旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)
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旧約聖書を知っていますかの感想・レビュー(288)
旧約聖書は創世記のあとの歴史のあたり(人名多すぎ!)で挫折する人が多いと思うけど、これは思い切りはしょってくれるので、読みやすい。それでもやっぱりとっつきにくいけど。著者はクリスチャンではない(少なくとも執筆当時は)ので、われわれと同じ目線で語ってくれているのがありがたい。最高の入門書。
エピソードから、人物名まで、設定や名前がいかに多作品、それも文学からゲームまでジャンルを問わず使用されてるかわかった。聖書の編纂者は宗教家というより、作家あるいは説得力としての政治家の力量を相当に備えた人物であったろうと感じる。
古典聖書は即ムリでしたが、こっちは超はまりました。あんなにややこしいのを娯楽にする著者尊敬。解釈に多少暴走ありだけど、雑話がはいり、おもしろい。笑今まで、ノーマークだった古代中東(ペルシャ~エジプト)のイメージがよくよくわきました。人物像も混乱せず、つい、にわかですが、エイラットに行ってみたくなりました。次は新約にすすみます。
漫画で読むうんたら、みたいに概要だけ掴めるのはありがたいと思います。単純に読み物として、サブカルの教養として、旧約聖書は多分すごいネタの宝庫なんだろうなあと思いながらも手を出せないでいたんですけど、この本が足がかりになりそうです。アイヤー、ヨッて最初聞いたらなんじゃこりゃってなりましたけど超覚えやすいですね。人名で言うとダビデとソロモンとアブサロム、エピソードで言うとヨブとイザヤが気になりました。次は、あとがきにあった旧約聖書物語かな。
クリスチャンの彼と付き合っていたときに、無宗教の私が彼の思考を少しでも理解しようとして読んだ本です。 併せて新約聖書~も読みました。 彼の言っていることが以前より理解しやすくなった、というか、、彼の考えをもっと受け入れられるようになったと思います。 異宗教や異文化を学ぶっていうことは、自分の中にも奥行きが生まれて世界が広がっていいな~っと思いました。 そういう意味ではとても為になった本です。
プロテスタントの学校に通っていたので、新約聖書はなじみがあったが、旧約聖書はほとんど知らなかったので、「とりあえず」内容を知るために読むには良い本。
西洋文化の根元を覗き見ることができる本。「無宗教」の阿刀田さんの視点で面白い体験も交えて書かれているので、敷居の高い聖書に宗教に縁のなかった私が挑戦するのには丁度よかった。宗教を軽々しく知ったつもりになるのは危険だと再認識させられると同時に、やはり無興味よりはましなのかなと思った。
著者は旧約聖書を肯定してるんだか否定してるんだかよくわからったかった。笑
でも、だからこそ僕みたいな、旧約聖書を読んだことなかった人にはすんなり入ってくるんでしょう。
解説の言い回しなどもおもしろかったし、読み終わった達成感がものすごくある。
著者の解説が面白おかしくて、たのしく旧約聖書のあらましが読める。やっぱり依怙贔屓っぽいことしてるよね…
聖書を読もうと思い立っては、いつも創世記の半ばで挫折し、困ったなと思っていたときに出会った本。旧約聖書をかいつまみ、軽いタッチで、万人にわかりやすく解説してくれて読みやすかった。著者がキリスト教信者ではないため、客観的な立ち位置にいるのもいい。絵画や小説のセリフの源流が聖書のこの部分から来ているのか!ということがわかったりして、おもしろかった。入門としては良いのではないでしょうか。
西洋文学をもっと楽しみたかったので、以前旧約聖書に挑戦しましたが、創世記の半ばで挫折しました。。。。 改めて挑戦しようと思い、基礎の基礎的な本はないかいなと探していたら、ちょうどぴったりな本に出会いました。 かなり省略されていますが、旧約聖書とはこんなものですと、敷居を低くして教えてくれます。 ちょっと俗っぽすぎる気もするけど。 でもまぁ、こっから徐々に踏み込んで行けばいいんだろうなと。 とっかかりとしてはとてもいい本でした。
「ありがたい聖典」というより「有名な古典」として旧約聖書を紹介しているところが読みやすい。信者なら原典で読めばいいだろうが、信仰のない人にとって聖書は「教養として概要ぐらい押さえておきたい」というのが本音じゃないだろうか…。大まかには知っているという人の復習にもぴったり。信者でもなければ「神様、そりゃないよ」と言いたくなるエピソードを、「贔屓なんじゃないの?」なんて気軽な視点を交えつつ、分かりやすく説明してくれるところがよかった。
