借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉 (新潮文庫)
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借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉を追加
借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉の感想・レビュー(573)
前作が面白かったので、続編も。File1の消費者金融の描写は辛かったものの、その後に続く爽やかで感動的な展開にホッ。自分がどう生きたいか、前作に続き「何に幸せを感じるか、その感覚に素直に従える人生を送ることが幸せではないか」を問いかけられました。中でも「山里の娘」fileが一番のお気に入りでした。そして主人公の仕事に対する、真っ直ぐな姿勢も、恋人の陽子さんのこともちゃんと底辺から理解し、受け止めている様子も、よい刺激になりました。里子に出してくださったちゅもママさま、前向きな気持ちをありがとうございます。
リストラ請負人(主人公)とそのリストラ対象者、主人公の恋人とそれぞれの目線で書かれているのが◎ 短編なのに、一つ一つにドラマがあり読みごたえ十分です。知らない業種の内部事情なども知れて、一石二鳥な小説です。第一弾の「君たちに明日はない」を読んだのがだいぶ前なので、主人公と陽子とのなりそめが思い出せず…もう一度読み返します。
垣根さんの大ファンなのですが、このシリーズにはなぜか長い間食指が動かずにいました。食わず嫌いはいかんと思って手に取りましたが、、、あまり好きになれない恐れが、、。いつもの調子の軽快な文なのですが、主人公カップルの魅力の問題でしょうか。あ、表題作のみは凄く素敵でした。べたなストーリーなのですが、ほろりとしました。
二人の主人公。本書の主人公と各章毎に変わる主人公。 その書き分けがとっても良い感じデス。リストラをする側の主人公目線では、到底表現できないリストラ対象者(もう一人の主人公)の内面・ディテールが良いデス。女難の相の話が一番好きかな・・・ 人生について、自分の生き方・価値観について、再考させられる一冊デス。
File3の借金取りの王子を除いて、全体的にリストラ対象者についてもう少し掘り下げがあってもいいかなという感じがした。これでもリストラ対象者のことが共感できるところがあるので、平板な印象だった前作よりはましなんだろうなという感じがする。話の展開が違うFile5を除いて、リストラ対象者が何とか自分で道を切り開こうとしているのが多少共感できるところですかね。http://blog.goo.ne.jp/itchy1976/e/0a827a355f3126ff7a83f72d059514de
1作目を読まずに2作に当たってしまった… リストラ通告の代理を請け負う男と、その恋人を軸にしつつ、崖っぷちに立たされたリストラ要員を描く。 肩たたきで動じない人には、背中を押す。それでもしがみつく人には、労働法やらで簡単には馘切れないから、後ろから撃って弱らせ、自ら退職させるしかない…誰だってそんな死神役にはなりたくない(パワハラ趣味は除く) となると、やっぱり「人が嫌がること」ってお金になるんですね。馘を宣告して逆恨みされるのも含めてアウトソーシング! 実際にそういった会社ってあるんだろうか?
リストラ請負会社に勤める主人公とその面接者たちの生き方を描いた連作短編集第2弾。前作以上に面白かったです!各話ごとの登場人物が魅力的で、そんな彼らの前向きな姿勢に元気をもらいました。特に「山里の娘」がお気に入り。また真介と陽子の今後の関係も気になります。第3弾に期待です!
表題の短編に昔この業界にいたのでなんというか身につまされる・・・でもすごく幸せになってほしいなという感じでよかった。 ただこの作家の文章がなんとなくオジサン向けというか週刊誌の連載みたいな印象がぬぐえず。お好きな方には申し訳ない
リストラというネガティブなテーマのはずなのに、この後味の良さときたら! 前作より面白かった。王子泣きすぎ。私ももらい泣きすぎ。
タイトルの「借金取りの王子」のお金を稼ぐことと、パートナーを守ることの描き方がすごく好きでした。真介と陽子はやはり魅力的で、異性の分、真介の言葉にはドキッとしてしまう!笑 元気を出したいときに、何度でも読み返したい!
