セックスボランティア (新潮文庫)
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セックスボランティアの感想・レビュー(278)
障害がある人も性欲はある。当たり前のことですが、私たちはそれに目を瞑りがちになります。傷ついても、怖くても、知りたくなくても明らかにしなくてはならないこともあるでしょう。
継投が悪く、帰宅時に読む本がなくなったある日、会社の本棚にあったこの本を手に取った。少し読み始めて、昔読んだことに気がついた。 取材は約10年前の障害者の性の現実を書籍にしたもの。今も、このままなのか?とかは、同様のテーマを扱う書籍があるようなので、フォローすればいいのだが、やはり重いのは否めない。健常者の私からは想像が及ばない世界、知らなくてもいいことかもしれないけど、知ってしまった。世の中、偏見ばかり。偏見を持たずに接する事ができるように日常生活で修行を重ねたいと思うようになる。いい大人にならないと。
どういう意図でこういうタイトルをつけたものかと半ば興味本位で購入しました。先天性の障害等で体が不自由になった方々が、健常者には当たり前に行なえる性欲処理がとても困難である事、処理をする事に不自由している。けれども健常者には到底受け入れてもらえない。そんな中、性処理を請ける側(ボランティア)の経緯と心の葛藤、受け入れて貰う障害者の心の叫び。 色々な視点で書かれています。 人間だもの!と強く思いそして、ボランティアという言葉ではなく愛があってこそのセックスがどれほど大切で尊いものかと改めて考えさせられました。
傷つくような奴から話を聞くことはないし、その事実を記す必要もない。傷つきたくなければ手を出すべきではない領域。それは健常者でも障害者でも一緒。
竹田さんが、哀しくて切なかった。若い女の人が勇気をもってよくぞ取材してくれたと、いいたい。とてもとても 重い内容だけれど、読んでよかった。図書館に返さなきゃいけないから、買おうかなと思う。性は心が生きるという字、うーん深いね…
ボランティア、という文字が含まれているので読んでみたんだけれど、内容が重すぎてどう受け止めていいのか分からない…。障害者も性欲があるのが当然というのは分かった。けれど、日本の性業界で働く女性の権利が守られていないような現状で、それを満たすボランティアていうのはどう考えたらいいんだろう。。。
ボランティアの主婦の話が印象的でした…。 自身が障害を負ったかもしれない…という経験をし、彼女なりに考えて役に立ちたい、って思って動いているのに。。心無い周りの人や、旦那さんの「欲求不満の頭のおかしい主婦が変な事をしている…」という言葉がショックでした。「そんな風にしか取れないの!?」とあまりの無理解さに。 そして、受けた方(男性)も「終わって空しいのはセックスボランティア」って。それはあんまりでは… と正直思いました。 じゃあ、彼女の思いと行動は何だったの?と思い、凄く複雑な気持ちになりました。
当然といえば当然の話しなんだけど、正直今まで考えたことのない事でした。日本にもそのようなボランティアが存在する、もしくはした事に驚きました。知ることは大切だ。
確かに性欲は誰にでもあるものだと思う。でも、どうしようもないという状態なのも分かる気がする。 ボランティアでは悲しくないか?というような問いがあった。 男と女の違いもあるように思うが、こういう活動も必要なことなんだろうな・・・と漠然と考えました。
色々考えさせられる。葵さんゆかりさんのカップルが素敵やった。これが理想的なんやろうけど実際難しいよなぁ…真剣に読んで色々考えて、それでもまだ他人事やと思ってしまってる自分がいる。
「性とは生きる根本。」障害者の性うんぬんの前に、自分の性について考えなきゃいかんなぁ。社会的弱者が抱えている問題は、少なからず社会的弱者ではない人の潜在的な問題であると思う。
いきなり1章から酸素ボンベを外しての命がけのセックスに衝撃を受けた。障害者は性に不自由であり、諦めている人が多い。そして「寝た子を起こす」からと遠ざける風習や親反対など分からないでもない。しかし、あくまでサービスを受けた障害者が性や恋愛に関して整理して考えればいいことなんだけどね。
読んで笑顔になれる本ではない。
書店で手に取った自分は深い考えもなく、それこそ「興味本位」だったろう。
その発想こそが、この障がい者の性をタブーにしている原因かもしれない。
ただ、読んでよかった。
行動は起こせないかもしれないけど、自分自身の性にもっと真剣に向き合いたい。
ただ障害者には機会がないだけだからその機会を与えねばならない、というわけではなくボランティアと売春の違いや、ボランティアとすることの是非などのテーマが提示され読み応えがあった。
「障害者に対する性の介助」というタブーに切り込んだルポ。そもそも性というものに見識が浅いので「障害者の性」というテーマについてはなんともいえないけれど、こういうものがあるんだなあ、という感想。今まで考えもしなかったことに触れられたのは良かった。一章の話が切ない。
