オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
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オーデュボンの祈りの感想・レビュー(9235)

独特の世界観に圧倒・・・ファンタジックな設定がミステリーの枠組みを超えて楽しませてくれる。ただこの閉鎖的な孤島を現代社会に置き換えてみると、そのシュールな超現実的怖さに読者は気づかされる。未来を知る事とは死と隣り合わせの心理に導かれることなのだ。先を知るものとして身勝手な人間に頼られ、時として糾弾される・・・そんな<案山子の優午>という存在は、人間の心の奥底に眠る希望と悪意ではなかろうか。物語の内面を窺い知ろうとすると深みに嵌る・・・物語の温かい結末に騙されそうだが、やはり未来は知るべきではないのだろう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

伊坂さん初出の本がこのオーデュボンの祈り。吉野仁さんの解説にもあるけど、シュールだなぁ。これまで読んだ伊坂作品中でも超シュール。比べちゃいけないのかもしれないが、前期村上春樹的(大きく違うのはローカリゼイション)。時代を超越し、現実も超越した(といっても、現代社会構造を映し出しているんだけど)、でも色彩とか空気感を掴むのは上手いんだよね。未来を予知し喋る「カカシ」を一つの象徴にし、善と悪、生のテーゼ&アンチテーゼ、社会維持とそのカオスについて、思考の渦に巻き込んでしまう。う〜ん、やはりすごいぞ伊坂幸太郎!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(3) - 02/13
kishikan
そうそう!!僕も村上春樹の作品は大好きですし、伊坂も好きですが、特に「オーデュボンの・・」は、「国境の・・」「世界の終わり・・」あたりのイメージ感がありますね。本人が意識するしないにかかわらず、良いものは良い!好きなものは好きで良いんじゃないでしょうかね。
ナイス!ナイス! - 02/13 21:43

み〜ちゅん
私は村上作品より先に伊坂作品を読んだんですけど世界観が似てるな〜って思いましたね、当の伊坂さんは影響は受けてないと言われてるんですけど、どちらもはまると抜けれなくなる作家さん達なのは間違いないですよね
ナイス!ナイス! - 02/13 22:23


西
今更ながらデビュー作。解説にも書かれている様にシュールな作品でした。いくつも伏線を張り、それを回収していく感じはデビュー作からみられるものだったんですね。優午というカカシがなぜ話せたのか?説明はあったものの何だか消化不良です。場面転換も多く、離島と仙台との話がパラレルに進むのですが、最近の伊坂坂品のようなあっと驚く仕掛けがあるわけではなかったのが残念です。でも、きっと期待しすぎたんだと思います。やっぱり伊坂作品では『砂漠』が一番好きです。次点は『陽気なギャングが地球を回す』です。しばらくこの順位は変わらな
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/13

デビュー作ですよね。よしとしましょう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

外界と接触のない島、どこかズレた島民、喋るカカシ…シュールな要素がたくさんあるけれど、ひっかかるところは全て後々理由が明らかになってすっきりした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/12

随所に散りばめられたミステリアスなピースが繋がったときは興奮を覚えた。ストーリーもさることながら、時折出てくる何でもないような表現に心惹かれた。夜景とはネオンを見るのではなく、読んで字のごとく夜の景色を見るもの、というような一文にとりわけ衝撃を受けた。我々が常識として認知しているものも、結局は集団心理でそう思い込んでるだけなんだなと。荻島の言い伝えではないが、この小説こそ現代の我々に欠けているものを表しているのだ、と考えてみたり。なかなか深かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/12

友人が好きだというのを思い出して読みだした久しぶりの井坂作品。 読んだあと凄くスッキリ、爽快感を味わった。 桜がとても好きですね
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/12

デビュー作にしてなんて奇想天外な世界観なんだろう。カカシがしゃべるなんて・・・解説にもシュールとあったように、どこからこのような発想が出てくるのかが気になった。特にカカシの遊午が殺されたあたりからはペースが上がった。伊坂作品5冊目だけど、他の作品とのリンクに気づけないのが残念。解説を読んでから「そうだったんだ」と。今更ながら、お気に入り作家として定期的に読んでいきたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