これは解説書ではなく、エッセイであることを忘れて読んではいけない。旧約聖書の世界を、わかりやすく紹介しているが、わかりやすくしようと思えば、当然不足は出てくる。旧約聖書関係の書籍の中で、一番最初にこれを読むのは良いが、他書を読んでいれば、物足りなく感じるだろう。著者も本作で旧約聖書を解説するつもりはなく、エッセイであることを断っている。著者の旧約聖書を知って欲しいという気持ちは充分に伝わる作品。これを読んで、なにかが分かったり変わったりすることはないが、その気持ちは芽生えるかもしれない。
作者の言葉を借りれば「読む側に信仰がないのなら、書く方も信仰を持たないほうが、同じレベルに立っているだけ、わかりやすい側面もある」と、そういった入門書で非常に日本人向きの一冊だと思う。とにかく「アイヤー、ヨッ」が頭から離れない。
旧約聖書って苦手~~。「皆殺し」のイメージが強すぎて・・・。「キリスト教は愛の宗教です」と言われても、旧約の神様は、なんか怖いし・・・。でも、その「怖い」理由も、なんとなく理解できた。「嫉妬深い神」と謂われる所以も。・・・と、クリスチャンらしからぬ感想を(苦笑)ユディトとスザンナのエピソードは、知らなかった~~。(う~む、いかに聖書を読みきれていないか、バレるなぁ 汗)
「~だったらしいよ」「~だと思うよ」実際にそんな風に書いてある訳じゃないけど、 それぐらいの軽さだし、立ち位置的に押し付けがましさも無いので肩の力を抜いて読める。 むしろ力の入りようがない。 目線が同じだから解説も分かりやすいし、全く知識が無いままよりはこれを読んでおいて良かった。 映画や小説のために有名な場面を知っておきたいだけの自分にとっては十二分。
海外旅行に行った時に添乗員さんから課題図書を出されました。この本と「新約聖書を知っていますか」の二冊です。海外好きで美術館で有名な絵画を鑑賞する度に、いつもちんぷんかんぷんで、説明を聞いてもさっぱりで困っていました。それは海外で有名な絵画を観ると、その殆どが宗教画だからで、聖書のせの字くらい知りたいと常々思っていたところ、この本を薦められて読んでみた次第です。これはとても読みやすくて解りやすくて助かりました。聖書をこんな風に噛み砕いてエッセイを交えて説明してくれてあるなんて、もっと早く読めばよかったです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(6)
- 04/20
このシリーズは本当に分かりやすく、ためになる。初めの「アイヤー、ヨッ」や会話に出てくる「うんにゃ。」、軽くしすぎでは・・・と思いつつも笑える。また、自身の考えやコメントも含まれていて読みやすく、奇蹟が本当に起こったとか科学的に説明できるかとかは重要でないというのにもうなずけるし、他民族の伝説がまぎれているというのも大いにありうるとわたしは思う。全部読む気力はとてもないが、「コヘレトの言葉」や「雅歌」など、池澤夏樹さんの言う「おいしいところ」はぜひ読みたい。
学生の頃テストに出てきた「出エジプト」や「バビロン捕囚」とか、へぇそういう繋がりだったのね、と今更ながら知った(でももう忘れそう)。アダムとイブ、カインとアベルの有名な話も含んだとにかく読みやすい旧約聖書入門書。信仰心を持ち合わせていないからこそのツッコミも非常におもしろい。冒頭の"アイヤー、ヨッ”もなんだろう?と思ったけれど“古典というものは、なべて人の名前が多くて閉口する”(9)読者の為の入り口だった。阿刀田さん自身のエピソードを交えているからこそより面白く、より読みやすいのかもしれない。
クリスチャンではない第三者の立場で、旧約聖書を面白おかしく、ダイジェスト紹介しています。有名なエピソードを中心に、決して堅苦しくなく、理解しやすいたとえを用い、楽しく読める入門書としてはうってつけ。なにより、信者としての思い入れなく、ツッコミも入れつつ書かれているので、クリスチャン以外の人にもすんなり読めるかと思います。堅苦しい入門書よりも、やはり作家さんの書いた本は読みやすい。イチオシです。
viola
これは面白いですよねー!新約もよかったけど、私もこの旧約聖書のが突っ込みどころ多すぎて好きです^^ このシリーズは全て読みましたが、また出ないかな~♪と心待ちにしています(*^^*)
ナイス!
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02/08 09:54
これは面白いですよねー!新約もよかったけど、私もこの旧約聖書のが突っ込みどころ多すぎて好きです^^ このシリーズは全て読みましたが、また出ないかな~♪と心待ちにしています(*^^*)
ナイス!
