スクールアタック・シンドローム (新潮文庫)

スクールアタック・シンドローム (新潮文庫)
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小説
舞城王太郎
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日本文学
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短編集
舞城

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スクールアタック・シンドロームの感想・レビュー(612)

「タンブラーで飲んでみても酒の味なんてし~や~し~ない~」(←好きだ)

冒頭から異常な状況ぶち上げても白けさせずに持ってく勢いが良い。文体のせいか、異常状況が雰囲気の一部になってる感じする。しかし思ってたより理屈っぽい人だったような。間違ってるけど正しい理屈とか貫き通してくれる対話は好き。

「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」が疾走感に溢れていて妙に感動的で何だかおかしいのにすばらしかった。「つまり友情も愛情も、大部分は振る舞いとか作法なのだ」の後で、「あんたには私の身体あげるんや!心もちょっとくらいはそん中に入ってるわ!言葉くらいいいやろ他の人にあげても!」なんて言われたら泣いちゃう。他2篇は既読。「パンツ履いたままうんこもらしたら天啓が降って医学部を受験し続ける父親の話ってどっかで読んだことあるなー」と思ったら『みんな元気。』に載ってたらしい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/29

猛スピードで暴力が連鎖する表題作もさることながら、「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」が出色。ポップかつ異常な世界観に瞬く間に引き込まれる。いつものことながら、作中への口語の落とし込みが効果的で見事。ナイスグルーヴ。でもうまく終わりきれないまとめかたにやや不満も残ります。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/26

ソマリア、サッチ・ア・スウィートハートがとにかく最高だった。舞城さんの中で一、二を争う位に面白かった。虐待され続け、殺され続け、蘇り続ける必要悪の世界のゴミ箱の少女が切ない。感傷的な終わり方も良い。性善説や性悪説など色々あるけど、悪の波長システムは衰えないし、みんなトトロのような神を求めてるんだなーって思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/13

本当にこの人の作品はいつもいつも、真正面からストレートに感情をぶつけすぎで、私の心をぐちゃぐちゃにしてくれる。。。いい意味で。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(4) - 01/02
昼と夜
この文庫収録の3作品はホント出来がいいと思う。あ。でも熊の場所の収録作品も好きだなー
ナイス!ナイス! - 01/05 13:19

フジノモリ
人間らしさが滲み出てるよね。いやー、舞城さんと出会えて良かった。教えてくれてありがとう☆ 一気読みは心が疲れるので、一冊いっさつ、これからも大事に読んでいきます♪
ナイス!ナイス! - 01/05 18:27


DK
各編共に序盤でストーリィの粗筋を開陳させて、その通りに進むのに全く想像が付かない展開を迎えるという超絶技巧にはただただ感服(というか唖然)とせざるを得ない。親子とか家族とか友人とか、ありふれたテーマでありながら、相変わらずの饒舌さと規格外のパワーで別次元へと昇華させ、人間が持っているであろう絶対的な力を感じさせてくれる作品集。文章というのもまた心を動かす為の一つの力なのだろう。それが多少強引であってもね。

舞城と言えば暴力だ。暴力は伝達される。それは「殺人ノート」や「復しゅうノート」という名でこどもの描いた空想として形をとる。しかし結局は実現せずに終わる。想像力が欠如しているからだ。想像力とは、つまり思いやりの心だ。思いやりがなければ友情も愛情も振る舞えない。足りないものは想像力であり、それは創造力へと繋がる。小説未満が小説としての形をとり、≪面白い小説≫になるには思いやりが必要になる。それを説くのは、おとなだ。主人公はおとな。これは父と子の物語でもある。不器用でもまっすぐな愛。だから舞城作品には愛がある
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/21

粒揃いの短編集×3。 好きなのはスクールアタック・シンドローム。テーマがすとんと落ちたのは我が家のトトロ。面白かったのはソマリア、サッチ・ア・スウィートハート。 舞城作品の中では見た目薄口だけども伝えたいことはド直球で投げてくる良作だと思うのさ。 『暴力は伝達される。伝染と拡散。』 『大事なのは今をちゃんと生きることと、その次のことをしっかり考えること。』 『友達って不思議だ。友達になると思った瞬間に、もうある程度ちゃんとした友達なのだ。』
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/17

短編集。「スクールアタック・シンドローム」と「我が家のトトロ」と「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」が収録されています。……舞城さんはよく主人公の思考そのままを書くので、思考にページを割かれる事が多いように思います。考えてるときは動きませんから、ストーリーが大きく動くことは少ないのです。思考と結果がちゃんと書かれているからテーマとか、言いたいことはよく分かる(気がする)のですが、個人的にはもうちょっとストーリーを動かしてほしいな、なんて思ったり。そういう意味で、一番面白かったのはソマリアでした。一番
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(1) - 12/05
枝折
(途中で切れました)胸糞わるいですけど。
ナイス!ナイス! - 12/05 20:11