島に足りない物は何か。未来を知るカカシのヒントで物語は進む。非日常的な世界観がRPGを解く自分とダブってみえた。結末が美しい。桜が美しい。可能なら島を訪れてみたいものだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

初伊坂作品。鎖国の島とその住人達の生態は思い切り空想的なのだが、伊藤の会話のセンスがそれを日常的に感じさせる。日比野との会話、彼に対する心の変化がとても好み。カカシが殺された後は(城山を絡めた)展開に引き込まれ一気に一晩で読めた。いやあ、城山にまつわる全てが胸クソ悪すぎて最後は非常に清々しかった。それと島の言い伝えの答えに満足。全体的には伊藤のようにさらっとした印象の本作だけれど、ラストの優午のエピソードでわりと感情移入していたんだなと気づいて思わず夜中に微笑んだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/11

良かった。何となくだいぶ昔に読んだ、村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』をもう一度読みたくなった。(個人的なイメージが似ている?)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/10

最後がカタルシス。 桜が好き!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/10

読み終わったー!なんか、すごくほかほかな気持ちになった!この本大好きだ!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/10

読んでて心地いい作品。特に読みたい本もなかったので、鞄に入れっぱなしにしてたこの本を5回くらい読み返した。何回読んでも引き込まれる作品。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/08

100年を生きた未来を知ることができ、そして話すことができる案山子が何者かに殺された(壊された?)…一応ミステリーに分類されているみたいだけど、何かファンタジーのような印象。 伊坂氏のデビュー作だが、強烈なキャラクターのオンパレード、時代を超えた伏線と現在の氏の作風は既にこの時に確立されてたんだね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/07

うーん?
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/06

優午はどのような気持ちでその日を迎えたのかな、とか考えました
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/06

桜の最後の行動にスカッとした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

村上春樹っぽい世界観。ジャンルはミステリーというよりはファンタジー。 特に目新しい手法ではないけど、物語で序盤から書かれていた大小様々な個々の出来事が、徐々につながっていく様は圧巻。 文章にクセがあって、結果を書いてから、そこに至る経緯を説明していくという記述が多いので、最初のウチちょっと戸惑うかも。反面回りくどい説明を待たずには済むので、これは好き嫌いの分かれるところか。面白かったけど、最後にもう一波乱あるかと思っていたので、若干拍子抜け。そのあっさり展開も胸のすく書き方だったのでやはりOKか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

預言者だったカカシを殺した犯人探し。ときには頭が混乱しながらの推測で最後はすべてが繋がったときの高揚感を楽しめました。島の足りないもののヒントは日比野と伊藤の会話の中にもあったんだ。女の子の地面に耳をつけるしぐさも。轟の目線も。ひとつも無駄なく繋がってたんじゃないかな。凄い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

城山の結末は予想通りだったこと以外は、続きが読みたくて読みたくて仕方がなかったので、今まで読んだ伊坂作品の中で、一番良かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

伊坂さんの本はたくさん読んできたがようやく読んだデビュー作だった。他と遜色なく面白いが、いろんな話や主題が入り交じってちょっとごちゃごちゃした印象。ミステリー色が強いような気もする。後な作品の方が文章だけで読ませる力があると思う。とはいえ一気に読めたし警句的な言葉の数々も素敵です。 「誰も止められない、ということだ」 「何をだよ」 「悲しい結末に向かうことをだ」(p.175~176)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

読み進むにつれ、いつの間にか主人公と一緒に島の奇妙なことが普通のことに思えてくるから不思議。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

カカシは100年もの間人間の醜さを見てきてうんざりしただろう。うんざりすることばかりだっただろう。カカシの言葉に踊らされる人間達の滑稽さと醜さが印象に残った。伊坂さんの作品はゴールデンスランバーも読んだけど、私はこっちのほうが好きだなと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

