ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(中) (新潮文庫)
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ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前 中巻を追加
ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前 中巻の感想・レビュー(362)
「塩野のカエサルびいき」は聞いてはいたけど、これはすごい。 シャーロッキアンに匹敵するレベル。本は、ハンニバル戦争が面白すぎたからか、いまいち面白く感じない。
ぬ!?カエサルの華々しい戦いの記録のはずだけど、ち〜っとも面白くなくなってきた。戦いばっかりだからかな?ローマ国内での人々の心の掴み方とか、そんな話をもっと聞きたいな〜。読書メーターの皆さんの感想の方が面白い。(ひどい??)
ガリア戦記。本来なら血わき肉おどる描写なのだろうが少し飽いてしまう。それは「二個軍団」とか「大隊」といった軍隊用語がピンと来ずにイメージが沸いてこないからでもある。やはりローマ内でのカエサルの政争の方が個人的には面白い。
長い雌伏のときを終え40男の飛翔編。情報収集と補給線を第一と考えブレないカエサルに感服。【印象深い箇所】ローマ人は、その中でもローマ人であることを強く意識するカエサルは、誓約をことのほか重要視する。多神教のローマ人だから、神との契約ではない。人間同士の誓約である。たとえ異人種でも対等の人間と認めるがゆえに、交わされた誓いを信じるのである。
油断がならないガリア人。「人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう」恭順の意思を示した後でも相手に隙があるとみるや、手のひらを返して攻めてくる。しまいには嘘まで吐く。カエサルが、総督を務めるガリアの地で大忙しだ。ガリア人だけでなく、ゲルマン、ブリタニアにも睨みを利かせた采配は、配慮と決断と冒険に満ちている。行軍速度が上がる局面ではこちらの心拍数も上がる。軍団旗の旗手の熱さにグッときた。「飛び込むのだ、戦友たちよ、もしもこの鷲旗を敵の手に渡したくなければ。」
ガリア、ブリタニア侵略。政争にも気を配らねば失脚しかねない危うい立場で、しかし戦場でもフォロ・ロマーナでも主導権を握り続ける。戦いを経るごとに兵たちが精錬されていき、ガリア、ゲルマンの騎兵を取り込み、当時最強の軍団を形成していく。
B.C.60~B.C.49、カエサル40歳から50歳まで。カエサル、ポンペイウス、クラッススの三者による「三頭政治」の密約。カエサル41歳にして執政官就任。ガリア戦役一年目から五年目。
うーん、カエサルといえば女たらしのハゲというイメージだったのですが、(ゴメンナサイ)うーん、業績を詳しく追っていくと、やはり偉大な軍人、卓越した政治家ですね。
何故多くの人々がカエサルに魅了されたのかがわかってきました。…というのも、私も魅了されはじめた1人だから。ローマ国内では第一次三頭政治を確立、元老院派をの動きを抑えにかかります。そして対外的にはガリア戦役のはじまりです。カエサルの人心掌握の才能には脱帽。彼の言葉や動きから目が離せませんでした…まさにカリスマ!カエサルは1つのことを1つの目的のためだけにはせず、私益→他益→公益と密接に結びつく形でやる。それは政治も戦の場でも同じ。カエサルの大きさが感じられるではありませんか!
高校時代に聞き覚えのある三頭政治、教科書でのさらりとした紹介じゃなくこの本の様に書かれてあったら、世界史がもっと好きになってたのかも。
カエサルTUEEEEE! とはいえ、以外にあっさりガリア戦役が進んでしまってるな。久々にガリア戦記が読みたくなってきた。前回読んだのはかなり前だし。
自分の持っている手札で、最高の結果を引き出し続ける。三頭政治でも、末席のはずだったのにどんどんのし上がっていく。目的も手段も心根もすごい。英雄ですね。
この巻からカエサルの台頭が始まる。ポンペイウス・クラッススとの三頭政治を結び執政官に任命されたカエサルはとてつもない行動力と発言力で元老院を手玉に取り1年間でローマに改革を及ぼす。そして“ガリア戦記”。未開の地・未開の敵ゲルマン人に恐怖する兵士達を弁舌で人心掌握する。ライン河では橋を架け、当時ローマから進出したことないブリタニア侵攻を行う。ガレー船、攻城兵器を建造し土木工学にも長け、異なる民族・戦闘に柔軟に対応しガリア全土を駆け回るカエサルに圧倒される。スケールが大きすぎる。この男は敵に回したくない。
[★★★★]で、9巻です。ここからが本領。チャプター『ガリア戦記』の合図とともに、塩野氏の“ノリ”も激変。人類史上最高の指導者と謳われ、稀代の天才たるカエサルが迎えた激動の人生。三国志の曹操、日本史の信長って感じなんでしょうか?ドリフターズに出てこないかなぁとか思ってしまった。
