フィッシュストーリー (新潮文庫)
フィッシュストーリーを読んだ人はこんな本も読んでいます
フィッシュストーリーを追加
フィッシュストーリーの感想・レビュー(4468)
予想以上の面白さでした。特にフィッシュストーリーがお気に入りです。いくつかの時代が交錯して、最後繋がったときは感動しました。お礼なら彼女のお父さんに!ただ、ポテチの取り違えは全く気付きませんでした。みなさんの感想で気付き、だから今村はあのとき泣いていたんだと納得しました。
収録の「ポテチ」映画化を記念して再読。初読の感激はやはり再読では得られないもの。しかし伊坂作品は単純にトリックを楽しむだけの作品ではないので地の文の味わいを楽しむ事ができるのがありがたい。伊坂作品を読む度、毎回思うのだが、伊坂さんは自分の性別を感じさせない作家だと思う。男性作家が書く女性は大体鼻につくのだが、伊坂さんが書く女性は「会ってみたいな」と思わせる魅力がある。多くの男性作家が書く女性は「え、こんな女いるわけないよ!」とか「猫被りやがって!腹黒がっ!」と思うのに。伊坂さんは不思議な作家だ。
いつもみたいに、うわっすごいっ。とはならなかったけど、それでもやっぱりすごいなぁっと思えた。知ってる人がたくさん出て来て感動した。
動物園のエンジン、彼というのがオオカミのことであるという種明かしに気付いた瞬間何か感動を覚えた。サクリファイスでは村になんの関係もない黒澤が村の謎にどんどん引き込まれていくのと同時にきっと読者も話に引き込まれるのだろう。フィッシュストーリーでは全然違う時代の話がつながり、売れないバンドが何年も後に世界を救う、ありえない話のようだが現実になってほしい気がしてしまう。ポテチでは撮り違われた今村だが育ての親を一心に愛し、ポテチの取り違えに涙するシーンにはこの上ない切なさを感じた。
#dokusyo 1話目読了。2話目始まったところで設定ががらっと変わって、最終的にどう結びついていくんだろうとわくわくしてたら短編集でした。あまり1話目は盛り上がらなかったなぁ。2話目は普通。でも3・4話は面白かったです。まったりゆったり、ふわふわしている感じで。でもすいすい読めるところはさすが伊坂幸太郎ですね。
長編の時ほど「これすっごい面白かった!」とはなりませんでしたが、どの作品も味があって、きっと何度も読み中でまた違う味を楽しめそうと思う本でした。キリンに乗って行くから。なんて、古い映画の主人公が言いそうな台詞ですね。これが日本人の男の口からでたら、確かにどうでもよくなりそうです。
「ポテチ」が胸にのこっています。私も、あの日あの場所で、私だけではなかった事を思います。いつもながら伊坂さんの文章は、あくまで表面は穏やかでなめらかなのだけれど、その下につめたく刺々しい黒いものが透けて感じられ、かつ読後感が代えがたくすがすがしい。そして持ち味の過不足のない伏線は、これぐらいの長さだとなお活きるように感じます。この中編はどれも、いつもに比べて少し出来すぎぐらいの話運びに感じます。でも、「だから?」ですよね。
長編でも短編でも綺麗にまとまっていたので読みやすく楽しめました。しかも、別作品に登場した人も活躍し二度美味しい状態。一癖二癖ある登場人物と日常が交じり合い、不思議な世界観が醸しだされている。伊坂さんの作品は読めば読むほど癖になり、読後もイメージが頭の中に残り登場人物が1人歩きしてしまった。今回は「ポテチ」の大西さん、一番好きなキャラです。
「キリン乗ってくから!」に思わずにんまり。今村さんもいい味出してるし、やっぱり黒澤さんもいい。どれも後味のよいお話で好きです。今日はポテチを買って帰ろう。
素敵な四篇です。伊坂さん得意のどこかでリンクする物語、四篇です。伊坂好きなら知っている黒澤さんも登場します。最後に希望を残すところが伊坂さんの素晴らしさです。そしてポテチが食べたくなります。準備して読みましょう。
