警官の血〈下〉 (新潮文庫)
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警官の血〈下〉の感想・レビュー(533)
上野の孤児、退役軍人、赤軍派の事件など時代を感じる場面に、当時を思い出し心が震えた。 過激派のために人生をなくした若者が確かにいたのだから。 未読のかたは、お薦めします。
未解決事件が解決するだけの結末だと思ってたのに、善悪感に家族を持ってきて1人の人間に問いかけるんだから。ずるい。 切なすぎる、最後の数10ページでかなり胸が痛くなった小説でした。 警官として生きるには上司との関係、社会との軋轢でグレーゾーンに踏み込まないといけないのはわかるけど、やっぱ警察は絶対正義であってほしい。
渋い大作であった。3代続く警官の物語で、それぞれが経験する 事件を、時代を背景に描かれていく。自殺とされた初代の事件に 息子、孫が迫っていく部分は読み応えあり。
淡々と続く親子三代警察官の話。それぞれの時代に起きた事件と、警官の仕事がリアルに描かれている。ミステリーもある深い内容だけど、読みやすくてすぐに読めます。オススメ♪
上巻の途中から、こいつが怪しい…と思っていた人がやっぱり。という感じでしたが、重い内容であるにもかかわらず、とても読みやすく、続きが気になり読む手がとめられなかった。時代が変われば、人の心まで変わるんだなぁと思った。続編が出ているとの事なので、いつか読んでみよう。
三代に渡る立身出世の物語かと予想していたが、見事に外れる。 警察官としての信念を貫き通した三代に渡る物語となっている。 昭和から平成にいたる事件が出てきて、なんとなく懐かしい気持ちになった。
時代が変わるという事は政治や社会や経済や年号だけでなく人間の本質まで変わるという事なんだなと思わされました。和也が今後どんな人生を歩むかが気になります
2011.11.22 佐々木譲著。(カバー) 民雄、谷中に還る。力を尽くした、あるほ立てこもり事件。一人乗り込む民雄・・・。和也も同じ道。捜査四課、組織暴力。密命、堂々たる完結篇。(解説=吉野仁=文芸評論家) 60年間、三代。国産警察ミステリー史を飾る。2007、「このミス」一位。『笑う警官』→『うたう警官』。北海道警察、裏金問題「いくらなんでもそこまでのことはないだろう」驚き。『制服警官』(新潮文庫)、『警視庁から来た男』(ハルキ文庫)。4作目が『警官の血』だった。上野も谷中も神聖。生きる者も、死んだ者
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(14)
- 11/22
i-miya@灯れ松明の火
行く先、浅草だ。豊島区役所。マージャン、仕事だ。高級マージャン。高性能排気システム。無煙焼肉店。星野という男。池袋興信所。星野、いい顔したい。顎で刑事を使っているところを見せる。七万損、いたいだろうに。由香に負けている。城ヶ島まで1時間30分。中古クルーザ、入手。いわくつき。日曜日、加賀屋。三軒茶屋停車。セダン。覚悟も決まった。
ナイス!
-
11/25 07:34
行く先、浅草だ。豊島区役所。マージャン、仕事だ。高級マージャン。高性能排気システム。無煙焼肉店。星野という男。池袋興信所。星野、いい顔したい。顎で刑事を使っているところを見せる。七万損、いたいだろうに。由香に負けている。城ヶ島まで1時間30分。中古クルーザ、入手。いわくつき。日曜日、加賀屋。三軒茶屋停車。セダン。覚悟も決まった。
ナイス!
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11/25 07:34
i-miya@灯れ松明の火
4. 翌日、月曜日。安田、みすじ通り、赤城。古物商。星野の興信所。まってろ。CD、誰も寝てはならぬ。浅草。川越街道、コンビニあれば停めろ。浅草、雷門通り(P350)、ジュラルミンケース。権之助坂、集合住宅。江藤が豹変した理由。安田。中野警視長-愛宕署長。久保達明-公安二課長。オウム情報でストップすれば起きなかった。早瀬勇作。早田泰紀。パチンコ、してろ。 (読了、2011.11.24 2330)
ナイス!
