家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)
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家守綺譚の感想・レビュー(1381)

★★★★☆☆☆

亡き親友の実家の家守をする綿貫が不思議な出来事を綴った作品。穏やかで淡々とした物語。端的な文章が心地よい。この本を読むときは静かなところでゆったりと読みたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

二度目に読んで思うこと。やっぱりこの本好きだ!そして、名前って大切!花はただ花であって、木はただ木であって、人間が名付けることに意味なんかないっていう意見もあるけど…私は名前を大事にしたいし、覚えたいな。知っている花や草や木のお話はなんだか嬉しいし、知らなかったのはこれを機にお近づきになった感じ!二度目はよりじっくり堪能できました。また次に読む時が楽しみ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 02/09
ちくわ村長
また来るよ。
ナイス!ナイス! - 02/12 19:42

こゆ
ええ。また来てくれそうな気がします
ナイス!ナイス! - 02/13 00:19


不思議な世界へ引き込まれる。

およそ百年前という文明と自然が入り交じっていた時代設定だから存在する世界観なのかと思った。自然と文明とが、人と人でないものとが入り交じって成される美しく繊細な世界に引き込まれました。続編が読みたいです
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

目次に散りばめられた植物の名前、此処からして惹きつけられてしまった。早世した親友の実家に住まう主人公が送る不思議な日々の物語。人ではないものの気配を感じ、人ではないものの言葉に耳を傾ける。とそこには日常とはかけ離れた不思議な世界が見えてくる。そんな世界を見てみたいものだと思うが、雑念だらけのわが身には叶わぬこと。せめて、いつもこの本を傍らに置き、好きな時にその世界に浸りたいと思う。大好きな一冊になりました^^*
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 02/05
ooo235ooo
私も大好きな本です。著者の作品はどれも好きですが『りかさん』もおすすめです。(もうお読みでしたら、すみません…)
ナイス!ナイス! - 02/09 23:56

Noriko Shimizu
ooo235oooさん>ありがとうございます!他には「西の魔女~」しか読んだことがないので、つぎは・・って思ってたところです。りかさんにします^^*
ナイス!ナイス! - 02/10 00:09


庭や近所など、そこらへんにある季節を感じる植物の描写が美しい。ほんの100年前までは、わざわざ花など見に行かずともそこらじゅうに溢れていたのかもしれない。そして、河童や小鬼等の物の怪の類も。そう自然に思わせてくれる所がすごく素敵。この時代に、この町に行ってみたくなる。そして、折々出てくるユーモラスな表現が何とも言えず好きだ。お気に入りは「ネズ」の”掟破りの恋というのはいつの時代でも起きるものです”という件。ぷぷぷと笑ってしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

★★★★★ 高校時代、友人に借りて読み「掛け軸から死んだ友人が出て来る」という設定だけを覚えていた本。雰囲気が良かったのを思い出し、ネットでタイトルを特定して購入、再読しました。私の趣味ど真ん中の植物や四季の移り変わりを、柔らかくさらさらした言葉で綴っていて、改めて良さを実感。何故タイトルすら忘れていたのか不思議でなりませんが、もう一度出会えたことに感謝をしたくなるような、素敵な本でした。何度でも読みたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

梨木さん初読み。ストーリーらしいストーリー、結末らしい結末はないんだけど、なんだかとっても良い雰囲気です。フラッと戻ってくる亡くなった親友、それを「どうした」の一言で受け入れる主人公。主人公に懸想するサルスベリ、それをなんとなく受け入れている主人公。フキノトウを探す小鬼、それをなんとなく手伝っちゃう主人公。うっかり湖の底で葡萄まで勧められちゃう。ほんの百年前には普通に見られた風情ですね(←ホントか?)。心穏やかに一息に読んでしまいたい良い本でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(8) - 02/04
はま@ラグエルの槍のサビ
苺をつみに、は解説の方も挙げてらっしゃいましたね!エフェンディからの苺、ですね!是非読みます!
ナイス!ナイス! - 02/06 22:07

