きよしこ (新潮文庫)

きよしこ (新潮文庫)
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きよしこの感想・レビュー(1140)

きよしくんほどではないけれど、転校を繰り返した。吃音ではないけれど、私にもコンプレックスがあった。きよしこは私の前には現れなかったけど、確かに私も何かに励まされた。昔を思い出してちょっと悲しい気持ちになった部分もあったけど、読み終わったら心が浄化したような気分だった。

きよしこの物語を読んでいると、心が落ち着くし、吃音と向き合ってきた姿を想像するだけで苦労も多かったのかなと思いました?作者が実際そうだったのかなとも思いました?どの話も感動しました?
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/04

著者を理解できた作品。こうした少年時代をすごして今の才能につながって、素敵な作品をつくってるんですね。言葉を発することが少ない分、思うこと、人を見ることが多かったから。「伝える」ってことをしみじみと考えてしまいました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/25

どのエピソードもよく出来たいいお話。重松清さんの話は、いつも公平でフラットな視点をもっていて、勝ち側にも負け側にも(勝ち組っていやな言い方だ)気配りが効いている。どちらの側にたっても、スカッと気持ちが晴れないのは仕方ない。複雑な屈託がつきまとうのが人間の心だなと、あらためて思う。野球部の大野くんのエピソードや、ゲルマのエピソードが印象的だった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/06

小編連作で吃音を抱える少年の成長を描いた作品ですが、独特の雰囲気がありますね。著者自身の投影でしょうが優しい仕上がりだと思います。「それが、君のほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」著者の声が聴こえてきます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

209
あー、だから ”きよしこ”なんだ。これは重松さんご本人ってことでいいのかな?テレビ塔とか名古屋の風景でてきて勝手に親近感持ってしまった。子どもの頃から言葉がつっかえる、そのことで抱える感情はやはり当人にしかわからない。それを”わかってる”なんて思うのはもう思い上がりでしかない。作中の中学時代の愛すべき友人? ゲルマ(藤野)の所読んでてそんなことを思った。幼少時代から高校生までの男子の単純な思考回路が懐かしく、『きみの友だち』とは対照的だなと思った。個人的には、「ぎょ、ぎょ、魚雷戦・・・」のところが好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

なんだかきよしに勇気をもらった気がした。ああ、じーんとくるお話だな。私も大人になっていく過程で、きよしみたいに自分の意志というものをしっかりと持てる人間になりたいと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/31

大人は「気にしなければいい」という。それには図太さが必要だ。いろいろな人生を経験しているからこその図太さ。だから大人は簡単に「気にするな」と少年に言っちゃうんだろうな・・・。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/21

私にも軽度の吃音があるので、きよしくんの心情の一端ほどは理解することが出来、本を読んで初めて涙を流しました。 吃音者だけでなく、多くの人に読んでもらいたいお勧めの小説です。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/17

国語のテストで出たけど、すでに読んでた話だったからよっしゃー!!って思った。読書だって勉強になるんだい!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/15

重松清、初読み。後輩のオススメ作家ってことでね。良かった。いい言葉とかあったし。福祉関係の仕事をしているから余計ね。他も読もう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/15

テレビで重松氏の吃音に気づき、吃音で萎縮する息子を励ましてほしい。そんなお母さんからの便りを受け取ったエピソードから物語が始まる。重松氏は迷いつつ励ましの便りを返さなかったけれど、迷いが引っかかりとなり個人的経験に基づく小説を書き上げることとなった。と言うのが事実なのか、個人小説を書くための理由にあたる作品の一部なのかはっきりしないけれど、鼻につかず良い話として個人的には素直に読めました。本編の連作短編は小学生→大学受験までを綴った少年の成長→青春物語。思い遣りとは?優しさって何? 考えさせられました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/19

「君はだめになんかなっていない。ひとりぼっちじゃない。」「抱きしめてくれるひとや手をつなぎ返してくれるひとも、この世界のどこかに、絶対いるんだ。」吃音で人とうまく関われないきよし。伝えたい言葉がある、でもつっかえてしまう、だから言いかえる、言いかえる言葉が見つからない、思わず手が出てしまう。小学校1年生の時から大学受験まで、一人の人間が成長していく過程を隣で見守ってきたような感覚になった。「どんぐりのココロ」でおっちゃんと出逢い、離れていく様子が、温かくて切なくて、でも強くなっていく姿が、とても素敵。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/02

