砂漠 (新潮文庫)
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砂漠の感想・レビュー(4022)
大学1年のときに読みたかった…。自分自身の学生時代を振り返ると、やっぱり砂漠の外だったかなと思う。でも、社会がカラカラに乾いた砂漠か?というと、そうではなくて、結構オアシスがいっぱいあると思う。「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係の贅沢である。」大学時代を振り返ると、この言葉が真実だと思える。
前回はハードカバーを読んだので、今回は文庫本を読了。再読したことで、細かい伏線とか、いろいろ気づいたことがあって、一度目と同じくらい楽しんで読めた。やっぱこれは大学一年生の時に読んどくべきだったなぁ。今から俺は、大学を受けなおして、一年生から大学生活を、もう一度味わうのだ。。なんてことは、まるでない。
すごく学生時代に戻りたい。もっともっと無駄な時間を過ごしていれば、今の砂漠でも違った人生が歩めたのかなと思う。最後の学長の言葉(引用だけど)はよかったなー。最大の贅沢は人間関係の贅沢なんて考えたことなかったけど、ナルホドなと納得させられた。時々使われてた、なんてことはまるでない、という言い回しがすごくお気に入りだし、最後だけちょっと違ってたことに北村の成長を感じられたかな!
すっごい面白かった。たぶん自分と北村の価値観が近いからだろう。お金持ちも美人も凄いなぁとしか思わず、正義なんてなくて、全部偽善だと知っている。ウソ、特にお金のため人を騙すのは許せない。 でもその怒りを直接行動に移すことはできない。たぶん作者もそんな学生時代だったのでしょう。そしてその出来なかったことをやってしまうもう一人の人格が西嶋なんですね。中の話が一番ジンときました。そう、特別扱いしないことで閉ざした鳥井君の心を開いたんですね。西嶋君、ちゃんと心理学を勉強してしかも実行に移した。すばらしいです。
社会は砂漠、学校はオアシス。ちょうどオアシスの外れにいる僕にはよく分かる気がします。それにしても、充実した大学生活で、なんだか楽しそうで羨ましいです。かと思えば、鳥井があんな目に……ホント鳥井君偉いです。というか、5人ともいいキャラしていますよ。ただし、西嶋以外。なんてことはまるでない。という感じの語りと春や夏の巻末の語りが好きでした。あと、文中に麻雀牌があるのも新鮮でした。最後の学長のオアシスに逃げるようなことを考えるなという言葉が良いまとめになっているように思いました。
そうだね。「あ〜終わったか〜。学生時代。」って感じだね。今は砂漠に身を置いているけど、自分のそんな時代を生きてきたわけだ。久々にあいつらに連絡するか!連絡とれない奴にどうやって連絡とるかが問題だ。
青春長編小説なのだろうか。楽しい内容だけど、砂漠の中のオアシスのような、人生のある時期にだけ、存在する、それを、うらやましく見つめてしまう。無駄なことに時間を使うことが大切な時期だと思う。
以前読んでましたが内容はほとんど忘れていてまた楽しく読ませて頂きました。やはり西嶋のキャラが強烈でした。ラモーンズも麻雀のルールも知らないので、それが分ればもっと楽しめたかも。春夏秋冬と一年の物語かと思ったら4年が過ぎていたんですね。学生時代がオアシスで社会が砂漠。オアシスに戻りたいとは思わないようにという学長の言葉が良かった。
今までに読んだ伊坂幸太郎とはテイストが違う感じがした。チルドレンが少し近いかもしれないけど、やっぱり違うし、色々なことが起きているんだけど、何にも起きてないような話。それこそが青春? 西嶋のキャラクターは好きだ。
砂漠に雪を降らせる話を期待していたのですが、なんだか皆、若かったけど成長して社会に良くも悪くも順応していき、西嶋氏が提起していた問題に目そむけていくことになる。そんなもんさ。というように要約されるようで悲しかった。
麻雀、ボーリング、学祭、キャバのバイト。大学生って感じ。最後まで裏切らないおもしろさが続いた。たとえ常に意見が一致するわけじゃなくても、同じ時間を共に過ごす仲間っていいなって思えた。
登場人物の5人の掛け合いが学生の雰囲気をうまく出していました。 自分は学生時代に社会人をどうみていたのかな。 どんな社会人を夢見ていたのかな。 そんな思いに戻れた一冊でした。
口調とかビジュアルの描写のせいで西嶋がどうしても私の脳内でサンボマスターの人にしかなってくれない。それは置いといて、若人のモラトリアムを凝縮したような話でした。トラブルに巻き込まれたり、解決したりしなかったり、ままならない方に収束したり。とはいえ後半の疾走感・爽快感はさすがと言わざるを得ない。前半結構ぐだぐだなので余計に引き立ちますw
本屋に「爽やかな青春小説」と説明が添えてあった。 ふーん、結構好きだな。青春小説。 「一位っ!」て書いてあったから、読みました。 裕福とまでは言えないが、満たされた大学生の群像ストーリー。 読後感は正直、爽やかというよりは薄口な感じ。 登場人物は、あらゆる意味で才能にあふれるカッコいい若者。 モテたいとか、人間関係とか、複雑な家庭環境とか、 もっともっと、未成熟な人間の苦悩に焦点を当てればいいのにな、と思いました。 なお弁解しておきますが、伊坂幸太郎は2冊目です。別に嫌いではないんです。
なかなか、楽しく(?)読めました。そうか、学生から見たら社会は砂漠なのかぁ…。私から見ると、学生のほうが大変そうだけれど。麻雀って、今でもやっている人いるのかな???最近は、仕事の帰りに雀荘行くのって、サザエさん家のマスオさんしか知らないなあ。絶対ありえなそうな話しなのに、何となく共感してしまうこの感じ。読み終わった後の、この気分は、なんて表現したら良いんだろ?