独立した中編四作品収録。世界や未来は繋がって、相互に関連しあって広がっていく。伊坂作品の収束の巧みさを前面に出した物語『フィッシュストーリー』が、私的には一番面白かった。どの作品も登場人物がそれぞれ味があっていいが、他の作品ではチョイ役でも、『サクリファイス』『ポテチ』でしっかり主役級もこなす、黒澤と言うキャラクターがとても魅力的。いろいろな作品を通じてそれぞれにリンクがしてあるので、それを探すのもまた楽しみの一つとなっている。繋がりと収束の伊坂ワールドは、作品を読むごとに新たな繋がりが出てきて楽しめる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 01/20
ジャック・クリスピンがここでも登場。やはり登場人物のキャラクターの濃さは他の作品と変わらず伊坂ワールド炸裂。今村と尾崎のエピソードは切ないが読了感は清々しいものだった。しかし黒澤さんかっこいいな〜。
さらっと読めて、でも満足感は大きくてなんだかお得な感じがするのは私だけだろうか。伊坂幸太郎の小説はキャラクターが本当に魅力的だと思う。飄々として実際にはいなさそうな不思議な人たちばかりだけど、急に人間らしい感情を見せて、それがすごく愛おしくなる。全てが上手くいってハッピーエンドってわけじゃなくて、しょうがないよなって諦めたりして、でも絶望でもないなって感じさせるところがさすが伊坂さん。そして解説のフィッシュストーリーもとてもいいなあ。こういう希望を想像させてくれるのが魅力なんだろうな。
良いですねえ。 ラッシュライフ(だけじゃないど)のスピンオフっぽい話でありつつ、 各話ともなんと面白いことでしょう。 ポテチ取り違え時の涙と、最後のホームランの涙がとにかく印象的。 個人的にポテチとフィッシュストーリーは伊坂作品の中でも最強のハッピーエンド作と感じました。
伊坂作品の登場人物は劣等感の一方で、ないようでいながらちゃんと持っている価値観がいいですね。そして解決しようのない矛盾を抱きとめてしまう包容力。読み終わると読者も現実の矛盾を抱きとめたり、受け流したりして生きれるようになりそうです。 一番面白かったのはやっぱり「ポテチ」。女性キャラ二人、お母さんと大西さんいい味出してますね。
どんでん返しや超展開があるわけでもないが、淡々とした感じがイイなぁと思う本。 特に最後の「ポテチ」での親子愛がグッドって感じでした。
連作でない短篇集。長編の緻密な構成、連作短編の巧みな連鎖、伊坂先生の魅力はそれだけじゃない。上手い人は何をやっても上手い。
ポテチが好きな人が多いかもしれないけれど、私は動物園のエンジンが一番好き。 期待を膨らませつつも読み手の予想を覆す展開。伊坂作品はやっぱりやめれません(^^♪
ラッシュライフに出てきた黒澤さんが出てきて良かったです。かっこいいです。4つの中で「ポテチ」が一番好きでした。今村君のハチャメチャな言動に対する大西さんのツッコミがとても面白いです。短い中にもたくさんの伏線が張られており、その伏線が回収されていく様子はとても楽しいです。
伊坂さんの作品が好きって声をよく聞くので、初めて読んでみました。すらすらと読める中にシュールなおもしろさが感じられて、ほかの作品も読んでみたくなりました。
動物園のエンジンは私にはあんまりよくわからなかった。でも、伊坂幸太郎さんは本書くときこんな感じで考えてるのかなーとも思った。フィッシュストーリーはザ・伊坂ワールド炸裂で良かった!ようやって何気なく世の中って回ってると思える話。
再読です。短篇集4話の話でとても上手くまとめられていて、個人的に黒澤さんが好きなので良かったです。泥棒の黒澤さん超好きです。キャラといい一番ですね。泥棒なのに知性を感じる黒澤さん好きです。今回の短編は2話も収録されていて本当によかったです。
どれも好きですが一番はやっぱりポテチです。「キリン乗ってくから!」の今村が好きです。映画も公開されるようですし見てみたいです。
フィッシュストーリー面白い!きれいにみんな繋がっていくのが気持ちいい!こんなにたくさんの人の人生を繋げていけるってすごい!ポテチもいい話だったし、今村さんと大西さんがいいかんじやった!
『ポテチ』よかった!!今村君のキャラ最高。ぜひキリンで迎えに来てほしいです。ラストは思わず「あ。」と言ってしまいました。フィッシュストーリー先に映画で観ましたが短くてびっくり!
フィッシュストーリーの
%
感想・レビュー:930件













