はま@ラグエルの槍のサビ
いやいや、Nakさんいつでもきて下さい!
ナイス!ナイス! - 02/06 22:13


目を引いたのは、柔らかい筆致から描かれる四季の美しさ。言葉選び一つとっても上品で、こういう文章はとても好み。話としては「竹の花」「ススキ」「ふきのとう」が好き。ページ数が少ないのに満足度が高いのは、一つ一つの話の出来の良さ故。面白かったです、とても。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

序盤、ストーリー性に乏しい季節風景描写に妙味を求めるタイプの小説って苦手なんだよね〜〜〜〜〜と思っていましたがなかなかどうして、面白くよ見終わることができました。日常と異界、想像と幻想の狭間にいるような、不思議な感覚が楽しかったです。怪奇と思うとすこし怖いけれども、すべてはこの国の在りようなのだと思うと、こころなしか懐かしい気持ちがします。筍たべたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

心が洗われる気がした。清清しい空気が漂っている本。古き良き日本の里山が思い浮かんで、愛おしくなる。そんな風景に出来るものなら会ってみたいと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/27

怖いのが苦手な私でも、主人公がおおらかに受け入れてしまう感じだからか、不思議なことが起きてもあまり怖くならずに、面白く読めました。1話1話がとても短いので読みやすかった。文章がとても綺麗。そして表紙の雀のポーズがかわいい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

家守をしている主人公と家と自然。どこにもきれいな風が吹いていて心地よい。不思議なことがふらりと起きて、それをさらりと受けとめる主人公。移ろう四季を感じるような文章に、すっかり惹かれた。巻末にある『やぶがらしのき』は秀逸。龍田姫が綾錦の裳裾をひるがえして去り、今は冬の真っ只中。佐保姫の訪れが待ち遠しい。とても素敵な本を読んだなぁという満足感がある。もったいなくて、少しずつ読んだ。この作者の他の本も読んでみようと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

日本らしい自然の四季を感じながら読んだ。私も日本人なのだなあ。このぐらいの時代だとちょっとした怪異に驚いたりしなかったのかな。狸の恩返しに暖かい気持ちになって、葡萄の話で少しだけ恐怖を感じてしまった。ちょっとびっくりしそうだけどこんな生活してみたいって思いました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/20

派手さはないけれど日本古来の凛とした美しさを持つ自然を感じながら読んだ。ふきのとうを軽々と持ち上げる小鬼や、衣を取り戻しにくる河童など、どこか愛嬌があり、でも踏み込みすぎてはいけない恐さを感じた。ラストがまた良い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/20

読むごとに物語の世界へ深く魅入られていくような感じが妙に心地よかった。 全体を包み込む静謐な雰囲気にいつまでも浸っていたいと思いました。 どこまでも優しい怪異ってあるんですね。 季節の移り変わりの中で怪異を含んだ何気ない日常が征四郎を通して淡々と語られていく。 草木の精霊や河童や人魚が庭に出没しても、家の掛け軸から亡き親友の高堂が現れても、征四郎はごく自然にすんなりと受け入れて暮らしていく。 この大らかさがいいなぁ。  大らかさがあったからこそ全ては繋がり征四郎は見ることが出来たんだろうなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/20

「自分の中にある以上のもの、または自分の中にある以下のものは、見えぬ仕組みなのだ。」高尚でも低俗でもない。そんな人たちが住まわる不思議な世界。舞台が地元で驚いた。ちょっとゴローを探しに散歩してみようかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 01/17
テンテン
ゴローによろしく(笑)
ナイス!ナイス! - 01/23 23:03


とても良い雰囲気のお話でした。古き良き日本を感じる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/16

この世とあの世が渾然一体となって、まるで空気みたいに、あちこちに不思議な怪異が満ち満ちている。それは少しも恐ろしいものではなく、どこか懐かしくて愛おしい。ひと昔前の日本では、そこここに普通に存在していたのかもしれない。あたりまえの日常として、すべてが受け入れられていたのかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/16

さらさらさら…っとあっさり読み終わってしまった。これは、もっとじっくりゆっくり味わい尽くさなければもったいないほど滋味深い小説だったと気づき、さっそくこれから再読します。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/14