自分の気持ちを言葉で伝えるのは難しい。きよしこの「君はだめになんかなっていない。ひとりぼっちじゃない。」のあたりが胸にすうっと沁みた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/23

★4/5 表題の「きよしこ」の後は想像と違いサラサラと進む。著者の作品は数冊しか読んでいないけど。一冊の中で、感情と共に年齢も成長させる作風が好きなのかな。より厚みが増すから良い。今だから共感、心を動かされたと思う。子供の描写の作品は同じ年齢の時に読むと、きっと後悔したと思う。吃音の時があったから共感何かしないで、君は良いな。周りに救いがあって…と思ってしまっていたと…。(他の作品にも言える)松ぼっくりを投げるシーン良かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/21

何度か堪えきれず涙が出てしまった。初めの、お母さんとお父さんに抱きついて素直な気持ちを伝えるシーン、野球の回は特に好きだ。立派だと思った。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/22

私も利き手を親に変えられ、小学生まで吃音だったのできよしの苦悩に共感しました。言いやすい言葉を探すために辞書を引いてみたり、どもらないように練習をしてみたり。ワッチが嫌だなぁ。私がいないと発言出来ないでしょう?私が助けてあげてるのよ?と言いたげな態度が気に障る。重松さんの本ってキンキンしてる。かき氷を食べたときの頭痛のキンキンでも、冬に深呼吸したときに気管がキンキンするのと違う。でも、どこか冷たくてあったかい。うーん、難しい!!!満足できる作品でした。ごちそうさま。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/20

筆者はやさしさの伝え方が本当に旨いと思う。決して厚かましくはなっていないのに、随分と力強く発してくれている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/14

「きよし この夜」を「きよしこの 夜」と思い違いしていた少年。吃音故に言いたいことが言えなくて、その都度言葉を選ばなければならない。そんな少年だからこそ「きよしこ」が心の中に来てくれたのだろう。野球部で補欠になったり、初めての彼女と別れたり、なんて生き方が下手なの?でも、口に出せない分、心の中に言葉がいっぱい詰まっているのだろう。それが、「北風ぴゅう太」になり、やがて「きよしこ」の小説が生まれたのだろう。大声で言ったもの勝ちの世の中で、きよし君のような声にならない声に耳を傾けていきたいものである。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/03

彼に手紙が届いていたらいいな。きよしこからのメッセージが届いていたらいいな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/31

表紙の擦れたような淡いブルーそのままのトーンで描かれる主人公の成長ぶり。その抑揚の無さが、両親、先生、友人達それぞれの思いやり、無神経さ、無頓着さを浮かび上がらせる。言いたいことをうまく言えない辛さをただ受けとめ、抗い、自分なりに乗り越える。過度に悲劇にせず決して美化しない様に、本当に必要な強さは決して他人が与えられるものではないのだな、とついつい忘れがちなことを噛み締めた。でも、親からすればちょっぴり寂しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/16

「きよし、この夜」を「きよしこ、の夜」と小さい頃間違って解釈してたので親近感湧いた。そして、青い鳥も読みながら相当泣いたが今回も泣いた。おっちゃんが好き。あたしも殺してきた言葉はたくさんある。でも本当に伝えたいことは伝わるよ、きっと。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/08

東京の章で、山口大会出身なので山口の景色や大学の光景が浮かんで来て懐かしかった。きよしの中で難しい方の選択である、早稲田大学に行ったことで、恐らく山口大学卒業よりは作家になる可能性も上がったんだろうから、読者としては、こんな作家さんの本が読めて大変嬉しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/01

吃音の少年の物語。周りは色々言うけど、少年は自分なりにイロイロなことを考え、思ってるんだよね、あたりまえだけど。 「それが、ほんとうに伝えたいことだったら・・・・・・伝わるよ、きっと」
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/28

