ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) (新潮文庫)
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ローマ人の物語 4巻を追加
ローマ人の物語 4巻の感想・レビュー(505)
読了。 ハンニバルが登場して面白みを増す。 結構さくさくと読み進めたw ローマには強大な国というイメージを持っていたが、ハンニバルにはなかなか勝てなかったんだなぁ・・・と感慨もひとしお???、という言い方はちょっと違うかポリポリ・・・
ハンニバルのめざましい活躍がみられる巻。この巻では「ローマVSカルタゴ」ではなく「ローマVSハンニバル」という書き方がおそらく意図的に使われている。実際、ここにきていっそう、ローマとカルタゴの国家の組織的な力の差が悲しいほど露呈され、ハンニバルの孤軍奮闘が際立つ。だが、「何であろうと、ハンニバルは通過する」のだ。 しかし、稀代の戦術家ゆえの困難にも直面していく。史実をたどれば明らかなことでも、応援せずにはいられない。それだけのロマンを感じさせる男である。
前人未到のアルプス越えに補給線断たれた敵地で10年以上孤軍奮闘。決戦では負け知らずで自軍の3倍の戦力の敵を壊滅させ、自分の実力に驕らず初期の戦略を貫き続ける。なのに勝てない。戦闘でも決戦でも完勝するのにローマを降すことはできない。すげー魅力。かっこよすぎる。ハンニバル。
正直言って、本書を読んでいる間、何度「銀河英雄伝説」を思い浮かべたことか。それにしても、西洋人はタフだと思う。司馬遼太郎によると、日本の合戦は大概一瞬で決まったという。関ヶ原の戦いが、異例の長さで、それでも6時間ぐらいだったとか・・・それをハンニバルは10年以上、しかも、敵地の真っただ中で戦い続けたのだから、ちょっと想像を絶する。ローマの強さの秘密は?それが本シリーズの一つの眼目だが、叩かれても叩かれても浮上してくる、その生命力は現代社会にはもう見られないのではないかと感じてしまう。
第二次ポエニ戦役が始まり、ハンニバルやスキピオが登場する巻。ハンニバルに半島を蹂躙されながらも、堪え忍び追い詰めていく姿にローマの強さを感じることができた。一時的な戦闘の勝敗よりも、長期的な戦略とそれを実行する継続力の大切さを学ぶことができる。
歴史に疎い私は「ハンニバルおもしろいでしょう?」と友人に言われたけどごめん、ハンニバルって誰・・(汗)。戦いは好きじゃない。塩野さんの書き方はおもしろいけど。さっさと下巻に行く。
仕事ができて、周囲の人に信頼されて、若き天才なんて呼ばれちゃったりして、ラノベの主人公でもここまで完璧超人じゃねーよ。ってくらいの超絶イケメン貴族のスキピオさんを妄想してニヤニヤする本。
やっと面白いところも出てきたけどここまでかも。これ以上続ける気になれない。ハンニバルがどうなったか知らないままにしておこうっと
ローマ・カルタゴ両陣営、綺羅星の如く将たちの知略がぶつかり合う巻。読書中えも云われぬ高揚感が…。数学者アルキメデスも異彩を放っていました。(ヘウレーカ読んでいたので、ますます楽しめました。)
古代であったために軍の移動速度は遅く、実力も人力・馬力の域を殆ど出ないものだったとはいえ、ハンニバルがイタリア本土にとどまりローマを脅かし続けられた事には驚きを隠せない。
アルプスを超えてハンニバルが一気に攻め込んできます。カンネの戦いで完膚なきまでにローマ軍にダメージを与え首都ローマに肉薄します。南イタリアを制圧しつつ、ローマ連合の解体を狙うも思った通りには進まぬばかりか、本国からの支援はなかなか届かず。一方、ローマはカルタゴの後背地スペインを攻め、ハンニバルの孤立を狙います。天才対組織、息詰まる熱戦から目が離せません。
前回は、図書館から単行本を借りて読んだが、やっぱり文庫が読みやすいので購入。ハンニバルがかっこいいだけに、カルタゴの政治力の無さに涙。
B.C.219~B.C.206。ハンニバル登場。スペインから大軍を率いてアルプスを越えローマに攻め込む。第二次ポエニ戦役勃発。戦役後期、スキピオ登場。ハンニバルのアルプス越えについて「歴史に興味をもたない人でも話には聴いている、有名な史実」と書かれていたけど、私は知らなかった(汗)
奴隷を率いたグラックスが良い。彼の死後、軍団が解散してしまったというのが彼の魅力を物語っている。強行軍、油断させてからの急襲、死角からの突撃と、戦術も光る。敵地で何年も孤軍奮闘するハンニバルには同情を禁じ得ないが、腹心を育てておくことはできなかったのだろうか?