年の初めに読むと清々しい気持ちになります。何度も行きつ戻りつしながらゆっくりと読みました。四季や自然(動植物,そして……!)や人がとってもみずみずしくてさわやか。文章も端正で,夏目漱石の『夢十夜』を思いだしますね。異界と現実の境目…どこにいても自分らしい綿貫と高堂のやりとりもいいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/11

これは一体どのようなおはなしだと紹介するのが分かりやすいのだろうか。一人の物書きの静かな日常のおはなし。ときどきその家の中や庭にはふだんわたしたちが見ることができない幽かな生きものたちが訪れる。植物とも通じ合うことが叶い、仲介の上手な犬が手助けをしてくれて、あちらの世からの友人とも相変わらず軽口をたたき合う。日本人にとっていいなと感じさせてくれる暮らしがある。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/10

読友さんお薦めの一冊。文庫の裏のあらすじを読んでも、さっぱりどんな物語か見当つかなかった。とても綺麗ですねー。津々と降る雪のごとく、豊かな情景がスーッと胸に染み込んできます。河童や天女など摩訶不思議なもの達を受け入れてしまう魅力を持ったお話でした。何よりゴローの存在感がいいなぁ。足早に読んでしまったのが悔やまれる…。今度再読する時は、じっくりと世界に浸って、心穏やかに読みたいなぁと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(3) - 01/10
らんばーる。
楽しんで頂けたようで幸いです。こんな本をオススメするらんばーるさんは心が綺麗な人に違いない!
ナイス!ナイス! - 01/11 12:25

フジコ@福岡オフ会参加者募集♪
らんばーる。さん>ほんと、聖人のように心澄み、仙人のように霞みを食べて生きている人に違いない!らんばーるさん尊敬!!…っていうのは冗談でw教えてくれてありがとう(v^-゚)また時間をとって読み返します♪
ナイス!ナイス! - 01/11 12:40


新年早々、素敵な本に出会いました。舞台は解説にもあるように明治期後半の京都でしょうか、売れない若き物書綿貫が亡き友高堂の実家に「家守」として住まい、身辺におきる出来事を書き綴った28篇の物語です。どれもタイトルには植物名が付けられ、京都・滋賀の自然やまち、食べ物など、風土や四季の移ろいを堪能できます。また、謎に満ちたでも興味深い人達、河童や狸超能力犬なども登場します。と書くとバラエティ小説と思われてしまいますが、表紙絵の日本画のように、和心を味わい、静かで優しい気持ちになれる感動の書物です。お薦めです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/09

とても和んだ。狐狸に化かされたり小鬼と出会ったりする少し不思議な世界なのだけれど懐かしさを感じる。解説にもあるように日本人のDNAに響く作品です。時折描かれる飼い犬のゴローとその行動を見つめる綿貫の独白も面白い。そして、個人的に一番ツボだったのはサルスベリ。ダァリヤに嫉妬して機嫌を損ねたりする姿がとにかく可愛いのです。画像を検索してみると花がとても可憐でイメージ通りでした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(4) - 01/09
fubuki
私も、サルスベリファンです(笑) 女心だなぁって、感心してます。
ナイス!ナイス! - 01/11 23:30

とち
fubukiさん> 他の子を褒め称える話を読み聞かせられたらそりゃ怒っちゃいますよねぇ。でもその仕返しの方法が可愛くて好きです。
ナイス!ナイス! - 01/12 05:48


この本の中のような、現実的で確かな自然と幻想的で曖昧な出来事や生き物が溶け込んだ世界は、どこか郷愁を誘うものがある。この世界観に、主人公、綿貫征四郎の飄然としているが一本筋の通った態度と、のんびりとした語り口によって、引き込まれてしまった。家を守るということは、周りに広がる生活、ひと、生き物を尊重し、共存することなのだろう。それにしても、飼い犬ゴローが賢くて、可愛くて、犬、買いたいなあ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/08

草花や周囲の人や動物たちとの関わりは、例え煩わしい事があったとしてもそれを優しく受け止めていく。本来なら高堂さんが守るはずだった家。彼は征四郎の姿を見てどう感じているのだろう。征四郎で良かったと思う反面、寂しさも感じているんじゃないだろうか。全てと共存しているようで、生あるものとそうでないものはどこか違う。何か変な感想になってしまった。高堂さん、また来るよね? 
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/08

