十一月の扉 (新潮文庫)
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十一月の扉の感想・レビュー(107)
02/09:えると
02/04:しょほ
12/30:まっきー☆
11/23:ふわわん桜
11/18:chinatsu
「この作品は絶対に十一月に読もう」といった我ながら何とも子供じみた気負いが仇となり、近年の多忙さと相まって数年来積読状態になっていたこの作品を、ようやくこの十一月に手に取るに至ったのですが、実に素晴らしい作品でした。主人公である爽子の視点と、彼女の創作として挿し込まれた作中作「ドードー森の物語」を通して描かれる十一月荘を取り巻く人たちの交流がたおやかな幸福感をもたらしてくれます。前述の気負いはこういう作品に接する姿勢として、多分正しい。もう今年の十一月も終盤に差し掛かってますが、この機会に是非。
タイトル通りこの時期に読むのがぴったりな、表紙の雰囲気そのままのシックで上品な正統派児童文学。思春期の少女の揺らぐ自意識、それを創作活動を通じて鍛え上げていく等々、何かと映画『耳をすませば』を彷彿とさせる点も多々あれど、そこはさすが女性原作のものだけあって、母子間の葛藤や女性の自己実現のテーマが丁寧に描写されているところはとっても好感触。『十一月の扉』というモチーフの使い方も素晴らしい。未来に漠然と不安を抱く女の子や足早な現実にくたびれ気味の大人たちへ、ほっと安心の一息をくれる女性のための癒しの物語です。
10/13:ゆき
09/28:sun
09/21:ドドイツ
07/14:romichan1
07/13:ともこ
07/04: 毬
06/13:Aoi
04/06:水絵
02/26:一兎
01/22:あいか
01/16:チョコチコ
12/10:moond
11/12:めい
10/21:やおよろずのかめさま
10/17:長良
09/23:sai
09/11:千寿
09/09:ちいの
09/09:a.
09/01:あいびぃ
09/01:mmts
大きな出来事が起こるわけでもないけれど、中学生の女の子が家族と離れて2ヵ月間、他人と共に温かく寄り添いながら過ごし、成長していく話。家族にはキズナもあるけど「枷(かせ)」もある、という言葉に納得。
07/31:ウラタキ
06/03:白華
05/17:renee
素敵な洋館で二か月間暮らすことになった中学生の爽子。十一月荘での穏やかな暮らしがゆっくりと彼女の気持ちを溶かしていきます。そして彼女が紡ぎだしたドードー鳥の物語。素敵な楽しい物語はちょっと見方を変えればそこにもここにも転がっている。たった二か月の生活が少女を大きく変えていきます。その後の爽子が気になっていた私。文庫版のあとがきの三十年の後の「耿介からの手紙」も良かったです。温かく懐かしい気持ちと同時にとても切なく胸に響く作品でした。この気持ちを忘れないよう、ときどき手にとって読みたい一冊です。
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感想・レビュー:39件














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