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11/25 07:34
4. 翌日、月曜日。安田、みすじ通り、赤城。古物商。星野の興信所。まってろ。CD、誰も寝てはならぬ。浅草。川越街道、コンビニあれば停めろ。浅草、雷門通り(P350)、ジュラルミンケース。権之助坂、集合住宅。江藤が豹変した理由。安田。中野警視長-愛宕署長。久保達明-公安二課長。オウム情報でストップすれば起きなかった。早瀬勇作。早田泰紀。パチンコ、してろ。 (読了、2011.11.24 2330)
ナイス!
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11/25 07:34
上巻に続き下巻も一気に読んだ。3代の親子の警察官を駐在所、公安及び内定捜査をそれぞれの役割にして生きざまを描いている。そして警察官とは何かを問いている。読者を引き込むストーリの展開で飽きさせない。そして祖父の時の起きた殺人事件や祖父の死の事実が最後孫の代で明きらかになる。 最近続編が出たとのことで楽しみである。
上巻に続いて、けっこう重い内容の話が読み手を引き付けて、読む手を止めさせない。祖父、父、そして孫へと受け継がれる警官の血。本当の警官とは、…三人が警察官の生きざまを見せて繋いだわけではないのに、同じような芯をもって警察官人生を歩く。何とも長い時間をかけて繋がっていく。これに続く『警官の条件』も是非読むべき。
ズシッときました。三代続く警官大河。時代背景がリアル。自分の知らない時代の匂いを少しは嗅げたような…。子が、父と同じ職業である警官を選ぶことの意義。脈々と受け継がれて行く血。とにかくリアル。派手さはない。でも読後悔いなし。さあて、警官の条件にいくか。
どちらかといえば淡々とした描写で時代が経過していくのに、どうしても頁を捲る手が止まらず、気付けばあっという間に読了という不思議。戦後の混乱期から平成へと移りゆくその時代の描写も興味深かった。民雄の最後には深い悲しみ。祖父、父、そして和也、三人三様、生きた時代による考えの違いはあれど、そこに確かに受け継がれる警官の血。
混沌としかし何処か定まった方向へと動き行く時代を3代の家族により透かし見るような感覚に囚われる。動機や理由が弱いような気もしたけれど、それは現代の私だからそう思うんだろうな。読後はなんと言うか…寂寞を感じ、…正直、とても疲れた。次は感情を容易に処理できるような文字を読んで、一息つこうと思う。
想像していたより軽かったのは文章の密度の問題か、複数の事件が併行して起こる分散漫になるからか。期待しすぎた分、若干の肩すかし感が…。よく出来ていて充分面白いし戦後から現代の生活・風俗・組織の雰囲気の変遷を辿るのはとても興味深くて楽しかったんだけど。ミステリー的謎解きに主眼を置くと見せかけて本質はそこじゃないというパターンの小説は、面白いけど若干カタルシスに欠けるな…。とはいえ、罪の相対性の問題について読者に提示し、三代目にして清濁を乗り越えて逞しく生きていく様を描くラストは大変秀逸な幕切れだと思いました。
【再読】親子3代、似ているようで、違う形で警察の仕事をし、祖父の代からの事件を孫が解決するというのが大まかなあらすじだとは思うけど、時代背景が刻々とかわるなか、それと絡めた描写がよかった。まぁ、3代目が祖父・親のときの問題を自分の身分保障のカードにするところなんかは、なんとも、まぁ、って感じはしましたが。
戦後から平成の時代へと3代にわたり受け継がれた思い。祖父の死の真相、父の死の真相、生きるということはきれいごとだけではなく、汚さも飲み込まなければならない時もあると改めて思い知らされた。
警官の条件を読む前に復習。祖父は●●に殺され、父は●●に壊され、和也は●●を利用する。三代とも同じ警官でありながら道筋が似て否になる。時代背景がはっきり描かれているので当時の情勢と合わせながらリアリティーのある物語が重さと息苦しさを感じさせながら勢いをもって読ませる。真犯人は上巻の清二の時点で大体分かってしまうが、主体はそれを問題としない。社会と正義と理想と現実が何かを問い、郷愁を感じる良作☆4.5
すごく読み応えのある小説でした。親子三代の警察官が関わる事件がそれぞれの歴史的背景としっかり絡んでいて、真ん中にはしっかりとしたテーマが通っている。これぞ「大河」!