かっぱと花!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/08

ふと、何かを忘れているような不安な気持ちにかられるときがある。この物語は忘れていた何かはこれですか?と問いかけてきた。答えはわからない。 そして、これは孤独と死にまつわる物語だと思う。「優しい」はそう簡単なものではない。 私の行きたかった場所に連れて行ってくれた一冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/08

世界観がツボだった。掛け軸の風景から友達が来るなんて
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/05

人外の物に好かれたり縁があったり、高堂さんのいうことに妙に素直だったり(「おまえはヤモリだ。人だった夢を見ていたんだ。」と言われても納得はできないしょう。)と綿貫さんが心配になりました。綿貫さんと高堂さんの会話がどこか微笑ましく、微かに切ないです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

文庫で再読。日常に紛れ込む出来事を、普通に受け入れるところが大好き。信心深い狸と終盤のセリフにほろりとくる。何度も読み返したい1冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/02

【★★★☆☆】おちゃめな(←ここ重要)「異界」と混じり合った「日常」っていいですね。耽美とまでは言えなかったけれども、「昔は自然がいっぱいで想像力を掻き立てられ、陰と異界が近かった…」といったお馴染みの(往々にして思い込みたっぷりの)言説にみられる憧憬さを呼び覚まされますな。なかなかほっこりした心地よいお話でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/31

【再読】サラッと読んだときは、「葡萄」の章は分からなくて読み切れなかった。今改めて読んで、再認識。いろんなことがあった2011年だったから、征四郎がカイゼル髭たちに「家を、守らねばならない。友人の家なのです」と訴えるところは、何度読んでも涙ぐんでしまう。何かを守るために、誰かに主張したことなんて、なかったなぁ。ましてや、家を守るって、大きな出来事だもの。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/26

一昔前の夏目友人帳とかHolicとかそういう雰囲気の物語(なんて書いたら怒られるかもしれないけど)。とはいえ、やはり読みどころは風景や不思議なものたちのきれいでいてどこかはかなさがある描写や端的な会話。私と高堂とのやり取りがHolicの四月一日と百目鬼のやり取りを彷彿とさせる。というようなことを考えると、少し前の作品ながら現代にも通じるものがあるんだなぁなんて。最後の「葡萄」の終わり方はなんか感慨深かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/26

どうしても読みたくなって2冊目買ってしまった
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/26

3.5 何とも不思議な世界にワープできる貴重な本。古風な文体にとまどうが、だんだんはまってきて、心地よくなる。いろんな引出しを持ってる作家なんだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/25

再読。「どうでも自らの真に浴するところに身を置くべき」という事と「係累を持たない」が同義なのが、寂しい。何故妻子の面倒が煩わしい事、心身の自由を束縛する事になってしまうのか。気働きのする隣のお上さんやサルスベリやダァリヤの君がいるからいいのかな!?好条件の見合い話を断るなんてもったいない。大気が大きく乱れるとあちらの世界が顔を出す、高堂もやって来て家守の仕事を助けてくれる。渡りに船の話、ゴローに食わせてもらってる、家の風紀を守ってもらってる。どうみても弱弱しい綿貫なのに、信心深い狸の背中をさすってやったり
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 12/24
テンテン
どうみても弱弱しい綿貫なのに、信心深い狸の背中をさすってやったり、清貧の中で自分の精神を養おうとする強さがある。続編希望、高堂を主人公にあの世から見たこの世とか、葡萄を食べようと思った心境とか知りたい。ゴローが主人公の続々編も希望。ふかし芋をめぐるゴローと綿貫の関係が呵々大笑。
ナイス!ナイス! - 12/24 11:34


これ大好きだ。二十八編から成る連作短編。庭に村に、四季を彩って育つ植物はどれも鮮やかで、さらにふらりと現れる面妖な者達が面白い。「言われてみれば、そんなものか」で奇怪な出来事を片付けられる綿貫の存在が、この存在しないはずの郷愁を誘う。綿貫とのなぜか温かい雰囲気な旅の最後は、「家守奇譚」の意味を象徴するもの。最後まで心が留められたままだった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/23

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家守綺譚の 評価:69 感想・レビュー:473
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