第一阿房列車 (新潮文庫)

第一阿房列車 (新潮文庫)
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第一阿房列車の感想・レビュー(171)

体裁屋と自らを称するように妙に体面を気にしたり、変なところで我儘というか拘りを持っていたり、人を色々と戒めるけれどその殆どは結局自分に向けたものでもあったり……と、少し捻くれた感じの内田百閒と、ぼんやりしているようなそうでもないような、掴みどころがなく一風変わったお付きのヒマラヤ山系との道中が綴られています。屁理屈、自らを棚に上げての愚痴、そのどれもが軽妙に語られていて、至るところでクスッと笑わせられました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/13

楽しそうな雰囲気は感じましたが、文章が古くて読み辛いのが残念でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/12

第二に次いで読了。ユーモアで軽快な文体の中にも、人間の本質について考えさせられる部分がある。また『阿房列車』を読むと、多くの読者に、鉄道旅行への欲望が芽生えると思う。私もその一人であるが、旅行に行ったら、やはり名所旧跡は回りたい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/02

この内田先生、いかめしい顔をして何とも力の抜けた文字通りの我が儘を言い実行する。こだわりが有るようで無く、無いようで有る。そのその飄々とした先生の隣にいつもトボケたヒマラヤ山系さんがいて、その朦朧派ぶりを遺憾なく発揮している。この今風に言うとユルイ感じが素敵で、その旅に参加させていただき一緒にボケてみたいと切に思った。

なんでもないような会話が、飄々としていてどこか珍奇。随所で、声を出して笑ってしまった。ヒマラヤ山系さん、さりげなくすごいなぁ。駅のホームで何もせず2時間ぼんやりしてみたり、毎夜毎夜酒を飲んで記憶飛ばしてみたり。かと思えば車窓の景色に見とれたり、紅葉や川の水面のきらめきに心奪われていたり。その文章がなんともいえず美しい。地図帳で線路を辿りながら読んでいたらやけに時間がかかってしまったのだけど、肥薩線の線路が確かにくるりと「ルウプ」しているのが地図でも確認できて、これまた楽しかった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(1) - 11/17
つわの
ところで、電気機関車の汽笛が「ホニャア」「ケレヤア」に聞こえるという箇所、操車場の近くに住んでいて耳慣れていたので、そうきたかー!と思わず大笑いしてしまった。先生はかなりの頑固ジジイだが「お天気」とか「おやおや」とか「〜だぜ」とかいう調子が妙に可愛らしくて困る。
ナイス!ナイス! - 11/17 22:12


お供のヒマラヤ山系さんとのやり取りは絶妙。クスッと笑っちゃう。百閒先生って、お茶目。たいへんそうだけど、私も阿房列車のお供したい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/06

まずこの表紙がすばらしい。本文中にも出てきた「はと」に乗り、車掌の制服(たぶん)に身を包んだ百閒先生。ニコリともしないのが最高。本文もまさにそういった感じで、旅を楽しんでいるのかいないのか、ちっとも伝わってこないところが逆に素敵だ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/02

百間先生が旅情を楽しんでいる。ヒマラヤ山系さんの生返事が実にその場の雰囲気を醸しだす。それにしても百間先生のお供は骨が折れそうだけれども、難なくこなしているヒマラヤ山系さんの隠れた実力は侮れないものがある。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/22

旅のお供に、ヒマラヤ山系は最高だと思う。

電車の中でニヤニヤしながら読んでました。気難しいそうな外見とは異なりユーモア溢れる百閒先生、魅力的な人物ですね(一緒にいると疲れそうですが)。お供のヒマラヤ山系さん、お疲れ様でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/11

何があるわけでもないのに、百けん先生のユーモアとセンスが絶妙すぎる。のらりくらりと旅する百山コンビのおかしなやり取りの中に光る電車旅の風情がいい。ふらっと私もやりたい、阿房列車。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/27

百閒先生とヒマラヤ山系氏との会話が面白すぎた。深く読めばいろいろと研究できるんだろうけれど、伊藤整の解説の最後に書いてある通り、「理窟は分からなくても功徳はあるもの」。ということで、ただ楽しく読みました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/17

これは面白い~、声をあげて笑ってしまった。百けん先生の気難しそうな顔と相反してユーモアのセンスのすばらしいこと。屁理屈でわがままな先生なんだけど「かわいい」って思ってしまった。そして風景描写のおしゃれな言い回しは真似したくなるほど。次の阿房列車にも乗るぞー。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/10

iso
特に会話部分のユーモアのセンスがすごい。山系くんのバッグを犬が死んだようなとか…どんだけ言うんだって思った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/13

四畳半公式読本から。この本は魅力的ですね。百閒先生、知り合いから金を借りて目的もなしに旅行に行ったり、名産を他のヤツから食えと言われると食べたくないって言ったりすごく好きです。山系さんも好きです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/12

なかなか私には難しかった。先生のキャラクターが掴みにくかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/17

簡潔にして明瞭な文章の中にある作者の独特の人間性。ヒマラヤ山系氏(このネーミングセンスにも脱帽だ)の苦労が偲ばれる。百閒先生の言うことはぜったーい!!!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/12

