霧越邸殺人事件 (新潮文庫)
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霧越邸殺人事件の感想・レビュー(626)
読んでる際中に何度も思考を繰り返して犯人を考えていましたが、結局どれも外れてしまい実際の犯人とトリックには大きく驚かされました。本自体のページ数は多かったですがとても読みやすかったです。
霧越邸の雰囲気や見立て殺人や吹雪の山荘ものであるところはとても面白かった。細部へのこだわりも非常にいい。かなりの良作だと思います。
ただひたすらにうまい。それ単体では短編にもならないようなネタなのに、それを巧妙につなぎ合わせて、「館」というヴェールで覆うとこれほどまでのものができるのかと感動した。まごうことなき傑作。
冒頭からラストまで現実と幻想のゆらぎが絶妙で美しい読み応え十分のミステリでした。特に霧越邸の描写が緻密に描かれていて素晴らしいです。邸内の静けさと外の吹雪との対比も幻想的でとても綺麗。こんな邸に住んでみたい
正月、図書館が休みなので家にあったこの本を読んでみた。
読み始めても内容にピンと来ない。未読?
霧越邸は素晴らしい屋敷なのだろうが、美術品の説明が長くてなかなか本編に気持ちが入っていけなかった。それは解決編に入っても変わらず。
よく読みきったと思う。
話としては、第2の事件のある箇所で、この人が犯人ではと思った。第3の事件で確信したがうまくミスリードされていく。
不思議な屋敷で起こった不思議な事件。
とにかく長かった。
霧越邸の描写が素敵すぎる。現実と幻想が入り交じった雰囲気がとにかくたまらない。もうちょっと自分に美術品や文学の知識があったらと思った。ただ第三幕の事件の動機については消化不良気味な気が。あと、「真犯人」は予測出来なかったけど、被害者達は序盤で予測出来た。
the サスペンス!閉鎖された空間って、ありがちな場面だけど、こーゆうの好きです
犯人は誰…ってドキドキしながら読みました(*^_^*)まるで、自分も霧越邸に行っているような感覚になりました
今年最初の読了本…といいたいとこだけど、昨年末からだらだらと読んでて、正月休みにやっと読み終わったというところ。雰囲気はよいんだけど冗長すぎるような気がして、イマイチ、世界に浸れなかった。見立て殺人に使うならメジャーな童謡がいいよね、『雨』のメロディはうろおぼえだし、二番以降なんて誰も知らないだろう。わたしならもう少し知られた童謡でやりたいなあ(←おい)
再読。職場本棚。事件自体に謎は残らないが、ガチガチの理詰めかもっと幻想寄りか、どちらかに針を振り切って欲しかった。いまいち雰囲気に乗れなかった。
かなり分厚い。それなのに、結末を知れば無駄な描写がぜんぜんないというのがすごい。推理の段になってもずいぶんページが残っていて、槍中の推理は少々くどすぎるとは思っていたけれど…いつもの綾辻行人のような叙述トリックではないけれど、その結末には驚かされました。
推理ってよりは幻想小説寄りか。ただでさえ分厚いのに第一の死までもけっこう長いし、結末もうー…ん…? でもなんだかんだで楽しく読めたのでこれはこれでいいのかもしれない。
冒頭のもう一人の中村青司氏へという一文からテンションがあがり、幻想と本格が交じり合う事件に夢中になりました。見立て殺人の理由もなるほどと。動機も伏線のおかげで一応納得できるものにはなっている。
ほとんど前置きもなく始まる本作。結構唐突に綾辻お得意の館が登場して、一人ずつ死んでいく。メタミステリ的な観点から、うまい具合にお約束をはぐらかせてきたが、今となっては特に珍しいことではないか。殺人の不可能性はなかなか見えにくく読むのがしんどい。真相はさすが綾辻で論理的でよいが、動機がなあ。あれで納得しろってのはなあ・・・。無理だなあ。 追記:猿が芋を洗う話はどう見ても疑似科学なので、かなりしらけてしまった。これはミステリーのお約束だと強く断言してもらわないと。例えば米澤の折れた竜骨のように。
久しぶりの綾辻行人作品。ページ数が多かったのですがスラスラと読み進めることができました。この物語はある劇団が雪で道に迷い、その中で見つけた霧越邸の中で起こる殺人事件。綾辻行人さんの館シリーズは読んだことがないので分からないのですが、これもその館シリーズみたいな感じなのかな。ただ、事件が起こるまでの過程が長かったです。でもそこに飽きを感じさせず、むしろ物語中の館の中に引き込まれました。
広大なお屋敷内には沢山のお部屋がございます。 余りにも装飾され過ぎてる嫌いはありますが・・・図書室には憧れます。 ミステリアスな邸宅で起きる本格だというミステリー。 詳細を忘れた頃に再読。
館以外で初の綾辻作品。吹雪で陸の孤島となった豪邸に、いわくありげな妖しい住人、そこへ迷い込む男女の集団、そして起こるべくして起きた殺人は童謡の見立てに沿って・・・という、もういかにもな要素目一杯詰め込みました的展開は、館シリーズに通ずるものがある。やや幻想的な味付けが濃いが、そことは切り離した論理的トリックには唸らされた。品行方正なミステリ。偶然の合致も、霧越邸でならばあるような気がしてならない。薀蓄や個々の熱い主張が多めな所に時代性を感じる。最後まで読んでから、表紙を見ると・・・あ、と気付くことが。
久々に読む本格。読みごたえがあった。犯人はなんとなく途中でわかった。感覚的に、だけれど。でも動機は納得いかなかった。身勝手すぎて。小説としてはしっかりすとんと落ちました。トリック、内容、共に大満足。
3☆/館シリーズ番外編。雰囲気は暗黒館に似て幻想的。事件が起こるまでがちょっとだらだらしたけど、人が減っていくたびにページを捲る手が早くなる。でもミステリに超常現象はありなの?