ところどころ司馬遼太郎的な「最期はこうなる」ってのをほのめかす書き方。他の方が書いてるように、作者がいきいきと筆を執っているのがわかる。ハンニバルがこうならカエサルはなおさらか。今後に期待
たいへんな1冊だった。「戸口にハンニバルが来ていますよ」恐ろしい。すっかり親ローマになっていた私は、なぎ倒されて切り崩されるローマの姿に動揺してしまった。後半、地道に反撃を始めたローマのボディーブローがハンニバルに効いてきた頃、ようやくスキピオが前線に登場。策士ハンニバルに対して、爽やか優男風のスキピオ。指揮官たちが兵士を、宥め叱責し鼓舞する話術の数々も楽しめた巻だった。「イタリアの剣」マルケルスの亡骸をハンニバルが見つめる場面は泣けた。史料への彩色がこのシリーズの魅力なのかも。
卓越した戦略で勝ち進んだハンニバルが、まず国単位のローマの政治に、そしてスキピオに阻まれてしまいましたね。独りで頑張ってるげなハンニバルを思わず応援したくなります。
ハンニバルTUEEEEE! しかし、いくら頑張っても報われないのが泣ける。カルタゴの人材不足は異常だわ。ハンニバル以外にろくな武将が出てこない。
戦記で著者も本領発揮か。ハンニバルもスキピオもいいが、個人的はローマの奴隷軍団を率いたグラックスに惚れた。そして、アルキメデスの意外な一面も見られる。
ハンニバル兄弟、スキピオ、歴史に名を残す男達のハイライトが本書にはある。【カンネの会戦】もこの巻に。さ、次巻でついにハンニバル戦記も終わり。結末はいかに、、、!【blog】 ローマ人の物語 (3,4,5) ― ハンニバル戦記(上,中,下) (新潮文庫)塩野 七生: 感想:ハンニバルカッコいいよー!http://bit.ly/o5Aim4
ハンニバル出てきたら急に面白くなった! でも、塩野さんの本の登場人物にしては珍しく、ハンニバルの人間像が全っ然見えてこない。名将なのはわかるけど、なにがそこまで彼を駆り立てるのかが理解できない。本文にもハンニバルのプライベートのことはよくわからないって書いてあったけど、やはり材料となる資料がなさすぎなんだろうか。
ハンニバルとの第二次ポエニ戦争を描く。どんどん侵略され、相次ぐ敗戦に伴い多数の血が流れるなかで、今までに築かれてきたローマ連合の結束と、ピンチに際してのローマ人の国家的団結、指導者層の冷静さなどが際立つ。巻の終盤にはローマ人の反撃、若き新指揮官スキピオのスペインでのデビューも。
いよいよ面白くなってきた!みなさんが言うように、ホント、一番作者が楽しんで書いているのがよく分かる。だけどさ、ちょいちょい本文に入れられている『2200年後の私たちは誰もが知っているハンニバル』的な表現、止めて頂きたい。ハンニバルもアルプス越えもスキピオも私は全く知らなかったのです。知ってるのが常識!っぽさを全面に出されたら、残念な自分が哀れになりますし・・。個人的にはハンニバルとマルケレス(?)の戦いが好きでした。そしてマルケレスの最期に対するハンニバルの行動も。
個人的にはこのシリーズの白眉。戦記物は著者の得意分野でもあり、とにかく筆が踊っているのがわかる。ハンニバルの凄味はトレッビアやカンネ等の完璧な勝利よりも、10年以上に渡り、他に代わる指揮官も存在しないながらも、イタリア半島に一定の勢力を保ったまま、居座り続けたことにある。そういった意味では相手にまとまった指揮官の存在しなかったアレクサンドロスや、配下に有能な指揮官のいたナポレオンよりは、一国で複数国相手に立ち向かったフリードリヒ大王にハンニバルは比せられるべきであろう。
★ 戦記とだけあって盛り上がりが半端ない。実際この時代に生きていたら…とか思うとたまらないけど、物語として読む分には滅法面白いです。こんな戦争ばっかりしていて、それほどいいもの食べてたわけでもなさそうなのに、ローマの人って長生きな気がするのですが。紀元前で四十代が現役で六十で引退ですっけ?今とあまり変わらない。気候も大分違うんだろうけど。
ハンニバルやスキピオの他にもアルキメデス、マルケルスなど魅力的な人物が舞台に。描かれているのは戦争ですが、その中には一つ人類史がすっかり入っているのですね。
アルプス超えでイタリアへ攻め込んだハンニバル。よく部下が不満を言いながらもついて来るもんだと感嘆する。統率力のある信頼の厚い総司令官なのだろう。カンネの戦いで戦術を駆使して包囲戦で完膚なきまでローマを圧倒する。しかし、ハンニバルが期待していたローマ連合は属州政治による善性のため崩れなかった。ローマは敗北は真正面から受け止め対抗するための対策を練る。敗戦の責任者も罰せず雪辱の機会を与える。そして、連合含めた組織としての団結力。これが敗戦を繰り返しながらも大きく崩れなかったローマの強さなのであろう。
ローマ人の物語 4巻の
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感想・レビュー:83件














ナイス!





