凄い。相変わらず、舞城王太郎は凄い小説を書くと思う。何が凄いかと言うと、全体的にぶっ壊れているのだ。現実離れしたことが起こる小説は数限りなくあるが、大体がまともな感覚の中で突然起こる奇想天外なことであるのに対して、舞城王太郎の小説はそもそもベースにまともな感覚がない。突然、何の前触れもなく理解不能な出来事が起こる、あるいは主人公が理解不能な行動に出る。そのぶっ壊れ具合は中原昌也程ではないが、・・・続きは⇒http://jin1987.seesaa.net/article/235164535.html
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/14

久しぶりに舞城作品を読んだんですが、やっぱり好き。世に罷り通る常識・綺麗事を生々しく表現して人間くさくしてくれる、その作風は相変わらずで、読み終わった後のスッキリさは決して爽快ではないけど、新しい視点を落としてくれる。好き!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/06

スクールアタック・シンドローム>なんか子育てという概念?親とはかくあるべきという概念?そういうものがもろりと剥がれ落ちた作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/03

「舞城さん、流石です。」と思える作品。スクールアタック・シンドロームは理解しやすい内容で、読んでスッキリできた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/28

舞城作品の凄さはありきたりなテーマを残酷さやファンタジーのスパイスを加え、独特の文体で描くことによって非凡な作品にしてしまう所にある。とにかく読者を『読ませてしまう』テクニックが素晴らしい。今作も読者の期待を裏切らない。表題作を含む三編からなる中編集。中でも『ソマリア…』が素晴らしい。話の流れだけみてみれば、主人公の少年が不幸な少女を救うために奮闘するという、ちょっと切ないオーソドックスな恋愛物。しかし、舞城氏の手にかかればそれはとてつもなく非道でおぞましく、かつセンチメンタルで甘い作品となるのだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/26

よく判らなかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/25

舞城先生らしい話だと思った。ソマリア~は智春をどうしても「ともはる」と読んでしまって女の子だと言う事を忘れそうになってしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/25

ソマリア、サッチアスイートハートのみ読む。それいがいは厚本で読了済み。舞城は天才だ。そうとしか思えないくらい面白い。あらゆる些細な感情をこんなにも丁寧に比喩化するのか。あるいは、出来るのか。すごい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(1) - 10/18
YUKINON
ソマリア、サッチアスイートハートは物語のある一定の所から説明できなくなる。言葉を見失うほどの理不尽で不条理な物語を、この世に存在しえないフィクション仕立てで描くが、決してフィクションといってはならない現実性が横たわっている。へんなルポルタージュよりも真に迫っていた。
ナイス!ナイス! - 10/21 10:44


ソマリア~が特に面白かった
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/15

親子愛、夫婦愛、最後の話は主人公はソマリアに対して愛があっただろうか?

舞城作品2冊目。表題作含め3作収録。表題作が一番好きかな。「我が家のトトロ」も好きだけど、『トトロ』っていう題材を使ってしまったのでハードルがあがってしまってる印象。「ソマリア、サッチ・ア・スウィートハート」は3作の中では初めて読んだ舞城さんの「阿修羅ガール」に一番イメージに近かった気がする。「愛を描く作家」と言われる理由がまだわからないのだけど…私としては「愛情を求める人間の姿を描く作家」と表現したい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/03

一話目が好き。頭がおかしいお父さん。でもちゃんと息子に愛を伝えている。舞城の書く愛の形はいびつなようでほんとはすごく単純でさっぱりしてる。3話目は切なかった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/29

ミステリー好きの私からしてみれば、スクールアタックシンドロームは学校襲撃事件も絡めて長編にすれば面白いんじゃないかなーと思った。『我が家のトトロ』は、トトロの存在についての考察が面白かった。『ソマリア~』については智春の純粋な杣里亜に対する気持ちが印象に残った。嫌いでもない人間に対して《ゴミ箱》に比喩するってところをみると、子供はやはり純粋ですね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/02

最後の最後で「あれ?普通になった?投げっぱなし?」とガクッと盛り下がる短編小説3連チャン。そこまでは非常に独特のリズム、表現、感性で引っ張ってくれるのだから、非常にもったいない。これを作風と開き直らず、弱点として克服してほしいもの。まあエンタメ小説的な読み方しかできない自分の言だけども。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/29