読みごたえがある本。メインの事件については早い段階で犯人が示唆されているのに、動機等が少し物足りなかった。警察の在り方や相対的な判断の仕方には説得力があった。
たまたまドラマを見て、面白かったことを覚えています。その後、文庫を見つけ、ドラマの記憶も薄れていたので、読んでみました。親子孫三代に渡って、警察官となった安城家の男たち。昭和の戦後の混乱期から高度成長期を過ぎた平成までを舞台に、彼らはそれそれの時代が抱える問題を解決するための任務が与えられます。そして謎の死を遂げた祖父清二の死の真相を子民雄、孫和也は追い続けます。読みながら、ドラマが原作に忠実に作られているなと思いました。警察小説でもあり、大河小説でもあるという、非常に良くできた作品だと思いました。
最後に初代の死の真相が明かされるだけでなく警官の職務に関するある視点が提供され、その視点で改めて振り返って見てみるとそれぞれのエピソードの中に警察官としての葛藤があるんだなと感じた。
父、息子、孫の三代に渡って警官という職務を描いた小説。親子三代、それぞれ異なる形で、警官という職務に奉じた彼らの生き様は警官モノが好きならば外れはないように思われる。ミステリ、サスペンスものと考えるとちょっと物足りない気もするが、読後には、タイトルの警官の血という言葉が、凄く重みのある言葉のように感じられる。
親子三代続く警察官の話でした。学生運動 内偵 戦地帰りの事が興味深く読めました。警察官本人はもちろんの事、それを支える家族の大変さも感じた。
三代に渡る警官一家の大河小説。面白かった。初代と二代目の奥さんがちょっと可哀想な感じ。初代に比べて二代目が残念な感じ。三代目は恐ろしい感じ。
下巻は民雄とその息子の和也の物語。 最終的に事実が何なのかとうところが少し複雑でわかりにくかったような・・・。 個人的には民雄編が一番おもしろかったです。
いやあ、面白かった。クライマックスは、現代の正義と悪の相対的なバランスの難しさをみごとについた締めとなっていて、読後感に何かしら不思議な感覚が残る一冊。
戦後から昭和、平成と時代が進んでいく中、歴史でしか知らない部分はフィクションなのかノンフィクションなのかわからなくなる。三代の警官の中でも歳の近い和也が印象的だった(最後に読んだということもあり)。現代の警官らしく頭も足も道具も使って、すすんでいく姿は最も高学歴でありさすが!長かったけど素晴らしい小説に出会えました。
和也のふてぶてしさが実に良い。確かにミステリと銘を打つと若干物足りなさを感じるが、親子三代に渡る職務に対する覚悟はなるほど警官の血なのかも知れない。良書。
親子3代にわたる警官の物語。戦後~学生運動~暴力団と時代が変わっていく中で、一つの事件の真相がついに白日のもとに。3代それぞれが同じ使命感を持ちながら違う性格ってのが面白かった。
好感の持てる良著。学生運動や内偵など、序盤の交番勤務からはかけ離れた展開をするのも面白いです。ただ、ミステリとしては『真犯人』の臭わせ方が露骨なので、どうやって終局を迎えるのかを考えながら読み進めるのが面白いかもしれません。
親子三代に渡る警察官の人生を描いたミステリー。昭和の戦後の貧しい時代から始まって、上巻のラストまでじわじわ盛り上がった。はやる気持ちを抑えて下巻を読み始めたのだけれど……あれ、なんか身が入らない。三代目も、警察内で二代目と同じ仕事をしている時点で、冷めてしまった。ラストもやや拍子抜け。正義を貫くのではなく、迎合して生きるのともまた違う。すっきりしないが、これはこれでいいのか?
警官の血〈下〉の
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