僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)
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僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活の感想・レビュー(219)
高機能性自閉症の人の、日常生活における考え方や言動を、書いた本。自閉症というと知的障害があり言語能力に乏しい印象が強かったが、そうでない(一見普通に見える)自閉症もあると知って驚いた。空気が読めない人、社交辞令を理解できない人にたまに出会うが、それが本当に理解できないのだとわかれば、対策のとりようがあるし、その人そのものを嫌わずに済むのは、お互いにメリットがあるはず。
読み始めからかなりの違和感。「著者あとがき」を読んでやっと納得。ノンフィクションを謳ってはいけないペテン本だな。あくまでも高機能自閉症の一例と捉えるべき。「異星人」「地球人」と区別して悦に入っているようだが、差別や偏見を生まなきゃいいが。
半端なミステリーよりもスゴイ大どんでん返しが「著者あとがき」思わず笑っちゃいました。アスペルガー症候群の特性と矛盾するようなオチなんですが、決して無理だとも思えません。ただ、痛し痒しか、本編中「確認」のように繰り返される箇所が多く、説明調の強い展開は、決して読みやすいものではなかったです。それも、この「あとがき」を読めば、納得するのですが。ボクもこのエイリアン側の人間です。「妻」には当てはまる部分が多く共感できます。ちゃんとした診断は受けていませんが。作中の「夫」に対して不満に感じる部分が多いです。
妻は書いてる通り相当な努力の人。そしてあとがきを読んで好奇心旺盛な妻を育てたご両親に脱帽。こんなに前向きで(もちろん困るところは多々あるんだろうけど)病気のせいにしない考え方をできる人の基礎をつくったご両親は素晴らしいな。
タイプは違うけれど、まさに自分のこと!でした・・・w 旦那が日頃どう感じているのか良く理解出来たし、この妻の様に、自分も頑張ろう!って気持ちを貰えました
夫は、妻が殺気立っているときの顔を写真に撮って見せてあげれば良いと思うんだが、ダメ? 夫に違和感を持っていたけれど読み終わって解消。そしてマニュアルは実用では殆ど読まない派だが、妻の考えかたは結構解る。
あとがきから先に読むなよ! 絶対に読むなよ!/文章で見る限り割とキュートな感じの「妻」ですが、こうやって文章で見る分には「あら結構普通じゃないの」と思うのですが、本当に普通で交流に何の苦労もないんだったら高機能自閉症なんて名前は付かねえよな。旦那さんも奥さんもすげえ努力して今の生活を維持してるんだと思う。頭が下がる。自閉症スペクトラムとか発達障害とか、名前は聞いたことあっても実態をよく知らずにいたのですが、この本でわかりやすく説明されていたのでちゃんと理解できました。いい本ですね、これ。
発達障害の研修で高機能自閉症の話になると『私もそうかもしれない』という、呟きが聞こえる。この本を読んで、何か私にも通じるとこがあるかもしれないと感じた。みんなにも少なからずある特性。だからこそ理解が必要だね。
自閉症スペクトラムは、本当に個々によって千差万別なので、この本の「妻」も単なる“彼女の場合”でしかない。ただ、やはり障がい特性は随所に見られるので、障がいを理解する助けにはなる。この「妻」は、非常に高度!素晴らしい!! 自分の思考の特性や感情の動きなどを、これだけ言語化して相手に伝えられるということにただただ驚き。かなり稀です。自分が苦手な分野の克服をいろんな知識の総和でもって対処しようとするあたり、ひたすら感心するのみ。まさしく「カイゼン」の人です。私なんかとは比べらものにならないほど努力の人です。→続
冒頭から、あれ?地球人が書いたわけでないの?とおもっていたら、やはり。内容は地球人の何処かで異星人間コミュニケーションの一例として非常に面白いし、ちょうど身近にいる人との経験で重なる事があって、ためにもなった。こんな風に衝突し合いながらも、共存するための努力をただの知人に過ぎないあの人と僕はできるのかしら。なにはともあれ、並々ならぬエイリアン妻の努力に脱帽っす。
読んでる最中なんとなく違和感があって、途中で挫折。あぶなく真実を知ることなく終わるところでしたが、ここでの皆さんのコメントに感謝。人はみんなちょっとずつ違う、自分の常識が人の常識じゃないということをあらためて肝に銘じました。
結婚生活に必要なのは忍耐力、経済力、最後に愛情なのかな。とある夫婦の愛のエッセイとしてとても面白かった。「妻」「夫」の掛け合いが最高。ただ、高機能自閉症をテーマとしたノンフィクションとして読むのは難しい。一種の脳内変換が掛かっていて、フェアでないという印象。試行錯誤の中で書かれた実験的な一冊なのだろうが、次回作に期待しましょう。
高機能アスペルガー症候群という言葉を知らなかった ので、妻のことを異星人妻と称し夫側からの視点で 2人の結婚生活が描かれていて、とても詳しく細かい 感情の機微まで想像できました。あとがきを読むと びっくり。妻の努力と工夫が様々な箇所に散りばめら れていて感動を覚えました。夫婦の軌跡がしっかりと 太く根付いたノンフィクションです。普通の夫婦でも そんなに甘くない共同生活なのに、ここまでお互いに 前向きに努力し合い歩み寄れる関係が素晴らしい です。
自閉症の人が、常日ごろ生活のどこにどんな不便を感じているかが、具体的によくわかる。ただ、夫婦の話として書かれている(筆者は当事者である妻だが、本文は夫側の視点で書かれている)ので、読んでいて気恥ずかしくなることも。そこまで夫婦のことを書くなら、思い切って性生活についても触れていただきたかったですな。
最近、旦那さんの方が当事者という本を読んで、この本の足りない部分がやっと了解できた。 やっぱり…修行が足りないな~(笑) この夫婦にとって『親密性の問題』ってどうなってんだろう?