いつも通りの独特のリズムで、快調に読み終えた。暴力が伝染するっていう感覚はある程度納得できる事で、問題はその拡大をいかにして止めるかということ。自然に消滅する場合が多いはずだけれど、どんな暴力が伝染して、どんな暴力が伝染しないのかの見極めも難しい。そして、暴力に対する家族や友達の在り方はどんなものなのか。暴力がなくなる事は絶対にない中で、どんな存在として扱っていくのか。あっという間に読めてしまうのだけれど、考えさせられるテーマはとても重要。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/26

★★★★☆短編。表題作が一番ポップで好き。日常に普通にファンタジーが入ってるしオチは投げっぱっぽいけど全然許せる。すごい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/05

凶暴に狂ってるのと、ちょっとなんとなくおかしいのと、そもそもが狂ってるのの三本立て。凶暴なのと狂ってるのは、すごく怖い。トトロの話くらいなのはまだ大丈夫。舞城王太郎のセンスは嫌いじゃないけど絶対好きになれないなー。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/31

暴力を「いけないこと」として、ないものとして、生きていっていいのかという問題。もちろん、現実の肉体でも、象徴的にも、誰かを傷つけるのは悪いことだし、できれば傷つけられたくはない。だけど子供も大人でさえも、誰かを傷つけることを抑圧してはたしてうまく生きていけるのか?作中では様々な暴力が出てくるし、中には目を背けたくなるほど邪悪なものも存在するけど、暴力を「いけないもの」の枠に押し込めて見えないようにしてしまったら、子供は大人になれるのだろうか。大人だって、大人になれるのか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/28

やっぱり舞城好きだー。子供の嬌声を「キヒャーッ」って表記するセンス、最強。 ソマリアはちゃんと読み通したのまだ2回目だけど、1回目はグロさに負けてよくわかんなかったけどもう一度読んだら切なかった。冒頭の、問題を解決しようとするんじゃなく問題があることを前提として生きる云々みたいな話が、なんかぐっときた。他の2作は4回目くらいだけど相変わらずよいわー
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/19

最後の「ソマリア~」ぶっ飛んでて良かった。まぁ良かったって話でもないんだけど…どの話読んでも、子供は大人が思ってるよりずっと賢いって思う、へたな子供扱いはよくないって思う。この人の本は、子供と女性(特に少女)がとっても魅力的でいいなー。あと太陽色の猫に「レモンスカッシュ」って名づけるセンスがとっても好きだ。次は長編読んでみたい
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/05

苦い。シンドロームとトトロは普通にイイハナシダナーってなるけど。ソマリア苦い。でもどれも面白かったので満足。これは良い短編集。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 06/16

使ってる辞書が違うんだね、と思う文章に出会うことはありますが、文法が違うんだね、と思った文章に出会ったのは初めてでした。読みやすくてサクサク進むけど内容は重くて、読むのはつらかった。理解しがたい理不尽さがいっぱいの話3作でした。ソマリアが一番しんどかったかな。暴力シーンが多いですが、なぜか軽く感じられる描写です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/15

舞城さんの薄い本、しかも短編三作だったので購入。時折中毒のように読みたくなる舞城文。表現が相変わらずすごい。最後のソマリア~でガツンと来ました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/29

会話文が秀逸。気づかぬうちに大変なことが起こっている。でも心理描写なんかはすごくくどい。ちょっと阿部和重思い出した。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/16

親子、家族、友達、それと暴力、それだけあって、それしかない。

退屈だった。 3作のなかではソマリア~が一番良かった。

我が家のトトロを再読しようとしたら一気に読了。ひきこもりの身に「スクール」「我が家の」が痛い。「ソマリア」に再度圧倒さる。

どう考えても普通では無いのに、特にソマリア~人を殺してるのに、そこに生じる気持ちとかアクションに違和感がないのはなんでなんだろう。人間臭さが文章にあって、共感とかじゃなくて、なぜか分からないけど書いてあることが理解できる。読了後も読み終わった、物語が終わった感じがしない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/17

スクールアタック、はマンガの方を先に読んでいたので、イメージが固まっていた。暴力は伝染する、のふれこみとは違って家族って、父親ってなんだ?と、愛情の話。舞城らしいのはこれかも。 トトロは「好き好き」と同じ雰囲気がする、大人から子供を見たときにどんな世界が見えるのかをそのままの言葉で書き出している。子供の視点でしか見えない物がある、なんていうけれどそれを表現しようとした話で、視野が狭い大人を描きつつ、子を見守り、自分の不安を抱える様子がとても上手で面白い。この中では一番好き。 ソマリアは…勘弁してください。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/15

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スクールアタック・シンドロームの 評価:50 感想・レビュー:153
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