四十日と四十夜のメルヘン (新潮文庫)
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四十日と四十夜のメルヘンの感想・レビュー(152)
読後、煙に巻かれた気分。(解説も含め)読み返す元気はありませんw「クレーターのほとりで」の方は、最後でえぇ!?と声が出ました。そんなまとめなんだw
読解力が足りなかったのか、「クレーターのほとりで」は理解できなかった。私もマンション住まいでポストに詰め込まれるチラシに悩まされる身であるので、表題作は興味深く読めました。もう少し時間が経ってから、改めて読もうかな…
チラシの裏にでも書いてろとは言うけど、やっぱり物語はワープロで書くべきだよ。俺とか整理しないからチラシに書き散らしても前後がつながらなくて出来損ないのシュールレアリスムになるし。それはそれとしてこの物語のおかしさは前後がつながらないんじゃなく(そもそも著者はチラ裏に書いてないだろうし)、裏の裏が表にならず、めくればめくるほど違う面が現れるような不合理さ、不安定さだと感じた。読後に残ったのはめくりにめくって最後には現実もひっくり返ったというか裏も表になったというような他人に伝わらない曖昧な感想だった。
「クレータのほとりで」の前で止まっていたけど、読了。非常に面白く読めた。文章もリズム良く読みやすい。ストーリーに囚われず、淡々と日常が過ぎ行く様を時間ではなく事象で描く手法が面白い。最初に目次ありきで読むノンフクション・ハウツー本、のようなフィクション小説。本来は何度も噛み締めて味わう種の小説。 「クレーターのほとりで」は、普通に完全なSF小説だった。読み逃していた。神林長平さんの言語SFっぽいところあり、筒井康隆”バブリング創世記”!? SF好きならたまらない短編小説だと思います。 (個人的には、表題作
分からない、時間の無駄等々、否定意見が多いので勇んで読みました。結果、個人的には面白かったです。どこが? と問われると答えづらいんですが;かっちりした起承転結や教訓・示唆を得ること以外にも、読書の面白さはあるよと言われてる感じかなー。
表題作は、なんとなーく理解しているつもりで読み進めるも終わりが近くなる頃には、実はまるでついていけていなかったことに気付いて愕然としつつ読了。せめて状況を把握しようと最初から読み直します。そして終わりに近くなる頃には……を、リピートしてしまう本。ストーリーが云々というより、文章がとても好き。そこに注目するのか、という描写で楽しい。よくわからないままに好き。感覚で読む。
あらすじの無い小説に感想は困難。夢の現実、あるいは現実の夢のエンドレス・リピート。併録作もあわせて、これを読み解く鍵は「時間」だと思ったが、それすらこの作品の鍵穴には合わないのかもしれない。
残念ながら私には意味がわかりませんでした。ノンセンス系だとしても、読んでるときも特におもしろいとは思わなかったので再読する気も起きず。ただ解説はおもしろかったので処分せずに残しておきました。文庫は変なのにあたっても解説があるからいいね。
ループ世界とメタフィクションの融合かと思ったら、最終的にその構造すら瓦解していく表題作の不条理感は凄まじい。併録作はSF的な仕掛けとロマンチシズムにあふれているんだけど、妙なディテールへのこだわりが奇妙な違和感を生じる逸品。
再読。初読時には読解経験が足りなすぎたため。 読んでいる間はそれなりに刺激があるのだけど、いまひとつ食い足りない。「欧州委員会委員長 築地市場で卵焼きに挑戦」みたいなギャグのセンスはけっこう好き。
なるほど、わからん。読んではみたけど理解はできなかった。だからこの作品が面白いのかつまらないのかも判断がつかない。この作品の面白さが分かる人っていうのは今はあまりいないのではないかなーと思う。
分からん。ストーリーにヤマも無ければオチも無い。おそらく意味も無いのだと想像する(あったならゴメンナサイ)。お化けが怖いのと同じで、自分が理解できないものと出くわすのは怖い。超怖い。お化け=怖い の先入観を持ってしまった以上、もう近づけない、さようなら。ちょっと混乱してしまったがつまり何が言いたいのかというと、私には合わなかった
再読。自分と違う作者の思考を探検する気分。多分私これすごく好きだと思う、と予感めいた感想を(再読なのに)言ってしまう本です。大幅に違うという初稿や単行本版はどんな感じなんだろうな。
きたー!! ものすごい想像力。この人の頭の中は一体どうなっているのだろう? ひとつの点が、すごい勢いで線になり、それが四方八方に飛び散り、「何がしか」の形を作っていく。良くわからない部分もあれどもぐいぐい読めた。しかしながら、保坂さんの解説は、これどうなんでしょう・・・。ピンチョン的だったという投稿時の『四十日…』には興味がわいたけど。
よし、さっぱりわからん。保坂和志の評論や解説文と照らし合わせて「ほうほう、ここがすごいのか」「なるほど、こう読むべきなのだな」と頷いてみることはできるけれども、しかしその頷きはポーズにしかなりえないだろう。そのポーズを見せるべき相手もいないから、とりあえず読まなかったことにしてダンボールへと本を放り込む。純文学は分からない。
表題作に関しては、なんかもう途中から笑いが止まらなかった。大いなる齟齬と矛盾の渦に巻き込まれ、身体の感覚がどうにかなってしまう。真面目な読者であればあるほど、青木氏の術策に容易に陥ってしまうに違いない。まるでカフカの『城』みたいな感触。なんでというに、たぶん本作は厳密な意味で完結していないから。「始まり」があって「終わり」がある(あるいはその逆)という形式を、そもそも放棄するところから出発している小説だから。保坂和志の名(迷?)解説と併せて読むと、感慨もひとしお。単行本版も絶対読む。
表題作の日記の部分は、ありきたりだがフォークナーを思い浮かべてしまう。日記の書き換えはある意味、本作が単行本になったときと文庫本になったときにそれぞれ書き換えられたという事実と関係付けられそうだ。
怪作。もっと練れる余地はあると思う。 いや、練りすぎた結果がこれなのか?評価が分かれるのも納得できる。すっかり幻惑されてしまった。
変に好き。なにこれ面白すぎる!!が数ページ読んだあとの感想。突っ込みどころ満載すぎる(笑)が、読み進めていくと、《?》が増え続けて。ぅお?!ってところで終わり、文庫本の残りの厚さに笑った。クセになる作品。だって、考えることもクセにならせてくれる。
うーん。正直あまり楽しめなかった。読んでいくうちに出口の見えない迷路に迷い込んだような感じだった。出口を見つけることよりも、迷うことを楽しめばいいということなのだろうか?しばらく時間をおいて再読したい。
解説がうまい。あやふやであることの尊さとあやふやなままにすることのむつかしさ。予定調和をもくろまない作品に新人とはおもえぬ凄みあり。
文庫版は大変読みやすい。「四十日と四十夜のメルヘン」は一度読み始めると終わりも始まりもあるのかないのかわからないままただただ楽しかった。終わりらしい書き方はしてあるがそれを終わりのサインだと頭が感じられなくなってしまっている。再読、とか何周目、とか数えられない作品。
四十日と四十夜のメルヘンの
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感想・レビュー:56件














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