りかさん (新潮文庫)

りかさん (新潮文庫)
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りかさんの感想・レビュー(1022)

リカちゃん人形ならぬ人形のりかさんと、りかさんをおばあちゃんから譲り受けたようこのお話。「からくりからくさ」を読む前にこちらから読むのをオススメ。ようこ=蓉子。梨木さんのお話の底に流れる物、書きたいことへのエッセンスが詰まっていて初読以来何度も読み返しています。他の人形、他の存在とのやりとりを通して成長するようこの姿と、それを導くりかさんのコンビが素敵すぎる。新井素子さんの「くますけと一緒に」もそうだが、こういう少女とそれを見守る人形物には何か不思議なロマンを感じる。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/14

私はからくりからくさから読んだくち。中学生?の頃読んで以来の再読。全体的に微笑ましく、穏やかかつ爽やかな物語。ようこの年でもわかるように語られてはいるけれど、大人になっても胸に響く「魔法の言葉」が各所に散りばめられた素敵な本。良質の児童文学とは、子供に夢を、大人に感動とあたたかさを与えるものだと実感しました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/14

不思議な力を持つ人形「りか」さんとおばあちゃんに導かれ、心を磨いていく「ようこ」のお話し。巻末にある書き下ろし作品「ミケルの庭」には成長したようこが登場します。成長したようこの言葉にぐっときました。とってもステキな大人になっています。なんだか嬉しかったり、そしてまた自分も、彼女のような考え方が出来る人間になりたいと憧れたりしたり。次は「からりからくさ」を読みたいと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

人形が術を持っている。という設定に、とても惹かれました(σ≧▽≦)σ

おばあちゃんに「りかちゃん人形が欲しい」と、おねだりした、ようこにプレゼントされたのは市松人形の「りかさん」だった。心の通じる不思議な人形りかさんと、ようこの人形に纏わる不思議なお話。最後にのっていた「ミゲルの庭」は、少し難しく感じたが他の人たちの感想を読みつつ「ようこ」=「蓉子」。アビゲイルで、りかさんが荷った物をきっちり治めに行っているのね。 からくりからくさ~も是非とも読んでみたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/30

再読。良い本、色々と考える。「からくりからくさ」とセットでどーぞ。男の子でしたので人形に抱くイメージと言えば未だに「怖い」ばかり。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/21

からくりからくさに纏わる物語。「りかさん」は容子さんとりかさんの出会いの物語で「ミケルの庭」はからくり~の後日談。生と死と“可愛い“とは何か?という気持ちの在りかを解き明かすお話だった。梨木香歩の書く女性や少女は生々しい不安定要素を抱えているのに、少しもどろっとしていない。光や空気や温度は感じるけど匂いがない。それがとても清潔な感じがする。思春期に読んでおきたかった作品だな。なんだか口惜しい。りかさんと容子さんと麻子さんの距離感と関係性が好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/14

表題作の『りかさん』。小学生の頃に一度読み、面白いなぁと思った…のですが、読み返してみると、当時の自分が読みこぼした言葉のあまりの多さに驚きました。沢山の登場人物(人形?)にまつわる様々なエピソードを軸にくるくると展開する話。その傍らにちりばめられたいくつもの言葉をかみしめながら、じっくり読んでほしい作品です。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/07

表題作の「りかさん」。衝撃的でした(^^ゞ 「リカちゃん人形」を欲しがっていたようこのもとに、おばあちゃんから人形のプレゼントが届いたが、それは「りかさん」と名付けられた日本人形だった……とは!!ようこの気持ち、お母さんの気持ち、おばあちゃんの気持ち……どれも想像に難くないから……目が離せませんでした(^^ゞ
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/06

再々読。初めて読んだのは小学五年生くらいのころかな…?あの頃は読み流していた、本の中にちりばめられた沢山の言葉が心に積もりました。これまでも、これからも私の中では大切で特別な一冊です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/29

人形の語り!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/23

再読。『からくりからくさ』のプロローグとエピローグ…といった感じ。りかさん、背守の君、汐汲み、アビゲイル、マーガレット、キリム、草木染…麻子さんの言葉を抱きしめながら、『からくりからくさ』も読み返そうと思う。この本を読むたび、子どもの頃、亡父の実家でもお雛様と一緒に藤娘や汐汲みなど、ありったけの人形を飾り、絹糸を巻いた手まりが飾られていたのを思い出し、なんとも言えない気持ちになる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/18

「リカちゃん」が欲しいと頼んだようこに、おばあちゃんから黒髪の市松人形、「りかさん」が贈られた。りかさんは人と心を通わせる術を持っていた。りかさんに導かれながら、ようこは古い人形たちの心を見つめ、優しさで包み込んでいく。ようこは、そうやって少しずつ心をしなやかに成長させていった。 書き下ろしの『ミケルの庭』も巻末にあり、これは『からくりからくさ』と会わせて読むと、蓉子たちとの繋がりが感じられる作品。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/18

