黄色い目の魚 (新潮文庫)
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黄色い目の魚の感想・レビュー(1265)
キラキラしてる、とは言い難いかな。静かでチクチクして、なんでこう、「おとな」って嫌な存在かなっと思ってた高校生の頃思い出した。みのりも木島も、決して楽しい恋をしているわけでもなく、でも数年たったらなんて甘酸っぱいって思えるようになるんだろうなぁ、と思ったらこのふたりが愛おしい。通と似鳥ちゃんのふたりも気になるけど、このふたりはおとなのずるさでうまくやっていきそうな気もする。
高校生の青春に必要なものは、ほぼ入ってる。友情・部活・口うるさい親・憧れの人・まっすぐな想い…その他もろもろ。。でも、胸きゅううんっじゃないのよね。トゲトゲのチクチクかな。二人の10年。。20年後を知りたいな。
中学の時に読んで、そん時はもー前半しか内容覚えてなくて、でもなんとなくずっとひっかかってて、やっと再読。うわーこれめっちゃすき。早くも2012年のお気に入り入り。色んなメッセージが込められてる気がする。「マジになる」「人を想う気持ち」、うんうん。オセロ・ゲームの章がだいすき(^^)
一気読み。出会えてよかった。図書館で借りたけど、買ってもいい。もやもやがだんだんクリアになっていくところがいい。自分が高校生の時に読みたかったな。
文章に無駄がなく、とてもきれいだ。嫌な感じが全くなかった。話が途中で途切れることなく、少しずつ変化していく。時間のスピードがゆっくりと流れているような、ふしぎな感覚──何か大切なものを心に書き留めた、素敵な一冊。
今この瞬間、「木島」「村田」と呼ぶのが正しい。「屈折しているのに恐ろしくまっすぐで、静かなのに激しい、閉ざされているのに開けている」みのりが好きなものと好きな人を見つける物語。木島も「本気」になることを恐れなくなった。みのりは通を卒業し、木島もテッセイの亡霊にさよならした。
第1章のテッセイとリンゴを描く場面、どこかで聞いたよ~な?第2章美和子とサンカクって、やっぱ読んだことあるで。第3章悟がみのりを描く場面で確信できた。これは以前に読んだことがあるって。以前読んだ本は、この表紙じゃなかったんだ~。二度も惹かれたのは、タイトル。それなのに、どうやって終ったのかじぇんじぇん記憶がない。ちゅうことで、結局最後まで読んでしまった。二度目を読むと、似鳥ちゃんがなぜ悟と寝たのかが全く分からず、唐突に感じた。ま、そこがあって、ラストに繋がるんだけれど。
最初のほうは一人称の文章になれなくて読みづらかったけど、後半は慣れ、すいすい読めた。嫌いなことばかりのみのりが好きなものを増やしていきたいけど増やせないもどかしさに共感した。通ちゃんを好きなときは通ちゃんだけしかスキにならなかったのに木島のときは色々なものを好きになって行った。そこが通ちゃんと木島の違いだったのかな?みのりには死にたくなるものが二つあったが、その考えがまっすぐで、単純なんだけど暖かくて、羨ましかった。
「オセロ・ゲーム」がすごく印象に残った。オセロって最初に劣勢のほうが勝ちやすいよね。
同じ高校生ということもあってか、みのりの木島と似鳥ちゃんに対するもどかしさがよくわかった。みのりと木島の成長を自分の成長のように感じた。最初は短編集なのかな?と思ったが高校生になって、みのりと木島が出会って、話がつながって、いよいよだなと思った。通ちゃんと似鳥ちゃん、木島の家族、みのりの家族、美和子のその後も気になる。
私の中でみのりへの感情がはじめと終わりでは全く変わってしまった。苦手から愛おしいへ。人が成長していく姿には本当に惹きつけられる。 そのきっかけが恋って、ありがちなんだけど、青春で、甘くて、苦くて、いつまでも忘れたくない気持ちなんですよね。年を重ねるとよけいにまぶしい。高校生の私が読んだら今とは違う感想でしょう。似鳥と木島は許せんっとか言いそう・・・いや、言うね。
読み終えてしまった・・寂しい。。ずっとみのりと木島を見守っていたかったです。テッセイや通ちゃん、似鳥ちゃん、木島のお母さんとおじいちゃん・・大人になったからって、起用に生きれる訳じゃないよね。大人たちの話も聞きたかったな。
高校生のもどかしさがよく出ていて、心温まった。しかし、いろいろな人が書いていたけど、高校生の飮酒がフツーに出てくるのってどうなのかな。
うーん。これに共感するには、自分は歳をとりすぎてしまったのかもしれない。高校生の繊細な心移りだったり、傷つきやすさだったり、遠い過去のものになりつつある。もっと若い時に読んでいたら、感想もちょっと変わってきたかもしれないな。
青春小説ほど説教くさくなく、恋愛小説ほどドロドロしていない。一人称で書かれているのに、気持ちの先が読めない。どうしたいの?どうなるの?解説にあったように、読んでる間は魔法にかかっていたよう。文庫の表紙と紹介文が内容とあっていなくてイマイチ。ギャップがあっていいのかな(笑)アジカンの「サーフブンガクカマクラ」がききたくなる。