あとがきが衝撃的!思わずすぐに読み直してしまう。高機能自閉症という聞きなれなく、なんとなく「よくわかんないけど、障害でしょ?」と思ってしまう言葉だけれど、この本を読んで自閉症だけではなくて、様々な障害、病気に対する考え方が柔らかくなった。エイリアンという表現もユーモアがあるし、わかりやすいく、よい。たくさんの妻と夫のユニークでリアルな夫婦生活が綴られている。必見!
素敵な彼女がユニークな妻となり、さまざまな出来事、齟齬や軋轢を経て高機能自閉と判明、妻の凄まじい努力を少しずつ知る、という夫の側からのエッセイだと思って読み始め、大変さたるや深刻だけど、あれ?結局のろけだよね?などと思ってたら、あとがきを読んでびっくり。ユニークであることを親に肯定されて育つということはやっぱり財産。そして解説の市川拓司氏の、自閉系の対極に「人とのつながり、格や上下、プライド重視」(=ヤンキー系)があるというのがものすごーく心に残った。私もけっこう妻や市川氏と類似の要素があるな。
夫の文章として書かれていたが、実は当の妻が夫目線で書いたものと知り驚いた。高機能に関する本はいくつか読んだが、発達障害に関して何も知らない人の目線で書いてあるのでわかりやすかった。
アスペルガー症候群の妻との生活を夫の視点から綴るノンフィクション。基本的に「異星人」妻に共感しながら読み進めた。ちゃんと病院で診てもらったわけではないが、簡易診断テストをやるとアスペルガー症候群の閾値を超えている、私がそういう人だからかな。そういう傾向が病気とか障害と客観的に判断する時には、社会生活のし易さが基準になるのかな。同じ人でも社会によって障害者だったり障害者じゃなかったりするんじゃないかな。本書のあとがきはちゃんと最後に読むのがいいですよ。
知人が高機能自閉症の夫との生活に破綻し離婚を検討していると聞いて、何とかならないものかと読んでみた。もともと私は大学の心理学部で発達心理学を専攻していたのだけど、この作者はとても良い方向でカイゼンできるタイプの方だと思う。夫もカウンセリングを受けながら夫婦生活を潤沢にしているところが良い。パートナーの気持ちのあり方は参考になった。
異星人は地球人が息をするのと同じくらい自然にできることに対して非常に努力をしているということ、異星人にだって活かせる仕事があることを知ってもらいたかったんだろうなと思う。「分からないとは思えない」ことがどんなに努力しても分からないもどかしさ。この本を読んで、夫さんの様に異星人を理解して共に努力出来る人が増えるといいな。
ジャンルとしてはノンフィクションだが、克明な記録という訳ではない。どちらかと言えば、ブログ日記を一つの本にまとめた感じの本である。「〜なんだ」という文体さえ気にならなければ、非常に読みやすい。この本の中のエイリアンこと自閉症の妻の置かれている環境は、本人の努力も大いにあるが非常に恵まれてると思う。理解のある旦那さんと周りのサポートの中での生活というのは、自閉症の人の生活としては割と特別な部類に入るのではないだろうか。この本は自閉症でも工夫次第でここまでやれると云ったプラス方向の事が書いてある本だと思った。
アスペルガーって、意外と大変そう。と思いました。私自身、世の中に適合できなくて人間生活ってつらいよ、もしかして何かの発達障害かしら、とか思ってたんですが、この本を読んで考えを改めました。本当の発達障害の方は、ほんとに大変なんだ。「妻」はすごくえらいと思います。地球人の私は、努力が足りてなかったんだな。
アスペルガーや高機能自閉症について何冊か読みましたが、どれも診断を下す側の方が書かれたものばかりでした。本作は診断を下される側で、実体験を書かれていたので、非常に参考になりました。欲を言うならば、妻の子供時代のエピソードもあれば更に良かったのですが。
僕がもってる自閉症のイメージに全く当てはまらない、一見は普通に見える「妻」とその「夫」の日常がメインに据えられている。一番大変に思ったのは「周りの状況を自分にフィードバックできない」こと。でも、「妻」は「カイゼン」の人だからあらゆる工夫をして克服しようとする。その姿勢は、僕にどっては、ただただ魅力的に感じられた。あとがきにもサプライズがあって、ほんとに最後まで楽しませてくれる本でした。
自閉症の特性が書いてある本を読んで頭ではわかっても、実際どんなかんじなんだろうという疑問があった。自閉症の人の目から見た見方がストーリー仕立てで書いてあり、なんとなくこんなかんじなのかなあとイメージすることができた。
自閉症は様々な症状があること、個人差があることとまでは、知っていましたが、ここまで差があるのは驚きました。言語能力は高くとも、対人関係がうまくできなことがこんなにも、本人も周りの人も大変なのか知ることができてよかったです。
何故この人はこの本を書いたのかなあ…という疑問が、最後のあとがきで「ほうほう」と納得させられた。高機能自閉症への理解と、なんというか、度合いの問題で、自分にも思い当たる節はある点、多々。多分、そう思う人も多いのじゃないかなあと思いました。
自閉症(症状の重さは人それぞれ)の人、発達障害の人の生活の様子や、考え方の癖が具体的で、とてもわかりやすく書かれていました。今身近にはいないけど、もしいたらとっても参考になると思います。エイリアンっていう比喩がぴったりでした。最後のオチにびっくり!
僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活の
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ナイス!