作者の書き方に対象への敬意が感じられる。解説でどうしてこの本を手にとったのか言い当てられてしまった。
難聴の人に「私たちは私たちの文化があり手話は外国語だ」と言われたのを思い出した。人である事にかわりはない、そう感想を持ったこと自体に偏見があって落ち込んだ。
通常ではタブーとされて隠され、触れられることのなかった障害者の性事情について、当事者達の生の声を聞くことが出来たのはとても参考になった。先進国のオランダの様子も伺い知れたのも良かった。しかし、複雑でデリケートな部分だけに、解決策は用意に見つからないですね‥。じゃぁどうすればいいのか、どうしていけばいいのか‥本当に難しい問題です。
障害者の性について。私は今まで考えた事がなかった。きっと同じような人がたくさんいるんじゃないかと思う。そして“セックスボランティア”という言葉も聞いた事のない人がいるかもしれない。そういう人に勧めたい。考えさせられる1冊。
生半可な覚悟で踏み込めない領域に踏み込み、ここまで作品としてまとめあげた著者に敬服する。著すにあたって自らもセックスボランティアに取り組むべきかを悩んだと思うが、「俯瞰し、目にしたものを記す」という著者にしかできないことを見いだせてよかったと思う。
この本を読んでどう感じたか、自分の気持ちのありかがわからない。セックスボランティア制度には賛成だが、まわりが楽しんでるんだから自分も、って考えはどこまで広がっていくのだろう。障害者の性に関してこういう現実があったのかと知り得たのもひとつだし、結局根っこのところにはさみしさがあるんだろうなとせつない気分になったのは確かだ。
興味本位で読んだ。正直腑に落ちない部分が多かった。「障害者の性の意味」を問うているが、そもそも「健全者の性の意味」について深い理解がないためか。非常にあいまいに感じた。
難しい話。テーマの割に網羅性にかける。とはいえ、全体を俯瞰するのも同じ程度にうわべだけになる恐れもあるが。問題解決の糸口になればよかったんだろうけど、読者もやはりほとんどは興味本位なんだろうな。
途中で挫折。すっきりしない本だった。障害者の性の手助けをして10年?という人が当の障害者から断られた(私見:ずっと言いにくかったんじゃないかな)という話が一番印象に残った。みな善意で頑張ってるところが逆に怖い。「寝た子を起こす」という言葉が出てきたけど、ボランティアの恐ろしいところは飽きたら「や~めた」が出来るところだし、ボランティア受ける側も断りにくいところだと思う。自分がもうちょっと成長したら読み直したいです。今は無理だ。どうしても偽善と思えてしまう
知らない世界があった。障害者専門の風俗店、出張ホストを利用する障害者の女性。そしてオランダがここまで性についてオープンな国であるとは知らなかった。しかし、「寝ているのは誰か」の章は共感しにくい。知的障害者に対して、積極的かつ安易に性について教育するのはいかがなものか・・・賛否両論あるだろうが、そんな生易しい話しではないと思う。少しきつい意見になってしまうかもしれないが、確かな判断能力がない為、結果として傷ついてしまう女性や子供が多いのではないだろうか。そういう事例は現実問題たくさんあると思う。
オランダの売春婦の台詞に激しく同感。100パーセント市から補助金の出る障害者と日銭をコツコツ貯めて売春婦を呼ぶ生活保護受給者。保護や支援の内容を国も社会も実はもっと考えなければならないのだと、わたしも思います。蔑視されることを嫌がりつつも、保護を受ける権利を声高に主張する障害者に対して、どんな面でどの程度の支援を社会がすべきなのか…。あぁ、オランダへ行く前に読んでおけばよかったです。
非日常な話を期待してたんだけど、こういった本によくある「障害者も健常者も同じ」的なフレーズばかりで、なんかやだ。オランダが障害者の性に対する福利厚生が手厚いことはワロタ。麻薬も売春も合法なオランダさすがです。
衝撃的な題名のわりには「障害者も健常者のような性欲があるんですよ」と提示するだけに留めているところが気になる。性のタブーと言うからには、これから日本の性産業や環境がどうあれば良いのかを明示して欲しかったかも。
衝撃的なタイトルにひかれて手に取りました。健常者にとって普通の事でも、障害者にとっては困難。だけど、性は人間の欲求として欠かせない。とてもデリケートな問題なだけに複雑。優生保護法なんて初めて知った。
普通の恋愛小説と同じ感じかなぁ…。もう少し、丁寧に書いて欲しかったかも…。 ISBN: 978-4-10-129751-4 6刷
セックスボランティアの
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感想・レビュー:78件















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