再読。より物語の深さに気付いた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

未来が予知できる喋るカカシ。殺人を許された男。嘘しか言わない男。謎の島で起こる非日常。主人公と共にありえない世界を体験し、受け入れ『非日常』が『日常』になり読みながら島以外の人間生活も十分異常であるように思えてきました。 伊坂さんのデビュー作、最初から伊坂ワールド全開で楽しめました!!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

警句めいた台詞を登場しない登場人物に言わせる、パズル的構成、この時点では細部に覗かせる程度だけど若者・政治家・マスコミ批判体勢、超自然的現象、なるほど原点っぽい。デビュー作ですべて書き切った感はしない。しかし主人公がやはり伊坂的。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

伊坂氏デビュー作の文庫版。この作品の単行本をはじめに読み、それから順にモダンタイムスまで読み、久々に文庫を読んでみた。初めて単行本を読んだときなかなか作家の世界観についていけず、ハテナな感じでしたが、順に読んでいき作家の世界観に慣れてくると、病み付きになりました。久しぶりにこの作品を読んだときに、いやぁよく出来てるなぁと惚れ惚れしました。やっぱり最後に全てが一つに繋がる瞬間はたまりませんねぇ! 全ては案山子によって導かれていたんですねぇ。純粋に楽しめる作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/02

ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/02

そのうちカカシが話すことに疑問を持たなくなったり、桜のやってる事に疑問を持たなくなっていく主人公と一緒に納得してしまいそうな自分がいました。伊坂さんの話はおもしろく、余計他の作品にも手を出したくなりました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/02

なるほど、こういう作家か。終末のフールより作家の個性がつかめた。やはりデビュー作とはそういう物か。最初に頭に浮かんだのは椎名誠のアドバード。そして星進一、藤子F不二雄のSF(スコシフシギ)、宮沢賢治、ティム・バートン。どれも全然違うのだが。現代エンタテイメントの作法に従って、ミステリー調に仕立て上げたのはもったいなかった。一つ一つのエピソードをただ空間に配置するだけの方が、この空気感は気持ち良いと思う。関連など明かさず。謎など解かず。読者なんかシカトした方が、ステキな物が書ける人だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/02

人の心に深く潜伏してる狂気とか、その理不尽な凶行を上回る、神さまの鉄槌とか。 伊坂さんの文章はとても魅力的だけど、心臓によくない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/01

デビュー作から根底に流れる伊坂節。ただ事件が起き二転三転…というよりは、閉鎖された島と奇妙な住民(案山子を含め)について淡々と記されている。城山のような気分が悪くなるような悪の存在も含め、彼の作品としては意外性が大きかった印象。そして読むのにひたすら時間がかかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

久々に再読。設定もさることながら、何気ないセリフにハッとさせられる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

再読。やっぱり好きだなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

そっか、答えは最初から出ていたわけだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

面白いと感じて読んでるんだけど、なかなか進まなくて、だいぶ時間がかかってしまった…なんでだろ??
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/27

とても不思議な世界観を堪能できる作品だった。現代という時代設定でありながら、鎖国のように閉ざされた島で起きる奇妙な出来事が、どういう風に転がっていくのか見当がつかないまま読んだ。奇妙な住民、奇妙なルール、なにより案山子なのに会話ができて、しかも未来のことが全てわかってしまうという突拍子もない設定に驚いた。伊坂作品にしてはめずらしく、徹底した悪人(=城山)も登場してどうなるか不安になったけど、島へ向かうくだりからなんとなく結末の予想がついた。荒削りな部分もあるけど、インパクト大な作品。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/27

面白い!!伊坂幸太郎らしい、昆虫的な模様の絡みあうような一編一編が最高でした。最初から伊坂ワールド炸裂だった事に更に感激しました。この世界観は止められません!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/27

面白かったです。 すごく不思議な世界で、 一人一人の登場人物がすごい頭に残ってます。 そのなかでも個人的に優午がすごい好きです
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/26

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オーデュボンの祈りの 評価:37 感想・レビュー:1689
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