間を耐え抜いた貴子。恋人の昂一や刑事仲間によって少しでも傷が癒えますように…。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/15
犯人、警察、音道、それぞれが追いつめられていく緊張感が、良かった。上手くいかない焦りが伝わってくるみたい。加恵子は、ちょっと辛すぎるよね〜 でも、そんな背景がしっかり描かれているから、堤にはまってしまう気持ちも理解出来た。あとは…最後の最後まで、星野がムカついた(笑)
監禁状態での音道貴子の心の揺れやぶれ、困惑と焦燥の描写が実に素晴らしくて臨場感あり。捜査が思い通りに進まないいらだちやもどかしさを、滝沢達とまるで共有しているかのように読ませてくれます。「星野!」という貴子の叫びにこの息苦しい物語のカタルシスを感じました。しかしこれ一冊だけだったらそこまで感情移入はやや難しいかも。せめて凍える牙だけでも読んでからのほうがより面白く感じると思います。
進展があってもなかなか動きがない捜査と、精神的に追い詰められる監禁状態の貴子。監禁場所がわかっても、救出までの時間が長くて長くて…滝沢サンと貴子との距離が縮まったようで、また2人の絡みも出るのかな…。 ラストの昂一の行動のおかげでスカッとした。 最後まで星野はとことん最低男だった(-"-;)
読むのはあっという間やったけど救出まで長かった。でもその間に鎖の意味を考えつつ、加恵子さんのぐちゃぐちゃになってしまった鎖だけは解いてあげて欲しいと思い続けたまま読了。救出現場の臨場感が圧倒的で本を持つ手にも力が入った。そして最後にはホロリと涙。あ、星野さんに一発お見舞いできて良かった!
途中までしんどいな~と思ってしまいました。体を鎖でつながれた音道と心を鎖で繋がれた加恵子。心を繋がれた方が辛いという事か。
滝沢とのやり取りが泣かせる。
面白い。途中までの救出に要する時間の長さに歯痒さを覚えたり、最後の救出のシーンの緊迫かつ臨場感がかなり良かった。そしてその中に音道貴子と滝沢の人間臭さい短いやりとりや、思いがあり本当に面白かった。全ての音道シリーズを読みたいですね。
近くまで来ているのに救出出来ない歯がゆさにいらいらしながら読んだ。こんな所で滝沢の出現になるとは・・・しかし星野は最低な男だね。
音道さんの性格も掴み始めたからなのか彼女の心理にグングン入り込んでいく感じで2冊めの下巻はあっという間に読めちゃいました。滝沢さんもかっこ良かった。増々好きになってます。それなのにハゲでデブで脂ぎった‥そりゃないですよ、音道さん!と思うところもありますが、また二人のコンビがみたいと願う読者の声でした。
一気に読みました。いろんな闇を垣間見た気がする。すごく悲しくて重いお話でした。最後に救いがあって本当によかったです。そして昂一がとてもいいひと!
無事に音道が救出されてよかった!それにしても警察の機動力には感服。 内容的にはもちろん切迫した流れなんだけど、電話で滝沢と話した後の音道の反応。なんだかんだで音道を認めて心配する滝沢との温度差を感じてちょっと笑ってしまった。でもまぁ、確かにろくに話もしてくれないような相方だったんだから根にもつ気持ちもわかる。
何かスカッ!!!とする本を読みたい!と思ったとき思い出したのが「鎖」の星野のくだり・・・いや、ひどい目にあってるし全体的に悲しみもあるけれど男社会の中で男である星野の言い分より女である音道の言い分が正しいとまったく疑いなく信じられているところが実に爽快。
鎖。それは女性というだけで正当な評価をされなかった貴子の鎖。そして、不遇な境遇のもと、どうしようもないDV男に捕まってしまった加恵子の鎖でもある。SITの滝沢らは、貴子を救出する事によって物理的な鎖のみならず、彼女達の鎖をも断ち切ったと云う事になるのであろう。今回、音道貴子は囚われの身でレイプの危機に曝され、女性としての弱さも垣間見せる。しかし、それで良いのだと思う。貴子が女性という事からは逃れられないのだし、滝沢のように解ってくれる人は解ってくれる。星野を最後まで嫌な奴にした作者に天晴れを差し上げたい。
乃南作品の中でも首位を争う面白さでは?上巻に続き、一気に読了。音道刑事、ますます好きになりました。人物描写、さすがです。星野の処分がどうなったのか、気になりました。
一気に読んでしまった。下巻。犯人に拉致された音道。極限の中で救出を願う音道。そして彼女を救おうと必死に捜査する警官たち。息が詰まりました。
鎖ってタイトルには色々な意味が含まれているのかなと、読み終えてから感じました。滝沢刑事(皇帝ペンギン)カッコいい!星野は最後までクズだったな。井川と井川の息子のやり取りには何故だか泣きそうになってしまった。それにしてもどうして堤のようなDV野郎から、加恵子は離れられなかったのだろう。苛々した。ボリュームたっぷりだったけど、一気に読み終えました、良かったです。
面白くて、読み始めたら1日で上・下読みふけってしまいました。 先に未練を読んでいたので、やっと繋がりました 笑 滝沢さん好きです! 星野は確かに嫌な奴だけど、貴子が滝沢さんをはじめ、周りにはいい人たちがいるのがあたためてわかりました。
ドキドキしながら一気に読んでしまいました。滝沢さんがステキでした。ある意味音道さんへの愛ですね。音道さんが途中で『もうどうでもいい』と思ってしまうところがリアルでした。加恵子さんが人生やり直せるといいなぁ。そして星野はむしろやり直してほしい(笑 でも最後には笑ってしまいました。おもしろかった!
シリーズの続きを読みたい。なう入院中で、ラストで少し涙ぐんでいたらちょうど看護師さんが部屋にきて、誤解のないよう涙の理由は読書のためと説明してしまったよ。
この人の文章はときどき意地悪さ(女性独特の)があって苦手なんだけど、これはその表現も含めて面白かった。1作目より登場人物に感情移入していたからかも。滝沢さん、かっこいいじゃぁないですか!
読んでる最中、ずっと緊張感が漂っていたように思う。読み終わってから「鎖」ってそういう意味かーと感心した。あの状況の「星野」には笑った。ははははは。いいセンスしてる。滝沢がすっかり音道のおとうちゃん的存在になりつつある。狂言誘拐のコギャルのシーン(上巻)を思いだしてにやにやしてしまった。滝沢が遠慮してる部分を濃縮して登場人物としたのが音道の恋人なのかしら。接し方というか視線というか、よく似たものを感じるので。
鎖〈下〉の
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感想・レビュー:65件










































