ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)
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ローマ人の物語 3巻の感想・レビュー(559)
ポエニ戦役!教科書だと短い文章だったけれど、ちゃんと詰まっているな~。ローマのマニュアル化、システム化もすごい。確かに毎回トップが変わるとなるとそうなるのか!結果として歴史を知るより、プロセスの歴史を知る方が自分にあってる。
読みたいと思いつつその膨大な量から長らく敬遠していた塩野七生の「ローマ人の物語」。ハンニバルが好きなので、「ハンニバル戦記」だけ読んでみることにした。書き方は史実に忠実と思われる。時に個々の人物にスポットを当てながらも読者の焦点をぶれさせない構成がよい。ローマやカルタゴの政治体制にも多くページを割いており、この巻では特にローマの柔軟なシステム統治に瞠目させられた。次巻はいよいよハンニバルが登場してくる。
古代ローマとカルタゴの戦いの歴史・・・ポエニ戦役についての記述になっています。しかし、ハンニバルが出てこない・・・(汗) 第1次ポエニ戦役はローマの勝利で終結したものの、これでカルタゴが黙ってしまったわけではないようです。続きを読まなくちゃ…。
経過を追うことで歴史の真実が見えてくるのではないか、という筆者の言葉どうり、本書における第一次ポエニ戦役は、次の戦争の火種を仕込んだことになった。なぜという言葉をもって、歴史を眺めていくとき、生じる出来事の連鎖が、不思議と必然であるかのごとくつながっていくのは興味深い。特にローマ史に関しては、その気味が強いようだ。だからこそ、筆者はローマ史に、ローマの人物たちに惹かれるのだろうと思わせる。しかし、2度も海難事故によって海軍力の大部分を失うとは、ローマも不運というにはあまりにも不運すぎるというしかない。
第一次ポエ二戦役が記された巻。海軍を持たなかったローマが、真似て工夫することでカルタゴに勝利をおさめている。本巻では戦争の経緯が主に描かれているが、前巻までに書かれたローマのシステムが有効に機能している。時代にあわせた適切なシステムは組織には重要なことが再確認できた。
流れがわかり易く読みやすいです。大国カルタゴのハンニバル登場に心踊ります。【印象深い箇所】『戦争終了の後に何をどのように行ったかで、その国の将来は決まってくる。勝敗は、もはや成ったことゆえどうしようもない。問題は、それで得た経験をどう生かすか、である。』
カルタゴの名将ハンニバルがまだ幼い頃の父、ハミニカルとローマの戦いである第一次ポエニ戦争を中心に描きます。初めての本格的な海戦に対し、ローマ軍は弱みを強みに変える工夫をして挑みます。一進一退の攻防の中、シラクサを押さえて、ついに23年におよぶ戦争を終結させ、ヤヌスの門を閉めることができました。その後、ローマとカルタゴの戦後をどのように過ごしたのかが今後のキーポイントですね。
B.C.264、シチリアのメッシーナは、シラクサの進攻の矢面てに立たされていて、ローマに支援を求める。ローマは執政官アッピウス・クラウディス率いるを派遣。ローマとメッシーナの同盟協定締結。一方長年敵対関係にあったシラクサとカルタゴも同盟締結。第一次ポエニ戦役の勃発。B.C.241、戦勝国ローマと戦敗国カルタゴ間で講和締結。他B.C.241~B.C.219の動き
カルタゴとの争い、第一次ポエニ戦役が中心。シチリア島が主な舞台。兵法を通して描かれるローマ人の秩序、規範などは本当にすごい。でも、疑ってかかる必要もある。だって、ローマ人に対する知識が塩野さん経由だから。嘘書いてないと思うけど。
高度成長期に入ったローマ、面白かった。第一次ポエニ戦役に勝ったが、次はハンニバルと戦う。楽しみである。それと、軍隊の人数、選び方、賞罰など細かく書かれているので、色々とお得な一巻だと思う。