言葉に囚われ、そこから逃げ、今度は向き合い、そしてようやくその言葉を発する。いくつものステップを必要とするたびに、折りたたまれていく襞。お話にできるのは「ただ、そばにいる」だけではない。ただ、もう、ふつうに『きよしこの夜』と言えなくなってしまった・・・。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/28

重松清先生の自伝的小説。 吃音に関しては無知でしたので、この本を通じて吃音について色々と勉強させていただきました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/27

『誰かに何かを伝えたい時は、その人に抱きついてから話せばいいんだ。抱きつくのが恥ずかしかったら手をつなぐだけでもいいから。話せるときも話せないときもあるけど、伝えることはできるんだ。それが本当に伝えたい事だったら。』
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/26

再読。自分も吃音持ちなのでとても共感できる。病気・障害等の話題は、当事者でないと心情は理解されにくく、下手をするとPTAの副会長みたいに誤解される。自分は吃音が出て10年以上経ち、ようやく『ええやんけ』と思えるようになった。お互いの「認めと慣れ」が確立されれば、何ということもなくなる。そうして後半2編のように、普段は周りの人に言葉を察してもらってもいい。でも、どうしても伝えたいことは、どんなにどもっても自分の口から伝えなければならない。そこに意味がある。吃音の先生の話「青い鳥」も、もう一度読もう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/19

気持ちを伝えるのって難しい。ちょっとだけ泣きそうになった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/15

再読。吃音の原因が、理由も知らされず、突然田舎に預けられたせいだとすれば、母親は、さぞ自分を責めただろうと推察。我が子の病気は辛い。小児慢性特定疾患の息子を思う時、やはり原因を作ったのは自分であるように考えてしまう。後悔しても仕方が無いのだが。『若草物語』の猩紅熱が、治る病気になったように、息子の病も100%治るものになって欲しいと願う。再発に怯えるのは、嫌なものだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/14

長男用。

アタシもちゃんときもち伝えられるようになる!決心
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/19

FF5
これも前述の僕は勉強ができないと同じかなあ。全体として別につまらないわけじゃないが、教科書臭いとでもいうべきか。オチが読める。小説を娯楽としてとらえるというのが間違いなのだと言われている気分。うにうに。あとワッチというキャラは嫌い。なんか上から目線。主人公もそれを感じ取ったのか?
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/18

タ行とカ行がひっかかり、自己紹介が辛い。転校のたびにえぐられる吃音の傷。コンプレックスを触れられる辛さや、伝えたいことを伝えられない辛さ。ひどく共感して身をよじりながら読む。悪意があるヤツなんて誰もいないけど、でも気になって気になって・・・。加藤君との別れ際、石橋先生に、ゲルマに、ワッチに。少年が大切な人に向けて「ほんとうに伝えたいこと」をしぼりだす場面は、どれもが胸に迫ってくる。閉ざした心の扉を突き破り、身体の奥底からほとばしる言葉は、ぎこちなく短くても強い。言葉そのものの意味を越えて、切なくて熱い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/14

SEI
単行本のフォントと字詰めが読みづらかったので、文庫で再読。言いたいことが言えない狂おしいほどのもどかしさがびしびしと伝わってくる。言い換えのために瞬時にいろんな言葉を模索してきたからこそ、この文章力かと思った。加藤君とか酔っ払いのおっちゃんのお話に自分の思い出と重なる部分があり、懐かしく感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/11

きよしこの言葉に泣いた。どの話も良かったけれど、特にゲルマの不器用な思いやりが印象的だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/11

○再読。重松清の文章は、語り手の文章が冷たく感じる。児童向けの小説かと思いきや、少し大人っぽい印象も受ける、そんな小説だった。あまり物語に起伏がなく、淡々と進むような印象を受ける。好き嫌いが分かれるかもしれない。少年の成長を見届ける感じで、僕は好きだ。『オンナって面倒くさくてしかたない。細かいことばかりぐちゃぐちゃ言って、いつでも自分が正しいんだと思い込んでいて、実際「正しい」か「正しくないか」かと分けるなら、「正しい」ことしか言っていないのだが、だからやっぱり面倒くさい。』
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/22

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きよしこの 評価:30 感想・レビュー:170
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