百閒先生のひねくれた感じがよろしい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/21

鉄道エッセイのはしり?用もなく出かけるというテーマも、タイトルも魅力的。当時の国鉄の感じとか、出てくる列車とか、今の鉄道マニアには垂涎の的なんだろうなあ。あくまでマイペースを崩さない百閒先生とひょうひょうとしたヒマラヤ山脈のやりとりが面白い。ヒマラヤ=平山さんという本名というのも知って面白かった。ヒマラヤさんは国鉄職員だったらしいけど、弟子やファンがいろいろなところにいてもてなしたりしてくれるのもすごい。

百閒先生は、思ってた以上に魅力的だった。私も列車で用事の無い旅をしてみたい。と思ったが、どうせあんな長い時間も列車に乗ると本を読んでるぐらいなので、自宅にいるのと変わらないなと思い直してしまいました。第二阿房列車も読んでみようと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/29

列車の旅の面白さをユーモラスに綴ってくれている本

頑固で見栄っ張りでその割に小心な百間と、会話の要領を得ないヒマラアヤ山系のキャラクタや、ユーモラスで情緒豊かな表現が、楽しくてしょうがない。当時の鉄道や町の様子も興味深い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/17

寝て起きて東海道線のどの辺りを走っているか。私もわかる。お金がないのに一等に乗りたい気持ち。私にもわかる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/17

弟子を伴にぶらり旅、昭和の鉄道版・奥の細道。以前から気になっていたのですが、森見さんの『熱帯』で書名が出てきて思い出しました。「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。格調高く立ち昇る芳醇な偏屈の香り。味わい深いです。私も子供の頃、大阪市営地下鉄の全路線に乗りたいとせがんで、父や祖父を連れ回したそうです。電車が好きというより、色彩豊かな路線図が好きだったのかもしれません。スケールは全然違うものの、乗りたいから乗るという心境は少しだけわかる気がします。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/09

グチをいう人は愚図な人、二人もいれば愚図愚図だ、等とプロ雀士の桜井章一が言っていた。この本の8割は愚痴でできているのに、グズグズにはなっていない。いやむしろ、豊かな表現力と切れ味するどい洞察力が光るまさに一等車両。偏屈爺に乾杯。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/20

えっへん

pen
初めて私も阿房列車に乗車致しました。目的もなく、いつ着くとも知れず、のらりくらりと進む特別列車の旅です。このところ超特急で読書に励んでおりましたが、すっかり百閒先生のペースに巻き込まれ、何をあくせくしておるのだい?とちょっと一息。3人で宿へ泊まって30円が27円の謎は、今でも不思議です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/18

ちッとやそッとの

「お目出度うをした」とか文章が本当に可愛らしい。ほわんとしちゃいます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/25

実際はこの文庫本は読んでいません。図書館にあった古い百閒の全集本の中で第一阿房に相当する部分と第二阿房の一部が収録された巻を読みました。巻末の「解題」がヒマラ山系その人でしたがこの文庫でもそうなんですかね?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/10

「山系のふがふがの赤鞄に入れて」
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/22

ヒマラヤ山系氏とふたり、ものすごくどうでもいい話をしながら酒飲んでひたすら電車に乗る・・・しびれるくらい愉快な旅。こんな旅行がしたいときに本を開けば妄想旅行に出発できる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/05

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」と百閒先生は、何の用事もないのに(しかも借金までして)一等車に乗って大阪へ行ってしまった。世間的な用事のない行程=阿房列車と名づけた百閒先生は、お供の「ヒマラヤ山系」と共に鹿児島や青森まで列車を走らせる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(1) - 09/08
緋莢
「ただ電車に乗るために」借金までするという正真正銘、鉄道オタク(乗りテツ)な百閒先生の旅の記録なんですが、その思考方法や言動の数々に笑わされました。事前に電車の切符を買うのは嫌がるくせに、旅立つ日に切符が売り切れてると腹を立てる、混んでいる駅で「どうせ用事もないくせに」と苛立ち、夕方までに盛岡に行きたいけど朝早い電車に乗るのは嫌だと思ったり、と本当にワガママwこんな爺さんのお供をつとめるヒマラヤ山系君は偉いです。
ナイス!ナイス! - 09/08 19:50


http://booklog.jp/users/beta-carotene/archives/4101356335

★★★★★ 鉄道の旅がしたくなる(そして実行しました)。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/31

新かな遣いで再読。これこそ乗り鉄のバイブル! 内田百けんの文章はほんとお洒落だ。みじんも古びることのない洒脱さと、描写されている列車がすでにほとんど姿を消していることの哀しさを、合わせて堪能。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/27

百閒先生と山系君のやりとりが心地よく、山系君をはじめ宿の女中など旅先で出会う人物に対する先生の観察、描写が愉快。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/19

もう何度読んだかわからないけれど、読むたびに新しい発見がある。1度目は2人の掛け合いを面白がり、2度目は風景描写の巧みさを堪能し、3度目は旅愁や悲哀を感じ、底にある深い心情が垣間見える気がする。何度読んでも、読みつくすことはできないであろう作品。旧仮名・旧字でないのが残念。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/18

目的を持たず列車に乗り観光するわけでもなく酒呑んで帰ってくる。無用であることに拘り屁理屈こね押し通す様が誠に可笑しい。百閒先生とヒマラヤ山系のちぐはぐ名コンビぶりもこれまた可笑し。飄々と阿房列車は何処へ行く。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/22

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第一阿房列車の 評価:60 感想・レビュー:51
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