リストラ請負人が主人公の短編連作第2段。2億円の女と借金取りの王子がおもしろかったー!この2作にも通じることだけど、みんなすごいまっすぐ!!だから話の終わりが退職なのにとても清々しくて未来ある結末に感じられます。
表題作が一番面白かった。あんなに思ってくれる人がいるって素敵〜まさに王子様。陽子さんや店長は作者の好みを反映してそう〜強くて可愛げのある年上女性。
君たちに明日はないからの続きのストーリ。読み始めは消費者金融の内情がずらずら、顔をしかめかけたけど、読み続けて行く内にそれが凄い感動ストーリーに。かなりウルウルきた場面が。清々しい感動で終わったよ。やっぱり感動本が好きなのかなぁ~(-^〇^-)リストラ請負会社が、いつの間に善意のヒーローみたいに書かれていくのは現実問題としてチョット不満だけど、終わり方最高。この二人の関係どうなって行くのだろうね~^^心地よい余韻が残ったね。
★★★★★ 前作を読んでいなくても十分楽しめた。「本当に満足のいく人生かどうかは、結局のところ本人じゃないと分からない。たぶん他人が見た状況じゃない。」物語の後半に主人公が語る台詞は、それまでの各エピソードを読みすすめた読者の心にガチッとはまる。また、文庫版の宅間孝行氏の解説も、ほんわかやさしい気持ちになれた。
一言、面白いと思う。自分の勤めている会社にもリストラ請負人がきたら、どんな風かなと考えてしまった。
真介さんと陽子さんの関係も気になる。
前作の続編ですが、予想通り最後はアウトプレースメントになりましたね。多分リストラ請負人を続けていくことは精神的にも持たなかったじゃないかと思うから自然な流れに思えて好感をもちました。
2作目のこちら。1作目より深くその物語ごとの登場人物の中に入り込めた。借金取りの王子と2億円の女がとても印象的。仕事をしていく上でのなにかを学べるところがところどころに。 さてさて高橋社長とどうなる!?
リストラ請負人の話。 仕事における女性の役割を理解してる感じ。こういうことがわかる男性と一緒にいたい(爆) 職務経歴書だけでは人間は分かりませんよ。面談、じゃない顔合わせで分かることっていっぱいあるよね。 自分と同じタイプの人間は対立する、という言葉が印象的。
続き物ということでメインの登場人物の内面にかかわる話はだいぶ減っ各話ごとのメインキャラクターが前作よりも深く描かれていました。 退職を迫られているわけでもないのに、なぜか辞めてしまう人たちがいて、その兆候をある程度つかんでしまっている主人公はやはり有能な人間だと思うと同時に、きちんと首を切る相手のことを一人ひとり見つめているんだということが改めて伝わってきました。
今作も面白い。相変わらず真介と陽子は魅力的だし、各話のリストラ対象の人間も魅力的。表題作の『借金取りの王子』は特に秀逸。男勝りな美佐子さんがかっこいい。そしてFile.5はこのシリーズで初めてではないだろうかリストラの話ではない。リストラ(首を切る)ではなく、リストラクチャリング(再構築)。真介の慰めともなる救いのある話。今作では真介と陽子、それぞれの将来への思いの若干のズレが垣間見える。そして高橋社長の存在。二人の関係の行き先が気になる。3作目の張り込み姫が早く文庫本化されることを切に願う。
表題作が絶品。それぞれ相手への思いに涙が出そうになった。第一作と違って主人公が脇役に廻る作品もあり中々楽しめた。第三作が出ることを期待したい
シリーズ2作目。リストラ請負会社の主人公目線のストーリーと、リストラされる側の人生と。職務経歴書じゃダメ人間に見えても、その人にはその人なりの事情があったり。多面的に見ないとわかんないね。(真偽は置いといて)いろんな業界の内側を覗けるのがおもしろいです。消費者金融には就職したくない・・・
先程のリストラ会社の続刊。話の組み立て方は一緒。んーだからこそかなあ。今度は1巻ほどの衝撃がなく、無難に終わってしまった。新しいことをやってるのもわかるんだけど、なんかんー・・・☆4をつけたくはならない。こういう感じ分かりますかね。
★★★★以前、坂口憲二さんがドラマでやってた。リストラ請負会社の役。リストラ対象の人たちの人間ドラマと、主人公のドラマが交互に進んでいく。それぞれの事情、人間模様がいい。
「小舟に船頭二人は要らない」かー。確かにそうかもなー。しかし前作に引き続きこのベタ惚れが分からない・・・しかも移り気がちらつくのが邪魔。
借金取りの王子―君たちに明日はない〈2〉の
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