文庫版が手元に来たので再読。新刊の帯がついているので新刊文庫かと思いきや全然新刊ではないのね。小林アン&徳川勝利君の話と同時並行読書してたら予期せぬ感じに混ざってしまった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/05
高校生の私は
みのりや木島のいろんなことに対するもどかしさが
すごく理解できる。
木島が本気になれない恐さや
みのりが人に冷たくあたってしまうとこ。
切なさの中に温かみがある本だった。
一気読みしました。ページをめくる手が止められなかったです。必然的にページをめくっていた感じでした。みのりと木島の不器用だけどしっかりしている矛盾みたいだけど決して矛盾じゃないと言い切れる関係がすごく好きです。再読しても飽きないと思う。というより、いつか絶対再読すると思う。
何というか、どう面白いとかの説明はしにくいんだけど何か印象に残る不思議な小説でした。もどかしく切ないという解説がぴったりですね。う~ん、こういう小説は感想が書きにくいなあ。とにかく、なんかいいです。
なんか読んでいてしんどくなった。でも最後まで読まずにいられなかった。何か力がある小説。だれかと心が繋がれたときもう一度読んでみたい。
回りにいる大人が、妙にふわふわくらげみたいな人。テッセイも通ちゃんも似鳥ちゃんも得体が知れない。けっきょく過去になにがあったのか、心の中は見えないまま。きっとこんなことがありました、だからこんな不思議な人たちになりましたって単純なことではないんだろうなぁ。みのりと木島の学校生活は、教室や図書室、部活でのこと、友達。読んでて懐かしい。お店に行ってお酒飲んで打ち上げして二日酔いってそこまではできないよって違和感。でも読んで清々しい気持ちになれた。
最初にこの小説を知ったのは模試の時、悟とみのりの出会いの場面だった。あれから時間は経ったけど、ちゃんと読めて良かった。自分で自分のことがわからなくて、もがきたいんだけど、もがき方すらわからない。そんな2人を見るのがもどかしくて、同時にどこか痛々しくて…。それでも最後は爽やかな終わり方で安心できました。強いて言うなら、もっと早く読めれば良かったです。高校生ぐらいで読めてればもっと多くのことを感じられた気がします。
高校生って、なんだか普通にアルコール飲んじゃうんですね。「やった」とかも、そうなんですか?木島くんと村田さんのイライラ状態から「相乗効果」で「成長」していくあたりは、なんとなく共振できるんですけどね。佐藤さんの傾向かな?ラストのもっと先を読んでみたいと思わせるの。もしくは書き足りてないんじゃ?とも想わせるの。。。
サッカー部の木島悟は絵を描くのが好きだ。村田みのりは正直で潔癖な性格で毎日イライラしている。叔父のイラストレーター木幡通と仲が良い。二人は同じ高校の同級生。何となく気になる存在から、無性に気になる間柄に変っていく。その様子が、サッカーの試合や、木幡通の展覧会などを通して丁寧に描かれる。舞台は湘南。江の電が走る街。長谷や極楽寺という地名からさわやかな風が吹き抜ける。悟が言う「俺、ずっと描きたいから、村田のこと」セリフが秀逸。こんなこと言われたら女の子は幸せだね。
想像してた青春小説とは違ったけど、コレはコレで嫌いじゃない。もどかしい感じがなんとも言えない感じで…好き!けど、後々内容が思い出せないパターンな本。
再読。佐藤多佳子は高校生とか大人になりきれていない子達を書くのが上手い。
テッセイにとらわれて絵を描き続ける木島と通ちゃんという自由な人の元でちょっと自由に育ってしまったみのり。外から見ると二人ちょっとひねくれて見えるけど、その二人がお互いに辿り着くところがいいなあと思いました。
未成年飲酒反対!(笑) お酒を飲み慣れた風の二人に、どうしても違和感を払拭出来なかった。せっかく爽やかでみずみずしい作品なのにな。不器用なみのりが可愛い。
木島の描く絵の具の色が心に残るような作品でした。人を好きになることで世界が広がる感覚をしっかり感じさせていただきました。とても好きです。
読破。前から表紙を見る度に惹かれてはいた本。表紙のイメージからもっと爽やかな内容を想像していたけど、その辺りは若干ハズレ気味。タルイ男の子と不器用で真っ直ぐな女の子の、酸っぱ甘な物語です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/24
帯を見て甘酸っぱい感じの青春物語かなと思って読み始めたけど、それだけじゃなかった。とても好きな一冊になりました。うまく言い表せないけど、人にしろ物にしろ、ただ「好き」というだけじゃいかない気持ちをうまく表現してくれたって感じ。私は絵は描かないけど自分の好きなもの、人にまっすぐに向かっていこうと思えた。
黄色い目の魚の
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感想・レビュー:282件















