おもしろかた!久々に爽快な小説をよみました。自分の大学生活を思い出しつつ読んでしまいました。登場人物の時折考えさせられるセリフが伊坂さんの小説では好きです。
伊坂作品は、よくも悪くも軽快で、すごく読みやすい。深夜に数時間かけてよんでも疲労感よりむしろ爽快感を与えてくれる。沢山の素敵な言葉とともに。
それぞれの短編が、実は一つに繋がっているところがおもしろかった。ほとんどが穏やかな話の展開だが、所々面白い言い回しがひたすら続き、読みごたえがあった。
砂漠 伊坂幸太郎さん大学の4年間のお話。砂漠は、社会を表す言葉で、学生時代はオアシス。確かに今思うと、オアシスだったかな。俺にもたくさんの思いでがある(^O^)/今なお遊んでいるのも、その時の友達だし。また、オアシスと言っても、大学生は高校じだいとは違って、砂漠にも足を少しづつ踏み入れていったしね。最初は、かなりウザい感じがした西嶋君だが、途中からはファンになってきたしσ(^_^;)そして、小説のなかに度々出てくる 「なんてことはまるでない」が気に入った。読書メーター5000人のユーザーからコメントがある
社会=砂漠で、学生時代はオアシス。うちはまだオアシスしか知らんのやなぁ。でもこの大学生たち麻雀しすぎ。うちも覚えたいなぁとか思ってしまう。なんてことはまるでない。
面白かった。無駄な時間を過ごしつつ、ちょいちょい事件に巻き込まれる大学生活の話だったけど。事件と関係ない無駄な時間の他愛もない会話が面白いと感じるのは、主人公5人達のキャラがたってるからだろな。僕である北村目線で書かれていて他の4人との距離感?みないなのが絶妙。くっつきすぎず、側にいる感じ。タムロってる感じ。青春だね〜
一回読んだことあったのに忘れてて、想定外の再読に。都合よく大事な所は全然覚えてなかったので、再読でも十分楽しめた。それにしても、伊坂作品のストーリーを忘れてしまいやすいのはなぜなのか…
大学に入学して出会った個性豊かな5人が、一緒に遊んだり事件に巻き込まれたり様々なことを経験して仲良くなって成長していく青春小説です。いくら小説とはいえ大学生ってこんなに楽しいのかと羨ましくなるぐらい爽やかでした。そして西嶋がおもしろすぎる(笑)
大学って、あっという間に終わっちゃうよなとしみじみ思いつつ、たくさん思い出を残して有意義な大学生活にしようと思った一冊です!麻雀をみんなでわいわいやりたくなりました(^^)
主人公北村、友人鳥井、西嶋の大学生活4年間の記録。西嶋のキャラ、人物が個性的で印象深い。でも私は書き方が馴染めないのでしょうね、伊坂さんの作品は合いません・・・。内容は面白いのですがいまいちとっつきにくい。他の本を読んだら少しは違うかな。発想はとても面白いです。
読了。主人公は大学生で、作中の大事な要素として麻雀が絡んでくるからかイメージが湧きやすく、テンポ良く読めた。ただ、もうひとつの重要な要素である音楽関連が自分にはわからなかった。悔やまれる。クライマックスの、春夏秋冬・4年間の大学生活・超能力の周期を符合させる展開には鳥肌が立った。作中では良く、『砂漠=社会』という隠喩が出てくる。いま自分は社会人であるから、楽しかった『大学生活=オアシス』に戻りたくないと言えば嘘になる。しかしそれではダメ。いっそ砂漠に雪を降らせることを考えてみようかな、と思った。
砂漠の
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