毎年将軍が変わるっていう制度がユニーク。自国に厳しく、同盟国を遇するルール、また軍役を誇りとする文化が強力に作用したのだろうか。失敗を罰せず、任命したら権力を完全に譲渡するというスタイルも良い。
ローマが、恐る恐る海に出た。体験してしまえば強い。ダメなところを冷静に見つめ、相手の良いところを取り入れる。ローマ人のプライドの置き方に感嘆する。システムにこだわり、せっせと決まりごとを作り、道路を敷いている姿には、私の中の日本人の性向が、なんだか親近感を覚える。それにしても、籠に人間を詰めて象にサッカーさせるカルタゴ人、恐ろしい。歴史の本を読みながら「ローマ頑張れ」って、つい思ってしまう。可笑しいな。
カルタゴ弱ぇ~。当時最強の海洋国家だと思ってたのに新参のローマ海軍に連戦連敗とか……泣ける。あくまでローマが主役の物語だから出てこないだけかもしれないが、人材も乏しいなー。とりあえず、バルカ一門の活躍、ひいては次巻のハンニバルの活躍で溜飲を下げるしか……でも、戦術的に勝っても戦略で負けるんだよな。泣ける。
海洋国家ではなかったローマが、シチリアの小国を援助する為に俄かに作り上げた軍船は、あろうことか通商国家であるカルタゴ軍を打ち破った。なんというビギナーズ・ラッキーなのか。
ついに第一次ポエニ戦役終了。ローマ、カルタゴ共に多大な犠牲をはらった。しかし、次巻よりついに【ハンニバル】が動きだす、、、!【blog】 ローマ人の物語 (3,4,5) ― ハンニバル戦記(上,中,下) (新潮文庫)塩野 七生: 感想:ハンニバルカッコいいよー!http://bit.ly/o5Aim4
イタリア半島を統一したローマはシチリアを巡りカルタゴと対立、第一次ポエニ戦争勃発、シチリア周辺でのカルタゴとの戦闘、海軍力も整備、カルタゴに勝利してシチリア等を領有、覇権国家に、地中海の西側を抑える、シチリア島に直轄地=属州の概念、選挙制度・軍制=税制の改革、ローマ連合は熟成・融合、この時期に南西だけではなく東や北にも派兵し周辺の安泰を得る、ただしスペインはカルタゴのものに
ついに第一次ポエニ戦ですよ。やっと面白くなってきました。サラッと書いてあるけど、23年って結構な年月戦ってるよね。しかも海難などで犠牲も多数出ているし。それでも戦えるローマの底力がすごい。
第一次ポエニ戦役を経て、ギリシア植民を由来としたシラクサを属州としたローマは、序列的には下位とも言えるシラクサの住人から彼らの文化を嬉々として取り入れたというのだ。ギリシアブームさえ巻き起こったというのだから恐れいる。なんて節操のない・・・いや懐の広い民族なんだろう。ローマ人理解しがたし。でもおもしろし。
激戦で有名なハンニバル戦争といわれた第二次ポエニ戦役もさることながら、この第一次戦役もなかなかに人的・物的損耗の激しい戦争であったことに意外な感を抱いた。第一次は主に海難で、第二次は主に陸戦でかなりの犠牲を強いられている。
ハンニバル編が一番面白いと言うことで、この巻からよむことに。こういう本は今まで読んだこと無かったから、新鮮。作者のローマに対する熱い思いが伝わるww
プロセスとしての歴史とは愉しむものです。そこにはいくらも英雄たちの姿があるのです。ローマ人の物語はローマ人だけの物語ではありません。
★ さらっと書かれているけれども戦いばかりなのですよね。こわい。平和は戦争と戦争の間のこととはよくいったもの。諸外国人と日本人の戦争に対しての意識の差って、こういった古代からの積み重ねなのでしょう。
ローマ人の物語 3巻の
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感想・レビュー:85件














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