杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫)

杳子・妻隠(つまごみ) (新潮文庫)
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杳子・妻隠の感想・レビュー(118)

02/13:花きちがい
02/10:marineblue
02/09:Tomoyuki Sato
02/05:manami
静かで澱んだ空気が充満している。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/22

閉じる/開かれる、病気/健康、男/女、対立する二項が最小単位の関係性の内に展開され(しかもその関係性は最大に反転し得る重ね合わせの状態にある)、両者が次第に境界を曖昧にしていく、そんな小説として読んだけれど、そう考えると実に巧妙に仕掛けられているという感じがした。事物との絶対的距離が確定されてなければ境界の概念も機能不全に陥りかねないわけで、あやふやな遠近感によってのみ把握される世界では、価値は反転したり立ち消えたりを繰り返す。表現の美しさによるものも大きいのだろうけど、夢のように幻惑される小説でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/19

01/15:メッシ
思ったより良かった。重症の方向音痴の女の子を治療するため、男が彼女に公園巡りをさせる話。彼女は私より軽症なくらいだが、方向音痴はやっぱり病気だったのか、と思わされる。というのはむろん誤読で、彼女は方向音痴だから病気なのではなく、病気によって方向音痴に似た症状を呈しているのだが、街を歩くときの彼女の不安感、世界に対する怯えが共有できてしまうのだ。恋愛が軸になった小説かと思っていたが、途中からこれは姉妹の小説なのではないかと思い始めた。姉が出てくると語り手は「Sさん」として影が薄まってしまう。
bookends
あらすじだけ知ってた時はもっと少女趣味な感じかと思ってた。違った。なんかもっとしっかり「文学」してた。読者を嫌な気分にさせにかかってきた。杳子が単に繊細で壊れやすい少女じゃないのだ。時折、生臭さの漂う「女」に変貌する。日本文学に登場する女性のなんかぬめぬめした感じは率直に言って好きじゃないのだが、この作品は少女趣味だったら読むに耐えなかったはずだ。(だいたいのものはそうか)
ナイス!ナイス! - 01/14 21:57

bookends
「彼も言われるままに、怪訝な表情を杳子に見せずに走り出す。杳子の遊戯に乗って行くよりほかになかった。彼がとまどえば、そのとたんに、杳子の振る舞いはあまりに物狂わしいものになってしまう。」これ、いいなあ。
ナイス!ナイス! - 01/14 22:00


人間の無意識の領域で誰もが普遍的に持っている精神の不安定さみたいなものを意識させられたような、とかっこつけて感想書いてるけど正直表現がすごかったというのが一番でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/05

12/31:いづみ
http://booklog.jp/users/beta-carotene/archives/4101185018

12/22:合志信之介
12/19:miho
12/09:冷凍食品
11/20:紫 麻乃
10/27:EMILY
10/11:garnet773
09/26:ひかり
09/18:文子
09/15:wadafumiya
09/13:鳩子
09/05:remmus_remmus
09/04:fewaji
08/02:Ochiai Kenji
07/05:みずあめ。
04/05:檸檬
03/25:pomme
02/24:モバゲマキ
02/14:shimamura
01/20:yukino
01/14:でんべぇ
01/05:熊本
12/31:k.ochiai
12/28:タイクーン
11/23:malingenie
11/16:k5
男と女という最小単位の社会が、閉じられた空間の中で明らかになっていく。精神も肉体も、なんと曖昧で不安定なのだろう。「
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/04

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杳子・妻隠の 評価:53 感想・レビュー:31
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