再読。「からくりからくさ」に繋がる伏線がちらほら。絡まりあって、積み重なって世界は繋がっていく。連続ドラマを途中から見はじめたような置いてきぼり感があった「ミケルの庭」も「からくりからくさ」の後日談として 読むと理解できる。人形にも人間にも植物にも何にでも歴史というのはあり、その歴史を感じながら敬う気持ちを忘れずに。子供の頃にりかさんがいてくれれば、もう少しまともな人間になれていたかもしれない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/16

「ミケルの庭」で自分を責める紀久さんへの蓉子さんの言葉に感動しました。その「失敗」もミケルの成長の為に大切な事だったようで、蓉子さんのおばあちゃんの「因縁も結局、縁だからね、なにがどう翻って見事な花を咲かすか分からないもの」という言葉が思われます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/15

★★★★☆・解説を先に読んでもいいかも。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/15

★★★☆☆ 再読。これ一作品だけではあまり思い入れはないけど、「からくりからくさ」と前後して読むと気持ちがしっとりする。何かが繋がっていくような感覚。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/11

ようこのおばあさんの話す言葉に共感を覚えることがある。 「ミケルの庭」で、赤ん坊の視点に立った部分がとても良かった。 自分が子供だったら……そうに感じるかもしれない。 そううなずく部分がちらほらあったし、実際にその場面を体験したことがあるとも感じた。温かみがあるから、好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/07

人や人形、いろんなものにはいろんな歴史があって、悲しいのは悲しい、どうしようもないのだけど、それすらも全部受け入れるということなのでしょうね。それこそが筆者の伝えたかった優しさ…なのかもしれません。ようこと麻子さんの言葉は、本当にその人の中心から出るものなのだと感じ入ります。濁りのない気持ちと言葉の力強さ。”ミケルの庭”の終盤には、深い精神世界(無意識)にあるであろう光と闇を見た心地です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/06

この本は児童書コーナーで発見。多分子供でも簡単に読めるけれど、こういう話だったと思いめぐらせば、人の生き方についてしばし考えさせられたり。人形のお話だけれど、人のお話として読む事もできる、心と感情をきちんと整理する方法について。そういうのを押し付ける風でもなく、ふんわりとした優しい物語がただそこにあって、読んでいて心のおちつく本でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/04

地の分は基本的に短くてリズミカルに思えて、その反対に人形たちが語り部となる部分その時代設定にあったものになるために小難しい言い方になったりとそのギャップにほんの少し戸惑った。でもその分「ああ人形は生きているのか」と思わせられた気がする。最初読んでいてまるで自分がようこになった様に思えて、なんでだろって考えた時文章が柔らかいからかなあって思ったり。“りかさん”を読み終わった時に昔姉のリカちゃんの髪を無残にしてしまったことをとても申し訳なくなった。幼かったとはいえごめんねって。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(1) - 12/03
日和日
“ミケルの庭”は“りかさん”よりももっと曖昧でぼんやりとして抽象的な話に思えた。でもその分、りかさんよりも強く引き付けられた様にも思える。解説で大きく広がる“庭”が未知の世界を示していると書いてあってなんか納得。“からくりからくさ”も読んでみたいな。
ナイス!ナイス! - 12/04 09:23


ミケルを抱っこしたいです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/23

はっとさせられる言葉に、たくさん行き当たった作品でした。そして、人形たちの過去、その身で引き受けた記憶や想いのエピソードに、胸がつまった。(特に、アビゲイル…)ただ、人と心を通わせることが出来る不思議な人形というモチーフの不思議さだけで終わるのではなく、そこに、その人そのものの生き方がどう人形に影響を与えるのか、どう、自分が生きていきたいのか、考えさせられるものがあった。書き下ろし「ミケルの庭」も、多少の恐さを覚えたけれど、とても印象に残った…。蓉子の存在に、憧れを覚えます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/16

この本を通して、梨木さんの一つのテーマとされるところがわかった気がした。これを読んでから「僕は、そして僕たちは~」を読んだら、もっとすっと心に入ってきたのかも…心に最も響いたのはおばあちゃんのこのセリフ。「澄んだ差別をして、ものごとに区別をつけて行かなくてはならないよ」 「まず、自分の濁りを押し付けない。それからどんな『差』や違いでも、なんてかわいい、ってまず思うのさ」おばあちゃんにこんな風にある体験と共に伝えられた主人公と共に、私もこっくりと頷いた。いい大人が…! そんな大切なメッセージが詰まっていた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/08

リカちゃん人形を欲しがるような年頃なのに、主人公のようこ精神年齢高過ぎやしないか……?ってのがまず一番の感想。その辺に強烈なちぐはぐさを感じる。作者の、人形に対する思いというか人形に託された(もしくは纏わり付いた)人の業に対する関心は痛いほど伝わってくるのですが、それを読者と共有するにしては、主人公に感情移入しにくいなぁと思いました。