誰が犯人なのか必死に探りながら読んだためか、第一の殺人が起きるまでの状況説明がとても長く感じられた。私にとって魅力的と感じられるような人物が登場しなかったからかもしれない。魅力的なのは、皆さん書かれているように霧越邸そのものかな。700頁もを読み切らせてしまうという点では、さすが綾辻さんなのですが、私としては、あまり面白みを感じることは出来なかった。
【再読】かなり久しぶりの再読で全く忘れてしまっていたので初読の様に楽しめた。ホラーじゃないんだけど偶然も続けば超常現象じみてくる。吹雪の山荘と化したちょっと不気味なお屋敷が舞台のオーソドックスなミステリ。綾辻さんのミステリは真相が気になって仕方がなく、犯人当てをしながら読むのが楽しい。館シリーズ程のインパクトはないけど面白かった。
「館」の番外だと何処かに書いてあったので読みました。暗黒読んだ後だから余計に感じるのは推理を本軸に置いている話の面白さですか。違和感と推理で解決へと導く楽しさったらないです。最近は「館」シリーズも「暗黒」「人形」どちらも・・うーん・・と言いたくなる感じだったので。今回は推理を楽しめました。
連続殺人・館・見立て・吹雪による閉鎖空間…と、新本格らしさが出ていますが、どちらかといえば推理小説というより幻想小説だと思います。館の人間の浮世離れした感じと、冷淡な振る舞いが印象的でした
霧越邸の建物自体の豪奢さや邸の中の調度品・美術品、邸が示す未来など、ミステリーに、くどいくらいの幻想的な要素が混ぜ合わさり、不思議な雰囲気があった。
第二の犯人は、美とそれに対する自分の在り方を滔々と説きながらも、鈴藤が指摘したとおり、それを貫けなかったが、そこが人間臭かった。この人物の"弱さ"という人間らしいところが(綾辻氏には不満はないが)、残念。
本格派ミステリーを標榜する本作。結構厚めの作品だが結構スラスラ読めました。誰が犯人かな~、って考えながら読み進めます。やっぱ定番は一番怪しくないと思われたあの人が犯人ってパターンではあるんだけど、単純にそれだけではない一ひねりがあります。ちなみに「きりごえ邸」と読みますが僕はどうしても「きりこし邸」と読んじゃいます。
『吹雪の山荘』『通信手段は無し』『見立て殺人』……ミステリーの定番!でもだからといって平凡な作品ではなく幻想的な雰囲気を醸し出していた。そして、神秘的な美しさも出ていて綾辻さんに脱帽です!でも事件の真相を語るシーンは少しグダグダと長かったかなーって思った。館シリーズしか読んでなかったけど、この作品も好きです( *`ω´)
これぞミステリー。吹雪の山荘。奇妙な住人。見立て殺人。大好きです。少し疑問なところもありましたが、全体的に満足です。綾辻は館シリーズしか読んだこと無かったんですが、他も読みたくなりますね。舞台の雰囲気で言えば時計館、暗黒館を思い出すような幻想的な感じ。
もう一つの「十角館」とも思える、クローズドサークル物の傑作。 非難されたであろう部分は、多分幻想的にすぎる点であると思うが、それはわずかな瑕疵にすぎないと感じるほどの完成度を誇っている。 技巧を凝らしたストーリーテリングと、論理的な解決には脱帽。 必読。
薄暗くて幻想的な雰囲気は囁きシリーズに通じるものがあるが、全体的に凝り過ぎてる感があった。後を引く読了感は流石綾辻氏と感嘆せざるを得ない。作中に出てくる詩を詳しく知っていたらもう少しのめり込めただろう事が唯一の心残りとなった。
「吹雪の山荘」「見立て殺人」と、ミステリーの定番的な展開も然る事な乍ら、なにより霧越邸全体を包み込む幻想的な雰囲気の描写が魅力的で、まるで自分も館の内側にて物語を傍観している様な錯覚を感じた。随所で薀蓄が展開される為ややテンポに欠ける部分もあるが、綾辻さんの力の入れ様が伝わる作品だった。神秘的な余韻を残して終わる世界観も見事。
なんと言っても洋館の雰囲気が素晴らしかった。どことなく麻耶氏の「夏と冬~」の屋敷に似た雰囲気を感じた。北原白秋の詩のことを知らなかった自分の無知さが悔やまれる。
劇団員一行が吹雪のなか辿りついた洋館・霧越邸で起きる、恐ろしい事件。不可解な連続殺人の犯人は?クローズドサークルものですね。真相は分からなかったけど驚きは少なかったです。それでも好きな設定だし700ページほどある厚めの作品ですが、スラスラ楽しく読めました。
5時間25分で読了。楽しませてもらった。謎解きに関しては、それほどがっくり感はない。 ただエピローグの一部分はいらない。余韻を壊す。
綾辻さんってこんなに幻想的な雰囲気づくりが上手い作家だっけ? 本格とは思えない薄暗い世界観は素晴らしい。見立て殺人がメインだが、それがどうでもよくなるくらい、雰囲気がよい。ただ、解決編が長く、ややグダグダの印象が残った。
館の中で起こる事件というだけでもう好きです。そしてお決まりの吹雪と電話が通じない。やっぱり館シリーズにはかなわないけどおもしろかった!
霧越邸殺人事件の
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感想・レビュー:122件














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