この巻で、かの有名な三頭政治の始まりました。名声と財力と行動力(実力)の3ファクターをそれぞれ個人が、ローマを動かすほどの力でもっていた世界。いったいどんな方々だったのか本当にあってみたい。そのなかもダントツのカエサルのガリア戦記この本を読んだ後は原書を読みたいくらい興味をそそらられるのだがいまだ未読。いつか読むのかなー
元老院に対する立場を明らかにし、ガリアからブリタニア方面の制圧に乗り出す。この頃のローマ以北の部族が未開であることに驚き、さらに敵軍を前にライン河に橋を架け、何万のガレー船を建造するその技術と人力に驚かされる。 この時代に敵地の情報を集め、何十万という兵士に指令を出すなど、実際にどのように行っていたのか、と思うとますます興味深い。
三頭政治によって元老院を黙らせ、正当な手続きなしでガリア人やゲルマン人と戦い続けるカエサル。ポンペイウスも勢いを失い、いよいよカエサルの独壇場に。
★★ ガリア戦記、評判に違えぬ面白さです。読んでみたいと思ってしまいました。その頃ローマでは…と合間合間にローマでの出来事も語られているのが、またいいですね!ローマ(ラテン)、ガリア(ケルト)、ゲルマンと、私達からすれば皆「白人」で違いがわからないのだけど、ヨーロッパにも色々と人種があるのですね。イギリスとドイツそしてイタリア(ローマ)の関係って、日本と韓国と中国みたいなもの?まぁでも、好戦的というか残虐性というか壮絶さでは比べるまでもないですが。東洋って恵まれていたんだなとしみじみします。
カエサルという人間は古今東西でも十指に入る名将ではあるが、何というか、その名将に至るまでの経緯や成長がはっきりしない人物である。これはこの巻やガリア戦記・内乱記のいずれを読んでも容易には浮かび上がってこない。だが、感じるのは彼が将たる前に政治家であるということである。この点に古代というか、同時代の名将との視点の違いがあると思う。
カエサル、一見放埒者で仕様もない人間に見えても、それ自体が魅力のある人間性になっていて、またその行動に狂いはなく常に巧妙で安心感が。どうしてこれで好きにならずにいられるでしょうか?
さすがにここまで絶賛されると、ガリア戦記原著も読んでみたくなります。ラテン語はまったくわかりませんが。そして、やはり戦記は、終始優勢であるより、劣勢を覆す戦いのほうが燃えますね。自分がポエニ戦役、特にハンニバルとの戦いに熱中したのは、そうした要素が非常に強かったからなのかもしれません。あるいは、私が単に第二次ポエニ戦争までのローマに特に愛着を抱いているからなのかもしれません。キケロの虚しいペシミズムも、少しだけ理解できてしまいます。とはいえ、個人としてはカエサルに魅了されるのも事実。次の活躍も楽しみです。
三頭政治を現代ふぅーに言えば、笑っていいともの…タモリさん(カエサル=民)、フジテレビ(ポンペイウス=力)、協賛企業(クラッスス=金)名声より実を取り執政官になったカエサル40歳。会議に日報(新聞の始まり)を取入れ、ガラスの政治にし市民からの支持up。税金見直し→支持up。カエサルは部下を選ぶリーダーではなく、使いこなすリーダーって所がなかなか。そして、約束を破った相手へのカエサルの対応は…怖い。面白かった部分『カエは、金に飢えていたのではない。単に、他人の金と自分の金を区別しなかっただけなのだ』
やはり一級の指導者であったということがうかがい知れた(ただの若ハゲでなく、、、)。今読んでる10も含め、先を見通せる能力など以上に、部下から最大限を引き出すのが異常にうまく、またそれを完璧に意図してやってのけて見せる部分にただただ圧倒される。これが世紀を20回遡った昔の人物だというのだから本当に驚異という他ない。
今やるべきことを正しく理解し、実行できる。これが人の上に立つ条件か。
強大な外敵がいなくなり、ローマ内部のゴタゴタが目立ち始めたが、さてどうなる。
ポンペイウスとカエサルの決定的な違いは、国をどうしたいかという野望の大きさだと思う。野望の大きさが人としての器を決めるのだろう。
執政官就任からガリア戦役前半。「三頭政治」自体は知っていたが、法的根拠のある体制ではなかったんだなぁ。猛烈に『ガリア戦記』を読みたくなる。
ガリア戦役かあ。ローマを離れて伸び伸びと本領を発揮してる感じのカエサルだけど、不在中のローマも三頭でしっかり抑えておく辺りが手堅い。いつの間にか金回りも良くなってるしw
カエサルの残した「ガリア戦記」や「内乱期」以前の物語にも章を割いているのが塩野さんのこの「ローマ人の物語」の楽しいところではないでしょうか? どちらかというとシニカルな目線を持っていらっしゃる(・・・・と KiKi は感じているのですが)塩野さんの真骨頂なのが「カエサルと金」、「カエサルと女」の章だと思うんですよね。 KiKi はね、人の持っている本質的な部分っていうのはそれが「仕事」に於いても、「私生活」に於いても、「恋愛」に於いても共通して表れると思っているんだけど、そういう観点でこの2つの章を読
ローマ人の物語〈9〉ユリウス・カエサル ルビコン以前 中巻の
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ナイス!

