登場人物に共感できる…というような次元のお話ではなかったが十分楽しめた。世界観が好き。はじめはお人形達の声が怖く感じたけど、だんだんりかさんのおかげで慣れてきた(笑)たまにはこういう本も読むべきだなぁと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/20

「梨木香歩」は初めてで、「りかさん」人形と少女の話です。人形には全て、その定めに従った心があり、日々を送っている。その中には、悲しい物語を守っている人形もあったりするわけです。それを良く知るおばあちゃんとの中で、少しづつ世界を広げていく少女の気持ちが良く書かれています。 私的には、あまり読みやすいとは言えない文章でした。平禄されている「ミケルの庭」も、少しシチエ―ションが複雑すぎるような気がしました。 とりあえず読んだ、といった感じの一冊でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/16

Q
「許すって簡単なの、心にもう一つ部屋を用意すればいいのよ」という、りかさんの言葉に感銘したのでつぶやいとく。イメージするだけで楽になる言葉。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/11

「ミケルの庭」について。「からくりからくさ」の続きの物語。人間の心に潜む愛情と憎しみのからくりを描いて秀逸。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 09/05

ふと人寂しい時に、ぬいぐるみや人形を抱きしめると落ち着く時がある。人形というのは、人間の心を吸い取る役割を担っているんだろうな。お話ができるりかさんとようこちゃんのやり取りも羨ましかったが、丁寧に孫娘に人形を通した人生観を話して聞かせてくれる麻子さんは素敵なおばあさまだ。|人形の本当の使命は生きている人間の、強すぎる気持ちをとんとん整理してあげることにある。"
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/01

だいぶ前に読んだことがあるが最近思い出して再読。古い人形が好きな私にはとても心惹かれる物語。ようこが「できすぎちゃん」なのが少し気になるところ・・。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/01

★★★ 人形と心が通じるお話。児童書なのにコメント難しい。受験問題に使われた? これ6年生が読んで解答できるのか?自分には無理そう。けっこう深い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/18

imo
こういうおばあちゃん好き。からくりからくさの前と後。両方とも自然に繋がってていい感じ。【自分の濁りを押しつけない。どんな『差』や違いでもなんて、かわいい、ってまず思う】
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/13

この人が書くおばあちゃんと女の子の話は、やっぱり秀逸。ようこの始まりの物語。彼女の持つ女性性は温かくて柔らかくて、「女」のプラスイメージの象徴だなあと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/12

【りかさん】☆ふんわり暖かい☆おばあちゃんが素敵すぎる☆比佐子がアビゲイルを突くシーンで泣いた☆汐汲なんていい奴☆ようこは素敵な大人になりそうだと思った 【ミケルの庭】感想はコメント欄に
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 07/22
まあ、ごゆるりと
【ミケルの庭】☆冒頭で、ミケルは女だと説明されているのに、最後まで男児のイメージで読んでしまった。『常識や慣習を馬鹿にするもんじゃない…余計なエネルギーを使うから』って納得。名付けは慎重にするべきだと再認識☆このお話の中でどういう理由付けをされているかが分からないから、マーガレットの育児放棄が許せない☆ようこは素敵な女性になったようですね☆読み進めながら、ただただ怖かった。紀久の気持ちを読み取るなんてそっちのけ。私も9か月の子の母親だから冷静に読めなかったらしい
ナイス!ナイス! - 07/22 11:27


この作家の透明感とやさしさに溢れる文章はとても魅力的。内容を知らずに読み始めたら、予想もしてなかったファンタジーで驚いた。和の落ち着いた雰囲気や、人形と共に成長していく少女たちの可愛らしさに加えて、戦争など児童文学らしからぬ重い題材も扱われる読み応えのある物語でした。どうやらその後を描いた話があるようなので、そっちも読んでみたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/12

J
小さい頃の純粋な気持ちを、今も持っていたいと思った。不思議で優しい話。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/10

こんなおばあさんになりたい! 憧れています。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/09

リカちゃん人形がほしかった主人公に市松人形のりかさんが送られてくるところから話が始まる。ちょっとしたことでも、とても大切なこともあると気付かせてくれたり、人形のもつ本来の意味を考えさせてくれたりする作品。人形のみてきたというよりも、生きてきた歴史を悲しみだけではなく、前向きになれるように書いてくれている作品だと思う。主人公のおばあちゃんの言葉や、りかさんの言葉がとてもいい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/06

再読。『からくりからくさ』に流れてゆく要素がたくさん盛り込まれていて、現実の日々にもこういった「縁」は張り巡らされているのではないか、とちらっと思う。「あの老木だって、アビゲイルに匹敵するぐらいの物語があるに違いない」。ようこちゃんのこの考えに、ああ、と合点が行く。誰にでも何にでも、歴史があり物語がある。たくさんの人の思いを受けて、それがここに存在することを想像する。尊重するって、きっとそういうことだ。それをどうしても忘れがちな自分が嫌になってしまうけれど、できるだけ心に留めておきたいな、と思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/02

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りかさんの 評価:37 感想・レビュー:187
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