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02/08 09:54
rapunzelin
>arixsさん そうそう、おすすめいただいてからすぐに買ったのですが、 ようやく読めました(笑) 年齢とか色んなツッコミ・・・「そうそうそう!」と叫びながら 楽しく読めました。コーランなんかも読んでみたいなー。
ナイス!
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02/08 16:53
>arixsさん そうそう、おすすめいただいてからすぐに買ったのですが、 ようやく読めました(笑) 年齢とか色んなツッコミ・・・「そうそうそう!」と叫びながら 楽しく読めました。コーランなんかも読んでみたいなー。
ナイス!
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02/08 16:53
ずっと旧約聖書を読みたかったのですが、原書の読み辛さに挫折を繰り返していました。阿刀田さんはひょうきんな語り口で旧約聖書を紐解いていて、とても読みやすいです。良い本に巡り会えました。
非信者、非学者の立場からの解説なので、中立かどうかはわからないまでも、距離を保ち、押しつけがましさはないです。 軽妙な文体で書かれているので、とても読みやすいです。ただ頻繁に交えてくるユーモアの感覚が、非常に古臭く感じます。作者に悪気はないようなので、適当にスルーしながら読み進めるのがいいかと思います(^^;
イスラム教っていうから、自分には関係ないけど、とりあえず少しは知っておこうかと読み始めたら、天地創造だ、アダムとエバだ、ダビデだバビロンだと、ふとしたところで耳にする逸話が満載です。しかも無宗教の阿刀田さんの語り口が軽妙で分かり易くて、ザラッと理解するにはもってこいの本でした。ヨーロッパの近代思想だって、ここからの脱却、反発なのねーとか。面白かったです♪
ダイジェスト版旧約聖書。物語性を持たせて読みやすく書かれているので、かつて旧約聖書をひもといたが、創世記の途中で挫折した、という人でも安心して読めます。なんとなく名前だけは聞いたことあるような人が次々登場して、どのようなことをしたのかが分かるようになるのが楽しかったです。芸術作品には聖書の逸話をモチーフにしたものが数多くあるようで、そちらの解説もいくつかフォローしていたのも良かったです。
「アイヤー、ヨッ」で何事かと思い読み始めた。アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフの頭文字だそう。軽妙な語り口で旧約聖書を大胆に、かつ分かり易く、著者の体験や思考を交えつつのエッセイ。一般教養として、旧約聖書を気楽に覚えられる本はないかなぁとネットを巡っていたらこの本と出会いました。神の創世・人の歴史・文学集・預言書集から成る旧約聖書。分かり易く書かれているせいだろうけど、一つ一つのお話として、思わず笑ってしまったり、信者の敬虔さに自分を省みたりと―面白かった。本家を読む気にはなかなかなれないけど(笑)
聞いたことのある名前が頻出して、ああ、これだったのかと思うことしばしば。合間にはさまれる著者の過去との結び付け方の面白さもさることながら、著者独自の聖書の解釈方法になるほどーと思った。あと気軽に読める。
イスラエルの神に縁のない人たち向けの旧約聖書超ダイジェスト版。アダムとイヴ、カインとアベル、ノアの箱舟にバベルの塔。アブラハムからモーセの十戒、ダビデにソロモン・・・聞いたことのある名前のオンパレード。さすが世界最大のベストセラー古典旧約聖書。大変勉強になりました。
ブックカバーしないと気まずいかなぁ…。内容はかなりわかりやすい。海外小説読む人にはお薦め!テキストにするには頼りないが、サラッと理解したい分にはお薦めです。
旧約聖書を手にとってもなかなか読み進められなかったが、この本はとても分かりやすく理解できた!
そして何よりも、信仰を持っていない著者が第三者的な立場で書いているところが良いと思う。
読んだことがないのか覚えてないのか、初めて見るようなエピソードがあって新鮮だった。ヤコブとエサウの話の解説が好き。豆と長子権の交換とか神との格闘とか。
主に、映画を見る際に必要になる基礎知識を仕入れる為に読んだが、簡潔でわかりやすくて十分用は足りた、と思う。何より著者に信仰心が無いのがありがたい。読んでみて、つくづく西洋・キリスト教圏に生まれなくて良かったなーとほっとした。
旧約聖書からの引用は、文学にも映画にもいろんなところに出てくる。けれども欧米人でも原著をまるまる読むということはそうそう無さそうなこと。きっとこのような形で、ダイジェストの面白い小話としたのに触れて親しんできてるんじゃないだろうか。このぐらいの分かりやすさとシンプルさが、聖書マニアじゃない人には一番ちょうどいいのだと思う。
旧約聖書を知っていますかの
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感想・レビュー:73件























































